こなれていますがボディも残した安定のオフィシャルボトルでした。
ノッカンドゥ KNOCKANDO 1975-1988 OB 43% リッター瓶
香りはオレンジマーマレード、プラムジャム、滋味深い麦感、紅茶、少しシェリー感があり淡くミーティ。
飲むと柔らかい口当たり、枯れ感もあるオレンジ、少し噛み応えを感じる麦の旨味、優しいコクのある甘味、少しゴマっぽさ、引き締めるオーク感もある。
【Good/Very Good】
オフィシャルのノッカンドゥ1975、1988年にボトリングされています。
また、このラベルのリッター瓶は初めて見ました。
およそ13年程度の熟成ですが、約28年間の瓶内変化も含めてフルーツ感にはわりと濃縮感があり多彩で、紅茶っぽさも帯びていました。こなれた滋味深い麦感も好印象でした。
飲むとやや枯れたニュアンスがあるのですが、麦の旨味はまだ十分に感じられ?み応えも感じ、ボディも残っていました。
ノッカンドゥは酒質がそうなのか、瓶内変化で枯れ感がでてくる頃に非常に多彩で陶酔感のあるフルーツを帯びてくることが多い印象です。
もう少し前のヴィンテージに多いのですが、このボトルにもその片鱗を感じました。
序盤に飲むのに最適なモルトです。
#ノッカンドゥ (KNOCKANDO)