深夜も営業中

ウィスキーのテイスティングノートの紹介ブログ。 一期一会な一本、一期一酒を求めて今日も・・・飲む!

2011.11.26【日記】

SUNTORY WHISKY 白札 ”Rare Old Island Whisky” FIRST BORN IN JAPAN




先日のチラリズムの正解は、

国産第一号ウィスキー、SUNTORY WHISKY 白札でした!!
Rare Old Island Whisky 表記と、FIRST BORN IN JAPAN表記がまぶしいです!

2日前に口開けしたばかりですが、当初は樹脂のような香りが強く、時間を置くとレーズンのような香り、ブレンド用アルコールのピリピリ感があり、
まぁ昔のジャパニーズだしこんなもんかと思っていたところですが、今日になって香りが激変。
昔のギリーを思い出すようなピート香、スモーキーさが出てきて、落ち着いてきたらちゃんとテイスティングをして記録に残そうと思います。



さて、縁あって私のところにまわってきていたこのボトル。
当時、モルト以上に希少だったグレーンを代替するため、創業当時の山崎蒸留所の原酒に穀類より製造したアルコールがブレンドされた、
モルトとブレンド用アルコールのブレンデット、分量によってはシングルモルトとも言えなくはない一本。

本日、11月26日に開催する第3回オールドブレンデットテイスティング会にて、皆様に飲んでいただくため、
 その長き眠りから目覚めたばかりです。

 それはいったいどれほどの眠りだったのか・・・
このボトルの流通年代を紐解いていくに当たり、まずは白札の歴史をおさらいすることにします。
 


1.国産ウィスキー誕生と誇大広告
国産第一号ウィスキー、白札が販売されたのは1929年。
山崎蒸留所の完成など、歴史的一歩と裏腹に、壽屋の経営は火の車であり、
 「まだ熟成が足りない」と渋る竹鶴正孝を鳥井及び当時の壽屋の役員が説得し、販売に踏み切った、
いわば未完成、妥協の一本が、国産第一号ウィスキーの記念すべき門出でした。


その記念すべき一本は、驚くべき誇大広告

山崎蒸留所創業:1924年12月
SUNTRY WHISKY 白札7年 発売:1929年4月

小学生でも間違えない引き算ですが、いったいどこから7年ものの山崎の原酒を持ってきたのか。
 正確には約5年の熟成でありながら、7年ものと銘打たれて販売された白札は、ご存知のとおり”煙くさい”と不評でした。
(広告にも、ボトルの肩ラベルにも7年ものの表記あり。)

当時のスコットランドに習って、ヘビーピート気味に炊かれた麦芽を使って、しかも若いも若い、4年少々の熟成ではさぞピーティーさが際立っていたのでしょう。




(山崎蒸留所に展示された、有名なあの広告)  

また、白札の発売は法律との戦いであったことも付け加えておかねばなりません。
どの業界もそうなのですが、新しいことをはじめようとすると、まず立ちはだかるのが法の壁。
有名な話では、サントリー系の本でも、ニッカ系の本でも、ウィスキーの歴史について触れた本やサイトには、
 竹鶴か鳥井が、さも山崎蒸留所で蒸留を始めるに当たって、庫出税を認めさせたような記載があります。

が、実際は酒税法の改定が行われたのは1944年のことであり、ここで初めて 造石税方式が庫出税方式に変更されます。
山崎で蒸留が開始されてから約20年間、天使の分け前分多くの酒税を払ったのが、この白札であり、1937年に販売された角瓶であったわけです。



2.白札のラベル遍歴と酒税法改定
国産第一号ウィスキーとして、記念すべき一本でありながら、そのラベル遍歴や、当時どの程度の等級で販売されたのかなど、
詳しい情報の一切がヴエールに包まれているのが白札であり、このボトルを幸か不幸か手にした方々が、まず頭を悩ませる部分かと思います。

唯一メーカー公認としてネットに情報がのこっているのが以下のサイト。
http://www.eiken.co.jp/modern_media/backnumber/pdf/MM200508_04.pdf


公式コメントによれば、サントリーがクロスするトレードマークの上に書かれた、Rare Old Island Whiskyが、
白札の販売時期の後期には、Rare Old Blended Whiskyに変更されるというもの、それ以外は同じ。
ところが、実際今回紹介しているボトルは、ラベル下部の壽屋表記などが違ったり、
明らかにメーカー公認の話から外れたラベルデザインが確認されています。



(国産第一号ウィスキー 山崎蒸留所展示ボトル)

可能性としては、壽屋は1934年から禁酒法明けのアメリカに白札を輸出しており、
今回開封したボトルはKOTOBUKIYAと社名が英字であることから、輸出向けのボトルであればあるいは・・・というところです。


ではラベル遍歴以外のアプローチとしては、1980年代以前のオールドボトルといわれるボトルを選定するとき、まず思い浮かべるのは”特級”表記です。
日本は、原酒(モルト)の混和量に応じて酒税を決定する、級別酒税方式を導入しており、
輸入スコッチにしても、国産ウィスキーにしても、例外なくこの規定が適用されていました。

が、白札が販売された1929年当時、この級別酒税はまだ導入されておらず、
級別酒税が導入されるのは第2次世界大戦も終わろうかと言う、1943年になってのこと。
加えて、当時は特級表記は無く、ウィスキーは第一級から第三級で定義されており、特級表記への改定は1953年になってから。
この改定で第一級が特級になり、第二級は第一級に、第三級は第二級に表記が改められるも、
第一級と第二級の昔の酒税法との違いが分かりづらいと不評を呼び、1962年にそれぞれ1級、2級と第が取られる形になり、
その他、特級時代のバロメーターとして有名な、二重課税表記の象徴、”従価非税率”も、1962年の酒税法改正で導入され、
私たちが良く知る(?)旧酒税法の形に落ち着くわけです。

つまり、白札のように1940年以前から流通しているボトルについては、級別酒税適用の有無についても確認の必要が出てきます。

また、1939年ごろから1950年、いわゆる戦時中から戦後にかけては酒類をはじめ様々な物品の価格が統制されており、
この時期に販売された酒類については”公定価格○○円”という値札が貼られています。
今回のボトルには、公定価格の表示は見当たりませんでしたが、
国外向け、輸出品に対して値札が貼られていたか定かではないことに加え、
背面のラベルもありませんでしたので、剥がれてしまっているのかもしれません。


 3.今回紹介する白札の流通時期と残された謎
ぐだぐだと書いてきてしまいましたが、改めてこの白札を見てみます。
キャップ箇所を見ると




・サントリーウィスキー第一級
・T6706
・大阪市北区中野島2丁目 株式会社寿屋A

この3情報から、2.記載の過去の酒税法解説のとおり、1943年以降のブツであり、
寿屋がサントリーに社名変更し、白札がサントリーホワイトにリニューアルする1964年以前のボトルであることはわかります。


 また、補足情報として、1943年~1945年は第2次世界大戦の末期にあたり、寿屋も少なからず被害を受け、満足な生産が出来ていたかは不明です。
原酒を貯蔵していた樽についても、防空壕に入れたり、地中に埋めたりして空襲を避ける等努力をしていたようです。
その甲斐あって1946年にトリスウィスキーがリリースされ、1950年にはオールドがリリースされており、
企業としてはウィスキーを生産できる体制が、その時点で整っていたことがわかります。


ただ、ここではっきりとしない情報がいくつかあります。
①白札は旧酒税法で言う特級仕様だったのか、1級仕様だったのか。
②サントリーの旧住所、中野島はいつ拠点が置かれていたのか。
③T6706は東京税関の処理コードである。一方、東京税関は1953年に横浜税関から独立する形で出来た税関であるが、
それ以前は横浜税関東京税関支所として課税処理が行われており、Tの表記はいつから使われ始めたのか。


 色々調べましたが、この3点は宿題になってしまいました。
この3点のいずれかが分かれば、この白札の流通時期はさらに絞ることが出来そうです。

 サントリー70年史や90年史なんかが良いヒントになりそうですね。


いずれにせよ、今日のテイスティング会ではこのボトルを提供させていただきますので、
味もさることながら、ひとつのネタとして楽しんでいただければ幸いです。


 ----------------
本日開催!

第三回オールドブレンデットテイスティング会(11月26日)
飛び込み参加歓迎です。
http://midnight.usukeba.com/otey1y69kzrmsa.html
 ----------------




4.余談
名古屋の某BARさんにも、私が持っている白札と同じラベルのモノがあるそうですが、
ブログ等で写真を見させていただいた限りでは、キャップの部分が横書きになっており、
この横書きデザインは初版の白札のモノと一致すること、第一級等の表記が見当たらないことから、
1930年代ごろの輸出向けなのかなぁと、これについては推測が出来ました。


なお、ウスケバのブログはWhisky linkに比べて画像を高解像度で大量に載せづらいので、今回はざっくりと紹介させていただき、
各パーツの拡大画像や、テイスティング等については、Whisky linkにて公開させていただくこととします。

さて、寝ますかw
この記事を評価するGood2

2011.11.23【日記】

今週末のチラリズム

今週末開催のイベント、第3回オールドブレンデットテイスティング会ですが、


毎回毎回、イベント開催間際になってボトルを追加していたくりりんが、今回は動き無し・・・

と、見せて追加があります。




正直、ボトル自体の状態や信頼性を加味すると、そんなもったいぶるようなモノではないのですが、
そもそもボトルだけで価値のある秘蔵っ子ですので、まずはチラリズムからいきます。


せーのっ、チラッ!







・・・

でかでかすぎて、チラになりませんかなw

さぁ、わかりますかなー?



このボトルが追加されます。
正解の発表は後日!


 ----------------
今週末いよいよ開催。

第三回オールドブレンデットテイスティング会(11月26日)
参加者募集中!!
http://midnight.usukeba.com/otey1y69kzrmsa.html
COMMENT(2)
この記事を評価するGood

2011.11.22【イベントレポート】

ウィスキーフェスティバル2011

ウィスキーフェスティバル2011に参加してきました。
ホントは昨日の時点でレポをまとめ終えていましたが、
色々お約束があるようですので、皆様の公開具合、温度を見させていただきました。



さて、今回の日程は、前日が嫁の誕生日で、その週末に当たったため自由な身動きがとれず、
なんとかたどり着いたのは2時を過ぎようかというころでした。


出遅れたが、しかしその分を取り戻すぜ!!

まずは軽く会場をまわり、ぶつかるであろう知り合いから情報収集です。
ディアジオがやばいよ、BBRはティーニニックがおもしろい、GMにケルティックがある、シルバーシールのグレンキースが・・・、等々、労せずして収集は完了。




早速やばいというディアジオブースにいってきましたが、
確かにこれは、ヤバイwww


 

リミテッドエディションとして過去にリリースされた、熟成年数20年~30年OVERの
エルギン、オード、オーバン、タリスカー等ディアジオ所有蒸留所のオフィシャル長熟ボトルに加え、
閉鎖蒸留所として人気絶頂のブローラ30年が4種類!なんとバウチャー無し、フリーで飲める!!


