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ウィスキーのテイスティングノートの紹介ブログ。 一期一会な一本、一期一酒を求めて今日も・・・飲む!

2011.01.10【日記】

OBボウモア10年(For Glasgow Garden Festival’1988)40%




 

BOWMORE
"For Glasgow Garden Festival’1988"
(ボウモア10年 ガーデンフェスティバル)

Aged 10 Years 
40% 750ml
Distilled: 1978
Bottled: 1988
イタリア流通品
 
オススメ度(6)
☆☆☆☆☆☆


 
 
香り:柔らかいオールドボウモア特有の果実香、果実香のイメージは赤、花やスイカ、熟したマスクメロンのような瑞々しい甘い香り。
メイプルシロップ、徐々にピートスモーク、奥から僅かにパフュームっぽさも感じられる。
 
味:スムーズ、優しい口当り。渋みの無い紅茶やカラメル系の甘さ、序盤は単調だが後半から燻したようなピート、ほのかにパフューム。
香りで感じたイメージより平坦であるが、抵抗無く味わえる。個人的にはもう少し広がりがあっても・・・


 
 
コメント:昨年12月、Hide麻呂さんプレゼンツのテイスティング会のオマケボトルとして会場でいただいた1本。
1988年にグラスゴーで開催された、ナショナルガーデンフェスティバル(フラワーフェスティバル?)の記念ボトルとして販売されたもので、
当時、そのイベントでは430万人がグラスゴーを訪れたそうです。
 
昨年12月といえば、話題になったボウモア目白&八重洲ラベルが販売された後で、
このガーデンフェスティバルボトルは、目白&八重洲ラベルの先祖というかまぁなんというか、そういう位置づけにあるボトルになります。
ただ味はというと、上記テイスティングノートのとおりコチラは70年代後半のボウモアの特徴に忠実、まったく違うモノです。
 
今では大変貴重なボトル、この2ショットも直に見れる機会はそう無いでしょう。
 

 

余談ですがこのボトル、昨年のOMCで飲んでました。
写真が手元にないのですが、OMCの過去の記録を見てちょっとびっくり・・・
そちらは43%仕様だったようですが、上記テイスティングと似た印象だった記憶はあります。
 
思えば去年はホントいいボトルばかり飲ませてもらえたな~。
感謝!
 

さらに余談:上記のHide麻呂さんのテイスティング会の際、
ジャンケン大会の景品としてボウモア目白&八重洲(開封済み)がでました。
そして、勝ってしまいました・・・

自宅保有5本目キター、と思いきや、やんごとなき事情があってKさんが強奪www。
こっそりお返しを期待しております♪
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2010.12.06【日記】

OBボウモア1973(21年)43% 株式会社ワイン取扱




BOWMORE
Aged 21 Years

700ml 43%
Distilled: 1973
Bottled: 1994(?)

価格:£300(エクスチェンジ)
オススメ度(6)
☆☆☆☆☆☆



【テイスティング】

香り:穏やかに香り立つアカシアの蜂蜜、レモンピール、果実香(スイカ)、石鹸が少量、そしてドライな印象。
奥から石灰や土っぽさと共にピートスモークも出てきて、グラスになじむほどに蓄積していく。

味:スムーズな口当りからプラムやスイカ等の果実感のあるパフューム、鮮烈なレモン石鹸ではなく、穏やかで柔らかい印象だ。
ほのかな蜂蜜っぽさにカラメル、少量の石灰、舌上に僅かなスパイス、中間から後半にかけてピートが出てきて、ピート由来のビターさは徐々に強くなっていく。
フィニッシュのフレーバーは口の奥に張り付くように停滞して、ドライで長く残る。




コメント:Whisky Linkに以前投稿したモノですが、こちらに載せていなかったのでUPします。

ワイン株式会社輸入の1本。ボトリング時期の1994年はモリソン・ボウモア資本とサントリー資本の過渡期。
日本向けオフィシャルは750ml入りであるため、おそらくは現地品である700ml仕様を並行輸入したものと思われます。

しかし60年代のボウモアからくらべて、70年代に何が起きたのか・・・
1973はセスタンテとしてのリリースが有名で、実績のあるビンテージであすが、この子はパフューム持ち。
後半から出てくるバランスの良いピート感で、現行のボウモアよりもやわらかく、
女王ともいえなくもない女性っぽさがあるものの、あの南国感は本当にどこかに行ってしまいました。


とはいえ80年代パフュームのような、突き抜けるレモン石鹸的なレベルではなく、
果実系の穏やかなタイプで、パフュームもまだ味わえるレベルのもの。逆に飲むほどに味わい深いような印象さえ受けます。
£300で買ってたら、文字通り口から泡でしたが、今回はトレジャーハントの成果なので、泡まで行かずに済みそうです。

いい教材だと思って楽しませてもらうとしますよー。



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2010.12.06【日記】

ボウモア10年 テンペスト ”バッチ2” 他



(写真真ん中がバッチ2、左はバッチ1、ケースはバッチ2のもの)


BOWMORE
TEMPEST
(ボウモア・テンペスト “バッチ2”)
 
Aged 10 Years
700ml 56%
Small Batch Release No,2
 
価格:2010年12月4日時点日本未入荷
オススメ度(7)
☆☆☆☆☆☆☆

テイスティングはWhisky link に記載 ←クリックでWhisky link に飛びます。


モノは三鷹のBURNSにて。2010年12月現在日本未流通ながら、ウィスキーエクスチェンジで直接買い付けたモノ。

個性としてはバッチ1より弱くなった感がありますが、バランスはしっかりしており、味の傾向も似たものがあります。
バッチ2のほうが序盤にオーク感が少し強いか・・・という印象です。
それ以外は1990年後期から2000年にかけてのボウモアの安定感、新時代のボウモアの力が良く出ていると思います。
後半にかけてじわりと出てくる南国感が良い味出してます。

限定ボトルの場合、ファーストロットとセカンドロットで味が変わってしまうというのは良くある話ですが、今回のテンペストの場合は大きな変化はないようです。
今後、時間経過でどのようになっていくか・・・少なくとも悪くはならないでしょう。
 



さて、話は変わりますが、以下は先日一仕事終えた記念に購入した我が家の新入荷ボトル。



左)Signatry Vintage Straight From The Cask
  Selected by La Maison du Whisky
  CAOLILA 1976-2001  Aged 25 Years  59.9%
右)Provenance  PORT ELLEN 1982-2000  Aged 17 Years 43%


10年ほど前にリリースされたボトルたちで、当時から飲まれていた人たちにしてみれば懐かしいボトルなのではないでしょうか。
カリラは今ではなかなか手に入らない1976ビンテージ。そして何気にメゾン向け。
ポートエレンも同様に1982と80年代ビンテージながら17年熟成と、なかなか手に入らない10年代熟成期間モノ。
値段も2本で2万と、当時価格ないしちょい安めくらいだったのでGOしてみました。
 
カリラは既に開封済みですが、70年代らしくヨードがしっかりあります。
香りで酸味のアタックを強く感じますが、加水でエステリーなフルーツ感が出てきて、
余韻はピートで燻したようなビターさがあり、なかなか面白い一本だなぁという感じです。

 
ポートエレンは・・・どうなんでしょうね、優しい味わいというハナシがシングルモルトナビにのってましたが、
個人的にはポートエレンはカスクでギスギスした感じよりも、透明感のある塩や儚いピート感があるとストライクゾーンなんで、
加水の妙を期待したいところです。まぁシェリー系なんで多くは期待していませんがw
あと43%でノンチルフィルターするなよと(汗)、めちゃくちゃ澱が出てるし・・・

