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正義

コニャニャチハ〜・・・終わって欲しい猫マスターですう~ん・・・戦争

という事でウクライナ侵攻の早期収束を望みます

さてグローバル経済が発展し、国際法秩序が整備された現代において、専制政治を用いた共産主義国家の領主が武力行使で他国を侵略する事などあっていいのだろうか?

また「祖国防衛は義務」とするゼレンスキー大統領はウクライナの18歳から60歳までの男性に出国を禁じ、ウクライナ人男性は聖戦と言う名のもとに戦わねばならない現実がある。

第二次世界大戦で陸軍の兵士として中国に出征した経験がある、やなせたかしさんの著書「アンパンマンの遺書」に”正義は或る日突然逆転する。正義は信じがたい”とありますが、日本の近代史において戦時中の国民学校の「進め一億火の玉だ」などの戦意高揚を謳った教科書は戦後GHQの指示により墨塗り教科書となり、熱烈な軍国少年たちは憎き鬼畜米英だったはずの敵兵にギブミーチョコレートと物乞いをするようになった。

そのように刷り込まれた価値観や盲信していた正義などはある日を境に根底から覆される。今、ウクライナで祖国防衛と言う大義名分のもと多くの犠牲者が出て、それらを目の当たりにするのは本当にいたたまれない。

フランスの哲学者ブレーズ・パスカルの遺族が刊行した遺著「パンセ」に、カなき正義は無能であり、正義なき力は圧制である。力なき正義は反抗を受ける。なぜならは、つねに悪人は絶えないから正義なき力は弾劾される。それゆえ正義と力を結合せねばならない。”とある。

この言葉をウクライナ情勢に当てはめるとするならば、犠牲者を出さないよう圧制者に抗うには国際社会が協力して経済制裁と言う正義を以て、力と結合させていくしかないのかと思う。

すなわち人類にとって正義とは恒久的な平和の実現ではないのだろうか。

以上、正義を語ってみた三流哲学者風の猫マスターでした

#日々の出来事

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