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ベンリアック 1972 33年

少し時間をさかのぼって、GW前の地元Barでいただきました。
お久しぶりですね、ベンリアック1972。
調べてみると、もう2年前になりますか・・・なんだか、あっという間です。

このあたりからGW期間中までの編集もまだ終わってないんですよね・・・。
休日中に終わらせたいトコロですが・・・できるかな?

そんな個人的グチは置いといて。

このベンリアック、Whiskyfun.comで、
"Trademark fruitiness (tropical + apricots). Very, very nice."
と書かれていて、90点の高評価。

当時は話題性に乗せられて何度か飲みましたが、今回は冷静に。
(思えばリリースの度に話題でしたね、ベンリアックって)
さて、久しぶりに飲んだ感想を・・・。

ベンリアック
1972 33年

蒸留年:1972年
瓶詰年:2006年6月
Cask No.:1733
Cask :314/562
オロロソ・シェリー
45%

【色】
やや赤みのあるオレンジを帯びた薄くクリアな小麦色。

【香り】
繊細で柔らか、穏やかなフルーツ香が緩やかに広がる。
白ワインのような酸味を伴って、蜂蜜、若いオレンジ。
若いバナナのモサッとした香りとフレッシュなオーク。
焦げたクッキー、アプリコット・ジャム、薄いザラメ。

【味わい】
予想外に軽やか、サラッとした口当たりと、柔らかい刺激。
白コショウとピーナッツを淡く感じながら、洋ナシとチェリー。
チェリー系の甘酸っぱさと僅かな渋みを舌に感じ、クタッとした印象。
パリッと生木に近い風味とアプリコットのドライフルーツ。

【フィニッシュ】
薄いパパイヤとパイナップル感に生木を合わせたよう。
フレッシュで繊細、軽やかだが細く長い綺麗な余韻。

やっぱり・・・意外と繊細ですよね。
上品といえば上品ですが、むしろフレッシュさを強く意識しました。
何というか、スルッと飲めてしまった感じです。

ただ、フィニッシュに感じるフルーティーさは、僅かに南国感があり、
いくつかの黄色いフルーツが熟したような風味を連想させます。
軽やかなフルーティーさが、細く伸びやかに続くところもイイ感じです♪

他のビンテージ系のベンリアックと比較すると、
「物足りない」印象を受けるかもしれないなぁ~
と、思ったりもしましたが、ひょっとしたら最初の1杯とか、
なるべく早めに飲むとイイかもしれないですね。
結構フルーティーさが強い印象が残ったので・・・。

あ、個人的な雑感はこの辺にしときます。
なにせ、長熟ロングモーンと同等かそれ以上(?)に
ベンリアック・ファンは沢山いますからね!(ドロナックもね♪)


Sade 「Kiss of Life」
1994年のアルバム「Love Deluxe」に収録されています。
Sadeのアルバムは全部好きですが、特に本アルバムは最高傑作かと。

これまでのアーバンなコンテンポラリー系を踏襲しつつ、
生音を重視して、無駄な音を削り落した極上なサウンドでしたね。

昨年、まさかの10年ぶりにアルバムをリリースしたのには驚きました。

映像は2001年の"Lovers Live"のもの。
素晴らしいPVは、残念ながら貼り付け無効でした・・・(T_T)
 → Kiss of Life – PV

そういえば、アダルト・コンテンポラリーやスムース・ジャズって
Barであまり聴いたことない気がします・・・。
アーバン過ぎちゃうのでしょうか・・・好きなんですけどね・・・。

#ベンリアック #スペイサイド

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