某ブローラの人は2週マラソンしたとかしないとか・・・

ちょっとディアジオさん、どうしちゃったんですかw

うれしい限りのラインナップで、もちろん一通り飲ませていただきましたが、
中でもダルウィニーの36年カスクストレングス、オフィシャルのダルウィニーは15年くらいしか見たことが無く、
29年と36年があったなんて、すいません、ここではじめてみました。



(写真はダルウィニー29年、36年も同じラベルでウラにあります。)

29年はシェリー樽のあまり良い作用が無く、ちょっとクセがありましたが、
36年はバーボン樽のフルーツ感、ビター感がバランスよく組み立てられており、上品で美味なモルトでした。
こういうボトルが飲める試飲会、いいですねぇ勉強になりますよ。




次はウィスク・イーさんのブース。


ここもディアジオさんに負けず劣らずがんばってましたね。
DTとBBR(復刻ラベル)の新商品を中心に、話題のキルホーマン5年やら、まさに試飲会らしいラインナップを楽しむことが出来ました。


(キルホーマン5年 シングルカスク 59.3% もう5年も経つんですね。)

第一印象はラフロイグっぽさ。
っていうかブラインドで出されたら、確実にラフロイグと答えてしまいます。
キルホーマンは生臭いなんて、ファーストリリースのときはいわれたりしていましたが、あれは明らかに大量バッティングと加水の罠ですね。
この5年ものは干した大豆のような香ばしさと、穀物っぽさを合わせて感じるピート感があり、
酒質は素直、キレイで5年以上の熟成感がある良いモルトに仕上がっています。

ウーン、10年ものがますます楽しみです!


また、モルト以外ではウィスクイーさんのブースでブラックブルの30年、これがビビッときました。


(ブラックブル 30年 50%)

現行品のブレンデットということで大変甘く見ていました。
しかし、流石ダンカンテイラーさん。やってくれます。
「ブレンデットスコッチの現行品はハイエンドの30年ものも含めてダメぽ」が自分の中の意見でしたが、見事に覆してくれました。
現行品の中では頭ひとつどころか10馬身くらい離すブッチギリの出来ですね。

ブレンデットとは思えないほどモルティーで厚みがあり、上品なシェリーとフルーティーな味わいに、古酒っぽさが落ち着きを与えている。
ただ純粋に旨いです。これを家飲みにしたいなぁ・・・。

聞けば、その製造工程は蒸留した直後、ニュースピリッツの段階でブレンドしてシェリー樽で30年貯蔵したとのことですが、
手間もさることながら、良い樽を確保できる企業力は流石です。




さて、ウィスクイーさんの隣はニッカさんでしたが、
ニッカさんのブースでは、話題の新型竹鶴ハイボールの質問を投げ込みつつ、WEBで発売されていた余市1987シングルカスクが無料試飲でしたので、それをチョイス。


(シングルカスク 余市1987-2011 58%)

1987といえばWWAで世界一を獲得したあのビンテージですが、今回はさらに長熟のシングルカスク。
しっかりしたボディ、度数を感じさせない穏やかさに、麦芽、カラメル、余韻にかけてやわらかいピート、
派手さはなく朴訥とした印象ですが、しかし存在感がある・・・。

やっぱり余市は良いモルト作りますね。




そして、先日新発売となった竹鶴ハイボール。
「前の12年ハイボールに比べると、華やかさ、フルーティーさがより強調されていて、すごくバランスの良い味になってますよね、
これって普通に市販の竹鶴12年をソーダで割っても出ない味ですよね?」

と、いきなり確信に迫る質問をぶっこんでみました。

ニッカの営業さんからの回答は以下
「今回は12年ハイボールではなく、ノンビンテージですので、市販の竹鶴12年とはブレンドが違います。」
「より幅広い原酒を使えるようになったことで、価格を抑えてお求め安くした・・・という狙いがあります。」
「華やかさを出すため、余市のモルトを押さえ、宮城峡の比率を上げたり、原酒のタイプ(樽のタイプ)も従来のものから変更しています。」

(くりりんの、「蒸留所販売の宮城峡15年のシングルカスク(活性樽、バーボン樽)のフレーバーに近い印象を受けましたが」という質問を受けて。)
「そうですね、より華やかさ、フルーティーさが出るような配合になるよう、樽のタイプもそれに合わせています。」

テンプレな回答もありましたが、意外と深くまで回答してくれたように思います。

なお、今回の竹鶴ハイボールは、リニューアルではなく、新発売であり、
以前より販売されている竹鶴12年ハイボール缶は終売ではないそうです。
(ほんとかなぁ、全然見ないけどw)



ほかにも色々ブースを回り、

なんとはるばる関西から駆けつけられた、曽根物産のサカモトさんが
「マラソンに出る予定だったのにぃ」とぼやきながら、
今度新しく取り扱う水、ハイランドスプリングの紹介をされていて、サカモトさんとは昨年の大阪以来、実に1年ぶりの再会でした。

スペイサイドウォーターもいいけどね、こっちのほうが良いんですよ。
と、オトナな話も聞かせてもらいました。

(水もらったのに、写真取り損ねた・・・)


また、スコ文研の有料試飲コーナーには、スランジのマスターとラディのマスターがおり、
こちらもお会いするのは半年以上ぶり。
勉強しなさい、と色々お気遣いいただき、いやほんと感謝の極みです。



サントリーのブースではボウモアテンペストのバッチ3が試飲で出ていたので、同じく試飲で出ていた響21年もいただきつつ、新商品をチビリ。


(ボウモア テンペスト 10年 バッチ3)

ボウモアテンペストは、バッチ1、バッチ2とも、
テンペストといいつつそこまでの荒々しさが無く、むしろ甘さ、フルーツ感があるのが特徴でしたが、
今回のバッチ3は1、2に比べて色が薄くなり、ほんの少し薄い緑色を帯びており、明らかに味の傾向が変わっている印象を受けます。

そして実際に香り、味ともファーストアタックは力強さ、アイラモルトらしいクセがあり、
その後はバッチ1、2にあるようなフルーツ、華やかさがやってくる。
ピートも気持ち力強い印象で、テンペストという名に近い味になったんじゃないかな、という感じです。

値段も据え置き5000円台。素晴らしいですね!



シルバーシール?のブースでアンケートを記入すると飲めた、オーストリアのモルト3年もの。



オーストリアのモルトと言うと、魔のライセットバウアーが頭に浮かぶわけですが、
これはまた別物、ヴォイツという聞いたことも無い蒸留所で、どうやらまた新しいホットスポット(魔境)が出来ているようです。

味はというと、若いラムとジンを足して割って麦焼酎を加えたような味で、とてもとても・・・
モップとパフュームなライセットバウアーに比べれば・・・ですが、これがオオバケするようには思えませんでした。

どういうモルトの作り方してるんですようか、ホント。
深まる謎、オーストリアはまさに魔境です。





今回、会場は前回の赤坂からお台場の日航ホテルに移りましたが、
会場全体の広さが前回より狭くなっており、とにかく参加者で会場がごった返している印象でした。

それだけウィスキーの愛好者がいるってことなんですが、よく人に酔わなかったナァ・・・
っていうか男はいいけど女性は大変だよ、というそういう状況。

 

信濃屋、ディアジオブース前からの撮影ですが、この人ごみはちょっとすごい。
(人物の特定が出来ない程度の解像度、写り具合ですので、これはセーフかな・・・?)


そんな中、歩けば知り合いにぶつかりました。

BURNS組の皆様は、フェスティバルが終わった後、ラーメンを一緒に食べに行き、さらに時間があるからと新橋からリカハセまで(笑)

また、ご存知大御所ブローラの方とは、合うたびにお互いが持ってるモルトでブラインド対決をし合う等、
参加されていた皆様とイベントを通じて楽しませていただきました。
やっぱりこういうのっていいですね。

参加された皆様、お疲れ様でした。
絡んでいただきありがとうございます。

またよろしくおねがいいたします!



 ----------------
今週末いよいよ開催。

第三回オールドブレンデットテイスティング会(11月26日)
参加者募集中!!
http://midnight.usukeba.com/otey1y69kzrmsa.html
COMMENT(2)
この記事を評価するGood

2011.10.28【日記】

第3回オールドブレンデットテイスティング会開催予告

開催予告

第3回 オールドブレンデットテイスティング会





開催日時:11月26日 土曜日 夕刻(16時~19時を予定)

参加費:5000円

開催場所:モルトBAR BURNS
所在地:〒181-0013 東京都三鷹市下連雀 3-34-20 丸平ビル2F 
    JR三鷹駅下車南口徒歩5分

店舗HP:http://www.bar-bridge.net/burns/
地図:http://r.tabelog.com/tokyo/A1320/A132002/13108395/dtlmap/


【参加申請】
・本記事へのコメント
・BURNSにて直接予約
・くりりん宛のメッセージ(mixi、携帯、PC、ウスケバ、など)


以上のいずれかにてお申し込みください。


【ラインナップ(予定)※】
・マッキンレー5年 43% 760ml 1970年代流通品
・セントジェームス 43% 760ml 1970年代流通品
・チェッカーズ 43% 760ml 1970年代流通品
・グランツStand Fast 43% 760ml 1970年代流通品
・ブラック&ホワイト 43% 760ml 1970年代流通品
・ハロッズ ホワイトラベル 43% 760ml 1970年代流通品
・VAT69 43% 760ml 1970年代流通品
・ローガン 43% 760ml 1970年代流通品
・ベル20年 43% 750ml 1980年代流通品
・オールドラリティ 43% 760ml 1960~1970年代流通品
・アボットチョイス セラミック 43% 750ml 1980年代流通品
・バランタイン ”IN USE FOR OVER 100 YEARS ESTABLISHED 1827” 1940年代流通品

 上記以外にもモルト、ブレンデット等適当に持ち込みます。

※事前に確認し、状態の悪かったものについては変更となる可能性があります


【その他注意事項等】
・会場は一部着席できるスペースもありますが、基本はスタンディングとなります。
・グラスは今回からデポジット制にさせていただきます。マイグラスを持参いただいても問題ございません。
・サーブは各自の手酌ですが、ハイボール等でお飲みになりたい方はそのように用意いたします。
・簡単なおつまみ等はご準備いたしますが、食事が必要な場合は事前にお済ませください。
・BURNS様より指定銘柄によるハイボールや、ビールの提供もございます。
・ボトル総数から考えますと、ハーフショットでも結構な量があります。
 水分補給をしっかりと行い、限界酒量を見極めた上で、自己責任でお飲みください。
・BURNSさんは店の構造上、手の届くところにボトルが並んでいます。
 お店のボトルを勝手に開けて飲んだり、持ち帰ったりしないようにお願いいたします。
・BURNSさんの所有ボトルで飲みたいボトルがある場合は、その都度カウンターにて料金を支払ってください。





美味しいウィスキー、飲んでますか?

