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自家貯蔵モルト・6ヶ月


ニッカ余市蒸溜所から仕入れたニューポットを
新樽で自家貯蔵熟成させたモルトの27週間目のボトリング。

香り
ニューポット特有のヤクルト系発酵臭が無くなり、モルトらしい香り。
甘くてカスクのウッディを感じるが、ややアルコールの刺激もある。

味わい
ハチミツ系、カラメル系の甘さ。
と思ったら無茶苦茶辛い。「HOT!!!」。
それでもウッディもきちんと主張している。

後味
辛みはすぐに引き、短い甘味が出たかと思うとスーッと消えて行く。

総評
ミニカスクの第一弾は、樽から原酒が無くなったので、
この最後のサンプリングで終了です。

入れたニューポットの量と、
サンプリングした物との量が全然合わないのは???

天使が持って行ったというよりも、木が吸った様な気がする…。

それと、サンプリングのし過ぎで、樽の中に不要な空間が出来過ぎて
気化して行った分も計り知れないはず。

それでも最後に何とか飲めるレベルのモルトになったのは、
救われたようなありがたさがあります。

辛いのは理解できませんが…
誰か唐辛子でも入れましたか?っていう位辛い。
もう笑えるレベルの辛さ。(笑)

樽が小さいから短期熟成できるのでは?
と思っていたが、そんなに甘い物ではなく、
熟成期間はしっかりと必要だった。
新樽でも1年以上は必要かと思う。

それと、次は割れた部分があるので、樽の補修をします。

樽って思い通りにならなくて、愛らしい。まるで猫みたいに可愛いです。
片思いのドキドキ感が好きな方には、ミニ樽との静かな恋愛をお勧めしたい♪

#my cask

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