ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

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モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2016.10.08【日記】

ニューリリース:ラガヴーリン 25年 オフィシャル 200周年記念ボトリング 51.7%

エレガントでグラマラス。文句の付けどころのない記念ボトルに陶酔しました。

 

ラガヴーリン LAGAVULIN 25yo OB 200th ANNIVERSARY 51.7%
one of 8000 bottles, Sherry Oak Casks



香りはリッチで芳醇で多彩、全体を包み込む甘やかで心地良いシェリー感、プラムジャムやブラックカラント、まさにというくらい高級なビターチョコレート、ドライフルーツやナッツ、黒糖、ハーブやグローブなどのスパイス、淡くレザーや腐葉土や魚介ダシ、強いがこなれてもいて深みのあるピート、優しいヨード、エレガントでグラマラス、いつまでも嗅いでいたい。
飲むと粘性もあって滑らかな口当たりから極めて芳醇に広がる、ややオイリーで口の中にねっとりと広がる、香り同様に極めて多彩なフレーバーがあり、リッチで深い味わい、コクのある優しい甘味と心地良い渋味、上品な魚介系の旨味、十分に強いがキツさのないピート、エレガントで陶酔感のある長い長い余韻。

【Excellent】


ラガヴーリンの200周年記念、通称バイセンテナリーボトリングの25年です。
8年と12年、そしてアイラフェスの18年もありますが、この25年が今のところ最長熟成のバイセンボトルです。

もちろん期待はしていましたが、その上の上を行くような素晴らしさでした。

次々に湧いてくる香味でテイスティングがとても楽しく、すでに細かいノートになっているためこれ以上多くを語ると野暮になりそうですが、上記の通り素晴らしいシェリー感のある非常に多彩な香味で、シェリー系のフルーツ感と高級チョコレート、それにこなれたアイラのピート感がしっかりと融合していて、グラマラスなボディがあるのに全体としては非常にエレガントでした。
また、飲み口も非常に優雅で滑らか、ラガヴーリンらしい粘性やオイリーさもしっかりと感じられました。
陶酔感のある飲み心地で、長い余韻の最後までエレガントでグラマラスであり、凄さに圧倒されるというより安心感のある暖かいもので包み込まれるようなモルトで、言ってみればアイラのロールスロイスという感じです。

どこか80年代流通のホワイトラベル12年を彷彿とさせるようなシェリーとピートの融合っぷりで、これだけ仕上がっているのにさらなる伸びしろもありそうでした。
個人的にはおいおい伝説といわれるであろう傑作だと思います。

私はアイラではラフロイグびいきなところがありますが、バイセンの1本で比べるならラフ32年よりこのラガ25年に軍配を上げます。
ラフの他のカーチェスや15、16、21年なんかも含めるならば併せ技で同点という感じでしょうか。
まぁお祝いボトルを比べるのはそもそも無粋かもしれません。
つくづく、この年代にウイスキードリンカーでいられて良かったなと思いました。

さすが最大手のディアジオさん、こんなすごい樽を8000本分も持っているとは脱帽です。

ラガヴーリン200周年おめでとうございます。
そして、90年代蒸留でもこんなに突き抜けたシェリーカスクのウイスキーが突然変異でなく作れるということを証明してくれてありがとうございます。
感動しました。


 
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