とまぁ、この辺もそのうちしっかりテイスティングしていきます。



 
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2010.11.30【日記】

OBボウモア10年“テンペスト”Batch1 55.3%


 
BOWMORE
TEMPEST
 
Aged 10 Years
700ml 55.3%
Small Batch Release No,1
 
価格:5000~10000円
オススメ度(7)
☆☆☆☆☆☆☆
 

香り:土が付いた黄色いフルーツ、メンソール、ひじき、奥から僅かに樽由来のバニラや栗っぽさも感じられる。
フルーツはグレープフルーツ、皮付きの蜂蜜レモン。ピートはほのかに感じる程度、しっかりとしたドライなまとまり。
 
 
味:口当りはスムーズ、そこから広がりがあって、舌のまわりでじわりとグレープフルーツ、ドライキウイ、さらに塩分が出てくる、
塩分はやや粘性があるフルーツの甘酸っぱさと合わさってしょっぱい。加えて後半僅かにピート由来のビターさ、
戻りと共に鼻抜けにも燻したピートが少々抜けていく。余韻は塩とグレープフルーツ、そして適度にドライですっきりとしている。
 
 
コメント:当初販売価格は1万円、いくらオフシャル12年が脱パフュームになったからといって、
正直今ほどの期待をかけて飲んだ人は少なかったのではないかと思うわけですが、ええ、相変わらず旨いですね。
特に開けたてより、ボトル残量1/4くらいまで飲み進んだときの一体感は絶妙です。
これが円高で5000円近辺まで下がったときの、急な売り切れようといったら・・・wみんな現金だなオイw
 

最近リリースのあったボウモア目白&八重洲は、このテンペストと同傾向であるように感じます。
テンペストのほうは複数の樽を組み合わせているため、複雑さというか八重洲&目白にある透明感が若干にごっているような印象ですが、十分旨いです。
 
日本市場にはまだ入ってきていませんが、バッチ2がすでにリリースされており、くりりん行き着けのBURNSさんには既に入荷しているので、今度機会があれば飲んでこようと思います。
マスターのハナシだと、バッチ1より甘みが強いイメージなのだとか。。。
 



 
~余談~
最近ブログの更新が途絶えたりしています。ネタは大量にあるのでホントは色々UPしたいんですが、
12月1日を皮切りに、年末はだいぶスケジュールが詰め詰めです。
今日もつい今しがた、4時半に家に帰ってきましたから。そして8時前には出社します。
 
言っちゃなんだけど、ハードスケジュールだなー
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2010.11.24【日記】

ボウモア1994-2010(15年) #1700 56.7% “FRIENDLY BOTTLE” ATOMISER.12




 
BOEMORE 1994
(ボウモア 1994)
FRIENDLY BOTTLE 2010
“HELMSDALE(TOKYO)& KASK(KYOTO)& VISION(TOKYO)”
ATOMISER. 12
 
Aged 15 Years
700ml 56.7%
Distilled: 20th October 1994
Bottled: 26th June 2010
Cask type: Hogshead
Cask No: 1700
Bottle No: 266/266
 
オススメ度(6)
☆☆☆☆☆☆
 

香り:度数からすれば柔らかく、ややオイリーな印象を受ける。柔らかい塩、上品なヨード、
ピートスモークは控えめ、甘辛く厚みのある香りがジューシーなから揚げのよう。時間と共に椰子の皮のような香りもある。
 
味:厚みのある口当りから、しっかりと蜜のような甘いフレーバー。
蜂蜜をかけたグレープフルーツ、あまり熟していない洋梨、バター、鼻抜けに蜂蜜と弱いスモークが感じられる。
中間から後半にかけてヨード、海草や磯のような印象に加えて燻したピートと甘さが残る。
スパイスは少量ある程度で全体的には滑らか、余韻はドライかオイリーかと言われればオイリーで長く残る。
 

コメント:吉祥寺のVISIONにて。K6(京都)、ヘルムズデール(東京)、VISION(東京)、の共同合作ボトリング。
つい最近リリースされたばかりの、1本でアトマイザーシリーズとしてはNo,12にあたります。

老舗&有名モルトBARのボトリングとあって嫌でも期待が高まります。
味は最近の93、94近辺の系列のボウモアとしては、ピートが主張しておらず、ちょっと毛並みが違うかなという印象ですが
なかなか旨く仕上がっている、良いボウモアだと思います。
 
VISION(ビジョン)のO氏いわく、テイスティングサンプルとぜんぜん違ったんですよねーとのこと。
サンプルとボトル時点のフレーバーが違うのは、良くあるハナシですね。
良くなっていればいいのですが、悪くなっていれば目も当てられないです。
先日、業界をにぎわせたボウモア1999もサンプルとぜんぜん違ったそうで、
タンクでの保管状況が影響しているのか、輸送時の環境が影響しているのか・・・、いろいろ考えられますが、気になるところです。
 
なお、タバコの煙が鼻に入ってしまったので、香りは自信ないです・・・度数の割りに柔らかかったというのは確かですが・・・。



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2010.11.15【日記】

ボウモア1999-2010(10年)YAESU & MEJIRO 55.7% #353

  
 
BOWMORE
YAESU & MEJIRO
(ボウモア 八重洲 目白ラベル 10年)
Aged 10 Years
 
700ml 55.7%
Distilled: 6th September 1999
Bottled: 7th May 2010
Cask type: REFIL BARREL
Cask No: 353
Bottle No: Y11/240
 
価格:5980円
オススメ度(8)
☆☆☆☆☆☆☆☆
 
 
香り:穏やかな香り立ちで注ぎ立てはバニラの甘さ、フルーツとドライでスモーク、
グラスになじむことで、徐々にメンソール、昆布、ドライマンゴーやパイナップル、奥から60年代ボウモアの南国系のうっとりするようなアロマも感じられる。
また、穏やかなヨード、ニボシのようなピート感も出てくる。バランスの取れた、現代のボウモアの良い部分がしっかり出ていることを予感させる香り。
 
味:スムーズな口当りで透明感があり、55度とは思えない入りから甘酸っぱいフルーツ感、
ドライマンゴーやパパイヤ、レモン等の黄色フルーツが少しの粘性をもってしっかり広がり、フルーツの時間差で塩のニュアンス、そしてピート薫香が出てくる。
鼻抜けはピートスモーク(タバコ系)と絞ったような柑橘系のニュアンス。
フィニッシュはピートのビターさをベースに、塩とグレープフルーツ、トロピカルなニュアンスもあって適度にドライ。
舌上にスパイスを感じ、時間と共に収まるが、その他は長く続く。
 
少量加水でフレーバーが開く、ハイボールとの相性も良く、バランスは崩れない。
ボウモア好きなら69ビンテージの再来と錯覚するかもしれない・・・というのはさすがに言いすぎかw

 
 
コメント:八重洲に住むのハセガワさんと、目白に住むタナカさんの共同ボトリングのボウモア10年シングルカスク。
もうバレバレですが、先日のチラリズムはこのボトルです。
ラベルが表裏とも秀逸で、もちろん味も価格も文句なし。なによりこのビンテージ、
この熟成年数でこの味わい、ボウモア蒸留所の明るい未来を感じさせてくれるようです。
背面ラベルのメッセージそのままに、笑顔で楽しみましょう!!

