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クリーフ、市内観光

2012.06.10

 さて、グレンタレット蒸留所の見学も無事に終えて、帰りのバスの時間までをどう過ごそうか。いつものようにパブで一杯やって時間を潰すのもいいが、バスの時間まではまだ3時間以上はあり、もとよりお酒は弱い私。こんなに長い間飲んでいたら、時間潰しに入ったパブで酒に潰されてしまうことは明白で、ならばその辺りを散策しようと町をふらふらします。

 クリーフは決して大きくはないものの、田舎町というほど小さくもない中規模の町。地球の歩き方先生にも、クリーフのためにページが割くことは無いが、隣町のパースの章にほんの申し訳程度に紹介がされているくらいである。
 その地球の歩き方先生によると、クリーフにはその名もズバリ「クリーフ・ビジター・センター」なる施設があるとのことで、まずはそちらを目指してみます。


(アヴァンギャルドなデザインの牛がお出迎え)

 施設といっても、中身はほとんどお土産屋さん。なんでも、この辺りはガラス工芸が有名だそうで、なるほど確かにきれいな工芸品もたくさん並んでいた。

(ケイスネス・ガラスというらしい。凄いデザイン)


(お土産屋さんではお馴染みのクランモルトも並んでいた)

 しばしウインドウショッピングとしけこんだのだが、そんなにじっくりみることも無く、ものの数十分ほどでビジターセンターを出てしまう。
 はて。どうしたものか、と視線をさまよわせた先にあったのがこちらの施設。

(なにやら大きな建物。壁面の看板には「Christmas all year round」の文字が)

 クリスマスにはまだ早かろうと思いつつも、どんな施設か見当もつかないのでおっかなびっくり正面のドアをくぐって見ると、目に飛び込んできたのはまさしくクリスマス!

(あまりのキラキラっぷりに思わず「うわぁ」って呟いた)

 一歩足を踏み入れると、もうクリスマスムード一色。季節云々を通り越した圧倒的なクリスマスの存在感で、条件反射的にハッピーな気持ちになってきます。

(うわぁ)

(うわぁ。。!)

(うわぁ。。。!!)

 もうね。うわぁですよ。どこをみてもきらっきらなんですもの。問答無用にテンション上がるような景色ですよ。
 とにかくクリスマス関連のアイテムが所狭しと並べられているショップで、見ているだけでもホントに楽しい。人の気配も感じられなかったので、すっかり安心しきってうわぁうわぁ言ってたら、お店のおばちゃんがいつの間にやら出てきていて、喜色満面の私をみてぎこちなく微笑んでくれた。
 私も、もう英語とか出てこない感じで、その顔のまま無意味に会釈をしてクリスマスの世界へ没入。いやー楽しかった。

 しばらく滞在して、もうすっかり夢見心地。思わぬ拾いものをした気分で町の中心までふらふらと浮ついた足取りで移動し、そのまま吸い込まれるようにパブに入り、パイントをちびちびやりながらバスの時間まで余韻を楽しんだのでした。
 フェイマス・グラウス・エクスペリエンスもかなりエンタメでしたけど、こちらのクリスマス・ヴィレッジも超オススメですので、クリーフに行かれる際は是非立ち寄ってみてくださいー。

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