4月、5月と開催させていただいたオールドブレンデットのテイスティング会ですが、
10月も終わりに近づき、涼しくなってオールドボトルの美味しい季節になりましたので、
ここでまた再び開催させていただく運びとなりました。

本会では、1970年代前後の流通のボトルを中心にラインナップを組んできましたが、
今回はその中でも評価の高い、黄金期の実力派を用意しました。手酌でやってください。

 よろしくお願いいたします。


【10月28日追記】
すっかり忘れていましたが、バランタインの1940年代以前の流通品もお出しします。
戦時中ないしそれ以前のモノで、中身は弱ってしまっていますが、このころの分厚いピート感は感じられるかと思います。


 


 





この記事を評価するGood

2011.09.27【イベントレポート】

【87Malt Night 5th】参加レポ(下)

レポート第三回です。
 

会はメインラインナップが終了し、フリーテイスティングに入ったところ。




フリーテイスティングでは、ここまで飲んできたボトルを再度おさらいするもよし、
タケモトさんが持ち込まれた数々のボトルのほか、参加者が持ち込んだボトルを含め、すべてのボトルをフリーで楽しめました。

また、Hiragaさんが持ち込まれた極上の葉巻を別室で楽しまれるもよし、
差し入れられた数々のおつまみ(どら焼き、チーズケーキ、ドライフルーツ、手作りチョコ、やる気マンマンのチーズ・・・etc)
に舌鼓を打つもよし、もちろん参加者同士で語り合うもよし、
まるで今日ラインナップされているウィスキーの極上の余韻のような、そんな時間になりました。




(差し入れのあったどら焼き、参加者絶賛のただならぬ旨さでした。)

 

なお、ここではまたしても”あの夏の日の再来”な企画が実施されました。
そちらについて許容できない方々がその光景を見られてしまうと、
卒倒ないし軽く殺意を覚えることは間違いないかもしれません。


よって、ここから先は良識のある良い大人だけの時間、R-20とさせていただきましょう。
CEROだと何指定でしょうか、XXX指定でしょうか(笑)
 


 

フリーテイスティング1本目、ここからは皆様ばらばらですが、
くりりんのチョイスはタケモトさんのオススメ、バッティングと加水の妙を味わえる極上の1本。


GM SECRET STILLS
Distillery No: 02 Release No: 02
(クラガンモア)
Speyside 1966-2006
46% 700ml





 


最近ブレンデットや加水やら、改めて色々と飲みなおしてみて、
ハイプルーフ&シングルカスク至上主義に偏り勝ちだった考えが改められていたところでしたが、

このボトルは、まさにシングルカスクでは困難であろう上質なフレーバーのバランスが、
3つの樽によるバッティングと加水によって形作られており、
一口飲んだ限りでは、スムーズな味わいでガツンとくる印象は無いものの、
1口目より2口目のほうが特徴が良くわかり、香りもシェリーや林檎、微かな樽香を伴いながら複雑かつ芳醇。


味わい深い、とはこういうモルトのことを言うのでしょう。
以前BURNSで飲んだグレンファークラス1959・クリスマスモルトもバッティングの46%加水でしたが、
個人的にはあれがファークラスとしては最強でした。
やはりブレンドしかりバッティングは、モルトの旨さ、味わい、奥深さをより高める、単純にして最も難しい手段なのかもしれません。


 

お次は今人気沸騰中のベンリアックです。
シグナトリーのカスクストレングスコレクション、
ベンリアック1966-2008 43.9%
 


 

 

70年代、60年代の長熟ベンリアックといえば
桃や熟したピンクグレープフルーツ等の柑橘系を伴う、底知れぬフルーツ感ですが、
このベンリアックは桃は桃でも白桃と林檎系のフルーツ感で、
香りは大変すばらしいものの、若干味に水っぽさ、ボディの弱さがあり、
うーん、コイツぁシグナトリーっぽいなぁと、贅沢な感想を覚えてしまいました。
(ここまで50度、60度、ハイプルーフを飲み続けていたのでそれも当然かもしれません。)
 

しかしこの贅沢な感想が、次の一手を生み出します。



そう、この出会いは必然・・・

 


前回、87Malt Night 4th では、ハイボール研究会なるものまで立ち上げて、
名だたる伝説のボトルたちをハイボールにし、ベンリアック1976(for BBI)に、
ボウモア(DT 1968-2009)やらベンリアック1968(for KOBE)
をフロートする試みまで実施してしまったわけですが、
 

このシグナトリーのベンリアックをハイボールにし・・・
水っぽさのあるボディを補うため、味と樽の強い伝説のベンリアック1968(for KOBE)をフロートすることで、最強のハイボールができるのでは・・・
 


 

 

この発想から、残りのフリーテイスティングはハイボールタイムに突入していきます。
1~2杯のハイボールを回し飲みし、新しい可能性にチャレンジです。


まず、上記のベンリアック66&68ハイボール
ベンリアックのハイボールが殺人的に旨いことは、前回の4thでもUstreamの生放送でも、
大々的に宣言しているところですが、このハイボールは白桃&林檎系フレーバーと、
黄桃&トロピカル系フレーバーが渾然となって、爽やかかつ上品に口頭を突き抜けていきます。


前回ハイボールにしたときも驚かされましたが、このフルーティーフレーバーと炭酸の相性は、もはや兵器のレベルです。

 


これをやってしまうと後は行け行けどんどん。


 


最初の1杯としてラインナップにあった、グレンブローラのハイボールに、ブローラ30年をフロートした、スーパーハイボール。
ブローラハイボールは旨い!!と、射命丸さんお墨付きなのですが、グレーン、いわゆるブレンデットが入ることで、
バランスの良いハイボールの基礎、下地があるところにブローラのピート感が乗っかって、これまた旨いハイボールに仕上がっています。

 



前回、4thのときはストレートでは旨いけどハイボールにしたら、「つまらない」と不遇の扱いを受けてしまった
パーフェクトドラムのウェスタンハイランド 1965-2010

今回のフリーテイスティングのラインナップにあった、プライベートボトリングのスプリングバンク1972をハイボールにし、
このウェスタンハイランドをフロートしてみようじゃないかと。

スプリングバンクといえばナッツやレザー感のほかに、ベリー感がひとつフレーバーのキーになると思うのですが、
このスプリングバンクハイボールはベリー感が背面からじわじわ出てくる味わいで、バンクらしさもしっかりあり、
なかなか旨いハイボールに仕上がって、これまた好評です。
(どっちもストレートで飲め、という声が聞こえてきそうですが。)


 


 

さて、ここまでやってしまうのか、という声が聞こえてきそうな
最強のグレンギリー1971のハイボール、この1本を開封するにあたっては
「また1本、このギリーがこの世から消えてしまった。。。」と惜しむ声さえ聞こえてきたボトルで、ハイボールにトライしてしまいます。
 

さらにはセスタンテ・グレンロッシーのハイボールに、
個人的には最強のミルトンダフ、アンテイカーサ・ミルトンダフ1966もハイボールにしてしまい、
87Malt Night 4thを超える究極のハイボールタイムが実現しました。
 


 


 


シェリーはハイボールに合わない、難しいというのが定評ではありますが、
合うボトルについては、シェリーの渋みや嫌味なフレーバーが冷やされることによって、
炭酸が加わることによって軽減され、非常に綺麗なシェリー感を味わうことが出来る、

今回のギリー、ミルトンダフは大変すばらしいシェリー感であり、
さらにギリーに関してはガツンと強めのピートが良いアクセントになり、これまた旨い一杯に仕上がっています。



冷やすことで香りがたたない、というのはロック等でボトルを飲む際の注意事項として挙げられるわけですが、
ここまでフレーバーがしっかりしたボトルについては、逆に綺麗なフレーバーが感じられるようになる、
冷やされることで雑味が抑えられれ、もともと強かったフルーツであったり、シェリーであったり、ピートであったり、
そのボトルの良しとするフレーバーがしっかりと感じられるようになる。
また、その冷えたフレーバーが、喉を通るにあたって体温で暖められ、戻り、フィニッシュとして発散する。
 

ストレートで散々飲んだ上での話ではありますが、ストレートとはまた違ったフレーバーの感じ方は非常に新鮮であり、
ハイボールも馬鹿に出来ない!!
 

改めて新しいウィスキーの楽しみ方、スタイルの可能性を再認識したひと時となりました。



87malt Night 5th締めの時間である、23時を迎えようと言うころ、
kssiさんがニヤリと笑っておもむろに1本のボトルを取り出しました。

「開けられないので、ここで是非開けたい!」

私にとっては、福岡は小倉のSTAGさんで飲ませていただいた以来の懐かしいボトル。
ムーンインポート取扱いのブルイックラディ10年のフルプルーフ。
 


 

 

ブルイックラディ蒸留所全盛期ともいえる、1970年代前後の原酒が使われたボトルで、
林檎を思わせる上品なフルーツ感は、今のブルイックラディは何なんだと思わされる一本。


「くりりんさん、是非開けちゃってください!」と言うkssiさんに対して、
この最強のラディとも言える一本を前に躊躇していると、向かいに座っていた
ベンリアック馬鹿一代ことゴブリンさんが「貸して貸して」と申して、TAXごとブチッと引きちぎり開封されたわけですがw


久々に飲んだブルイックラディは、やはり極上。
素晴らしい隠し玉、締めの一杯、ありがとうございます!
口開けゆえか殻付きの麦っぽさもあり、ライチや林檎を思わせる香り、焼いたパンを思わせる香ばしさ、
この上品な白色フルーツ感は、当時としてはあまり評価されなかったのかもしれませんが、
今となっては実にすばらしい味わいで、ここで再び出会えたことに感謝せざるを得ない味わいでした。



さてさて、こうして色々飲ませていただいたフリーテイスティングタイムですが、
ブルイックラディを最後に楽しみ、後は参加者の都合によりけりで各自解散として散会となりました。
(私も翌日、嫁との約束があるためnakasatoさんらと共に終電に間に合うよう撤収します。)

 

実に充実した、濃い時間となりました。


ボトルの素晴らしさはさることながら、87Malt Nightの素晴らしさは”共感”要素の多さにあるように思います。
多くの方々がイベントを開催されている中、このイベントは1つのボトルをしっかりと掘り下げていく、
濃く、深く、そして互いの意見を共感していける、そういう空気がある、許されていることが、
やはり最大の強みというか、魅力なのかなと感じています。


そうした中で、こうした会を1年間に渡り定期的に開催され、
さらにはWhisky link のサイト立ち上げから、オリジナルボトルのボトリングまで、
精力的に活動されたタケモトさんへの感謝は、言葉で表現しても仕切れないものです。

言葉、文字で表現することを、ブログと言う媒体であれひとつの手段としている私が、
言葉に出来ないという表現を使うのは大変情けないものではありますが、それ以外の言葉が見つからないのも事実です。

 

第5回となり、今後どのようにイベントを開催するかは考えていきたいとコメントがありましたが、
是非、どのようなボトルであれ、こうした1本ないし1蒸留所を深く語ることが出来るような会は、
何らかの形で実施していただければ・・・というのが、私個人の希望であり、わがままでもあります。

たとえば前回からの試みとしてあった、Ustreamやニコ生での放送、少数のボトルをもっと多角的な視点から深堀していく会であるとか、
新しい視点、ジャンルを開拓していくのも、今後のモルトの楽しみ方の発信として有りなのではとも思うところです。

 おんぶに抱っこどころか、おんぶされてばかりで、ご迷惑おかけしてばかりですが、今後ともよろしくお願いいたします。


 

また、今回の会では初めましてな方、お久しぶりな方々、ウィスキー好きの輪の中で、多くのアツい方々と席を共にすることが出来ました。
くりりんはこんなヤツです。知り合ったのが運の尽きです。

お騒がせいたしますが、これまでお世話になっている皆様については、改めてよろしくお願いしますと、お願いさせていただくと共に、
新たに交流させていただいた方々については、是非今後とも様々な琥珀色トークが出来ればと期待に胸を膨らませております。


 

感想を語ればキリがありませんが、そろそろ明日からの宮城出張の準備もしなければならないので、
87Malt Night 5th参加レポはここらで締めとさせていただければと思います。



ありがとうございました!!!

