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ウィスキーのテイスティングノートの紹介ブログ。 一期一会な一本、一期一酒を求めて今日も・・・飲む!

2011.09.23【イベントレポート】

【87Malt Night 5th】参加レポ(上)

9月18日、タケモトさん主催の87Malt Nightに参加してきました!

昨年の7月、衝撃の第一回から数えてはや5回目、そのつどタケモトさんのウィスキーへの愛と情熱、
そして参加者への心遣いにただただ圧倒されるばかりでしたが、今回もまた、大変すばらしい会だったと思います。
タケモト様、今回もありがとうございました。
 

 

当日は16時からフリーテイスティング、18時からメインという流れで、
くりりんは家の掃除etc、一人暮らしのたしなみをしてから家を出たため、
若干出遅れの16時30分ごろに会場入り。
 

会場にはすでに射命丸さんが居て、悠々とフリーテイスティングのラインナップを嗜まれていました。
私も87Malt Nightの定番となりつつある、タケモト製薬からのドーピングを摂取し、フリーテイスティングに参戦します。







画像:フリーテイスティングのボトルたち。(この後、5~6本追加されました。)


フリーとはいえ、ラインナップはこれまでの87Malt Night でメインを張ってきたボトル、
BARでひょいっと出てこようものなら、歓声とともに迎えられるであろうボトルです。

まさにオールスターズともいえる”復習”のラインナップで、胃と頭を準備運動します。

 


 

その中で、前回の4thで「ハイボールにどうでしょう・・・」なんて話をしていて飲まなかった、
GM GLENLOSSIE CASK No'1814 1978-2007は、復習と言うより追試な一本。
旨いことはもちろん、ロッシーってこういう味だよね、と思わせてくれる一本で、
最近のトロピカル路線とは違う、素朴な旨さがある、「おっ」と思ったボトルでした。





こちらは射命丸さんがスコットランドのお土産として持参された、ダンカンテイラーの新シリーズ、
ウィスキーズ・スコットランド(Whiskies Scotland) キャパドニック1972、最近アツイ、お決まりの当たり年です。

まだ国内未発売のボトルということですが、これはダンカンテイラーのキャパドニックらしく、
よく言えば乾燥イチジクや杏、悪く言えば東京沢庵のような香りから、
ナッツや樽感とフルーツがしっかり感じられる、長期熟成キャパドニックらしい味。
キャパ好きな人は飲んで損無しという感じです。

 


フリーテイスティングのボトルを楽しんでいるうちに、スペシャルゲストを含めて参加者が集まり、
お久しぶりな方、始めましてな方も交えて、無事87Malt Night 5thはスタート!

まず1本目は日本のインポーターの中で新鋭のゴブリンインポートから買い付けた、グレンブローラ(1970's)。
くりりん大好物のオールドブレンデットです。
 


 


このブレンデットは、その名のとおりブローラ(時期的には旧クライヌリッシュ)が使われているといわれており、
その真偽を確かめようとのことで、ブローラ3rdも合わせて飲みながら、検証するというもの。


 


口開けということもあって、まだまだフレーバーが開く印象が感じられましたが、
オールドらしい甘さ、シェリー感にフィニッシュを締めるピート感が感じられ、ボトルの状態は非常に良いものでした。

個人的な印象としては、同じく旧クライヌリッシュが使われていると言うアンシュリーに近い印象を受けたこともあり、
ブローラが使われているんじゃないかなと言う印象でした。
(参加者全員の意見としては、使われている、使われていない、わからない、がほぼ同数でした。)

 







続いては、同じくゴブリンインポート経由、差し入れボトルの、GMグレンウルクハート8年(E・ジャッコーネ)1970年代流通。
GMグレンウルクハートは今も販売されているボトルですが、このボトルは1970年代のオールドで、さらにジャッコーネ向け。

それだけで期待値はぐんぐん上昇するわけですが、味も期待に恥じないもの。
先ほどのグレンブローラとは異なる麦感、華やかなモルトの味わいがしっかり感じられて、満足の1杯です。
これもまた口開けでしたが、口開けでコレなら後2~3ヶ月もしたらすごいことになりそうです。

また、このボトルはキーモルトが不明と言うことでしたが、たとえばロセスやリンクウッドのような
華やかで芳醇なモルトの印象を受けました。実際はどうなんでしょうか・・・。


 