11月10日たまたまハセガワさん家に居たところ「くりりんさん、これ・・・GOサイン出たので」と、運よくいただくことが出来ました。
ぱっと見ラベルデザインはオールドボウモアで、なぜオールドボウモアの試飲が!?と思ったのですが、なんとラベルが似ているだけの別物。
(モノの出所は不明ながら、取り扱いが3Rなのでアデルフィーあたりではないかという説あり。)
 
さて、そのボトルですが・・・驚きました、香りから現行ボウモアのいい部分が出てるなぁと感じたのですが、
その味わいは10年55度とは思えない滑らかな口当りと、余韻にかけてしっかり存在感が出てくる、まさにソルティー&フルーティー、南国感。
いやーテンションあがりましたよ。これで5980円はなかなか無いなと試飲で即決、3本買ってしまいましたからw。
試飲ではストレートのみでしたが、どこか予感は感じており、帰宅して加水とハイボールを試してみましたが、これがまた美味い。
 
ひょっとすると、2010年の最強家飲みボトル候補として認定なのかもしれません。
ただ、そのデザインの際どさから、いろんな意味で懸念もあったりしますw




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2010.10.26【イベントレポート】

OBボウモア1969イタリア回り

 


BOWMORE
Distilled in 1969
Aged ?? Years(21年程度と思われる。)
750ml 43%

価格:円高万歳
オススメ度(8+α)
☆☆☆☆☆☆☆☆★

香り:心地よくビター、土のような香り、昆布、甘めのタバコのスモーク感、ややしっとりとしたメイプルシロップ系の甘さ、ふくよかな香り立ち。
続いてパパイヤの缶詰や、徐々に乾いた麦やアーモンド、豆腐のようなニュアンスが裏から感じられる。ボウモアテンペストのヒント。
66ボウモアのような華やかでフルーティーなフレーバーはメインではない、厚みがあってどこか素朴というか安心できる美味さが感じられる。

味:スムーズな口当り、シロップ漬けの杏、ジャムのニュアンス僅かに。土やピートのビター感、ひじき、麦や乾いた牧草のような香ばしさ。
鼻抜け、戻り良好◎、フレーバーの質は余韻は戻りと口内に残る味わいが一体化して、素晴らしい一体感を形成する。
昆布や熟したフルーツの甘さ、少量ピートスモーク、舌上僅かにスパイス、体に無理が無く何杯でも飲めるような錯覚さえある。
60年代のトロピカルか、90年代のグレープフルーツやピート等、どちらかというと現行品に共通する点をいくつか見つけられるが、



コメント:キャンベルタウンロッホにて。怒涛のGMグレングラント30年OVER3種の後の1杯。
この日は(というか24日日曜日ですが)、荒川での野球の試合帰りで鋭気を養うためにちょっとリッチに。
この後はOBバルヴェニー1972カスクでシメましたので・・・全て4番打者級のモルト達でした。いやぁ、素晴らしいひとときでした。


さて、ハナシがそれましたが、60年代ボウモアというと南国感ですが、このボトルは南国感は微量ですが感じられるものの、
シェリー系の樽が使われていることもあって杏やジャム質なニュアンスを感じます、そしてメインは土やスモーク、そして昆布系、心地よくビター。
度数は43度ですがフレーバーの強さはバッチリで、芯のしっかりした味わいながらそれでいてべたつかず、舌に無理が無くていくらでも飲めそうです。

私は、60年代ボウモアにある“心地よいビターさ”、どこか乾いた麦や牧草のような、そして土っぽいニュアンスを感じる部分が、我々の味覚に決定的な一打ではないにしろ、
警戒心を解くような、安心感を与えるような作用があるのではないかと感じています。
大げさな話になりますが、土の香り、木の香り、そして海の香り、それら自然にあって関連する香りは、
すべて我々が長く深く付き合ってきたモノです。それらは体に刻み込まれているものなのかもしれません。




~~以下、雑談~~

親父が倒れました。
朝、親父の会社からそう連絡が入りました。
出社してこない親父を心配して家を訪ねたところ、意識はあるが“倒れていた”そうです。
原因は脳内出血でした。左脳側の出血で、体右側に麻痺の兆候がありました。
脳内出血にしては活舌も悪くないですが、どの程度の問題があるのかは今後明らかとなります。

親父は今年で52歳。単身赴任をここ10年続けていて、それはもう母親の監視が無いことを良いことに自由人な生活をしていました。
変に美食家で、酒豪。手製の料理を振舞うことが好きな親父は、よく料理を大量生産し、それを行きつけの飲み屋に持ち込んでは、肴にして飲み。
昔赴任していた先の飲み友達を週末訪ね、週末ぶっ通しで飲んで月曜朝発の新幹線で帰ってきて出社する。
それはもう、充実した週末をすごしていたのでしょう。
何度か行きつけの飲み屋に連れて行かれたことがありましたが、親父は本当に楽しそうでした。

ただ、私自身そんな親父を見ていて、いつかはこうなるなと、ある種覚悟していた部分もあり、
連絡を受けたときは“不祥事”か“倒れたか”のどちらかだろうとすぐに思い当たっていました。


時間は日曜の夜頃から倒れていたのではないか、ということですが、変に気の強い親父のことです、安静にしていればと救急車を呼ばなかったのでしょう。
なんて馬鹿なことを・・・脳内出血であればそれこそ頭をバットで殴られたような痛みがあったはずです。
無理しても残るのは後遺症だけです、一刻も早い処置が必要であるはずなのに・・・


酒は百薬の長などと申しますが、やはり何事もやりすぎは体に毒です。
特にこのブログを読まれている方々には、相当なドリンカーの方もいらっしゃると思います。
皆様もご自身の体の健康を考え、日ごろからの節制と、何か変だなと思ったらすぐに病院に行かれるなり対応してくださいね。

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2010.10.15【イベントレポート】

OBボウモアMALTMEN’S SELECTION

  

BOWMORE
MALTMEN’S SELECTION
“Craft men''s Collection”

Aged 13 Years
700ml 54.6%

Distilled: 1995/7/3
Bottled: 2008~2009
Cask type: Sherry Butt
Cask No: 1551, 1552, 1553, 1559, 1560
Bottle No: 103/3000

オススメ度(7)
☆☆☆☆☆☆☆

香り:しっかりとした芯のある味わいを予感させる香り立ち。オロロソシェリー、ピート感、ほのかな薬品臭、チョコレートクッキー、カブキ揚げ、煮た小豆・・・
シェリーの中のピートがバランスよく、主張しすぎず、かといって控えめすぎない、良くまとまっている。

味:甘くやや濃厚な口当り、黒蜜、チョコレート、カラメルコーティングしたナッツ、中間からピート感がはっきりとしており、香ばしさも感じる。
粗略すると硫黄が少量、後半からはスモーク主体で鼻抜けにピート感とスモークしっかり、余韻はシェリーの甘さとピート、ウッディなビターさを感じつつ長く続く。
ヴァッティングの妙なのだろうか、どこか穏やかさがありバランス良い仕上がりである。
アルコールも度数ほどは感じない、是非ストレートで。


コメント:キャンベルタウンロッホにて、ボウモア蒸留所で販売している限定品。トロピカルフレーバー等はありませんが、
現行アイラ・シェリーとしては、大変良い仕上がりとなっているように感じます。流石蒸留所限定、力入れてますね。

モノはまだキャンベルさんにあるかはわかりませんが、西日本はハヤフネさんのところでも先日入荷された模様です。
(本ボトルについてはハヤフネさんのブログにも書かれておりますので、そちらもご覧ください。)