 

2011.09.26【イベントレポート】

【 87Malt Night 5th】 参加レポ(中)


レポート第二回です。

 前回は折り返しのロングモーンまで、今回はモルトラインナップのラストまで、
グレンロッシー、グレンギリー、モートラック、ロイヤルブラックラ、を書かせていただきます。



シェリー系が続きましたので・・・ということで、チョイスされたのが
セスタンテ・グレンロッシー16年 1972-1988 57.7%。
 


 

 

グレンロッシーといえばブレンデットのヘイグ、ピンチ(ディンプル)の主要モルト、
一般的にはあまり有名ではない銘柄ながら、ポテンシャルはかなり高い蒸留所です。
さらにセスタンテですからねぇ、嫌でも期待は高まります。
 

このボトルは色からどシェリーかと思いきや、少しクセのある甘い香り。
いわゆる沢庵香ですが、奥からキャラメルやナッツ、乾燥イチヂクのようなフルーティーな香りも感じられます。
ボディはしっかり、スパイスもあって、樽由来かビターなアクセントも顔を出します。
何かが突出したモルトではないですが、実に味わい深い一本。
 

ロッシーいいよロッシー。


ロッシーといえば、最近のボトルとしてはクロコダイルやらアナトミーやら、やたらとトロピカルフレーバーなボトルが多くリリースされていました。
最近のトレンドとは思いますが、コレは特定の処理をしたホグスヘッドないしバーボン樽によってもたらされるフレーバーで、
そのフレーバーとの相性はあると思いますが、こういった酒質だからこそ合うのだろう、そういう元の味わいを感じさせてくれるボトルでもあります。
 


ロッシーでワンクッション置いた後は、いよいよ今回のメインとも言えるボトル。
(というか、ラインナップすべてがメインともいえるんですが・・・なんでしょう、この昔の巨人みたいな打線はw)
最強のグレンギリーとして名高い、


サマローリ・グレンギリー 1971
"SAMAROLI COLLECTION"
750ml 59.6%
MATURED IN SHERRY WOOD Full Proof
BOTTLE No, 1025/2280
 


 


 


グレンギリーはオールドに関しては大好きな蒸留所です。

ちょっと前までパフュームが出て、迷走していた時期もありましたが、
オールドに関しては上品なピート感に一本芯の通った味わいで、オールドがあると言われればニヤリとなってしまいます。
さらに伝説的なボトルの多い1980年代のサマローリのボトリングのグレンギリーなわけですから、飲めるだけでも感動なのに口開けを飲めるなんて・・・。


ただ、以前同サマローリのグレンギリー1971の43%加水を飲んだことがありましたが、それは鮮烈な印象として刻み込まれるほどの出会いではありませんでした。

では史上最強と名高い、このグレンギリーはどうか。
このグレンギリーは口開けゆえか、ラフロイグのようなガツンとくるピート感、
もう少し上品なピートを想像していた私は思わぬ形で奇襲を受けましたが、それは参加者全員も同様で、
そこにシェリーの甘さ、ブラウンシュガー、ナッツ、甘さと苦味、深みのバランスが秀逸で、
島のようなクセがないことが逆に強みとなって、純粋なピート&シェリーに唸らされる味わいでした。
 

このモルトについてはメインでもありますので、後日単独でテイスティングノートを書かせていただきたいと思います。

 


続いてもイタリアです。モートラックです。
セスタンテ・モートラック 14年 57% 1980's
 


 

 

今回は87Malt Night としては少し珍しい形式で、
自己紹介をかねて1ボトルあたり2名がコメントを述べる以外は、
かなりフリートーク主体の構成となっていましたが、このボトルで私の自己紹介がまわってきました。
 

だいぶ酔いが回っている状況で、このボトルについては
「大味だけど繊細、B型のモルト」とかなんとか言った記憶があります。


実際、モートラックといえば個人的にはシェリーの甘さがグワッと口に広がった後は、
少しもさっとしたタルさが現れて、シイタケや若干の硫黄を伴いながらフィニッシュに・・・

という感じなのですが、このボトルは序盤はまさにモートラックのハウススタイルともいえるシェリー感から、
中間のタルさが非常にクリアで、シェリー樽由来のうまみの中で、
パワフルだが繊細でクリアな味わいがあり、余韻につながっていく。


言うこと無しの良いモートラックです、こういうモートラックがもっとほしいなぁ・・・
なんて思いつつ、後日W&M  モートラック10年 1988-1998 58.5%を買ってしまうわけですが。


ま、この辺の話題は別の機会に。

 



さて、ここまでシェリーや樽の影響がしっかりある味の濃いモルトが続いたところで、
ラストは超ハイプルーフ、目の覚めるようなクリアな味わいの
インタートレード・ロイヤルブラックラ 1972-1988 15年 64.5%






64・5%というと、樽詰めの度数とはぼ同じと思われるところで、
貯蔵環境はきわめて樽の呼吸のバランスが良かったという、それだけでレアなボトルに当たりますが、

このボトルは少し若さを感じさせる植物質、麦芽質な味わいがあるものの、
白葡萄や青林檎などのフルーティーなフレーバーと、度数ゆえのすっきりとしつつもスパイシーでキレのあるフィニッシュが、
ここまでのボトルの味わいに負けず、かつ自身の良いところをしっかりと主張しています。
ラベルも独特ですね、このラベルをインスパイアしたボトルもあるとかないとか・・・

背景を和室にしたら、なんでしょう、今回の会の風景に・・・見えなくも無い感じです(笑)


(ご参考)



ロイヤルブラックラは以前福岡で飲んだオールドボトル、オフィシャルの16年、57%が実に旨かったという印象がありますが、
それに負けず劣らず、実に鮮烈な印象を刻んでくれました。


うーん、すばらしい締めの一杯。


 


ここで87Malt Night 5thは全8本のメインのラインナップを終了。
後は各自の時間の許す限り、残りのボトルを囲んでのフリーテイスティングタイムです。


先日、某SNSではちょっとした論争になったシングルモルトのハイボールですが、
今回もおいしくやらせていただきました、この辺は会の総括、様子とあわせて、次回に続きます!
 


 


続く!!
 

2011.09.23【イベントレポート】

【87Malt Night 5th】参加レポ(上)

9月18日、タケモトさん主催の87Malt Nightに参加してきました!

昨年の7月、衝撃の第一回から数えてはや5回目、そのつどタケモトさんのウィスキーへの愛と情熱、
そして参加者への心遣いにただただ圧倒されるばかりでしたが、今回もまた、大変すばらしい会だったと思います。
タケモト様、今回もありがとうございました。
 

 

当日は16時からフリーテイスティング、18時からメインという流れで、
くりりんは家の掃除etc、一人暮らしのたしなみをしてから家を出たため、
若干出遅れの16時30分ごろに会場入り。
 

会場にはすでに射命丸さんが居て、悠々とフリーテイスティングのラインナップを嗜まれていました。
私も87Malt Nightの定番となりつつある、タケモト製薬からのドーピングを摂取し、フリーテイスティングに参戦します。







画像:フリーテイスティングのボトルたち。(この後、5~6本追加されました。)


フリーとはいえ、ラインナップはこれまでの87Malt Night でメインを張ってきたボトル、
BARでひょいっと出てこようものなら、歓声とともに迎えられるであろうボトルです。

まさにオールスターズともいえる”復習”のラインナップで、胃と頭を準備運動します。

 


 

その中で、前回の4thで「ハイボールにどうでしょう・・・」なんて話をしていて飲まなかった、
GM GLENLOSSIE CASK No'1814 1978-2007は、復習と言うより追試な一本。
旨いことはもちろん、ロッシーってこういう味だよね、と思わせてくれる一本で、
最近のトロピカル路線とは違う、素朴な旨さがある、「おっ」と思ったボトルでした。





こちらは射命丸さんがスコットランドのお土産として持参された、ダンカンテイラーの新シリーズ、
ウィスキーズ・スコットランド(Whiskies Scotland) キャパドニック1972、最近アツイ、お決まりの当たり年です。

まだ国内未発売のボトルということですが、これはダンカンテイラーのキャパドニックらしく、
よく言えば乾燥イチジクや杏、悪く言えば東京沢庵のような香りから、
ナッツや樽感とフルーツがしっかり感じられる、長期熟成キャパドニックらしい味。
キャパ好きな人は飲んで損無しという感じです。

 


フリーテイスティングのボトルを楽しんでいるうちに、スペシャルゲストを含めて参加者が集まり、
お久しぶりな方、始めましてな方も交えて、無事87Malt Night 5thはスタート!

まず1本目は日本のインポーターの中で新鋭のゴブリンインポートから買い付けた、グレンブローラ(1970's)。
くりりん大好物のオールドブレンデットです。
 


 


このブレンデットは、その名のとおりブローラ(時期的には旧クライヌリッシュ)が使われているといわれており、
その真偽を確かめようとのことで、ブローラ3rdも合わせて飲みながら、検証するというもの。


 


口開けということもあって、まだまだフレーバーが開く印象が感じられましたが、
オールドらしい甘さ、シェリー感にフィニッシュを締めるピート感が感じられ、ボトルの状態は非常に良いものでした。

個人的な印象としては、同じく旧クライヌリッシュが使われていると言うアンシュリーに近い印象を受けたこともあり、
ブローラが使われているんじゃないかなと言う印象でした。
(参加者全員の意見としては、使われている、使われていない、わからない、がほぼ同数でした。)

 







続いては、同じくゴブリンインポート経由、差し入れボトルの、GMグレンウルクハート8年(E・ジャッコーネ)1970年代流通。
GMグレンウルクハートは今も販売されているボトルですが、このボトルは1970年代のオールドで、さらにジャッコーネ向け。

それだけで期待値はぐんぐん上昇するわけですが、味も期待に恥じないもの。
先ほどのグレンブローラとは異なる麦感、華やかなモルトの味わいがしっかり感じられて、満足の1杯です。
これもまた口開けでしたが、口開けでコレなら後2~3ヶ月もしたらすごいことになりそうです。

また、このボトルはキーモルトが不明と言うことでしたが、たとえばロセスやリンクウッドのような
華やかで芳醇なモルトの印象を受けました。実際はどうなんでしょうか・・・。


 


ラインナップ3本目、ブレンデットで肩慣らしを終え、いよいよモルトです。
私を含め87Malt組の大阪遠征メンバーには大変思い出深い、
アンティカーサ ミルトンダフ 1966-1990 23年 61.4%
 







神戸は三宮駅前、これまた大阪遠征メンバー御用達のお好み焼き風月の店舗前で、
商店街を行きかう人の中、みんなで紙コップでカンパイして飲んだボトル。
 


(11月のあの日・・・三宮駅前はスタンドバーとなった。)


酒ショップ佐藤のミルトンダフ1969と並んで、個人的にミルトンダフ史上最も旨いボトルだと思っている1本であることに間違いはありませんが、
そういえば体調やグラス等、しっかりしたコンディションで飲むのは今回が初めてでした。

やはり旨いです。シェリー樽モノは1960~70年代ないしそれ以前の蒸留で、
さらに20年前後の熟成が最も旨いと言うのが持論ですが、このボトルはまさにそのどストライク。

レーズンやプルーン、皮付きの黒葡萄、杏を思わせる濃くフルーティーで甘い香り、
ハイプルーフでありながら過熟のシェリー樽モノにありがちな、ギスギスしたタンニンの無い、
濃厚でありながら瑞々しいともいえる広がりで、大変すばらしいモルトに仕上がっています。
これです、こういうボトルを今後のウィスキーに求めることは酷なのかもしれませんが、
呑めるうちはぜひとも飲んでおきたい、そう思わせてくれるすばらしいボトルでした。

 

ミルトンダフの感動冷めやまぬうちに、次は同じアンティカーサのロングモーン1971-1990 18年 58.1%。
ラインナップは4本目、メインのラインナップとしては折り返し地点となります。
 







ロングモーンといえば、シェリー、そしてトロピカルという印象が強いのですが、この2要素を高い次元で両立したボトルはあまり無く、
どちらかといえば、最近のロングモーンは長熟どシェリーの傾向が、バーボン樽熟成を経てがっつりトロピカルの傾向か・・・というところでした。


が、「その印象をぶち壊す!」とばかりに、嫌味の無いシェリー感からフィニッシュで湧き上がるトロピカルフレーバー。
何だこのボトルは!と先のミルトンダフの感動を一気に上回ってしまった、大変すばらしいフレーバーとバランス。
その融合はもはや異次元のレベル、会に参加された皆様も思わず唸ってしまうそのできばえ。


もし今度このボトルと出会うことがあれば、それこそコイツとだけ一晩過ごしたい気分になりました。

 


と、ここまでで早くもラスボスと遭遇してしまったような、怒涛のスーパーシェリー系2連発でしたが、
いよいよ次は87Malt Night 5thのメインともいうべく、グレンギリーの伝説が眠りから目覚めます。






続きます!