ラインナップ3本目、ブレンデットで肩慣らしを終え、いよいよモルトです。
私を含め87Malt組の大阪遠征メンバーには大変思い出深い、
アンティカーサ ミルトンダフ 1966-1990 23年 61.4%
 







神戸は三宮駅前、これまた大阪遠征メンバー御用達のお好み焼き風月の店舗前で、
商店街を行きかう人の中、みんなで紙コップでカンパイして飲んだボトル。
 


(11月のあの日・・・三宮駅前はスタンドバーとなった。)


酒ショップ佐藤のミルトンダフ1969と並んで、個人的にミルトンダフ史上最も旨いボトルだと思っている1本であることに間違いはありませんが、
そういえば体調やグラス等、しっかりしたコンディションで飲むのは今回が初めてでした。

やはり旨いです。シェリー樽モノは1960~70年代ないしそれ以前の蒸留で、
さらに20年前後の熟成が最も旨いと言うのが持論ですが、このボトルはまさにそのどストライク。

レーズンやプルーン、皮付きの黒葡萄、杏を思わせる濃くフルーティーで甘い香り、
ハイプルーフでありながら過熟のシェリー樽モノにありがちな、ギスギスしたタンニンの無い、
濃厚でありながら瑞々しいともいえる広がりで、大変すばらしいモルトに仕上がっています。
これです、こういうボトルを今後のウィスキーに求めることは酷なのかもしれませんが、
呑めるうちはぜひとも飲んでおきたい、そう思わせてくれるすばらしいボトルでした。

 

ミルトンダフの感動冷めやまぬうちに、次は同じアンティカーサのロングモーン1971-1990 18年 58.1%。
ラインナップは4本目、メインのラインナップとしては折り返し地点となります。
 







ロングモーンといえば、シェリー、そしてトロピカルという印象が強いのですが、この2要素を高い次元で両立したボトルはあまり無く、
どちらかといえば、最近のロングモーンは長熟どシェリーの傾向が、バーボン樽熟成を経てがっつりトロピカルの傾向か・・・というところでした。


が、「その印象をぶち壊す!」とばかりに、嫌味の無いシェリー感からフィニッシュで湧き上がるトロピカルフレーバー。
何だこのボトルは!と先のミルトンダフの感動を一気に上回ってしまった、大変すばらしいフレーバーとバランス。
その融合はもはや異次元のレベル、会に参加された皆様も思わず唸ってしまうそのできばえ。


もし今度このボトルと出会うことがあれば、それこそコイツとだけ一晩過ごしたい気分になりました。

 


と、ここまでで早くもラスボスと遭遇してしまったような、怒涛のスーパーシェリー系2連発でしたが、
いよいよ次は87Malt Night 5thのメインともいうべく、グレンギリーの伝説が眠りから目覚めます。






続きます!


(ウスケバで長い記事を書くと、画像の貼り付けから改行の不具合等々、まだまだめんどくさいですな。)

2010.12.31【日記】

SMSロングモーン1976-2010(33年)“Shizuku more”52.9% &年末のご挨拶


深夜も営業中は、“ボトル紹介→コメント→雑談”で、私的なネタなんかも織り交ぜていくスタイルでやらせてもらっていますが。
今回は挨拶主体ですので、きゃず3さんの“とりブロ”のように、まず前置き、雑談から入らせていただきます。
 

2010年も残すところ後わずかとなってまいりました。
いったいどれほどの「2010年もありがとうございました」記事が投下されるのでしょうか。
天邪鬼な私は、その流れに沿っていくことを良しとしない部分もあるのですが、
26歳、私ももういいオトナです。むやみやたらと反発していた、中2病的な思考とはそろそろおさらばしなくてはいけません。
そう、ウィスキーが似合う良いオトナとして、紳士的に2010年の感謝を述べつつ、2011年の挨拶をするべきでしょう。
 
重要なことなので3度目となりますが、私はオトナです。
20歳を超えた、悲しいかな四捨五入すると三十路になってしまう大人なんです。
 
今日の買出しで日本酒を買ったところ、“年齢確認”されましたが。
 
・・・
いいオトナへの道のりはまだ遠いようです。
 
 

さて、本年お付き合いいただきました皆様、ブログをご覧になっていただいた皆様、本当にありがとうございました。
特にBARや酒販関係の皆様や、イベント等で直接関わりのあった皆様におかれましては、お調子者な私にお付き合いいただいて感謝の極みです。
 