良質なシェリー樽の入手はコストもかかれば数も少なく、難しいところだと思いますが、今後もこういったリリースを続けてほしいと切に願います。





~~以下、余談~~

12月くらいに何かひとつイベントを開催できればなと考えています。
内容はまったく考えていませんし、持込みスタイルなのか、コチラで準備する形なのか、そこすらも決めていませんが、
ただ話に聞く限り、2010年は例年にないほどイベント目白押しだったようですので、それをこのまま終えてしまうのは惜しい・・・

先日BURNSのブラインドテイスティング大会の記事をUPしていましたが、しんみり飲むのではなく、ワイワイ語り合えるような
覚醒の酔いを共感できるような企画に出来ればいいなーと考えています。

まぁまだ何も考えていませんので、やるかどうかも未定なのですが、まとまりましたら、UPないし募集させていただきます。


なんかわかんねーけど、賛同しちゃうぜ!って奇特な方がいらっしゃいましたら、大変うれしいです。
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2010.08.24【イベントレポート】

BBRボウモア1994-2010”Flower”

 

BERRY BROS’ & RUDO
BOWMORE1994
(BBRボウモア 1994)

700ml 56.5%
Aged 15 years
Distilled:1994年10月
Bottled:2010年2月
Cask type, Hogshead
Cask No,1707

オススメ度(6)
☆☆☆☆☆☆

香り:塩素系の消毒薬、異国(アジア方面)のプールサイドにいるようだ。ピートの質感、薫香のニュアンス、ほのかに黄色いフルーツ感も漂う。
フルーツ感は粘性があるが、全体的にはさらっとしており植物の青さに加えて、海っぽさをはっきりと感じる。例えるなら鮮度の良いホタテ・・・

味:若干粘性がありスムーズな口当りだが、オイリーな甘さに加えて、クリーンな塩っ気がしっかり広がる。
スパイスはそれほど無いが、薬っぽさ、そして塩の刺激が口内を蹂躙する、疲れたときによさそうだ。
甘さはフルーツというよりは、パイシューの生地のようなプレーンな甘さ、そこに細かい塩が掛けられている。
鼻抜け塩っぽさ、ピートスモーク。余韻は舌上に塩がしっかり残り、口の奥にほのかなピートを感じる。


コメント:引継ぎボウモア。なんのこっちゃという人は、ウスケバ関東オフ第2回の募集記事を参照のこと。
これぞエンジェルズシェアならぬ、奪われても美味しくならない“悪魔のぼったくり”。少しずつ減っていくわけです。

実はこのボトルに関しては、詳しい話はまったく存じないのですが、
知っている情報を列挙すると、まずこのボトルはどこぞの愛好家の方が個人でボトリングされたというモノ。
ラベルのデザインは、ぱっと見はサマローリのブーケラベル。というのも、ラベルデザインを決める際に意識してこちらの方向にもっていったそうです。

カスクは私の手元にある1707、確か同じ方によるボトリングで、1706だか1705もあったと記憶しています。
ラベルデザインは同じカスクナンバーでもばらばら、知ってるだけで1707で32種類、その中で比較すると、私の手元にあるものは、まだそれほどブーケ寄りのデザインではないモノです。

参照:サマローリ・ブーケ・ボウモアと本ボトル



なおボトルの特徴は、ぼったくる悪魔もびっくりするほど“塩”そして、アイラモルトらしい海の香りに満ちており、
塩や力強さが自慢のボウモアテンペストもひれ伏す、まさにボウモア新時代といえるボトルであるように感じます。

しかしまぁ個人でボトリングって、うらやましい限りです。
ましてそれがボウモア・・・ってのは、いやー本当にすごい方がいるもんですね。



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※8月13日、持ち込みボトル情報UPしました。
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2010.08.19【イベントレポート】

OBボウモア18年



BOEMORE
Aged 18 Years
700ml 43%

オススメ度(5)
☆☆☆☆☆

香り:クリーミーでやわらかい、ドライマンゴー、人工的な洋ナシ、化粧香・・・
駄菓子屋で売っている安いフルーツのお菓子、ワクシー、若干しっぷのような香り。
奥からハーブ(スモーク?)っぽさも出てくる。

味: スムーズでやわらかい口当りで、フルーツの缶詰・・・というよりパフューム系の甘いフレーバー。焙煎した麦のビターさも感じる。
フルーツといえばフルーツだが、なんというか人工的で違和感を感じる。
ボディはあまり厚くは無い、一見するとしっかりしているようだが・・・43度現行で考えれば並ないし弱め。
余韻は熟したバナナ、チョコレート、80年代のそれよりはフルーツよりのパフューム感、紅茶、複雑でまったりとしている。


コメント:地元のBAR、プレジールにて。パラディのマスターからちょっと用事を頼まれたので、寄ったついでに一杯。
ざっくりといえば、穏やかで甘い香りや味なのですが、ボウモアシルクプリントラベル17年に共通するパフューム系のフレーバー構成で、私のセンサーが警笛を鳴らしています。
なお、シェリー樽原酒が主体らしいですが、あまりシェリーのニュアンスは感じることが出来ません。

現行12年やダーケスト等は飲んだことがありましたが、何気に18年は飲んだことが無かった私。
このBARのストックだと、おそらく2009年ごろ買ったボトルだとは思いますが、そこからマイナス18・・・1990年~1991年か
使われている原酒は1980年代も含まれていると思いましたが、ウーンこりゃきわどいところだなぁと。

まぁ勉強のために飲んでおきましょう、ってことでチョイス。
そして香りをかいだ瞬間から確信するわけです、これは・・・そっち系でしたか、と。

シルクプリント時代のボウモアが好きという方なら、このボトルはオススメですね。1世代、2世代前のボウモアの傾向です。
そしてこの味を、1世代、2世代前と言えるようになったというのは、非常にポジティブなことなのでしょう。



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※8月13日、持ち込みボトル情報UPしました。
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2010.08.14【イベントレポート】

WFボウモア1993-2010(16年)

 
※画像暗いです、サーセン^^;

Whisky-Fässle
BOWMORE 1993
(ボウモア 1993)

Aged 16 Years
700ml 53.5%
Distilled:1993
Bottled:2010
Cask: Bourbon Hogshead

価格:13000円(直接買い付け価格)
オススメ度(7)
☆☆☆☆☆☆☆

香り:皮付きの桃、やや粘性があり丸みを帯びたフルーティーな香り、黄色のフルーツ。ピート感はPDほど強くなく程よい。
少量植物感と土っぽさ・・・というよりは海草(煮たひじき)か、時間で昔のボウモアのような香水感が若干奥から出てくる。
フルーツ感とピートのバランスが良く、ボトラーズながらオフィシャルのボウモアらしさを感じる。

味: 口当りからフルーツの甘さが広がる。フルーツはレモン、桃、後からドライマンゴー。
しっかりしたボディで、中盤まではフルーツ感主体。後半からピートが存在感を出してくる。
鼻抜けはピート薫香を伴い柑橘フルーツの皮(グレープフルーツ?)、余韻はピートと緑茶、スパイシーで長く続く。


コメント:キャンベルタウンロッホにて。話題の1993ボウモア、Whisky-Fässleのニューリリース。
事前情報によると、本ボトラーズ自信のボトリングらしいです。確かに最近のボウモアのよさがしっかり出ています。
ピートが抑え目でフルーティーなのも、60年代末ごろを彷彿とさせますね。

ちなみに、早めに懺悔しておくと、今回テイスティング自信ないです。
隣にちょうど山岡氏が居たので・・・えー、くりりんさん柄にも無くちょっと緊張してましたw
まぁ関東オフ会の予習が出来たってことで・・・そのときのテイスティングと比較すれば良いかなとポジティブシンキング。