(ウスケバで長い記事を書くと、画像の貼り付けから改行の不具合等々、まだまだめんどくさいですな。)

2011.09.18【日記】

BURNSプチブラインドテイスティング大会@9月17日

9月17日、BURNSで開催されたブラインドテイスティング大会に参加してきました。





大会といっても、特に商品があるわけでもなく、ただ参加者がボトルを持ち寄って、
それぞれブラインドテイスティングで銘柄を当てあい、ボトルの印象を話し合うというイベントで、
ラベル酔いの無い、純粋に中身の評価を共有できるため、毎回とても楽しませてもらっています。

今回も素敵な会を開催していただき、そして個人的な事情にも考慮していただき、BURNSの皆様、本当にありがとうございました。
また、参加された皆様、下記にも記載する私の致命的ミスと、その他振る舞いの数々を笑って済ませていただき、感謝の極みです。




さて、毎回黒いだなんだとネタになるBURNSのブラインドテイスティング大会ですが、以外にも今回のボトルチョイスは非常に素直というか、クリーン。
くりりんは上の画像のボトル

・GM コニッサーズチョイス ダルユーイン 1971-19??
・余市10年 オールドボトル(1990's)


を持ち込み、後はその場の流れでどちらかを出題しようと考えていました。
ところが出題順がトップバッターでしたので、銘柄的にもメジャーな余市10年をチョイスしたのですが・・・

事前の注意事項として、今回は”スコッチシングルモルトに限る”という連絡があったことをすっかり忘れていて、もっとも腹黒い結果になってしまいました。
おとなしくダルユーイン1971にしておけばよかったです・・・。






BURNSブラインドテイスティング大会@9月17日
ボトルラインナップ(以下、出題順)

・余市10年 オールドボトル(1990's)
・アデルフィー バンフ 34年
・ダンカンテイラー カリラ 1981 29年
・GM オールドプルトニー 1989
・アイラハウス ボウモア 1996 13年
・ウィスキーエクスチェンジ ローズバンク 1991 19年
・?? ボウモア 1998 12年
・エクスクルーシヴカスク タムデュー 1980 29年
・エクスクルーシヴカスク ハイランドパーク 1994 16年


今回は、ボトルの価格的にも特に気張ったものは無く、さらにワインカスク等の変化球や、この銘柄にしてこの味はありえない、
絶対に連想できないフレーバーになっているボトルも無く、一見すると非常にバランスの良いラインナップとなりました。

しかし、難易度としては一癖も二癖もあるもの。
たとえばDTのカリラは、従来のカリラにあるフルーティーさやピート感ではない味わいで、
アードベックやラフロイグと答える方が続出。言われてみれば・・・という感じで、樽の使い方が非常に面白いボトルでした。
また、アイラハウスのボウモアは、参加者全員が飲んだことのあるボトル、しかし正解者は0。
実はその場で口開けされたボトルだったため、いつも飲んでいるボウモアのバーボンカスクの味わいとはまったく異なるフレーバーとなっており、
フレーバーの”開き”について良い教材になるボトルでした。

ローズバンク1991はゼニスのバンクにも共通するような嫌味の無いフルーツ感と後半のキレがあり、これが三回蒸留の良さか!?と思わせてくれるボトル、
しかし味的にその嫌味のなさと、大体のボトルに共通するようなフルーツ感が、逆に無個性でもあり、ブラインドでの絞り込みは非常に難しいボトルでした。


ん~やはりモルトは深い!!

ちなみに、ブラインドの成績はというと、どこぞのボトリングかわからないボウモア1998 12年まで全員が正解0!
このボウモアで私と、常連のIさん、Hさんが正解し、最高成績は1問という結果でした。

20時にスタートした会は24時過ぎで終了、今回も堪能させてもらいました!!
皆様、ありがとうございました!



で、くりりんは今回翌日にもイベント(87Malt Night)があるため、一旦横浜の自宅に帰る必要があるも、
終電は23時なので、イベント終了まで滞在すると始発まで帰ることができない・・・
ので、先日購入した自転車(GIANT ESCAPE R3)で、横浜(鎌倉・大船方面)-三鷹を往復し、今回のイベントに参加しました!!


行きは川崎から多摩川を遡上するようなルートで、
帰りは環状8号から武蔵小杉を経由するルートで

往復の走行距離約130kmで、自宅まで戻ってきました。



(GIANT ESCAPE R3 2012モデル)


(朝の新丸子橋)


良い運動になってアルコールもしっかり抜けました、今夜もバッチリ楽しめそうです。

それでは!!
COMMENT(1)
この記事を評価するGood

2011.05.20【日記】

【5月22日】第2回オールドブレンデットテイスティング会の開催について

第2回オールドブレンデットテイスティング会の開催はいよいよ明後日、日曜日となりました。
 
大変嬉しいことに今回も募集枠を上回る16名から参加表明を頂きました。
(参加考え中等、直接お言葉いただいていた方は判断できませんでしたので、カウントしておりません。)
当日キャンセル等あるかもしれませんので、募集は15名ですが、後1名募集させていただきます。
興味あります方は、是非お声をおかけください。
 
 
今回参加される方は、第1回に引き続き参加表明いただいた方もおりますし、はじめて参加される方もおります。
(今回はなんとスコティッシュな方もいらっしゃるとか・・・)
そのため、せっかく来ていただくのですから、第1回のボトルラインナップから、評判の良かった以下4本を、
前回ダイジェストとしてライナップに加えます。前回から1ヵ月半経過し、よりこなれて美味しくなっています。
 




・バランタイン12年 JAPANTAX 1962年~1971年流通
・ジョニーウォーカー黒 JAPANTAX メタルキャップ 1970年代初頭流通
・ピンチ メタルキャップ 1970年代流通
・シルバーシール マッカラン21年 1982-2003
 
 
しかし大変なことになってきました、前回ダイジェストだけでもBARで頼むと5000円はオーバーキルです。
そしてそれより自分は、神奈川から三鷹までこのボトルたちを加えた総勢23本のボトルを運べるのでしょうか(笑)
 
日曜日はまたしても雨の予報、誰ですか?雨男は。(私ですかw)
あいにくのお天気ですが、皆様気をつけてお越しください。
 
お会いできることを楽しみにしております。
 

 
参加者(5月20日時点)
・タケモトさん
・newyugoさん
・ゴブリンさん
・ryutaniさん
・七夕DIVERさん
・k900さん
・hiranoさん
・mixiにて参加表明(4名)
・BURNSにて参加表明(5名)
 
計16名(+くりりん、BURNSスタッフ2名)
 
 

COMMENT(3)
この記事を評価するGood

2011.04.27【日記】

【5月22日】第2回オールドブレンデットテイスティング会開催のお知らせ


無事開催させていただくことが出来ました第一回テイスティング会。
参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
前回に引き続き、5月22日(日)に第2回テイスティング会を開催する運びとなりましたので、
こちらでも告知させていただきますと共に、参加者を募集させていただきます。
 
第1回の案内文はこちら:http://midnight.usukeba.com/OTeY1Y63BPN62S.html

第1回のレポはこちら:http://midnight.usukeba.com/OTeY1Y66Y3cNL2.html

 
 
~第2回オールドブレンデットテイスティング会~

本イベントは、黄金時代と言われる1970年代に流通したウィスキー、それも
主として国内に流通していたオールドブレンデットウィスキーを楽しんでいただくものです。
オールドボトルである本テイスティング会のラインナップは、年々価値が上がっており、
今だからこそ手軽に飲める当時の味を、楽しんでいただければ幸いです。
 

【日時】
5月22日(日)
16時00分~19時00分

【人員】
15名程度

【会場】
BAR BURNS
(〒181-0013 東京都三鷹市下連雀3-34-20 丸平ビル2F
JR三鷹駅下車南口 徒歩5分)

店舗HP:http://www.bar-bridge.net/burns/
地図:http://r.tabelog.com/tokyo/A1320/A132002/13108395/dtlmap/

【会費※】
5,000円
※会費の10%は前回同様東日本大震災の義援金として日本赤十字社に寄付させていただきます。


【参加申し込み】
本記事へのコメント
くりりん宛のメッセージ(mixi、携帯、PC、ウスケバ)



【テイスティング会ラインナップ】
・マンローキングオブキングス JAPAN TAX 1960年代
・プレジデント JAPAN TAX 1960年代
・オールドパー JAPAN TAX 1970年代初頭
・BIG T 樽型 1970年代
・BIG T 角瓶 1970年代後期~1980年代
・グランツ ローヤル12年 JAPAN TAX 1972~1974年
・カティーサーク12年 1970年代
・ハンキーバニスター 1970年代
・ジェイムスマーティン12年 1970年代後期~1980年代初頭
・キングジョージⅣ 1970年代後期~1980年代初頭
・ゴールデンホース(東亜酒造) 1970年代




【オマケモルト】
・DT グレンロセス 1968-2010 WML2010
・スプリングバンク レッドファウンダーズリザーブ
・ボウモア1973-2004 21年
・シグナトリー カリラ1976-2001 25年 For La Maison du Whisky
・シグナトリー ラフロイグ1988-2003 15年 For La Maison du Whisky
・ゴールデンホース14年カスク(キング醸造)
・グレンフィディック25年 ロイヤルヘリテージ1980年代流通?




【その他】
・BURNS様よりお一人様ビール1杯のサービス
・ハイボール、ロック、対応可能


【注意事項等】
・会場は一部着席できるスペースもありますが、基本はスタンディングとなります。
・グラスは店から提供いただきますが、マイグラスを持参いただいても問題ございません。
・サーブは各自の手酌です。
・グラスの洗浄は手元に配布させていただく水でリンスしていただくか、スタッフまで申しつけください。
・簡単なおつまみ等はご準備いたしますが、食事が必要な場合は事前にお済ませください。
・ボトル総数から考えますと、ハーフショットでも結構な量があります。
 水分補給をしっかりと行い、限界酒量を見極めた上で、自己責任でお飲みください。
・BURNSさんは店の構造上、手の届くところにボトルが並んでいます。
 お店のボトルを勝手に開けて飲んだり、持ち帰ったりしないようにお願いいたします。
・BURNSさんの所有ボトルで飲みたいボトルがある場合は、その都度カウンターにて料金を支払ってください。
・手持ちのボトルでチャリティーが出来れば・・・と考えられている方、ご自由に持参いただいて問題ございません。
・計画停電等の影響が明らかとなった場合は、速やかに情報を告知させていただきます。




さて、前回のブレンデットラインナップは超有名どころ、ビックネームでそろえましたが、
今回はちょいマイナー系も入れて1970年代を中心にそろえてみました。
BIG-Tは、1976年蒸留のボトルが一躍話題になり、今をときめくトマーティンがキーモルトのブレンデットウィスキーで、モルティーでトマーティンらしさの感じられるしっかりした味わい、
オールドパー、プレジデント、マンローは、同じオールドパー系列の企業で作られ、キーモルトも同じながら、違うキャラクターに仕上げられています。
ハンキーバニスターのキーモルトはグレンファークラス、今は無い味わいです。
一応全て状態確認済み、このまま変な方向に開かなければ・・・良いなぁ。