ブログを始めたのが3月28日、そこからというもの、濃密な1年を過ごすことが出来ました。
モルトの輪、人とのつながりが広がり、イベントにもいっぱい参加(主たるイベントだけでなく、北は福島、西は大阪までイベントで行ってしまいました)させていただきました。いやもう、本当に楽しかったです。
 
2011年は1月にMHDのイベント、2月にウィスキーマガジンライブ、そして第3回87Malt Nightも開催されます。
私事としては3月は第3回ウスケバ関東オフ会を、4月か5月には今まで関西だけだったウスケバ花見を、関東で開催したいところです。
前置きが長くなってしまいましたが、来年も今年に引き続き肝臓と体が元気である限り、飲み続けていこうと思いますので、皆様よろしくお願いいたします。
 

 また、今年最後のモルトは、6月に阪急で量り売りされていたSMSロングモーンのShizuku moreです。
ウスケバ関係者であるW様とは、ブログ開始後はここではじめてお会いすることとなりました。
最後となりましたが、ウスケバ関係者の皆様、来年もお世話になります。引き続きよろしくお願いいたします。
 




 
 
SCOTCH MALTS SALES
Shizuku more
LONGMORN
(ロングモーン1976 シズクモア)
 
Aged 33 Years
100ml  52.9%
Distilled: 1976
Bottled: 2010
 
オススメ度(7)
☆☆☆☆☆☆☆
 


香り:甘栗や熟したバナナ、パイナップルや黄桃を思わせる酸味、長熟ロングモーンらしい旨さを感じさせるフレーバー。
徐々にバーボンのような植物系のクセ、焼いたチーズ、加水すると甘栗のほかにホワイトチョコレートや白桃のような香りも感じられる。
 
味:甘酸っぱさ、皮付きのフルーツ、少し焦げたようなフレーバーも。
中間は舌に程よい粘性が感じられて、カラメルで煮た林檎、ビターチョコ、のような濃厚なフレーバーが感じられる。
スパイスはほとんど無く、舌を少し刺激する程度、度数からすればなめらかな舌触り。
余韻は中間の甘さから、ビターでアーモンドの皮、口奥にフレーバーの塊が停滞するイメージで長く続く。


 
 
コメント:都筑阪急の量り売りにて。樽だしのSMSロングモーン1976。樽だしといっても中はコーティングされているので、熟成が進まないそうですが、
別な酒販さんに聞いたところ、実は樽の内部のとあるところがコーティングされておらず、じわじわと熟成が進んでいくのだそうです。
 
モノとしては、加水してもフレーバーは崩れない、厚い酒質にロングモーンらしい旨さがあって美味しいです。
個人的にはもうひとつフルーツ系のフレーバーがあれば・・・というところですが、それはさておき質の高いロングモーンだと思います。
量り売りで手軽に長熟ロングモーンが味わえるのは素晴らしいですね。
こういった手軽に質の高いウィスキーを味わえる取り組みを、もっと続けていってほしいところです。
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2010.09.04【イベントレポート】

OBロングモーン15年



LONGMORN
(ロングモーン)
Aged 15 Years
700ml 45%

オススメ度(6)
☆☆☆☆☆☆


香り:はじめはややくすんでいるが、徐々にクリーミーでミルクチョコやカスタードクリームのような甘さと、
パイナップル、リンゴのようなフルーツ感が出てくる。奥からワクシーなフレーバーも感じる。

味:クリーミーな口あたりでやや香水感、パイナップルや(少し人工的な)トロピカルフルーツ、
そしてトースティーな麦の香ばしさも出てくる。鼻抜けしっかり、ワックスや若干のバナナ、桃の皮。
余韻にかけては焙煎した麦、オレンジピール、蜂蜜、しっかりとした原料由来のうまみを感じることができる。


コメント:旧ボトルのロングモーン15年。見かけたら買ったほうがいいと言われるボトルの代表格ですが、
これは確かに、90年代流通モルトの特徴として麦のしっかりしたうまみ、フレーバーの厚さを感じることができ、
味わいのあるうまいモルトに仕上がっています。

今のロングモーンも悪くないのですが、これが4000円とかで買えたというのですから、
当時のモルトは本当に質が良かったことがうかがえます。懐古厨といわれようが、やはりうまいものはうまいです。


