MENU

グレングラッサ 1967-2010 オフィシャル “マネージャーズレガシー”

強烈にフルーティで陶酔感のある素晴らしいボトルでした。

 

グレングラッサ GLENGLASSAUGH 1967-2010 OB "The Manager's Legacy" 40.4%
one of 200 bottles, Refill Hogshead

香りは妖艶で湧き上がるように強い、強烈にフルーティ、滴るようなブドウ果汁とその皮、アルマニャック、パッションフルーツ、ビターチョコレート、ドライフルーツとブーケガルニ、心地よいウッディネス、複雑でうっとりするようなセクシーさ。
飲むと穏やかかつ滑らかな口当たりから芳醇に広がる、香り同様の強いブドウ果汁と皮、みずみずしい果汁の甘味、ほどよい渋味、枯れた感じはなくボディが残っており、うっとりするような長い余韻。

【Very Good/Excellent】

2010年にマネージャーズレガシーと銘打たれてボトリングされたオフィシャルのグレングラッサ1967です。

どんどん湧き上がってくるような強烈な香り立ちで,素晴しくフルーティで妖艶さもあってのっけから陶酔してしまいます。
特に皮ごと絞ったようなブドウの果汁感と,それを蒸留して作ったアルマニャックのような怪しいニュアンスが伴に感じられたのが印象的で,そこにさらにパッションフルーツ系のトロピカルフルーツまで出てきてしまいます。
チョコレートやハーブと言った引き締め系統のニュアンスもあり,決してフルーティ一辺倒ではないところも良かったです。

飲無と穏やかで非常に滑らかな口当たりですが芳醇な広がりがありました。香りと同様の素晴らしいブドウ感と果汁感があり,甘味と渋味のバランスも心地良く,低度数にもかかわらずボディが感じられました。
うっとりするような妖艶な余韻は長く,陶酔してしまいました。

熟成は長く麦感こそはっきりと感じられなくなっていますが,枯れた感じは無く,麦感や度数の低さを補って余りあるフルーツ感と味わい深さがありました。
第一印象からあからさまに突き抜けた感じがするモルトでした。

 

#グレングラッサ (GLENGLASSAUGH)

この記事を書いた人