もしダメな子がいたら、他のボトルにスイッチします。
ダメといえば、ボウモアは21年のビンテージシリーズの最終ボトルで、何気にレアですが、微パフュームなので注意ですw
後は余力があれば、何本か持って行きます。


 
なお、前回のイベントにていただきました会費の10%と、BURNS様と常連のI様よりいただきました義援金に、
私からの気持ちも加えて、20000円を東日本大震災の義援金として、日本赤十字社に寄付させていただきました。
小額ではございますが、チャリティーは今回も継続して実施させていただきます。

皆様の御参加、お待ちしております。
COMMENT(11)
この記事を評価するGood

2011.04.12【日記】

第一回オールドブレンデットテイスティング会の報告と御礼

第一回オールドブレンデットテイスティング会の報告と御礼


  
先の告知のとおり、2011年4月9日(土)、三鷹のBAR、BURNSにてくりりん主催でテイスティング会を開催させていただきました。
まず、会に参加いただきました皆様に御礼を申し上げます。15名を定員とさせていただきましたが、最終的に17名の方に御参加いただき、
震災の自粛ムードを良い意味で払拭できるような盛り上がりで、楽しく会を実施できたことを大変嬉しく思っています。
はじめてこういった会に参加されると言う方もおり、会を通じてウィスキー好きの輪も広がったのではないでしょうか。
 
今回のテイスティング会では、会の趣旨であったオールドブレンデット他、現行品やシングルモルトウィスキーも差し入れいただきました、
ラインナップがさらに厚くなり、よりいっそうテイスティング会を楽しんでいただけたのではないかと感じております。
差し入れをいただきました、kssi様、モルトわらし様、タケモトカツヒコ様、へたれ様、newyugo様、ありがとうございました。
上記一部の方におきましては、テイスティング会終了前に帰られた関係もあって、お持ちいただいたボトルはBURNS様で預かっていただいております。
 
また、当初の予告どおり、テイスティング会の会費の10%に加え、別途BURNS様、参加者様から提供いただいたお金は、
くりりんからの募金分と合わせて東日本大震災で被災された方への義援金として寄付させていただきます。
募金先は日本赤十字社を予定しております、手続きが終了しましたら領収書等UPすると共に、ブログ等にて報告させていただきます。
 
今回のテイスティング会は、第1回目、初のイベント開催ということもあり、改善すべき点などありましたが、
それは次回開催に活かしていければと考えております。
第2回は5月下旬頃、土曜日または日曜日の同時間帯(16時~19時)、BURNS様にて予定しております。
詳細がまとまり次第、今回同様に本ブログ等にて告知させていただきますので、皆様引き続きよろしくお願いいたします。

 

~テイスティング会ダイジェスト~
会の盛り上がり具合と、お約束の酒量限界w

















第一回テイスティング会、ボトルラインナップ
【ラインナップ】
・バランタインファイネスト JAPANTAX 1960年代後半流通
・バランタイン12年 JAPANTAX 1962年~1971年流通
・バランタイン17年 1970年代後半流通 明治屋
・ホワイトホース ホワイトホース表記 JAPANTAX 1970年代初頭流通
・ホワイトホース ファインオールド表記 1970年代後期流通
・ジョニーウォーカー(赤) コールベック 1980年代初頭
・ジョニーウォーカー(赤) コルクキャップ JAPAN TAX 1960年代流通
・ジョニーウォーカー(黒) JAPANTAX 1970年代初期流通
・シーバスリーガル12年 1960~1970年代流通
・ピンチ メタルキャップ 1970年代流通
・ヘイグ メタルキャップ 1980年代流通
・ヘイグ HAIG&HAIG FIVE STAR 1960年代流通
・ニッカG&G 1960年代流通 竹鶴政孝ブレンド

【オマケモルト】
・カーデュー12年 従価特級1980年代
・グレンモーレンジ ネイティブロスシャー 10年 1981-1991
・BBR グレンリベット1971-2007 36年
・マーレイマクデビット ラフロイグ12年 1987-1999
・アードベック ウーガダール2003ボトリング
・シルバーシール マッカラン 1982-2003 21年
 
【お持込いただいたボトル】
・ニッカフロムザバレル 特級
・ニッカフロムザバレル 現行品
・サントリー オールド 特級
・パスポート 特級
・グレンドロストン JAPANTAX 特級
・KBキャパドニック1968
・ヘイグ プラキャップ 特級
・ジョニーウォーカーブラック12年 100周年ボトル
・カリラ1982 Whisky link “Cure”カスクサンプル



以下、ぷちっと次回予告・・・
 
次回ラインナップは、オールド・パー3兄弟(プレジデント、キングオブキングス、オールド・パー)に、
トマーティンが使われている優良ブレンデットBIG-T 2種類の5本に、少しマニアックなところで1970年代以前をそろえていく予定です。




COMMENT(4)
この記事を評価するGood

2011.03.19【日記】

テイスティング会開催のお知らせ@4月9日(土)16時~19時

深夜も営業中をご覧の皆様、大変お久しぶりです。
休止中のブログでございますが、告知のために使わせていただきます。


~はじめに~
先日発生し、依然として余震の続く東北地方太平洋沖地震におきましては、
この記事を読まれている方々のお住まいの地域も、激しい揺れに遭われたことと思います。
特に東北、関東の震源側海沿いの地域にお住まいの皆様におかれましては、津波のほか、
停電、断水、食糧不足など、甚大な被害があり、大変大きな苦労をされていると推察いたします。
心からのお見舞いを申し上げます。

また、私事ですが、私の父方の実家は宮城県仙台市にあり、曾祖母と親戚の家は宮城県女川市にあり、どちらも大きな被害を受けております。
女川の家は津波の影響も受けたということを聞いていますが、親戚全員が無事であるかは、未だ連絡が取れず確認が出来ていない状況です。


そのような状況の中、こうしたイベントを開催することは賛否あるかと思いますが、
自分自身に出来ることは、ただ節電して祈るだけなのかと考えたとき、必要以上に溜め込んでいるボトルで、何か力になることが出来るのではないかと思い、今回の開催を決定いたしました。

今回のイベントは第1回としておりますが、それ以外に第2回、第3回を約1ヵ月ごとのペースで予定しており、
イベントを通じて集めさせていただいた会費の10%を、震災の義援金として寄付させていただきます。
また、メインとなるボトル以外に、手持ちのボトルをいくつか持参しますが、それもバウチャー代わりに募金(額は問いません)いただければと考えています。

参加申請は、本記事へのコメント以外に私宛のメッセージ(mixi、携帯、PC、ウスケバ)でも受付いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。






第一回オールドブレンデットテイスティング会
~1971黄金の特級時代を感じる~


シングルモルトブームが定着しつつある昨今ですが、ブレンデットウィスキーはその流れにおいて行かれた感があります。
しかし、ウィスキー全体の消費量を見てみると、依然としてブレンデットウィスキーが大多数を締めています。

ブレンデットウィスキーが今の地位を確立することとなった背景には、1989年以前の通称特級時代が大きな影響を持っています。
特に1970年代に流通したモノには、各蒸留所の全盛期とも言える時期に蒸留された原酒がふんだんに使われており、
現在のブレンデットとは比べものにならないほどふくよかで、コク、厚みのある味わいです。
今回のテイスティング会では、1970年代以前に流通したボトルを中心に、今だからこそ気軽に飲める当時の味を、味わっていただければと思います。


【日時】
4月9日(土)
16時00分~19時00分

【人員】
15名程度

【会場】
BAR BURNS

(〒181-0013 東京都三鷹市下連雀 3-34-20 丸平ビル2F
   JR三鷹駅下車南口徒歩5分)

店舗HP:http://www.bar-bridge.net/burns/
地図:http://r.tabelog.com/tokyo/A1320/A132002/13108395/dtlmap/

【会費※1】
5,000円

【参加申請】
本記事へのコメント
くりりん宛のメッセージ(mixi、携帯、PC、ウスケバ)

【ラインナップ】

・バランタインファイネスト JAPANTAX 1960年代後半流通
・バランタイン12年 JAPANTAX 1962年~1971年流通
・ホワイトホース ホワイトホース表記 JAPANTAX 1970年代初頭流通
・ホワイトホース ファインオールド表記 1970年代後期流通
・ジョニーウォーカー(赤) コルクキャップ JAPAN TAX 1960年代流通
・ジョニーウォーカー(黒) JAPANTAX 1970年代初期流通
・シーバスリーガル12年 1960~1970年代流通
・ピンチ メタルキャップ 1970年代流通
・ヘイグ メタルキャップ 1980年代流通
・サムシングスペシャル JAPANTAX 1960年代流通
・ニッカG&G 1960年代流通 竹鶴政孝ブレンド

【手持ちモルトからはこの辺を予定※2】
・カーデュー12年 従価特級1980年代
・グレンモーレンジ ネイティブロスシャー 10年 1981-1991
・BBR グレンリベット1971-2007 36年
・マーレイマクデビット ラフロイグ12年 1987-1999
・ケイデンヘッド ロングモーングレンリベット 1987-2002 15年
・シルバーシール マッカラン 1982-2003 21年


なお、開封後のボトルの状態によってはラインナップを一部変更させていただく場合もあります。
また、上記に加えまして、ジョニ赤、バランタイン等の現行品を比較用に用意します。

※1 会費の10%を東北地方太平洋沖地震の義援金として寄付させていただきます。
※2 手持ちのボトルでチャリティーが出来れば・・・と考えられている方、ご自由に持参いただいて問題ございません。


【その他注意事項等】
・会場は一部着席できるスペースもありますが、基本はスタンディングとなります。
・グラスは店から提供いただきますが、マイグラスを持参いただいても問題ございません。
・サーブは各自の手酌ですが、・サーブは各自の手酌ですが、ハイボール等でお飲みになりたい方はそのように用意いたします。
・簡単なおつまみ等はご準備いたしますが、食事が必要な場合は事前にお済ませください。
・BURNS様より指定銘柄によるハイボールや、ビールの提供もございます。
・ボトル総数から考えますと、ハーフショットでも結構な量があります。
 水分補給をしっかりと行い、限界酒量を見極めた上で、自己責任でお飲みください。
・BURNSさんは店の構造上、手の届くところにボトルが並んでいます。
 お店のボトルを勝手に開けて飲んだり、持ち帰ったりしないようにお願いいたします。
・BURNSさんの所有ボトルで飲みたいボトルがある場合は、その都度カウンターにて料金を支払ってください。
・計画停電等の影響が明らかとなった場合は、速やかに情報を告知させていただきます。











COMMENT(11)
この記事を評価するGood

2011.02.14【日記】

【連絡】エイジング研究会、共同エイジング完了のお知らせ


先日ウスケバ休止宣言をしておりましたが、
現在進行形のイベント、共同エイジングも休止というわけにはいきませんので、
本件は休止適用外とさせていただき(汗)、現状連絡と今後についてを改めて報告させていただきます。
 
共同エイジング参加者の皆様におかれましては、今回の休止宣言に伴い、大変ご迷惑をおかけしております。
 
 
さて、12月11日に樽詰めを行いましたモートラックですが、いよいよ最終払い出し予定の2月12日を向かえ、最終払い出しを行いました。
共同エイジングという中々例の無い試みではありましたが、漏れや過剰熟成といった事故も無く、なんとかサンプルを確保することが出来てほっとしております。


 

 
上の写真は、左から熟成無し、1週間、2週間、1ヶ月、2ヶ月
段階を追って飲んでいくことで、樽の影響や、荒いながらも角の取れ具合など、
熟成の過程を垣間見ることが出来る良い教材に仕上がったと感じています。
(2ヶ月目の味については、皆様でご確認ください!)