で、今回のボトリングは確かドイツのボトラーズだったと思いますが・・・えーっとこれ正式にはなんて読むんでしょうか。
ウィスキーフェス?ウィスキーフェッスル?
ここのは以前フェッターケアンを飲ませてもらいましたが、それも今回同様にフルーティーで甘い感じでした。
そういう傾向が好きなボトラーズなんでしょうか。

それにしても最近ドイツのボトラーズからのリリースが多いように感じますが、良いものも多いようで、今後も注目していきたいですね。



~~余談~~

ryutaniさん、ゴブリンさん、先日はありがとうございました。

ちなみに、オダワラへは昼過ぎから出陣。早川~国府津間の酒屋を全てローラーしました。
まぁなんというか、前はいろいろあったんでしょうが、予想通り一通り買われた後でしたけどねw
手ぶらで帰るのも悲しいので、ちょいと前のボトルを・・・




安かったですよ(安くなりましたよ)、すんごく。
味が良いかは、また別のハナシですがw

ま、いい運動になりました。


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※8月13日、持ち込みボトル情報UPしました。
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2010.07.21【イベントレポート】

BBRボウモア1994メゾン@87Malts&Heath

 

BERRY BROS’ & RUDO
BOWMORE 1994-2008
(BBR ボウモア1994 メゾン・ド・ウィスキー)

700ml 54.5%
Aged 14 years
Distilled:1994年
Bottled:2008年
Cask No,1685
Cask type, Sherry

“SELECTED EXCLUSIVELY FOR LA MAISON DU WHISKY”

オススメ度(7)
☆☆☆☆☆☆☆

香り:上面に若干の火薬感、ヨード、僅かな消毒液、そしてピート薫香、タバコ。
ピートの煙の中にシェリーのニュアンスもある。ブルーベリージャムのようなベリー感が、強めのピート香に厚みを持たせている。

味:シェリー&ピートの構成。ピート薫香の中に燻された麦感、鰹節、レモンクリーム、メイプルナッツ・・・
後半と鼻抜けにピートにいぶされた黄色いフルーツを感じる。(トロピカル系もある。)
ピートは強めで、戻りよりは鼻抜け重視。余韻はピート由来の焦げ感、ビターさが口奥に蓄積する、しかしあまりヘビーなものではない。
バランスが非常に整っており、シェリー感も上質。


コメント:いわきのヒースにて。BBRのメゾン向け、開封直後のボトル。
前夜祭である87Malt Night!!の準備の際、この94ボウモアが話題になったときがあり、
じゃあボウモアの飲み比べなんて・・・ってコトを話していたんですが、そんなことしてる余裕はありませんでした。(睡魔的な意味で)
アルコール量はまだ大丈夫だったんですが、朝の4時、睡魔には勝てませんw

そんな無念な思いをしていたら、ヒースさんでしっかり飲むことが出来ました(ワーイ
しかも抜栓です、開栓です。マスター!ありがとうございます!

90年代のボウモアなんで、てっきりバーボンカスクだろうと思っていましたが、シェリーカスクなんですね。
個人的に樽さえ良い樽使っていれば、この熟成期間のアイラシェリーは、ピーティーさとシェリーの甘さで、
非常にバランスの良い構成になるものが多いように感じており、このボウモアのシェリー感も中々良いですね。各所で高評価だったのもうなづけます。
今回は口開けでしたが、もう少し開いたらトップの火薬も収まって、フルーツ感も出てくるかなという印象です。


さて、7月10日、7月11日にいわきで飲んできたモルトは、後5本になりました。
ウスケバ関東オフ会に続いて、今回も何とかまとめ上げることが出来そうです。



~~87Malts Night!!&BARヒース・テイスティング会現地レポは以下より~~

【完】87Malts Night!! くりりんSide(7) ←この辺です。

【速】87Malts Night!! くりりんSide(6)

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2010.07.17【イベントレポート】

ボウモア1969 E・ジャッコーネ@87Malt Night

 

Bowmore 1969-1978
"For the 20th anniversary of Edoardo Giaccone''s whiskyteca at Salo"
(ボウモア1969 エドワード・ジャッコーネWhiskyteca20周年記念)

58% 750ml
Aged 9 Years
"Sherry Cask - Full Proof"

Distilled: 1969
Bottled: April 1978
Cask No,6634
Bottle No,242/300

※ジャパンインポート取扱

オススメ度(8)
☆☆☆☆☆☆☆☆


香り:非常にフレッシュ、グレープフルーツの皮とアルコールが鼻をキックする。
そして上面には70年代流通のモルトに共通する麦感、一番近いイメージはOBグレネスク12年(70年代)に共通するものを感じる。
しかしそこまで儚くなく、力強く上面に覆いかぶさっている。これは度数由来のものだろう。松脂や干した麦感、フルーツの皮、香ばしくビターな印象。
香りから連想する限り短年熟成と思われるが、若い原酒のいやみなトゲは感じない。

味:甘酸っぱさが広がる、麦の香ばしさに若干のピートを感じる。ハイプルーフ、生き生きとしてフレッシュだ。
しっかりしたボディ、モルティな甘さと酸味を感じる。梅肉やドライパイナップルに、甘さ控えめの蜂蜜・・・
昆布のうまみ成分がボディを支えているようだ。
鼻抜けには香ばしさと黄色いフルーツ感を感じ、度数由来の刺激はあるものの非常にうまくまとまっている。
余韻はスーッと抜けていく感じで、あまり長くはない。


注釈:今回のテイスティングノートはブラインドでのものです。

コメント:いわき@87Malt Night!!にて。今回のイベントにあたり、善意の出品があり・・・タケモトさんが引っ張ってきた1本。
これだけ書いていて、しかもカスクとわかっていてなぜグレンファークラスで10年未満でオフィシャルとか答えたんだ、俺はw
グレネスクに似てるって、66ブーケットのときでも言ってたのに。
それに味も違えば香りも違うだけでなく、オフィシャルのファークラスがこの年代でカスクは出してないだろ~。
魔が差しました・・・ということにしておいてください。

今思えば、味は93ボウモア(PD)もそうですが、先日発売されたアデルフィ・ボウモア2001・2010に近いニュアンスがあるように思います。
もちろん香りはぜんぜん違いますが、これも66ブーケットのように、時間とともに変化があるのかもしれません。
開封直後ということでしたし、ひょっとしたら、同じように上面の70年代麦感が取れるのかも・・・
 

しかしこのボトル、60年代、シングルカスク、ハイプルーフ、単年度熟成、そしてそしてEジャッコーネ表記。
大変貴重で、モルトの歴史的文化財にしてもおかしくないほどのモノ。
純粋にボトルの持つ意味も踏まえた価値で考えれば、今回のメインボトルであるブーケット以上のものがあるのではないでしょうか。


そんなモルトも、ボウモアの60年代の長熟や、近年60年代フレーバーが復活しつつあるという90年代蒸留モノを飲む際に
大きな指標となるだろうと、今回のイベントに当たって惜しげもなく開封されました。

状態が良く、元の持ち主様のボトルへの愛情、管理体制のよさが伺えます。また、今回それを破格で出品されたということで、心は感謝の気持ちでいっぱいです。
さらにそんなボトルを、ブラインドテイスティングで出されたというところが、憎さというか心意気を感じます。
実際このボトルが目の前に出てきたら、大概の人はラベル酔いしますし、60年代ボウモアの南国感をどうにか探そうとするはずです。
ボウモアという存在を意識せず飲むからこそ、見えてくるものがある・・・大変貴重な体験をすることができました。

