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ウィスキーのテイスティングノートの紹介ブログ。 一期一会な一本、一期一酒を求めて今日も・・・飲む!

2010.04.20【イベントレポート】

WML余市20年1989-2009



ウィスキーマガジンライブ2010
余市20年 1989
700ml 62度

Cask:バーボン

価格:17000~20000円
オススメ度(7)
☆☆☆☆☆☆☆

香り:アルコール、スパイスの刺激と共にピートやカラメルソース、
オイリーで奥にはフルーツ感もある。

味:口当たりはなめらかだが、すぐに強いインパクトがやってくる。
アイラ、それもアードベックか!?と思うほどのスモークとスパイス。そしてピート。
中盤からスモークサーモン、スモークサーモンにはオレンジや柑橘系の果実が添えられ、
無味の食用オイルもかかっている。口の中がワックスでコーティングされたようだ。
余韻にかけてはピート由来のほのかな甘さとスモーク、塩っ気もある。

コメント:実に美味い余市だ。スモーキーだがフレーバーそのものも厚く、破綻していない。


昨年、マイウィスキー作りで余市を訪れたときのこと。
対応してくれた工場長がこんな話をしてくれた。

「以前、サント○ーさんのウィスキー部門の方々(山○や白○の工場の方)が余市にこられたことがあった。」
「その方々は余市の代表的な原酒5種類を飲まれて、こうコメントされていきました」
「シェリーや活性樽などの原酒であれば、余市と似たようなモノはウチでも作れるだろう。
しかしヘビーピート(原酒名はピーティー&ソルティ)、これだけはウチで同じものは作れない」

シングルモルトが個性を味わうモノであるならば、
ピーティーでスモーキー、そしてソルティなタイプの余市原酒を味わうことは、
まさに国内唯一無二の”蒸留所の個性”を味わうことに繋がるということになる。


世の中は変わった。
これほどスモーキーな酒が受け入れられるようになり、
余市、そしてジャパニーズウィスキーの評価は世界中で高まっている。(書籍情報を信じるなら)

今なら言えるんじゃないかな。

「舶来盲信の時代は去れり・・・」ってね。



(今回はちょっとクサめに終わるw)
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2010.04.02【イベントレポート】

余市10年 マイウィスキー作り贈呈ボトル



余市10年 マイウィスキー作り
1998-2008
750ml 62度
Cask NO,402567 Cask : New Cask

価格:8000円(10年後に追加購入する場合発生、1本は無料)
オススメ度
(言葉にできない価値がある)

香り:トップノートからビターな香り。トースティーな香ばしさ、ナッツ、削りたての木、グレープフルーツ、奥にピートの薫香も感じる香り。
あわせて強いアルコールが鼻をキックする。全体的にはメンソールやクリーンな印象のある香り。若さゆえの力強さ、できればあと5年ほしいところ。

味:シロップのような甘い口当たりだが、それはすぐに一変し、ビターで発酵した麦感、ナッティー、
アルコール、奥からひっそりとオレンジや柑橘系のフレーバーが出てくるが、それは一瞬で消える。
余韻にかけてはビターでスモーキー、ジンジャー、舌の上と口の奥にスパイス、喉の奥からトースティな香ばしさと微量の石炭が戻ってくる。

コメント:余市のニューポットの角を取って、そのまま伸ばしたような、新樽ゆえ余計なニュアンスを添加されていない素のままの余市を味わえる。
それはニュースピリッツ由来の力強い酒質を受け継いだ、心がカッと熱くなる味わい。
まさに男の酒、男のロマンだ。


ニッカウィスキーの余市蒸留所が年に数回実施している、マイウィスキー作り
その記念すべき第一回として1998年に実施され、2008年末に当時の参加者に配布されたマイウィスキー作りの余市10年シングルカスク第一号。
とあるツテで入手することができたが、すごく気になっていたのでめちゃくちゃラッキーだった。

ちなみに私のマイウィスキーは、2009年4月から余市で10年の眠りについている。
10年間を振り返りながら飲むウィスキーはどんな味がするんだろうか、考えるだけで鳥肌たっちゃう(ゾクゾク

もうすぐ1年が過ぎる、残りはあと9年。
それまでに人間としてもそうだけど、飲み手としてのスキルをしっかり磨いておかなくては!
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2010.03.30【イベントレポート】

SMWS余市 116.16



SMWS余市116.16 26年
59.6度 700ml
Cask:New Cask(Butt) 