 
ただ個人的には2ヶ月目がこれなら、もう後1~2ヶ月貯蔵したらさらに面白かったかな・・・とも感じています。
まぁ樽はまだ手元にありますし、ウスケバではないにしても、今後もこうして希望者を募って、
どこかの蒸留所のニューポットを、今度はじっくり半年から1年くらいかけて熟成させてもいいなと考えています。
 
 
 
今後についてですが、煮沸消毒した上で、ミネラルウォーターで洗浄したサンプル瓶に瓶詰めを行い、
既に費用をいただいている方、発送先or受け取り方法を連絡いただいている方より、発送または手渡しさせていただきます。
 
なお、追加で大変申し訳ございませんが、
ウィスキーマガジンライブでの手渡しを希望されている方で、87Malt Nightへの参加予定が無い方については、来場日をご連絡くださいますようお願いいたします。
(上記条件を加味しまして、じー様、nao様、へたれ様、射命丸様、ゴブリン様、タケモト様、led様は必要情報を連絡いただいております。)
 
また、受け渡し方法等連絡いただいていない方につきましては、コメント、メッセージ等でくりりんまでご連絡いただけますようお願いいたします。
オマケボトルにつきましても、まだまだ希望を受け付けておりますので、連絡をお待ちしております。
 
 
 

  
煮沸消毒中の小瓶たち、70本煮沸します。
 
 
 

 
オマケボトル(左から、詰めてたバーボン、KBモートラック1989、花と動物モートラック16年、ジョニ黒760ml従価特級時代)
 
 
 
冗長気味となりますが、今回の件についてはブログの休止により、イベントに参加いただいている皆様にご迷惑をおかけしております。
サンプル瓶への瓶詰めが終了し、全ての準備が終了した時点で、再度連絡をさせていただきます。
 
以上です。
この記事を評価するGood

2011.01.17【日記】

【レポ】スコ文研サロンチーフの試飲会(1月15日)

 8割がた書き上げたところでブログ記事を誤って消してしまうというアクシデントに見舞われたくりりんです。
やる気をあげるのにちょっと時間がかかってしまいました。
 
 
1月15日、アイラバーにて開催されたスコ文研サロンチーフの試飲会に参加してきました。
本会はチーフのGIAN氏が自身の50歳の誕生日を記念して開催されたもので、20歳のころに蒸留されたモルトが30年モノになるということから、
その試飲会ラインナップは閉鎖蒸留所や販売終了した物を含むオフィシャルの30年モノで統一するという、大変贅沢なモノでした。
 


  
~~試飲ラインナップ~~
バルヴェニー30年 47.3%
ベンリアック30年 50.0%
アードベック30年 40%
タリスカー30年 50.7%
ブローラ30年 52.4% Bot2002
ラフロイグ30年 43%
 
 
さらにさらに今回は、オマケとしてブレンデットの30年モノもスタンバイ。
不覚にも写真を撮り忘れてしまったのでノーイメージですが、ブレンデットの30年モノは中々飲む機会もないので大変勉強になりました。
 
~~オマケ~~
 Blue Hanger 30yo
 White & Mackay 30yo
 Famous Grous 30yo
 Campbeltown Loch 30yo
 Royal Island 30yo
 
 
 
ちなみにくりりんはというと、不覚にも試飲会に遅刻・・・。GIAN様、連絡も無く大変失礼いたしました。
というのも、試飲会前に散髪のために美容院に寄ったのですが、そこで予想以上に待たされ、さらに担当になったふくよかなお姉さんが切るの遅い動作も遅い。
結果いつも以上に時間がかかり、急いで駅まで行くもまさかの電車遅延!!不幸と言うものは畳み掛けるものですが、非常に間の悪いことこの上ない状況でした。
六本木一丁目駅からアイラバーまでは全力でダッシュ、20分~30分遅刻で会場に到着し、七夕さんに「練馬いっちゃった?」とからかわれつつ着席。



 
既にテーブルには3杯分のモルトが置かれ、さらにこれブラインドテイスティングです、と出される1杯。
 
 
あ、そういえばオフィシャルボトルでブラインドテイスティングやるって話でしたっけ。
急いだ影響で口の中が少し乾いてよろしくない状況なのですが、まずは一口。
スムーズでややクリーミー、木のエグミ、バニラから後半はフルーツ系に変化、黄桃、トロピカルっぽさも・・・
 
・・・
ふーむ。
モーレンジっぽいなぁ。
 
以前飲んだオーヘントッシャンのカスクにも似たフレーバーのものがあったような気がしたけど、そんな現在販売されてないようなボトルが出るとは思えないし、
きっと今も普通に買えるモノからの出題だよなー、となるとモーレンジで、感じたフレーバー的にアスターか18年かな。
18年はシェリーの影響と、時間と共にパフューム系のフレーバーが出るからもう少し置いてみて・・・
なんてひたすら考えていたところ、GIANさんから「熟成年数、ビンテージの表記が無いボトルです。」という大ヒントが。
あ、じゃあやっぱりアスターか。
なのでグレンモーレンジ・アスターで回答。
 
 

 
結果は大正解。私以外にも2名の方が正解され、
正解の賞品として北海道のBAR無路良のメモ帳をいただきました。
 
途中回答を確認されたGIANさんが「・・・なるほど、面白いね」と、なんともいえない表情でコメントされていたので、
あれ、はずしたか!思ってしまいましたが、いきなり当たってたからどうコメントしていいかわからなかった、という心情だったそうで、
私としてはもう正解してよかったーと、ホッと胸をなでおろしました。
三鷹のテイスティング大会に続き、なんとかブロガーの面目躍如といったところです。
 
 
最近MHDのテイスティングキャンペーンや、ウスケバのテイスティングコーナーへのコメントを書くために色々オフィシャルを飲んでいましたが、
それが大きくプラスに働いているようです。基礎力の向上と言うか、舌への味の蓄積を行うことが出来ました。
(アスターにいたっては、先日飲みなおしたばかりw)
 
モルトに飲みなれてくるとオフィシャル現行品を敬遠してオールドやボトラーズに走ってしまうところがありますが、
やはりオフィシャル現行品あってのオールドボトル、ボトラーズですから、これからも色々飲んで勉強していきたいと思います。

 
 
っと、話がそれてしまいました。
ブラインドテイスティングに回答した後は、今回のボトルラインナップをしっかり楽しみました。



 
今回のラインナップの中で個人的に1番だったOBベンリアック30年50%。
グラス注ぎたてはセメダインのようなツンとしたバリバリの硬さだったようですが、遅れてきた私のグラスはステイが長くこなれており、
同オフィシャルボトルの40年に共通するマンゴスチンやパパイヤ、黄桃のような一杯のフルーツ感を堪能できました!

モルトの30年を飲んだ後は、オマケのブレンデットたち。
しかし出遅れが響いてロイヤルアイランドとフェイマスグラウスを飲んだところで時間切れとなってしまいましたが、飲みたいボトルはしっかり堪能させていただきました。
それら貴重なボトルたちは、後日各ボトルごとにじっくり書いていこうと思います。
 
 
最後になりましたが、GIAN様、会の企画大変お疲れ様でした。そして誕生日おめでとうございます。
今回は祝われる立場だったにも関わらず、貴重なモルトを提供していただきましてありがとうございました。堪能いたしました!
そして会でご一緒いただきました皆様、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。
 
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 
COMMENT(0)
この記事を評価するGood

2011.01.13【日記】

【連絡】ファーストドロップ・モートラック2008 +1month

 
>1Week時点の記事はこちら

2Week時点の記事はこちら



 
早いものでもう1ヶ月が経過しました。
つまるところ、あと1ヶ月でウィスキーマガジンライブということなんですが、1ヶ月目の払い出しが終了しました。
 
色は明らかに濃くなりました。
黄金色という表現がぴったりです。
 
おなじみの味見ですが


 
 
香りは無糖のヨーグルトや乾いた藁を思わせる植物感、レモンピール、刺激は前回の記憶と比べると明らかに弱まりました。
 
味は乳酸系の酸味、若い味ながら丸い。グレープフルーツとレモンの絞り汁、酸味が強い印象を受けます。
粘性があり、余韻は灰を思わせるようなビターさがほのかに。グラスにステイさせるとオークっぽさも僅かに感じられます。
 


 
丸みを帯びるというコトはこういうことを言うのでしょう。ただ2週間目で香りから感じられた栗系のオーク感がどこかにいってしまったような・・・
体調的なモノもあるのかもしれません。あと1ヶ月、最後のボトリングは2月10日~12日の間で行います。
 
最後の1ヶ月間、どのような変化を見せてくれるか楽しみですね。
 
 
 
なお、ボトリングの際に1つつけさせていただくオマケですが、
開封済みだったキングズバリーのモートラック1989(15年)56.7%の存在をすっかり忘れていたので、この子も選択ボトルに加えます。
後出しで大変恐縮ですが、既にオマケを選択された方でも変更は受け付けますので、ご一報ください。

 
 
 
・モートラックを詰める前まで樽に入っていたバーボン(詳細はこちら)
・花と動物 モートラック16年 43%
・キングズバリー モートラック1989 15年 56.7%
・ジョニーウォーカー黒 従価特級 760ml 43% コールドベック正規

 
参加者の皆様は上記のいずれかから選択して、事前にくりりんまで連絡ください。連絡が無い場合は強制的にバーボンになります。
また、バーボン以外はボトル1本分のみですので、選択権は先着順となります。ご了承ください。
この記事を評価するGood

2011.01.12【日記】

【レポ】BURNS2011年新年会&ブラインドテイスティング大会

日曜日、月曜日と珍しくBAR続きだったくりりんです。
今年の目標は「節約」なんですが、早くも守れてない気がします。
 
1月9日はスペイサイドウェイでベンリアック祭り
1月10日は三鷹BURNSで新年会。
 
9日は終電まで、その後10日の料理の仕込み。
10日は確信犯で終電逃して荻窪の湯~とぴあで1泊、朝に神奈川の自宅に戻って着替えて出社。
西のほうではヨーロッパから帰ってきた夜に兵庫、大阪、京都BARめぐりをやった方も居るので、そのお方に比べればまだまだ甘いですが、
先週末は全力で遊んでしまったな~という気持ちがぬぐえません。
 
そんなわけで、1日ブログの更新がストップしたわけですが(汗)
1月9日のスペイサイドウェイはベンリアックのテイスティングが主なので、追って小出しにUPしていくとして、
まずは昨日のBURNS新年会(テイスティング大会)の模様をさらっとUPです。
 



 
前回のテイスティング大会は、通常営業中に厳かに開催していましたが、今回のテイスティング大会は、
新年会の中で参加者(自由参加、希望者は出題ボトル持ち込み可)を募って、同時開催という形で行われたため、
料理はバシバシ出るわ人は集まるわで、会場は前回以上ににぎやかでした。
 


 
会場の料理の写真を撮り忘れたので、持ち込み料理としてくりりんが作ったローストビーフのピートスモーク仕立ての写真を・・・。
下味をつけた肉にピートを焚いて1時間ほど燻製、ピートの香りがほのかにアクセントになった、スモーキーなオトナな味になりました。
会場でも完売御礼、冒険の味でしたが好評なようでホッとしています。



新年会&テイスティング会の様子1
 


新年会&テイスティング会の様子2
 
 
「お前ら表に出ろ!」
出題者がテイスティング参加者を見せの外に追い出すこの言葉、使い始めは私なんですが、思いっきり定着して、もはやBURNSのお約束の一言に。
そのつど笑いが起こりますが、やるからには皆様真剣です。
 
BURNSのテイスティング大会は、参加しないで見ているだけという選択肢もOKなのですが、
その立ち居地の方々はボトルサーブを見ていて答えを知っているので、むしろ出題者に近い視点で楽しまれていたようです。
そう、ブラインドテイスティングって出されるのはもちろん、出題するほうも楽しいんですよね。
そんなBURNS新年会&ブラインドテイスティング大会、出題ボトルは、以下でした!
 