さて、以前の記事にも書きましたが、ロングモーンは直火蒸留からスチーム式に1994年に蒸留の際の加熱方式を変更しており、
2010年マイナス16年は1994年ですから、今後リリースされるオフィシャル16年には、すべてではないにしても、スチーム加熱となった後の原酒が使われるようになります。
味の変化は確実に起こることでしょう。
ひょっとしたら、今のボトルも数年後にはまた変わるのかもしれません。

ただ、変わる、というとネガティブなイメージを持ってしまいがちですが、
以前購入した新時代ロングモーンである、クーパーズチョイス、ロングモーン1996、9年
これがなかなかいい味出しており、個人的には次世代のロングモーンに期待しています。




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2010.08.18【イベントレポート】

ロングモーン1975 Grail 5th Anniv



LOMGMORN(ロングモーン)

700ml 52.3%
Aged 35 years
Distilled: 1975
Bottled: 2010

“British Pub/Established 2005”
“Grail bar 5th anniversary Special edition”

オススメ度(8)
☆☆☆☆☆☆☆☆

香り:甘いシロップのようなフルーツ香が穏やかに立ち上る。チェリー、熟したトロピカルフルーツ、
パパイヤの缶詰、バニラ、ジャスミン茶のニュアンス。上等なフルーツフレーバー主体ですばらしい。
奥からウッディーさも感じるが、裏に少し感じる程度。

味:スムーズな口あたりから、甘酸っぱさを伴うフルーツフレーバーが広がる。
アプリコットティー、プラム、瑞々しい白桃。チェリーやパパイヤ感、ややバブルガム。
とにかくスムーズで、フルーツ感であふれている。鼻抜けは南国感、こちらもフルーツしっかり。
余韻にかけてフルーツの皮の渋みがややあり、それは徐々に存在感を増していく(しかし過度にはならない)。
スパイスはほとんど感じない、上品な甘さながらドライでさっぱりとしたキレ。


コメント:キャンベルタウンロッホにて、西麻布のBAR Grail、5周年記念のロングモーン。
最近ロングモーンを飲む機会が増えており、なんというかある意味予想通りな感がありましたが、フルーティーで上品で、実にすばらしいフレーバー構成。
度数を考えれば、口の中の盛り上がりはもう一つ力強さがあると、さらにわたし好みなんですが、これは純粋に旨いロングモーン。
ベクトルとしては、旧ボトルの15年の延長線上にありつつ、それでも流石記念ボトルだけあって、次元の違う完成度を見せてくれています。

60年代のロングモーンがシェリー樽であれば、
70年代のロングモーンはバーボン樽が存在感を出してくるように感じています。
こういう樽が眠っているのだから、今後も目が離せない蒸留所なのですよねぇ。

ウンウン。


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2010.07.26【イベントレポート】

GMCCロングモーン1963-1991(28年)



GORDON&MACPHAIL
Connoissours Choice
LONGMORN-Glenlivet
(ロングモーン 1963)

700ml 40%
Distilled 1963
Bottled 1991

オススメ度(7)
☆☆☆☆☆☆☆


香り:穏やかな香り立ちでやや粉っぽさとフルーツの甘さが柔らかく香る。
貯蔵庫の埃、ドライマンゴー、柑橘系のクリーム、フルーツの皮、若干アルコールガーゼのようなメンソール感もある。
奥にほんの少しだがパフューム系の香水感も感じるものの、全体的にはやさしく良くまとまっている。

味:スムーズな口当り、しっとりとした甘さから、若干のヒネ、麦芽質で程よいビター感が口の中に広がる。
ほうじ茶、フルーツは桃の缶詰から後半にかけてグレープフルーツ、オールド系の麦感、ほのかにミント、ややカラメル質。
鼻抜けは麦感とメンソール、余韻は白桃、さらりとして口奥にグレープフルーツのビター感がじわじわと続く。

全体的に40度加水の影響を受けているが、その中でも光るものがあって実に面白い。
後の味を殺す構成ではないので、1杯目に楽しむもよし、食後に一息置いたあとなら食後酒としても問題ない。是非ストレートで。


コメント:87Malt Nightのフリーテイスティングタイムにて、ledさんお持込みの一杯。
現地で少しいただきましたが、流石にあれだけカスク系でガンガン飲んだ後だと味がわかりづらく、
サンプルを少しいただいて帰りました。ledさん、貴重なモルトをありがとうございました。
(サンプル用の小瓶は、煮沸消毒の後でミネラルウォーターで洗浄し、乾燥させたものです。洗剤は使用しておりません。)