いわきまで来た価値は・・・十分どころか、百分、いや千分くらいありましたね。

なお、このボトル以外に、カスク違い(Cask No, 6635と・・・もうひとつ)の同年代モノで2種類が販売されていたそうです。
生きているうちに、3本のボトルを並べてみたいものです。

  


~~87Malts Night!! 音声ファイル公開~~~

Part1,マッカラン1966からGMグラント1956の途中まで

Part2,GMグラント1956からDTボウモア1966、そしてSRボウモア1966/84の途中まで

Part3,SRボウモア1966/84からSRオード1962/84 第1部ラストまで

Part4,第2部ブラインドテイスティングスタート、ledさん提供の羽生1988/2006 キングオブダイヤまで

Part5,第2部ブラインド2本目、ジャッコーネボウモア1969/1978まで

Part6,第2部ブラインド3本目、グレンエルギン12年・1970年代後期流通(くりりんの奇跡)からSRボウモア1966/84の驚愕の変化まで

Part7,第2部ブラインド4本目、ゼニス・ローズバンク15年からフリーティスティング途中まで。録音終了


~~87Malts Night!!&BARヒース・テイスティング会現地レポは以下より~~

【完】87Malts Night!! くりりんSide(7)

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【速】87Malts Night!! くりりんSide(4)

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2010.07.15【イベントレポート】

SRボウモア・ブーケ1966@87Malts Night!!

 

The GREAT BOUQUET BY SAMAROLI
BOWMORE Bouquet 1966
(サマローリ ボウモア・ブーケ1966)

75cl 53%
Distilled: 1966
Bottled: 1984
Total Stock 720 Bottles
Bottle No,266

“Full Strength Pure Islay Malt Scotch Whisky”
※詳細は写真から読んでください・・・読めんorz

オススメ度(10)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


香り:上面に70年代系の麦感、クッキーや乾煎りした麦、オイリーさと勢いがあり、
徐々に奥から黄色いフルーツ、ドライマンゴーやレモン、パイナップルが出てくる。
しかし全体は硬さ・・・というべきだろうか、硬派な麦感だ。何か閉ざされた印象を感じる。

香り(2時間前後経過):麦感が奥に引っ込み、先の66ボウモアに共通する南国感が解き放たれる。
麦の香ばしさとフレッシュなフレーバー、香り立つ南国フルーツのパーフェクトな融合、
まったく不自然さが無い。透明感があり、高貴さも感じる。これが66ボウモアのポテンシャルか・・・。

味:ややオイリーな口当り、黄色いフルーツの甘酸っぱさがはっきり。若干の麦感も感じる。
厚みのあるボディにフレッシュなレモンやドライマンゴー、微量の青い植物感がアクセント。
きれいな南国感が口の中を支配する。時間と共に白桃もある。
余韻は程よくドライで、スパイシーだが舌に残らず綺麗なキレ。そして鼻抜け、戻りが凶悪!
口の奥、喉の上に南国フレーバー(マンゴーの缶詰、パパイヤ、グァバ)の塊が鎮座し、長く、長く、残り香を鼻腔と口内に運んでいく・・・
無理の無いフレーバー構成で、フレッシュながら負担がかからない、いくらでの飲める。何より余韻が素晴らしい!!

コメント:いわき@87Malts Night!!にて。まず余韻が素晴らしいですが、それ以上に香りの時間での変化に驚愕です。
初めはグレネスク12年(70年代)のような麦感が上面にあり、味は素晴らしかったものの、何か違和感を感じました。
少しグラスを振ってみたところ、麦感の裏にほんの少し隠れたニュアンスを感じ、飲みたい気持ちを抑え、グラスにフタをして待ってみることにしました。
30分も経たないころだと思いますが、明らかに香りに変化が出ました。まるで皮付きパイナップルのようなフレーバーが上面に出始めたのです。
その後もちょくちょく変化を確認しましたが、どんどん変わっていきます。そして上記時間経過後・・・あの南国感です。

女性に待たされるのは世の常なのかもしれません(待たせる男も多いですがw)、
しかし待った甲斐はありました。本当に素晴らしい出会いだったと思います。
私の興奮っぷりは、是非タケモトさん公開の音声にて確認してください。
(たぶんPart5かPart6あたりに収録されていると思います。)



この日、ついに我々はアイラの女王との接見を許された・・・。
低俗な表現かもしれませんが、人間で言う18歳は難しい年頃です。しかし本当の部分は素晴らしい。
それが時間と共に成熟し、角がとれ、1966-2002の36年はまさに女性盛り、女は30から、なんて言いうくらいです。
1966-2009の43年はもう熟れに熟れている感じすらします。(熟女というべきでしょうか)
そして本当の部分、軸は若いときからまったくぶれずに成長を続けていた、それをこのボウモアは教えてくれました。
もう言葉は要りません。これが、この南国感が、ボウモア1966年代の持つ姿なんですね。

タケモトさん、貴重なモルトをありがとうございました。



~~87Malts Night!! 音声ファイル公開~~~

Part1,マッカラン1966からGMグラント1956の途中まで

Part2,GMグラント1956からDTボウモア1966、そしてSRボウモア1966/84の途中まで

Part3,SRボウモア1966/84からSRオード1962/84 第1部ラストまで

Part4,第2部ブラインドテイスティングスタート、ledさん提供の羽生1988/2006 キングオブダイヤまで

Part5,第2部ブラインド2本目、ジャッコーネボウモア1969/1978まで

Part6,第2部ブラインド3本目、グレンエルギン12年・1970年代後期流通からSRボウモア1966/84の驚愕の変化まで


~~87Malts Night!!&BARヒース・テイスティング会現地レポは以下より~~

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2010.07.14【イベントレポート】

DTボウモア1966@87Malts Night!!

 

DUNCAN TAYLOR
Special Peerless
BOWMORE 1966
(ダンカンテイラー・スペシャルピアレス ボウモア1966)

44.9% 700ml
Aged 43 years
Distilled:1966年5月4日
Bottled:2009年9月3日
Bottle No,36/153
Cask No,3313

オススメ度(10)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆★


香り:上面から非常に素晴らしい南国フルーツ、パッション感、黄色いフルーツの皮やレモンもある、
乾煎りした麦の香ばしさと合わさって、素晴らしいトロピカルなフルーツフレーバーを形成して押し寄せてくる。
ガヴァやレモン、マンゴーの缶詰、レモンピール、若干の植物質はパイナップルの皮、
奥からビワや黄桃のペーストも出てくる。フルーツに土は付いていない。
グラスからあふれ出るフルーツ感、変化もある、先入観なく嗅げば間違いなく驚愕するレベル。

味:口の中に広がる甘酸っぱい南国フルーツ感、アーモンドの香ばしさ、若干の脂肪酸を感じる。
これもフルーツ満載で、マンゴー、パイナップル、瑞々しい生プラム・・・口当りからしっかり広がり、
そのまま最後まで広がり続ける。香りからすれば南国感という剛速球の一本槍(ただし球質はさほど重くない)。
鼻抜けもパッションフルーツ香、非常にスムーズできれい。ヨードやピート薫香はほぼ皆無で、
現行品から連想すればこれはボウモアとは思えない。

コメント:いわき@87Malts Night!!にて。本会のメインボトルのひとつであるダンカンテイラーのボウモア1996-2009。
ダンカンテイラーのボウモアが持つ南国感は、ある程度予想していました。暦にして1年チョットとはいえ、色々飲ませていただいたワケで、
「まぁこんなもんだろう」という、そういう自分勝手な、ある意味自信過剰な予想を持ってボウモアが注がれたグラスに鼻を近づけました・・・・


