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ウィスキーのテイスティングノートの紹介ブログ。 一期一会な一本、一期一酒を求めて今日も・・・飲む!

2010.10.07【イベントレポート】

QE2・クイーンエリザベス2(48.6%)



クイーンエリザベス2
48.6% 750ml
1980年代流通

オススメ度:ノーコメント


【テイスティングコメント】
少しムッとする、現行グレンギリーのようなダンボールと揚げ物用油のような香り。
その裏から時間と共にソーピーを通り越した、トイレマジックリンの香りがどんどん強くなる。
味はレモン、ビワ、石鹸の入りから、その後ひたすらにトイレマジックリンのフレーバーが広がる。

パフューム好きには堪らないだろうが、私のようにパフュームダメな人は、これは飲み物ではないと体が警笛を鳴らす。
(ALL3℃氏による体を張った実験によって証明済み)


豪華客船であるクイーンエリザベス2号で、振舞われていたという特注ウィスキー。
その後、世界で初めて日本で一般への販売が始まったそうで、クイーンエリザベス2号専用といいつつ、何気にボトルが国内からぽろぽろ出てくるのはそういうことらしいです。


ボトルのロゴデザインや形状、時期によって中身が変化するボトルで、
写真のボトルは1980年代流通、中身はタムナヴーリンが使用されているとのこと

他にも70年代ボトリングでスプリングバンクが使用されているモノや
モリソンボウモア経由のボトリングで、関連蒸留所であるグレンギリー、ボウモア、オーヘントッシャンがブレンドされている等、
シングルモルトのほかにヴァッテッドモルトのものもあるそうです。

一方でこのボトルがタムナブーリンとインチガワーのヴァッテッドモルトであるという説も、某方より伺っており・・・
確たる情報は、私レベルでは調べることは難しそうです。


ちなみに、写真を撮り忘れましたが、ボトル背面に張られた輸入業者による表記は、
ボトルに書かれていることとまったく違うことが書かれており、一例としてあげると

・ウィスキー原酒100%なのに1級表記
・ボトルには48.6%と記載があるのに、裏には43%と書かれている

なんででしょうね、ネタなんでしょうかw



個人的にはクイーンエリザベスというと、昔ふるい酒屋でトールボトル・ブレンデットのQE(角川輸入)を購入、
喜び勇んで開封した記憶がありますが、これは横置きで保存されていたのか
コルク臭がすごくて・・・あきらめました。

こうもQEシリーズでやらかしてると、不思議な縁も感じてしまいます。

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2010.08.08【イベントレポート】

コンパスボックス・スパイスツリー

 

COMPASS BOX(コンパスボックス)
THE SPICE TREE
“CRAFTED WHISKIES”

価格:4000円前後
オススメ度(4)
☆☆☆☆

香り:木の香り、やや乳酸系でオレンジのクリーム、ヒノキやオークのニュアンス、若い植物感。若干香水感。

味:口当りはバニラクリーム、バナナ、クリーミー、やや粘性がありスムーズだが一級地ウィスキーのようなニュアンス。
鼻抜けは栗の渋皮、オーク香、余韻はオレンジや柑橘系のクリーム、ウェット、舌先にスパイスとオーク感。
なんというか、滑らかだがぬるっとしている。


コメント:三鷹BURNSにて。いわく付きのヴァッテッドモルト、その第二段。熟成年数は不明。
構成はダルユーイン、ティーニニック、ブローラ、ロングモーン、何気にマニア受けする原酒だ。
そのヴァッテッドを、ワインの熟成においては一般的に使われている、
オークのチップを樽やタンクに中に詰め込み、オーク香をつけさせるだけでなく、熟成させるスピードを早める手法。
それをスコッチウィスキーに適用させることで、少ない期間でよりいっそうの熟成が可能となるという。
確かに若さはまだ感じるが、オークのニュアンスがはっきりとついており、作為的なスムーズさがある。

もちろん何も効果が無ければよかったのだろうが・・・それによってスコッチ業界からは、大きな反響と反感を呼び、今後販売されることはないという。

とはいえ、ラベルの裏に書かれた“Enjoy!”
そのとおり、個人的には楽しけりゃ“旨けりゃ”良いのだって、思ってしまう部分も否定できない。
結果をとるか、過程・・・いや伝統を重んじるか。
さて、難しいところですね。


~~以下、販売店情報~~
コンパスボックスはジョニーウォーカー系列会社出身の鬼才ジョン・グレイザー氏が自分の理想とするウィスキーをつくろうと2000年に設立したボトラー。
スパイスツリーは、2年間自然乾燥をし、成分を凝縮したフランス産オークの板を熟成中の樽の中へ漬けこみ、樽材成分の溶出・熟成を早める“インナー・ステーブ”という手法を採用し、オーク香とスパイシーさを引き出している。
ダルユーイン、ティーニニック、ブローラ、ロングモーンのヴァッテッド。
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2010.04.17【イベントレポート】

ストラスコノン12年 1980年代流通



ストラスコノン 12年
(ヴァッテッドモルト)
43度 750ml
1980年代~1990年代初期
キーモルト:オルトモア、グレンロッシー、モートラック、グレントファース

価格:現在は5万程度

オススメ度(5)
☆☆☆☆☆

香り:麦や穏やかなフルーツ香、控えめにシェリーもある。麦芽系の甘さ、加水でリンゴ感が出てくる。

味:麦感が前面にありビター、ひっそりとしたピーチやリンゴ、白色系フルーツ、蜂蜜の甘さもあり
スムーズな口当たり。微量のスパイスもある。加水するとシェリー由来のクリーミーな甘さが出てくる。
余韻は麦由来のビター感やカラメル質な甘さを伴って、まろやかですっきりとしている。

コメント:幻のウィスキー・・・と呼ばれている(?)ボトル。
ジェームスブキャナン社のヴァッテッドモルトウイスキー、ロイヤルハウスホールドのグレーン抜き。

ネームバリューからの期待感ゆえか、一口飲んで「あれ・・・?」と言う気持ちは隠せなかった。
や、飲みやすいし美味しいんだけどね、あっさりしすぎているというか、草食系というか。
よほど思い入れでもない限り、5万はちょっとないかなーw
でもこれが気軽に買えて飲めた時代はすごくうらやましい、このクラスのボトルを家飲み出来たらどんなに素晴らしいことか・・・


1~2杯目向きのモルト。
当時のロイヤルハウスホールドとの飲み比べが面白そうだが、いくらかかるんだかw
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