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ベンリアック 1975 35年 for Asta Morris, Belgium

さて、今回はベルギー向けのベンリアックです。

昨年6月頃のものだったと思うので、ほぼ1年経ってしまいましたね。
こちらは、USUKEBAでお馴染み『おいしいウイスキーがのみたい』を
書いていらっしゃる、tkuboさんの昨年の夢の企画、
Benriach1975/76祭り 小瓶編』に参加したときのものです。

ちょうど、その時期にブログを休載していて、
また書き始めた頃に既に締切りだったこの企画を知ったのですが、
御厚意で参加させていただくことができました!

すぐにブログに書かなきゃいけないな~と思いつつも、
仕事が忙しかったり(ごにょごにょ・・・)飲むのが忙しかったり(笑)
日々のことに追われてしまって、ついつい先延ばしになりましたが、
さっそくドンドン書いていきたいと思います!

ベンリアック
1975 35年
for Asta Morris, Belgium

蒸留年:1975年
瓶詰年:2011年
Cask:シェリー・ホッグスヘッド
Cask No.:7227
Bottle:236
51.0%

※ボトル画像はtkuboさんからお借りしました。

【色】
明るいブラウンゴールド

【香り】
柔らかさもあるが、軽く鼻に抜ける刺激的でスパイシーなシトラス香。
タンジェリン、ベルガモット、黄桃の缶詰、濃いパイナップルジュース。
完熟の果実香とともにジンジャーティー、湿った古い樹皮のイメージ。
蜂蜜と薄い樹液っぽさに、ごく僅かなスモークが鼻奥に残る。
オリエンタルな香木っぽさも淡く感じ、丸みのある奥行がある。

【味わい】
ややスパイシーで熟れた果実っぽさのある口当たり。
蜂蜜、赤木の木材と薄いレーズン、チェリー。薄くニッキっぽさも。
やや塩気を含んだ酸味にグァバが乗っかったような香味。
広がりは控えめでパッション感はないが、適度なシャープさはある。
初めは予想以上に甘いかと思ったが、後半はオークっぽさが強い。

【フィニッシュ】
シャープで、ややスパイシーな香味が直線的に鼻に抜ける。
シナモン、クローブ、オレンジチョコ、薄いメープルシロップ。
オリエンタルなウッディアンバー調の香味が長く口中に残る。

いや~これは美味いですね!
華やかなフルーティーさと、やや沈殿するような木質感の合わせ技。
それらが複雑なフレーバーを感じさせるのでしょうか・・・。
シャープな切り口とオリエンタルな香味が長く留まる感じが素晴らしいです。

テイスティングさせていただいた中でも、
特に印象に残る1杯が、このAsta Morrisだったかもしれません。
とても楽しく飲ませていただきました。
ありがとうございました(^-^)/


スムースジャズって季節を問わず聴ける曲が多いんですけど、
蒸し暑い夏の夜限定で聴きたくなるものもあったりしまして・・・。
今回は、J.Thompsonの『Romantic Night』から"Real Quick Lovin"を♪
エモーショナルなサックスと、小気味良いギターがかっこいいですよ!

#ベンリアック #スペイサイド #オフィシャル

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