ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~ モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2019.09.08【日記】

リンクウッド 1958 12年 オフィシャル イタリア向け 43%

往年の力強さの片鱗は感じられました。

 

リンクウッド LINKWOOD 1958 12yo OB for Italy 43%


香りは少し強めのヒネとスミレのフローラル、心地良いモルティ、しなびたオレンジ、土っぽさとオールドピート。
飲むとこなれた柑橘感と桃、舌に染み込むようなモルティな旨味に穏やかなオールドピートが絡まって残る。

【Good/Very Good】


イタリア向けのオフィシャルボトル、リンクウッド1958、12年熟成です。
逆算すると1970年頃のボトリングということになり、その後50年近く経過しています。

43%加水でボトリング後50年ですから、多少ならず劣化要素が香味から感じられるであろうと気にしながら飲みました。

香りの第一印象はさすがに経年劣化とも捉えられるヒネを強めに感じ、同時にモルトからボディが抜けたときに残りがちなパフュームに近いフローラル要素も感じられました。

飲んでみると思いのほか劣化要素は際立っておらず、染み込むような旨みと同時に50年代らしい土っぽいオールドピートの主張があり、何より味わいには儚さをほとんど感じませんでした。

これだけ枯れても骨太な部分の魅力的な味わいを残しており、往年のポテンシャルの高さを痛感しました。


 

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