オススメ度
☆☆☆☆☆☆☆

香り:オフィシャルの余市では感じない、クリーミーで非常に上品なバニラやシュガーシロップ、
バーボンのような甘さだ。スモークやアルコールも感じるが、甘さが際立っている。

味:口当たりからチェリー、溶けたアイスクリーム、蜂蜜、木や樽の香り。
オイリーで甘酸っぱくビター、ラムのような感じもある。
余韻はビターで僅かにピートとスパイス、甘い戻りを伴う。
うまい。


先日、出張で京都を経由した際にK6にて。
K6さんはSMWSのボトルをがっつり入れてくれるから面白い。行く度に注目の一本が飲める。

今回の一本、116.16は余市がプッシュする新樽の一本と思いきや、リフィルで組みなおし新樽らしい。
最近アードベックのような、スモーキー、ピーティーで潮っぽさを強調した、
アイラモルトのような余市ばかりが強調されているような気もするけど、こういう余市もこれはこれで・・・

また余市に行きたくなってきたなー

※写真背後のWML記念ボトルたちも全種飲んできたので、いまさら感漂いつつもそのうちUP予定
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2010.03.29【イベントレポート】

余市10年


ニッカ シングルモルト余市10年
45度 700ml(ミニボトルは180ml)

価格:3500円~4000円

オススメ度
☆☆☆☆☆☆

香り:香ばしく、トースティー、ナッツ、石炭、燃える炎を連想させる香りだが、
華やかさ、ややクリーンでフルーツもある。アルコールは感じない。胸がすくような、
やさしさと懐かしさのある香りでもある。

味:パワフルな香ばしさ、麦芽、ナッツ、甘酸っぱいフルーツ、奥に少量のヨードと潮っぽさ、
ミディアムボディでしっかりした飲み応えだ。後味はスモーキーでドライだが、口当たりは全体をとおして滑らか。

どちらかというと玄人好みの味であるが、非常に秀逸、コスパも高い。
それぞれのフレーバーが口の中で活発に生き生きと仕事をする。
シェリー感の強い12年や15年のほうが好みな人もいるだろうが、自分は10年のほうが好み。


今更紹介の必要も無いのでエピソード等は割愛するが、日本のウィスキーの父、竹鶴正孝が作り出し、
世界にその名を知らしめるウィスキーの聖地余市がはぐくんだ、日本を代表する美酒。
日本のウィスキーを敬遠している人がいるならば、宮城峡(10年以上のモノ)とあわせて是非飲んでほしい一本でもある。

ボトル購入が比較的多い自分だが、懐と酒量の関係で同じボトルをリピート購入はしない・・・が、余市10年だけはここ2年で3本購入している。
それなのに、ちょうどテイスティングノート書き始めたときにストックが無く、今回はミニボトルを購入。
(今年は少し自宅のストックを減らそうと・・・無駄な決意と思いつつ、ボトル購入は控えようと思ってますw。)
このミニボトル、980円で買えるためBARでワンショット頼んだと思えば非常にお買い得だ。
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2010.03.29【イベントレポート】

余市20年 1989-2009



NIKKA 余市1989年 (20年熟成)
55度 700ml

価格:20000円
評価
☆☆☆☆☆☆☆

香り:スモーキー、しけったタバコ、ピート、アルコール感が少々あるが、優しい甘さもあり、
使われているシェリー原酒に加えて新樽原酒の良い部分がでている。

味:ややオイリー、やわらかいコク、蜜のような甘さが強い、樹液、後半からトースティーで香ばしい麦、そしてスパイスとビターな感じとピートが存在感を出してくる。
余韻は口の中が潤い、甘酸っぱさとピート、潮っぽさが続く。
まるで春の余市の潮風のよう・・・

コメント:昨年マイウィスキー作りで余市に行ったとき、春風に吹かれながら余市の海を眺めた記憶が思い浮かんだ(言いすぎ?w
この余市は、ちょっと前の出張の際に立ち寄った名古屋のBARNSでシメの一杯としてチョイス。

余市モルトの理想系(人によってはヨードが加わればさらに良いと感じるかもしれないが)、これは通好みで美味いモルトだ。
昨年の余市2008はオフィシャルの共通して良い部分を延ばしたような、オフィシャルの理想系といえる味と感じたが、
2009は余市の個性、つまりはシングルカスク的な感じがしっかりと出ていて、これもまた別方向での理想系、良い出来であるように思う。


某SNSでテイスティングノートを記載したとき、今年のWWAではいい評価出るんじゃないかなーと書いていたら、一応WWAJAPANは通ったようですね。
現行品含めしっかりしたボトルが多い余市、今後も楽しみです。
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