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ミニ樽修復


ニューポットの貯蔵開始から半年で空にしてしまった、ミニ樽。
少し前から、コックがひび割れてきていて、
さてどうしよう?と悩んだ末、自前で修復する事に。

空になった樽から、木製のコックを力づくで引き抜くと、
ご覧の通り、ひび割れ、原酒が染み出していた。

しかし相当な力で引き抜いたので、
「しっかり差し込んである」という事を実感。

コックを抜いて出来てしまった鏡板の穴に、何で栓をするか考えていると、
丁度、樽の側板に開いた穴の専用の栓が「コルク栓と木栓」なのだが、
木栓はスカスカで使用に耐える物では無いので余っていたのを思い出した。

鏡板の穴と側板の穴では、鏡板の穴の方が小さく、
側板の穴ではスカスカだった木栓が鏡板の穴に入る余地は無い…。

んじゃ、鏡板を削ってしまえ!
と削りまくって、木栓を木づちで、激しく打ち込む事を繰り返し、完成♪


上手く綺麗な円形に削れた時は、自分自身の出来にちょっと驚いたけど、
これで原酒が漏れる事はありません。フフフフ♪

修復できたミニ樽は、これから我が家の「酒供養」専用樽として、
色々なウイスキーに入ってもらう事になります。

#my cask

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