 
 

 
ブラインドテイスティング大会、ボトル出題順(全11問)

・デュワラトレー カリラ 30年 58.8%

・カーデュー12年 43% 従価特級 1980年代流通

・ローガ グレングラント44年 1965-2009

・グレンブレトン(グレンオラ) 10年 アイスワインバレル 40%

・3R ボウモア1994-2009 14年 55.4%

・ライセットバウワー 1997 56%

・アデルフィー ボウモア 10年 2000-2010 54.7%

・SMWSグレンファークラス 1965-2005 40年 55.1%

・Atomiser11 ハイランドパーク 1998-2010 57.8%

・シナモンクラブ カリラ 1982-2007 60.2%

・プレミアムバレル モートラック 12年 46%

 
 
前回はスペイサイドやハイランドが1本しか出ない!(しかも私が出題したグレンバーギーのみ、しかも超絶マイナーw)
加えてジャパニーズの出題が乱立w、という恐ろしい腹黒さを誇った出題リストでしたが、
第2回となる今回は、やはり前回で思うところがあったのか、ぱっと見は落ち着いた内容になりました。
 
やはり我々もいい大人ですから、自重するところは自重しなければなりません。
前回、江井ヶ島の12年ピーテッドに、グレンバーギー1963とか出題した私も、
今回はだいぶ自重して(それでも相当高難度でしたが)、オールドのカーデュー12年とSMWSグレンファークラス1965。

 
 
カーデュー12年 従価特級表記 43% 1980年代流通品

カーデュー12年はモノが沖縄回りなので劣化が心配でしたが、思った以上に状態が良く、
43%とは思えないフレーバーの厚みで、回答の際に”50%以上の度数がある”と全員が答える大変面白い結果に。

 

SMWSグレンファークラス 1965-2005 55.1% バーボンバレル 

グレンファークラス1965はバーボンバレルなのですが、これはもう純粋に美味なモルト、長熟ロングモーンを思わせる抜群の味です。
テイスティング大会参加者だけでなく、当日BURNSに居た皆様に飲んでいただきましたが、非常に好評でした。
(私の話術に翻弄されて、射命丸さんが正解を逃すという不遇の事件もありました^^;)
 

がしかし、この比較的落ち着いた出題リストの中でギラリと光る2つのボトル。
 

 

 
・グレンブレトン(グレンオラ) 10年 アイスワインバレル 40%
・ライセットバウワー 1997 56%

 
この2つは、何を隠そう、BURNS歴代店長からの出題でした。
グレンブレトン(カナダのシングルモルト)は、現店長の佐藤氏から、
ライセットバウワー(オーストリアのシングルモルト)は、前店長の青井(自称通称:黒井)氏から、
黒井氏に至っては、当日別件があって参加できないため、わざわざボトルのほかにビデオレターまで用意するという手の込みよう。
 
っていうかね、おたくら出題が黒いんだよー!!
 
 

BURNSスタッフ以外の全員がスコットランドに納めてきた中、ここで来るかこのモルトがw
もしやBURNSの店長になる条件は黒さなのか?
しかもどっちもモップ、ダンボール、パフューム系、回答拒否権が発動しそうになるまさかの事態でした。
(実際、この2本でかなりリズム狂わされました・・・(泣))
 
それでも中々BARで注文するようなモノじゃないので、こうしてブラインドで飲めたことは鮮烈に記憶に残りました。
もう2度と忘れないでしょうw
実際、1度飲まれていたBURNS常連T様はバッチリ正解されていました。
T様にいたっては、今回のブラインドでは3Rのボウモアをビンテージ、度数、ほぼ完全回答で正解されるなど、まさに一人勝ちな状況。
 
くりりんはというと、1問目のカリラ、10問目のカリラで蒸留所は正解。
カリラしか正解してないやんwって感じなんですが、カリラは三宮でSさんの出題にやられたので、その悔しさを自分の中で晴らせた感じです。
トータルでは自分の出題分2問を除く9問中2問の正解で、なんとかブロガーとしての面目躍如な成績でした。
 
 
しかし射命丸さんのグレングラントとI様のボウモアは悔しいです。
・・・特にグレングラントは度数・ビンテージ・フレーバー、かなり近いところまでいくも、グレングラントという蒸留所名が出てこない、
ボウモアは以前飲んでいて味を知っているのに、ボウモアを早々に除外してしまいました・・・。

 

ローガ グレングラント44年 1965-2009


3R ボウモア1994-2009 14年 55.4%

まだまだ経験値が足りないということなんですね。
2011年も、もっと勉強していかねばなりません。
 
 


  
新年会&テイスティング会は20時開始から気が付けば24時過ぎまであっという間の約4時間。
非常に楽しい一夜となりました。
 
最後となりましたが、会場でご一緒していただいた皆様、ありがとうございました。
今回はなんだかテンションがあがっていたので、いつも以上にやかましかったかと思います。
はじめての方もいらっしゃったのに大変申し訳ございませんでした。調子に乗るとすぐああなってしまうので。。。
 
これに懲りず、BURNS等でお会いした際にご一緒いただければと思います。
BURNSの皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 
そしてBURNS佐藤店長様。
2011年は店長として迎えられたわけですが、引き続きBURNSをすばらしいBARにしていただきたく、よろしくお願いいたします。
 
 

COMMENT(0)
この記事を評価するGood

2010.12.28【日記】

【連絡】ファーストドロップ・モートラック2008 +2week

>1Week時点での記事はこちらになります。



 
 
連絡が遅くなってしまいました。申し訳ございません。
エイジング研究会、樽詰め2週間後のモートラック2008です。
色合いとしては安定期に入ったようで、少し濃さが増したようですが1週間目ほどの劇的な変化はありません。
 
気になる原酒の状態はと申しますと・・・
 
 

香りは相変わらず若さが感じられますが、それ以外にも梅の酸味、栗系のオーク感が感じられるようになりました、刺激も当初より和らいでいます。

味は序盤の若さ由来の植物のようなフレーバーを除けば、中間から後半、余韻にかけて甘酸っぱさにはっきりと厚みがあり、シトラスやシロップ、乳酸感のあるフレーバー、
少しのビターさを伴いながら明らかに複雑さを帯びて余韻として残るようになりました。

先週(1Week)と比べてもしっかりとした変化が見られます。


 
 
次は2週間後の1ヶ月目ボトリング、さらには2ヶ月目ボトリングへと続きます。
 
なお、ボトリングの際ですが、ささやかながら今回のイベントないしモートラックに関連するモノでオマケ(100mlほど)を1つ付けせていただこうと思います。
オマケは以下を考えておりますので、参加者の皆様は以下のいずれかから事前に選択してくりりんまで連絡ください。
 


・モートラックを詰める前まで樽に入っていたバーボン(詳細はこちら)

・花と動物 モートラック16年 46%

・ジョニーウォーカー黒 従価特級 760ml 43% コールドベック正規




PS:12月25日にBURNSにお集まりいただきました皆様、ありがとうございました。
今回は忘年会的に飲みたいというのもひとつでしたが、マスターのお祝いもかねて巻き込ませていただきました。
私としては、無事目的を達成することが出来、大変感謝です。ベルで乾杯もできましたし!

三鷹という、何気に近くて遠いような場所にあるBARですが、見ていただいたとおりの品揃えですので、愛してやってください。
この記事を評価するGood

2010.12.20【日記】

【連絡】ファーストドロップ・モートラック2008 +1week

 



エイジング研究会企画、第一回共同エイジングの進捗報告です。
樽詰めから1週間が経過したモートラック(写真左)です。右は貯蔵前。
ややうす緑を帯びたスピリッツが、うっすらと琥珀、黄金色を帯びてきました。
 
>>前回記事はこちら
 
 
気になる味ですが・・・すいません、詰めるにあたってチョットだけお先に味見させていただきました。
 


【簡易テイスティング】
香りはというと、ニューポット質は相変わらずですが、どこか香ばしさのようなフレーバー、アタックも丸みを帯びたようにも感じます。
味はニューポット質の中に蜜のような甘さや甘酸っぱさがはっきりと、余韻も舌や口内に残るような印象を受けます。
 
以前熟成させたときに感じられた木のエグミのようなものは無く、
2週間目、1ヶ月への変化が期待できます。
 

 
なお、天使の分け前ですが予定通り・・・というよりちょっと多めかなという感じがします。
2回目、3回目のボトリングで様子を見て減りが多いようであれば1回のボトリングの量を調整せざるを得ない状況も出てきますので、
大変申し訳ございませんがご了承ください。
(その分、オマケをつけさせていただきます。)
この記事を評価するGood

2010.12.12【日記】

ファーストドロップ・モートラック2008 63.3%





Rochdale
The First Drop
Mortlach
(ザ・ファーストドロップ・モートラック)
 
700ml 63.3%
Distilled: 2008 June
“Speyside New Spirit distilled in June 2008 at Mortlach”
 
価格:3000円前後
オススメ度(3)
☆☆☆
 
 

香り:クリーン、刺すような植物系トゲ、ニューポット質な香り。
ヨーグルトのような酸味、ほのかにシロップのような甘さも感じられる。
 
味:ヨーグルトの酸味、やや植物質で白酒のような甘さとクセ、溶剤のようなフレーバーがある。
熟成感は皆無でクリーンだが、スパイスは少なく意外とスムーズ、余韻はすっきりとしていて短い。

 
 
コメント:エイジング研究会第一回ボトリング用として購入したもの。樽詰め前のチェックです。
ボトルは純粋なニューポットではなく、樽の中で一冬過ごしたということですが、思った以上に・・・というか完全にニューポットでした。
しかし、変な香水感もなくニューポットの質としてはそれなりに高いように感じます。
これは今後のエイジングでの変化が楽しみです。
 
 
2010年12月11日深夜、樽詰めを行いました。
12月18日、12月25日に第1回、第2回のボトリングを予定しています。
 
この記事を評価するGood

2010.12.11【日記】

【連絡】モートラック到着!!



ジャンッ!




ジャンッ!


エイジング研究会でタル詰め用に発注していた
The first drop モートラック 2008 63.3%

が無事に届きました!
まさかこうして同じボトルを9本も発注する日がこようとは、飲み始めのころからは考えられない事態ですw

樽に詰めていたバーボンは払い出して、今は個人的に工業用アルコールの代表格、S社さんのオールドを700mlだけ詰め、
樽を一定時間ごとに回転させて接地面をリンスしています。

明日にはこのアルコールを払い出し、お湯で内部を洗浄し、軽く乾燥させたところで・・・いよいよエイジング開始です。
あとは無事にイベントとしてやっていけることを祈るのみ・・・
参加される皆様、どうぞよろしくお願いいたします。


ちなみに、下の写真は払いだしたバーボン。
2ヶ月と少々詰めでしたが、ずいぶん色が濃くなりましたw





エイジング研究会へはこちらから
http://www.usukeba.com/s/taru
この記事を評価するGood

プロフィール

くりりん

ブログ内記事検索

  • 2019年10月
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

最新エントリー

お酒のジャンルから探す

カテゴリから探す

タグ一覧