1963のロングモーンというと、自分が今まで飲んだロングモーンの中では最古のビンテージかもしれません。
60年代はいくつか飲んでいますが、だいたいはどシェリー系のモノで、シェリーとのバランスはすばらしいながら、原酒由来のフレーバーの姿は見えづらいモノがほとんどでした。

今回いただいたGMCCロングモーン1963は、おそらくリフィルシェリーの加水だと思いますが、
あぁこれがロングモーンの本来のフレーバーなんだなというモノをいくつか感じることが出来ました。
それは不思議と現行品や、ひとつ前のロングモーンにも共通するモノでもあり、周囲の評判はどうあれ、
この蒸留所が今もなお過去に通じるポテンシャルを持っていることが伺えます。味もさることながら、中々考えさせられる一本でした。


~~以下、余談~~

さて、長々と書いてきました「87Malts Night !!」 for Extream Drinker の関連記事も、テイスティングに関しては本ボトルで最後となりました。
実は後1本、WMLロングモーン1968があるのですが、これは会が終わって簡単な片づけを済ませ、
グラスに注いで飲みながら宿まで帰ったというモルトで・・・当然テイスティングノートなんて記録していないのです。
なので、これで本当にラストです。

前回のウスケバ関東オフでは、簡単なコメントで終わるモノが多かったのですが、今回はガチでメモを取らせてもらい、
PC持込みで対応させていただきましたので、通常クオリティでコメントを残すことが出来ました。
それが果たしてどう役に立つかというと、どうにもならないモノかもしれませんが、自分としては“やり遂げた気持ち”で一杯です。
OK,自己満足マジサイコー。


しかし、これは別件の話ですが、このようにリアルタイムで記事を残すことに対して、私自身行き過ぎてしまったというか、調子に乗ってしまったところがあり、
先日行われた「アイラモルトを飲もう」の会では、私の勝手な判断からご迷惑をおかけしてしまいました。
常識として考えれば、このようにブログに写真を載せ、記事としてUPする場合は事前の承諾が必要なところです。
結論を言えば、それを怠ったまま今回記事をUPしておりました。大きな問題にこそなりませんでしたが、コメントされないだけで気にされていた方も居たかもしれません。
本件の私の対応につきまして、大変失礼いたしました。



明後日でブログ開設から4ヶ月。気がつけばアクセスは7万となり、日を追うごとにアクセス数、訪問数も増えています。
出すぎた杭的なことを書くときもありますが、ブログを訪問していただいている皆様には、いつも暖かく見守っていただいており感謝の気持ちが絶えません。
今回の経験をしっかりと糧として、今後もブログを書かせていただければと考えています。

皆様、今後ともよろしくお願いいたします。
COMMENT(4)
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2010.06.28【イベントレポート】

CCロングモーン1996-2006 (9年)



The COOPERS Choice
LONGMORN (ロングモーン)

Aged 9 years
70cle 46%
Distilled 1996
Bottled 2006

価格:2980円
オススメ度(5)
☆☆☆☆☆


香り:栗、レモンピール、カスタードクリーム、ほのかにミント、植物系
フレッシュで嫌味が少なく、アルコールもなく実にバランスの良い香り。

味:口当りはやわらかく、スムーズでクリーミー。
ミディアムボディでお菓子のレモンっぽさ、ややワックス、微量のハーブ。
余韻はドライでオークのニュアンスがしっかり、ほのかにウッディな渋みもある。
すっきりとして程よい長さ。爽やかささえあり飲み疲れない。

コメント:リカーズハセガワにて絶賛特売中(2010年6月25日現在)のクーパーズチョイスのロングモーン。
9年の熟成ということで、若いモルトの味や酒質の荒さ、嫌味となるフレーバーを感じるかと思いきや
コレが中々良いバランス、熟成感でまとまっており、嫌味は少なくオーク樽のニュアンスもあって本当に驚いた。
これから暑い季節になるが、飲み方を選ばないモルトだろう。ストレートはもちろんのこと、ロックやハイボール、ミントを添えても良さそうだ。
家飲みのレベルであれば安くて美味い、素晴らしいコストパフォーマンスのモルト。
特売品とはいえ購入価格との兼ね合いを考えれば、オススメは☆6くらいでも良いかもしれない。