ぶっとびました。
思わず噴出しそうになりました。

なんだこの、怒涛のごとく押し寄せる南国感は。


新調されたスペシャルピアレスパッケージは、このモルトのためにあったんじゃないかと思えるくらいのフレーバーです。
予想のはるか上を行く、濃縮され、あふれ出る南国フルーツ香と乾煎りした麦のような香ばしさ。
これは、麦じゃなくてパッションフルーツの果汁を蒸留していませんか?とボウモア蒸留所を問い詰めたくなります。

味わいは香りから一直線で、なんというか愚直で、または作為的と思えるほど“南国感”。
アイラの女王というよりは、南国に住む小麦色の肌をした健康的な女性が思い浮かびます。

以前あるBARでこのボトルを飲まれたという方が話していた「なんとうかね、作為的というか、南国感過ぎるんだよね~、確かにすごいんだけど」というコメント。
さらにこの会でもボウモアの南国感について、「南国感を付加するエキスを入れてるんじゃないか」や、「同じ南国感ではない気がする・・・」というようなコメントも出るくらいでした。
その言葉の意味を、飲んではっきりと理解しました。
確かに、ピアレス香と呼ばれるフレーバーや、ボウモアの南国感について知識のある方なら、この怒涛の南国感は逆に違和感を覚えるかもしれません。

しかしこの南国感に対する疑惑は、この会で別途飲ませていただいた、サマローリ・ブーケット・ボウモア1966-1984で氷解することになります。
これが、このボウモア66年代が持つ本当のポテンシャルなんですね・・・。
その紹介は、追ってまた後ほど。


なお、☆はこのボトル単品で飲んだならば10でした。
しかしこのときは・・・他のボトルがすごすぎました。なので星がひとつ黒星になっています。



~~87Malts Night!! 音声ファイル公開~~~

Part1,マッカラン1966からGMグラント1956の途中まで

Part2,GMグラント1956からDTボウモア1966、そしてSRボウモア1966/84の途中まで


~~87Malts Night!!&BARヒース・テイスティング会現地レポは以下より。~~

【完】87Malts Night!! くりりんSide(7)

【速】87Malts Night!! くりりんSide(6)

【速】87Malts Night!! くりりんSide(5)

【速】87Malts Night!! くりりんSide(4) ←この辺です。

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2010.07.09【イベントレポート】

JJP(JWWW) ボウモア1995-2009

 

JUMPING JACK PRODUCTIONS
WANTED
BOWMORE1995(ボウモア)
”The Dead Mouse Eater”

700ml 62.8%
Aged 14 Years
Distilled; 1995
Bottled; 2009
Number of Bottles; 180

オススメ度(6)
☆☆☆☆☆☆☆

<ブラインドでテイスティングしました。>
香り:発酵した大豆、大麦、若干納豆のような香りが上面にある。
やや粘性があり、グレープフルーツとしけったピート。クリーミーな酸味はヨーグルトのようでもある。
特徴的なフレーバーを感じるが、しっかりとした熟成感もある。

味:クリーミーな口当り、グレープフルーツと粘性のある黄色いフルーツ感(ドライマンゴー、バナナ)
、オイルスモークサーモン、中間から徐々に弱めのピートが口の奥に出てきて、そのまま余韻へ向かう。
全体的に透明感があり、余韻は上記サーモンにのせたグレープフルーツ、口内はオイルコーティングされる。
オイリーだが意外とすっきりしており、さほど余韻は長くなく、程よいピートの苦味はあるが、ピートもあまり蓄積しない。


コメント:BURNSにて。ご好意にていただいた一杯。(経緯は以下にて)
JWWW(ジャック・ウィバース・ウィスキー・ワールド)の系列会社、JJPによるボトリング。
"The dead mouse eater"などという過激なサブタイトルが銘打たれているが、
香りに若干特徴的なフレーバーがあるものの、フルーティーさはグレープフルーツ系をベースに
ピートも感じることが出来て、悪くないバランス(というか普通にうまい部類)の仕上がりである。

このボウモア、なんと誌による採点で35点という低評価をたたきつけられ
”腐ったネズミの味がする”とまで言われてしまった、超不遇のモルト。
だったらそのまま品名にしてやるよと、半ば開き直りとも取れるセンスでボトルネームが決定した経緯があるという。

マスターいわく「単にプロモーションでコケただけだとは思いますが」とのこと。
確かにどのへんが腐ったネズミのかわからない味。腐敗臭なんてないだろコレ・・・。
しいて言えば、香りのところで、大豆が発酵したような、納豆のような香りが上面にあるので、
その辺に反応してのコメントだったのかなと思ったり。

まぁ私は納豆好きなんで、問題ないですがw


さて、このモルトを頂いた経緯ですが。
その日、3杯目のモルトを飲み終えた辺りのこと。
マ「そうだ、〇〇さんわかりますよね。是非くりりんさんにブラインドで飲んでほしいものがあるって預かってるんですが」
(〇〇さん←先日のBURNSでブラインド対決をした常連の方です。)

こ、これは果たし状!
ここで受けぬは飲み手の恥!

そうして出てきたのがこの一杯でした。
ご自身のキープボトルからの出題だったということで、ありがとうございます。


結果は・・・まぁ既に予想が付いてると思いますが。
私の完全敗北でございましたorz

べ、別に悔しくなんか・・・ないんだからね!
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2010.06.28【イベントレポート】

ボウモア17年 シルクプリント43度

 

BOWMORE
Silk print label
(ボウモア シルクプリントラベル)

Aged 17 years
750ml 43%
取扱:セルバ徳島支店

オススメ度(5)
☆☆☆☆☆


香り:ベリー系の赤いフルーツ、乾いた麦、ナッツ。甘酸っぱさに若干の香ばしさと合わせて、
品の良いパフュームが出てくる。奥にはランシオ系の南国感も感じることが出来たが、
時間と共にパフューム、ハーブ、ベリーが主体的に。

味:口当りは甘酸っぱくクリーミー、やさしく上品な口当りだ。その後はパフューム。
パフュームは80年代ほどの鮮烈なモノではなく、ワックスやパイナップル、
ベリーのフレーバーと共に、柔らかく、飲めるレベルである。
余韻は蜂蜜と麦、刺激は少なく滑らかで女性的。鼻抜けはパフュームでココナッツもある。

コメント:Plaisir(港南台)にて。70年代蒸留と思われるボウモア。
南国感とベリーフルーツ、女王と呼ばれるボウモアの女性らしさとパフュームが混生しているボトルで、
厚化粧した女王と言える1本。この年代になると女王もお年なのか・・・。
しかし、パフュームはあるが、飲めるレベルであることと、蓄積系でないためあまり負担にはならない。

なお、ボトルの流通時期としては、ボウモア蒸留所は
1989年:サントリーが30%株式を取得
1994年:サントリーが買収。完全子会社化
1990年代中盤以降~:サントリー取扱のボウモアの仕様が40度に。
となっていることから、セルバ徳島支店での17年の取り扱いは90年代初頭までかなと推測。
したがって本ボトルの蒸留時期は、仮に95年瓶詰めとしても1978年以前の70年代蒸留モノ。
昔のボウモアらしいフルーツ感にパフュームが混じるのは、パフューム化への過渡期で、そうである原酒とそうでない原酒が混ぜられているからだろうか・・・。



