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謹賀新年

2019年になりました。
皆様、新年あけましておめでとうございます。
 
昨年は、とにかく本業の仕事が忙しく、テイスターとしての仕事との両立が難しい一年でした。バーで飲む頻度は激減し、飲んだら翌朝飲酒運転になってしまう帰宅時間になることも多かったです。
書き溜めている記事が尽きてしまい、ブログの更新が遅れてしまうこともありました。
いつも余裕を持って提出している雑誌のテイスティングや品評会の審査がギリギリになってしまい、関係者の皆様にご迷惑をお掛けしそうになったことも何度かありました。
そんな私の状況を理解して下さり、暖かく優しく対応していただいたことに心から感謝しております。

そういえば、ご報告が遅くなってしまいましたが、「Whisky Life」というウイスキー検定合格者向けの雑誌に掲載していただきました。”我らウイスキー人”というコーナーで、わざわざ編集部の方々が神奈川の自宅まで取材にいらっしゃいました。飲みながら話していたので最終的には普通に飲み会のようになってしまい、記事になるのかちょっと心配でした。しかし、そこはさすがプロ。出来上がったページは下に貼ったような素敵な仕上がりでした。
ありがとうございました。

 

さて、今年のウイスキー関係への取り組みですが、雑誌"ウイスキーガロア"のテイスティングや座談会などの企画への参加は続けて参ります。個人的にはニューリリースと並んでテイスティング能力研鑽の両軸だと思っている、オールドボトルに関することがもう少し発信できるといいなぁと考えています。
 
それから、今年1月20日に行われる名古屋ウイスキーラバーズに、モルト愛好家の仲間達と出展することになりました!私はその中の5-6本を自分のストックから出す予定でおりますが、できればイベント前にここでテイスティングノートが公開できればいいなと思っています。
今のところ、初出展ですしおめでたいセンテナリーorバイセンテナリーのオフィシャルボトルで、マイナーで高すぎないものという縛りで出そうと考えています。
遠征ということもあり、普段交流できない方々とお話しするチャンスでもあります。どうかお気軽にお声がけください。

また、東京ウイスキー&スピリッツコンペティションという品評会が、ウイスキー文化研究所主催で今年3月に初開催され、その審査員を務めます(実はずいぶん前から決まっていたので、本業は有休が取れました)。おおっぴらに審査員として公表される品評会の仕事は私としても初めてかもしれません。
この品評会に関してはものすごく前から土屋代表がいつかやりたいと言っていたのがついに現実になったというもので、最初にその話を聞いたときには自分が審査員として参加できると思っていませんでしたから、光栄なお話です。錚々たるメンバーの中ですが、きっちり務めてこようと思います。

このブログのテイスティングはこれまでのように、未来を見据えてニューリリースを積極的に取り上げていきたいと考えております。

ただ、モルトの高騰が著しく、本来高くないバーで無難なスペックのニューリリースだけを飲んでいてもそこそこ以上の支払いになってしまうという状況です。そんなわけで最近は、スペシャルなボトルでも経験的に期待薄なものや苦手な香味を含んでいそうなものを飲むのを躊躇しそうになる自分がいます。。。
 
嗜好が偏らないように、昔から極力広く飲むことを心がけてきましたし、今年も高騰に負けずバランス良く飲んで行こうと思います。
 
私の本業もモルト業界も、いつまでこの状況が続くかわかりませんが、極力周囲に迷惑を掛けないようにしつつ、引き続き二足の草鞋を履いて頑張ろうと思います!
 
今年も宜しくお願い致します。

2019年が皆さまにとって素敵な1年になりますように。

T.Matsuki

 

#その他

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