ロングモーン蒸留所は蒸留工程の初留を石炭直火炊きで行っていたが、
1994年以降はスチーム加熱に変更されており、1996年蒸留の本ボトルは、新時代のロングモーン蒸留所の姿といっても良い。
現行のオフィシャルは16年モノということで、2010年マイナス16年は1994年、つまり現行の新しいロットならともかく、100%スチーム加熱によるものではない。
そういう背景を加味すると、新しいロングモーンを知る上でも良いサンプルになりえる。

柔らかい酒質はスチーム加熱によるものなのかもしれないが、
それにしても単一ビンテージだがブレンドと加水済みとはいえ、このコストパフォーマンスの良さには脱帽である。
先日ハセガワに行った際、試飲の後思わず1本購入してしまったw
会社の送別会に持って行くつもりだが、その後でじっくり飲んでみたいと思う。

なお、ロングモーン蒸留所の歴史としては、竹鶴正孝が修行をした蒸留所としても有名である。
後に竹鶴正孝が作った余市蒸留所は、今も石炭直火炊き蒸留を行っているが、
ロングモーンでは上記のとおり廃止されている。
スチーム加熱のほうが効率的なのかもしれないが、なんだか寂しさを感じる話でもある。
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2010.06.09【イベントレポート】

SWロングモーン1975-2007 32年



Speyside Way
LONG MORN 1975
AGED 32 YEARS
700ml 54.2%

DISTILLED: 1975年3月26日
BOTTLED: 2007年6月11日
Cask No, 3962 (Bourbon barrel)
Bottle No, 96/145

BARスペイサイドウェイ10周年記念オリジナルボトル
~流れるがままに~

オススメ度(7)
☆☆☆☆☆☆☆


香り:トップノートは少量の粘性のある甘さ、ややクリーミーなオレンジ、バニラ、樽香を感じる。
続いて現れる植物質を含んだ甘酸っぱさはパイナップルのよう。非常にきれいなロングモーンだ。
フレーバーはやさしく、しっかりと開いている印象。アルコールも度数ほどではない。

味:柔らかい口当りだが、すぐにフルーティーな甘酸っぱさがやってくる。
一口目は徐々に広がるイメージであったが、時間と共に力を取り戻す。
中間にバニラクリーム、広がるトロピカル感のあるフルーツはビワやパイナップル、ドライマンゴー。
余韻は口奥にオーク系のウッディな渋みを感じつつ、ドライでやさしく適度に伸びていく。
戻りはそれほどでもないが、飲み疲れない、次の一杯が欲しくなる。

コメント:スペイサイドウェイにて。先日きゃず3さんと、JWWWグレンゴイン1972を飲んだ日、その前にチョイスしてもらった一杯。
私が飲んだときは、既にボトルの底のほうでしたので、ボトルコンディションによると思いますが
(前よりちょっとくたびれている感じがするな、とのコメントもありました。)
個人的な印象としては、背伸びせず、持っているフレーバーを無理なく出してくる印象のモルト。


私なんかはイイカッコしいなので、持ってるもの以上のコトをやろうと、
ついつい背伸びしてしまいがちなのですが、コイツは淡々と自分が出来ることをしている。
だから飲み疲れないし、1ショットを通じて息切れせずに付き合える。

ハーフショットや1ショットでの印象は、同じバーボン樽系であれば、きっとSMCや最近のライフシリーズのほうが記憶に残ると思います。
しかしこれはこれで・・・まさに“流れるがままに”、気ままに楽しめる、いいモルトです。

ご馳走様でした。


・・・とか書いておいて、口開けの硬さやフレッシュさが良い影響を与えそうなフレーバー構成なので、機会があれば口開けも試してみたいですね。

ものすごくいまさらですがw悶絶系だという話ですし。
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2010.05.22【イベントレポート】

SOSロングモーン1969&ウスケバオフ



SPIRIT of SCOTLAND
LONGMORN 1969-2008
700ml 55.4度

Bottle of 162
Cask:リフィルシェリーバット


【テイスティングコメント】
杏やアップリコット、レーズン、やや赤みのあるフルーティーさで華やかな香りだ。深く、ふくよか。
ねっとりとした口当りで酸味のある発酵した麦感、煮出し紅茶、木、しっかりしたボディに酸味や渋みを従えながらメイプルシロップ、甘みが侵食していく。
フルーツとしてはベリー系のフルーツ感だが、黄桃や完熟系のパイナップルも背後に。


