MENU

Imperial 1990-2012 21y 3R “The Lady & The Unicorn”

以前、同シリーズのディーンストンを記事にした際、早く飲みに行かなきゃな~と思っていたインペリアル。ようやく6月下旬に飲むことができました。

少し足を伸ばさないと飲めないかな~と思っていましたが、あっさり地元で飲むことができて良かったです。で、それから1ヶ月近く経とうとしているワケですが…(汗)

もう皆さんとっくに飲まれていると思いますので、前置きはサクッと省いて、さっそくテイスティングを…。

Imperial 1990-2012 21y 3R The Lady & The Unicorn インペリアル 貴婦人と一角獣

Imperial 1990-2012 21y
Three Rivers "The Lady & The Unicorn"

​蒸留年:1990年12月10日
瓶詰年:2012年8月13日
Cask:バーボンホッグスヘッド
Cask No.:12313
50.7%
 

【色】
クリアなハニーブラウン

【香り】
穏やかで柔らか、こんもりと丸みのある香りに鮮やかな柑橘系がパッと広がる。オランジュと生クリーム、ミカンのワタ、薄くシュガーコーティングのピーナッツ。徐々に鼻に絡みつくような粘りのあるシロップ感。

【味わい】
クリアで滑らか、しっとりとした口当たり。上品な甘さと丸みを帯びた質感。ジューシーな過熟のオレンジやアプリコットに僅かなホワイトチョコのニュアンス。湿った枯葉や赤木の木材、薄くシナモン。その奥に軽くパイナップル。

【フィニッシュ】
パッと広がるクローヴのようなスパイス感の後から、じんわりと煮すぎたダージリンティー。マーマレードに似た甘さやオレンジピールのほろ苦さ。すっきりとしていて甘さ控えめ。爽やかな余韻。

始めはパッと鮮やかに熟したオレンジ等の柑橘系フレーバーが広がりますが、全体的には穏やかでじんわりと旨味が広がるような、しみじみとした旨さですね。

香りを嗅いだときよりも、飲んでからフィニッシュにかけての旨味の広がり方が個人的に非常に好みだったのと、フィニッシュに残るハーブや紅茶のようなニュアンスが印象的でした。

ファッスルの'77トマーティンの梅酒のような甘酸っぱさをもっと控えめにして、丸みのある質感をプラスしたような雰囲気も感じられました。
 


もうホント毎日暑いし、暑いし、暑いので、スカッとボサノヴァでも聴きながらビールが飲みた…おっとウイスキーのブログでした(笑)

今回は定番中の定番、ボサノヴァと言うよりもジャズのスタンダードとしても知られているRicado Bossa Novaでいきましょう!もちろんイーディー・ゴーメでね!

ハンク・モブレーのも定番ながら夏らしくて良いですよね!
Hank Mobley – Ricado Bossa Nova

http://www.youtube.com/watch?v=05DL3dyudXI

#インペリアル #スペイサイド #スリーリバーズ

この記事を書いた人