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トマーティン 1976 34年 スリーリバーズ “THE LIFE”

久しぶりの記事は、久しぶりのライフです。
いつ出るんだろう?もう終わりかな?と思ってたら出ましたね~!
しかも’76トマーティン!テンション上がりました(笑)

今回は本数もありましたから、無事に買えた人も多そうですね。
もう飲まれた方も多いかと思いますが、いかがでしたか?

信頼できる御方の事前情報によると、次でライフは最後とか。
今回のラベルが笑顔で向かい合う老夫婦だったので、
てっきり、これで終幕かと思ってました(汗)

で、その信頼できる御方も、かなり悶絶されたようで(^m^)
さっそく気合いのコメントを書かれています。
 →とりあえずブローラで『瓶熟1年の効果?』

よし!リンク貼ったので、これで記事はおしまい!
・・・と、逃げれば楽なんですけどね(笑)

トマーティン
1976 34年
スリーリバーズ "THE LIFE"

蒸留年:1976年12月
瓶詰年:2011年11月
Cask:リフィル・シェリー・バット
Cask No:14
Bottle:43/303
49.9%

【色】
やや赤みを帯びた琥珀色。

【香り】
始めは穏やかで繊細、華やかなフルーツ香と柔らかな厚み。
煮詰めたオレンジ、アプリコットジャム、完熟アメリカンチェリー。
湿った粉っぽい香辛料(シナモン・クローブ)が、しっとりと広がる。
徐々に煮詰めたオレンジと蜂蜜香が増し、焼きリンゴっぽさも。
奥にアンバーエールのような濃いフルーティーなロースト香。

【味わい】
パッション感のある爽やかでジューシーな口当たり。
始めはオレンジキャンディのような香料的なオレンジと、濃い蜂蜜。
そこに湿ったコルクが加わり、マーマレードとメープルシロップを足したよう。
じんわりと穏やかな刺激の少ないシナモンっぽさが舌に乗り、
過熟オレンジとヘーゼルナッツシロップのような甘さへ。

【フィニッシュ】
オレンジタルト、完熟スモモが鼻に抜け、程よく上品な余韻。
香辛料や香草のような香味が、ムワッと鼻奥に留まり、
口中にクローブと湿った樹皮が軽く渋めに広がる。

さすがピースサイン入りライフ、期待通りの’76トマ―ティン♪
香りや味わいのジューシーなオレンジ感が素晴らしく、
やや薄めの南国フレーバーと言っても差支えないほど。
個人的に好みの路線で来てくれて嬉しいやら楽しいやら(笑)

フィニッシュの香辛料や香草のニュアンスが特徴的。
単にジューシーなフルーティーさに終始せず程よいアクセントです。
この辺の「丁度良い奥深さ」みたいなのが個人的に好みでした♪

で、記憶を頼りに幾つかの’76トマーティンと比較をしようかと。

左2本、インプレッシヴ・カスクとグロテスク・クロコダイルは、
似たようなニュアンスが多いかな~と思いエントリー。
右2本、デイヴと信濃屋ぽっぴんは香辛料や香草のニュアンスを。
真ん中、TWA-PDは全体的なキレイ系ニュアンスを、
モニエは木質感を比較してみたくて選んでみました。

あと、DT Rare Auldの#6822もイイかもしれませんね。
あ、グロテスク出すならムーディー・ライオンもアートワークも・・・。
そんなこと言ってると結局は全部試したくなりますが(笑)
その辺の比較については、また後日・・・。


LIFEにちなんで、Vega4の"Life is Beautiful"にしようかと思いましたが、
あまりにもベタかと思ったので却下しまして・・・(良い曲ですよ!)

今回はMUSEの2009年の名盤『The Resistance』より。
"Exogenesis Symphony Part 3 (Redeption)"です。
今や一部のコアなファンだけではなくメジャーな存在になりましたが、
相変わらず美しい楽曲を聴かせてくれます・・・。

以前、話題になった鉄拳のパラパラ漫画「振り子」のBGMですので、
聴いたことある方も多いかもしれませんね!

【10月30日追記】
どうやら、鉄拳のパラパラ漫画「振り子」がMUSEの公式PVになったとか。
歌詞の内容もピッタリなんですよね・・・。
MUSEが日本のTV番組へコメントしてる動画、初めて見ました。
 →YouTube動画へ

#トマーティン #ハイランド #スリーリバーズ

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