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ダフタウン市内観光

2012.05.04-05

 せっかくなのでダフタウンの町の様子も少しだけ。といっても蒸留所以外に見るものなんてほとんど無いので、ホントに少しですが。。


(こちらはインフォメーションセンターの前にあった町の地図)

 何度も書いておりますが、この時期はスピリット・オブ・スペイサイドというウイスキーフェスの真っ最中。このお祭りは、ここダフタウンを中心に、春と秋の年2回行われます。ウイスキーはもちろん、伝統料理や食事も楽しめるとあって、毎回かなり盛り上がるんだそう。しかし、どのイベントも参加費がかかるので、どうも参加を見送ってしまう。かなりのレアモルトが並ぶテイスティングイベントなんかもあったりなんかして、もし日本で同様のイベントがあったら是非参加したいのだが、ここは異国の地。
 出発直後のエジンバラ、ウイスキー・エクスペリエンスで、試飲付きのチケットを買ったにも関わらず、その試飲方法が分からずにおろおろした挙句、結局飲めなかった、という悪夢を思い出すと、どうも参加する気にはなれない。参加費も高かったからいいし!
 まぁ、興味がある方は是非ホームページをチェックしてみてください。イベントのプログラムなんかも確認できるので、想像して見るだけでも楽しいかと。。
 スピリット・オブ・スコットランドHP→http://www.spiritofspeyside.com/index.php

 そして、ダフタウンといえば蒸留所の他にもウイスキー愛好家ならば外すことの出来ないウイスキーショップがあります。
 その名もズバリ「The Whisky  Shop」。写真が無くて申し訳ないんですが、町の中心である時計塔のすぐそばにあるお店です。
 
 フェスの最中ということでガラス戸には一面、プログラムの日程が貼られておりました。無料試飲できるボトルも結構並んでいて、お客さんもたくさん。なかには、フェス限定ボトルも販売していた。何でもスペイサイドの全て(?)の蒸留所のモルトをヴァッティングしただかのブレンデッドで、かなり興味はあったのだが、後々を考えると購入は断念せざるを得ない。アイラフェスのように、各蒸留所が限定ボトルを出すと言うのではなく、フェス全体で限定ボトルはこれだけだったように思う。

 こちらのウイスキーショップは、私に取ってウインドウショッピング以上の役割を担っていて、というのも、ダフタウン初日の宿のこと。。
 町の中心からほど近いそちらの宿に行きチャイムを押してみても、なんの反応もない。はて?と思いつつも何度かチャイムを鳴らしていると、何度目かの時にようやく、そのドアになにやら貼り紙がされているのに気がつく。
 なんとか手持ちの辞書などを駆使して貼り紙に書かれていた内容を要約すると「用があったら、この先のウイスキーショップの店員に声をかけてね」と。
 なぜ、B&Bに宿泊するのにウイスキーショップに声をかける必要があるのか。単語を調べただけじゃニュアンスまでは分からないから、もしかして訳が違うのかな?など色々悩んで無為に時間を過ごしましたが、そんなことばかりもしていられない。意を決してウイスキーショップに行って、観光客で賑わうレジのおばちゃんに向かって「あそこのB&Bにチェックインしたいんだけど。。」と呟く。文字通り"お門違い"感がハンパじゃなかったのだが、おばちゃんは何となく理解したようで「ちょっと待ってて」というようなことを言う。が、おばちゃんの言っていることも殆ど分からなかったし、もしかしたら違うのかもしれん。「テルするから」って言ったように聞こえたのだが、誰かと連絡を取っている風でもないし。うむむ。と思いつつ、店を出て、宿の前でしばらく待っていると、ウイスキーショップから先ほどのおばちゃんとは違うおばちゃんがやってきて、挨拶をすると鍵を開けてくれる。
 ようやく宿のおかみさんと会えたのかと思ったのだが、これが実はそうではなかったらしく、話をきくと、このおばちゃんはおかみさんの友人。曰く「彼女が仕事している間、私が鍵を預かってるの」だそうだ。あんたも仕事中やんけ、というツッコミで全身を満たしながら、なんとかチェックインした、という思い出があるのです。

 さて、ウイスキーショップの他に見るものと言えば、こちら。


(バルヴェニー城)

 しかしこちらのお城はかるーくスルー。

 もうちょっとフェスっぽい写真も。


(町の中心でありランドマークの時計塔も、フェス仕様に飾られていた。時計塔の中はインフォメーションセンターになっている。後ろに映っている赤い看板が例のウイスキーショップ)


(フェスのプログラムを眺めながら「どれもこれも参加費高ぇなぁ。。」みたいに呟いていたら、"Free"と書かれているプログラムを発見。時間に合わせて行ったらパイプバンドの演奏が始まりました)


(日本でもお馴染みの『蛍の光』が演奏された時には、おもわずにやりとしてしまった)

 アイラなんかに比べると日本での知名度は低いですが、こちらのフェスも機会があればまた行きたいです。

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