先日はPlaisirの開店7周年だったので、そのあたりでプレゼント持って顔を出そうと決意。
新宿にも行きたかったのだけど・・・誘惑を断ち切って一日遅れの25日に顔を出してみました。
すると、以前から近所の酒屋に置いてあって、マスターと私、2人して気になっていた
シルクプリントのボウモア17年がバックバーに入荷!ってアレ買ったんかい!!
パフュームの恐怖が頭をよぎりましたが、せっかくなので飲んでみたわけです。

味は・・・上記のとおりでした。


この日は諸事情により来店時間は1時過ぎ、すごく眠かったので小一時間で撤収しましたが、相変わらずライクドリンクで気軽に楽しめる良いBARです。
ノンチャージってのも良いですね、何気に物価の高い港南台で、値段もかなり抑えてありますし。

モルトBAR等、飲み手にもそれ相応の心構えと知識が求められる店とは違い、ふらっと入ってたまったものを置いて出て行ける。
こういうBARの存在も、“入門用”というワケではないですが、オトナが一息つける場所として今後も続いてほしいなと感じています。

7周年、おめでとうございます。
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2010.06.14【イベントレポート】

MOSボウモア1995-2009



MALTS OF SCOTLAND
Bowmore
56.7度 700ml

Cask:Refill Sherry Butt
Cask No,113
蒸留:1995年5月25日
瓶詰:2009年11月

オススメ度(6)
☆☆☆☆☆☆


香り:植物っぽさを含んだグレープフルーツ系のピート感に、ベリー系のフルーツ香、
そこにセメダインや溶剤、グラッパのようなフレーバーを感じる。なんとも面白いフレーバーだ。

味:口当りはフルーティー、やや粘性がありトロピカル系、後からピートがやってくる。
長期熟成というわけではないが、酒質に熟成年数以上のまろやかさがあり、シェリーによるフレーバーがうまく作用しているようだ。
余韻にかけては湿っているピート、オレンジクリーム、舌上にスパイス、程よいビター感を持った長い余韻。戻りもしっかり。

コメント:スペイサイドウェイにて。現行系ボウモアの良さを持ちつつ、フルーティーでいいモルトだ。
おそらく近年のボウモアの中で、“南国感”という、飲み手から求められているフレーバー構成に近い1本ではないだろうか。


某所で売り出されたときはそうでもなかったと記憶していますが、
今や非常に評価が高い1本、某Yオクでも相当なコトになっているようで・・・
これも93ボウモア等と同一傾向ですね。

しかしチョット考えてみると、ボウモアに限ればもはや新時代に突入した感があり、原酒の質はまったく問題ない。
樽はというと、60年代シェリー系のような、良質なシェリー樽が無ければ成り立たないというものでもない。
バーボン樽やリフィルシェリー樽であれば、条件を満たすモノがほとんどである。
つまり、この1本無くとも次はある、そう思えてしまうのです。


ま、こういうコト考えてるから、
色々買い逃すんですけどねーw
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2010.06.11【イベントレポート】

アデルフィー・ボウモア2001(8年)


(写真はお借りしました。)

ADELRHI Selection
BOWMORE

2001-2010
AGED 8 YEARS
700ml 59.9%

価格:6500円前後

【テイスティングコメント】
ややクリーミーで若いモルトの香りもあるが、トゲトゲしさ等の嫌味要素は少なく、
シェリー系のフレーバーが包んで若さを補っている。ピートの燻し香もある。
甘酸っぱい口当り、中間から粘性が出てきて、ピートのビター感とシェリー由来のベリー感や、
グレープフルーツ等の黄色いフルーツが若いなりによくマッチしている。
やや強めのスパイス、麦感もある適度にビターな余韻。

若さゆえ流石に酒質の荒さは残っているが、その勢いさながら、
フレッシュで若いアイラの良さを持っている、コスパばっちりのボウモア!!



飲ませてもらったら、極力コメントで返すことを信条としているくりりんです。
某所にてちょっとだけ試飲させてもらったのですが、うーん、正直ここまでの期待はしていませんでした。

価格との比較もありますが、パフュームが無いことはもちろん、土系のピートではなく、燻し系のピートにフルーツ感。
加えてアデルフィーのボトルデザインはかっこいいし、カスクってのも好ポイント(個人的嗜好w)。
ここのところ話題のPD・1993、BBR・1994やMOS・1995など良質なボウモアのリリースが続いていますが、
間違いなく90年代の良さをそのまま引き継いでいます。

いまさらですが2000年以降の蒸留のボウモアについても、90年代同様に期待していけそうですね!




追記(私信):某方より頂いた"無茶振り"は、今夜の更新で対応いたします
(既に昨日中にスタンバイ済みなのであります)
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2010.06.10【イベントレポート】

TWAパーフェクトドラム・ボウモア1993-2010 2nd



THE PERFECT DRAM
BOWMORE (2nd)

EX-BOURBON HOGSHEAD
DISTILLED:1993
BOTTLED:2010

AGED 16YEARS
70cle 53.8% vol
222BOTTLES
“burning flowers + fruits at an indoor pool”

オススメ度(7)
☆☆☆☆☆☆☆


香り:ピートスモークというよりは強めの燻し感が上面にある。焚き火の後のよう。
七輪で焼いたニボシのようでもある。奥から出てくるやや青さを持った植物質なフルーツ感は、
皮付きパイナップルやレモン、時間と共にバニラクリームのようなクリーミーな甘さも出てくる。

味:口当りからやや粘性があり、甘さとピート薫香由来の苦味を伴う。
中間にかけて煙の中の甘酸っぱいフルーツが主張して、パイナップルの燻製、レモンジャム、ドライマンゴーを感じる。
その後燻した麦、口奥にスパイス。余韻は鼻抜け共にピートスモーク系で、じんわりと塩を感じつつ程よくビターで長く続く。
加水で中間のピートが引っ込み、さらにフルーツ主体になる。しっかりした甘酸っぱさが好印象。
余韻のピート系のビターさは変わらずだが、さらにバランスが良くなるか…。

コメント:キャンベルタウンロッホにて。パーフェクトドラム、ボウモア1993の2ndリリース。
前回リリースの1stとベクトルは同じながら、燻し感が強く、ピート感が増しているように感じる。
しかし、フルーツ感もよりはっきりしているため、全体の中にあっては(特に味のほうで)、ピート感は1stよりバランスよく感じる。
なおフレーバー中のフルーツは南国系だが、マンゴーというよりはパイナップル。
熟成感があり、旨いボトルであるが、1994あたりでも似たフレーバーを持つボトルはありそうだ。

ちなみにIndoor pool (屋内プール?)の指すフレーバーは??だったが、Burning flowers+fruitsとはよくいったもの。
2ndボトルのフルーツは、言葉そのままの意味で煙に巻かれている。

(ボトラーから定義はされてないですが、このブログに限っては以下とします。)
1st:BOWMORE 1993-2010 70cle 59.9%“a phenolic fruit & flower basket”
2nd:BOWMORE 1993-2010 70cle 53.8%“burning flowers + fruits at an indoor pool”

>>1stのテイスティングノートはこちら



その日は霞ヶ関で朝から仕事があり、いい時間までかかってしまったので、
新橋から帰るところを有楽町まで足を伸ばし、ちょっとだけ寄ってみました。
奥の席に座り、前を見ると・・・上の棚にこのボトルが!

おお、indoor poolじゃん、もう入ってたんだ!

これもまた、めぐり合わせですね。
アイラフェス系のボトルも、近日追加入荷されるようなので、非常に楽しみです。
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くりりん

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