ウスケバ関東オフ、Calrosさんお持込みボトル。
SOSのロングモーン、もううまいことは散々わかっているので安心して飲める1本です。

このロングモーン、30年後半でリフィルカスクとはいえ、熟成感は過熟でなく、オーク由来の渋みもそれほど出ていない、それでてしっかりフルーティーであるなど、好印象となる要素が多いボトル。

私がモルトを飲み始めたときから考えれば、手を出すどころかボトルの存在を知る前に売り切れになっていたわけで、そういう意味でSOSのロングモーンやアードベック等は気になる存在、

今回はロングモーンのほうを飲めてラッキーでした。
やはりうまいですね!酒質がしっかりしていて満足感があります。
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2010.05.17【イベントレポート】

GMロングモーン1965@ウスケバオフ



ゴードンマクファイル
ケルティックラベル
ロングモーン43年
1965-2009

700ml 45.6度
カスクNo,67

【テイスティングコメント】
ふくよか。煮たイチゴ、ベリー系、甘酸っぱさを抑えるように奥からメイプルのような甘い香りもある。
ピーチやマンゴーにも似たフルーツ感が広がる。後半に若干のオレンジと渋み、ナッティーで胡桃のよう。
シェリー感も他のフレーバーと共存しており、広がりがあってバランスも良い。


射命丸さんのお持ち込みボトル
(まぐぽさま、リスト作成感謝です^^;)

素晴らしく複雑でフルーティーさもあるロングモーン。
シェリーこてこてのロングモーンもいいですが、やはりこういうフルーティーさのあるモノもいいですね。

昨年のケルティックのロングモーンで1965ビンテージは、
カスク44.4度の#68と、45.6度の#67がありますが、67のほうがはっきりフルーツ感が出ていると聞いており、気になっていたボトルでした。

あの場で巡り合えたこと、感謝です。



皆様の日記にお礼のコメントをしたいですが、今日はもうここで・・・限界orz(5月16日深夜)
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2010.04.25【イベントレポート】

ロングモーン1969-199?



ロングモーン1969
ゴードンマクファイル
61.5度 750ml

オススメ度(9)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆

香り:クリーミーでスパイシー、バナナや厚みのあるフルーツ感。アルコールの骨組み。
加水でマンゴー、南国感が際立つ、カラメル、アルコールは心地よく鼻を刺激する程度。
すばらしい熟成感でいつまでも嗅いでいたい。

味:パワフルに広がる甘酸っぱさ、マンゴー、パイナップル、レモン、南国フルーツ感ががっつり濃縮されている。
加水でクリーミー、ピーチ、やや麦のビター感、少量の蜂蜜、マンゴー感はしっかり残る。華やか。
後半は変にドライでもなく、舌上のスパイス、余韻、鼻抜けとも甘酸っぱいフルーツと麦、アルコールがパワフルに抜けていく。

コメント:濃縮されたフルーツの甘酸っぱさがすさまじい。
原酒の質の良さ、60年代ロングモーンのポテンシャルを感じさせてくれる。


GMのカスクシリーズの旧ボトルで、1969年蒸留だがボトリングは90年代初頭だという
(ラベルには記載されていない。写真も驚きの白さだし・・・orz)。
おそらくはバーボンカスク、近年リリースの長熟60年代とは一味違う、フレッシュでボディも厚い。

イメージとしてはSSMCのロングモーン1976-2008が近いかな。
あれよりもさらに勢い、フレッシュさがあり、甘酸っぱさもより濃い。


以下余談ですが・・・
6月ごろに、またロングモーンさんが日本工業企画(ではないほうのそれ)からお目見えするみたいですね。
昨年末に市場を騒がせたのに、お盛んなことでございます。

他にはグレングラント、クライヌリッシュ、モートラックもいらっしゃるようで。
ボトルは・・・この蒸留所ラインナップなら感の良い人は気づきますよね。
っていうかそういう人にはもう情報回ってますかw

あぁ、ボーナスの時期なんだよねぇ、ちょうど・・・。
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2010.03.30【イベントレポート】

SSMCロングモーン1976-2008



ロングモーン1976-2008 SSMC
(輸入関連、スリーリバース)

700ml 53度
CASK:5896 Bourbon Barrel

価格:25000~33000円
オススメ度
☆☆☆☆☆☆☆☆

香り:クリーミーなバナナのような完熟系の香りだ。パイナップルやプラムの南国フルーツ感に加えて
ピーチのような白色系の甘さがある。若干の渋み、アルコール質でややクリーンな香りも伴うが、
それを補って余りあるフルーツ感がある。

