ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

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モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2017.03.29【日記】

ロングロウ 1974 16年 オフィシャル 46%

このオールドシェリーとピートの融合はたまりません。

 

ロングロウ LONGROW 1974 16yo OB 46%


香りは心地良いオールドシェリーとこなれた強いピートの融合、アプリコットジャム、煮詰まった紅茶、磯と魚介ダシ、奥から素朴で太い麦感、腐葉土。
飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる、ベリーやアプリコットのジャム、コクのある甘味、上品なタンニン、アーシーな腐葉土や淡いレザー、陶酔感もある心地良い余韻。

【Very Good/Excellent】


オフィシャルのロングロウ1974、16年熟成です。

見るからにシェリーカスクの影響を強く受けたモルトですが、マッカランほど極端に高貴なものではなく少し野暮ったい力強さを伴うオールドシェリー感で、それとピートが見事に融合した香味でした。
ロングロウらしい素朴な麦感や多彩な旨味を感じる要素があり、腐葉土のようなアーシーさやレザー感も主張してきます。
それらすべてが経年変化も相まって一体感を帯びており、得も言われぬ香味になっていました。

非常にグラマラスなモルトなのですが、加水ということもあってか滑らかでエレガンスを感じる部分もあり、最近のものだとラガヴーリンのバイセンテナリー25年に近い印象がありました。

また、近年のリリースでまだエレガントとは言い難いですが、ケイデンヘッドのスプリングバンク1997のウェアハウステイスティングなんかはかなり近い個性を持っており、こんな風になったら最高だなと思いました。

加水ボトリングであるこのボトルに関してものすごい無いものねだりをするなら、飲んだ後半にさらに膨らむようなボディが欲しいなとも思ってしまったのですが、そうなるとそのぶんエレガントさが損なわれる可能性もありますね。

近年ボトリングとの共通点も複数の切り口で感じられたため、いろいろ考えながら飲みましたが、やはり素晴らしいボトルです。



このボトルは、高田馬場の歩古ホールさんの10周年で開栓されました。


 
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