味:力強い甘酸っぱさが口に広がる。木苺のようで、酸味控えめのザクロやパッションフルーツ、
蜂蜜のような甘さ、桃(どちらかというと黄桃か)、中盤から焙煎した麦の香ばしさとビター感、
木、樽の渋みとスパイスが現れる。余韻はややドライな切れ上がり。
ハイプルーフを活かしたボディの厚みに、このうまみ。いいモルトだ。
(ザクロはちょっと言いすぎかなw)

1976のロングモーンライフシリーズが話題なので、便乗して取り扱いが同じスリーリバースな同年代蒸留のロングモーンを。
開栓後半年くらいたってから飲んだので、しっかり開いたフレーバーを楽しめた。
ロングモーンはシェリーだけじゃないね、原酒の質の良さかバーボン樽でもこのフルーツ感、ポテンシャル・・・

今後も目が離せない!
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2010.03.30【イベントレポート】

GMロングモーン 1969-2009 39年



ゴードン&マクファイル
ケルティックラベル
ロングモーン 1969-2009 39年
700ml 58.9度

価格:不明
オススメ度
☆☆☆☆☆☆☆☆

香り:パワフルなシェリー、アルコール感が強くハードパンチャーだ。レーズンやレザー、ダークフルーツ感にブランデーのような甘さが潜んでいる。

味:レーズン、オレンジピール、甘酸っぱさとスパイス、発酵した麦、硫黄は無く香ばしく甘い、
トースティーでアフターにかけてウッディな渋み、シェリーの戻りが強く長い余韻。
カスクで度数50度OVERゆえアルコール感もあるが、ボディもその分しっかりしている。
加水で味も香りも良い感じに開くが、アルコール感は和らがない。しかし美味い。


最近リリースが続いているGM社ケルティックラベルシリーズの長熟ロングモーン。マッシュタンとKASK(K6)が共同で買い付け、ボトリングしたもの。
わずか192本のボトリング(実際は460本?)で、度数も落としておらず、テイスティングノートの通りパワフルな味わいが楽しめる。
このパワフルさは、今年度リリースのあった他のケルティックラベルのロングモーンには無い特徴だ。(どちらを好まれるかは飲み手しだいといったところだけど。)
ちなみにTHE Whisky World誌でのテイスティング(2009年度、シングルモルト)の最高得点が同品だった。

飲んだのは昨年の12月中旬、あれから3ヶ月・・・まだ残ってるんだろうか。
また飲みたいボトルだ。
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2010.03.28【イベントレポート】

ロングモーン1976-2010 ライフシリーズ



ロングモーン1976-2010
スリーリバース
(ボトルの詳細は以下参照のこと)

価格:20000~23000円
オススメ度
☆☆☆☆☆☆☆☆

香り:非常に馥郁とした甘酸っぱい香りだ、チョコレートを連想させるビターさ、麦、深いところにアルコール感

味:ややオイリーでパワフルな広がり、ボディは厚くコクもある。
パイナップル、林檎、梅、乾煎りした麦、甘酸っぱくスモーキー、
微量の香水、余韻にかけて舌の上にスパイス、ややドライな締めくくり。
余韻も長く、鼻にもしっかり抜けていく。
これは美味い。

コメント:BAR Sheepにて。この1本の出会いで人生観が変わる、そんな一期一会な酒との出会いをテーマにボトリングされているライフシリーズ。
SMCロングモーン1976-2008にも同様の感じがあったが、非常にしっかりした酒質のロングモーン。
これだけ素晴らしいロングモーンなのに、背面ラベルのマスコットにVサインがない。
理由は、昔のシェリーしっかりロングモーンが頭をよぎって・・・とのこと、なんて贅沢な。

個人的には昨年話題になった1965のケルティックラベルロングモーンより好み、1杯どころか、買えるならば1本買っても良いボトルだ。


~ 詳細情報 バックラベルより ~

Distilled: 7th May 1976
Bottled: 6th January 2010
Age: 33yo
Strength: 54.4%
Cask#: 5888
Cask Type: BOURBON HOGSHEAD

Nose: 完熟バナナとアプリコット
Palate: 穏やかでとろみのあるミルキーとバナナケーキ
Finish: スパイシーで柑橘系の爽やかな酸味
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