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ウィスキーのテイスティングノートの紹介ブログ。 一期一会な一本、一期一酒を求めて今日も・・・飲む!

2010.04.15【イベントレポート】

トーモア5年 (1980年代流通)



トーモア 5年
40% 750ml
1980年代流通ボトル

オススメ度
☆☆☆☆☆

香り:控えめなシェリー感、ナッツや麦芽系の香ばしさ、時間とともに奥から少量のパヒュームも。
若さは感じない、ひっそりとして落ち着いた香りだ。

味:まず麦感が前面にあり、スパイスがやってくる。樽系の渋み、胡桃、
合わせてカラメル質な甘さ、ボディ感は可もなく不可もなくそれなり、
噛み締めると口の奥に僅かな苦味を伴う。
余韻は控えめにシェリー感、麦の苦味とビターさを伴う。

コメント:1980年代後半のボトル。瓶の形状は80年代の六角ボトル(10年もの)と同じ。
5年表記とは思えない、10年クラスのしっかりとした熟成感がある。
一つ前の10年に近づいた印象、麦感があり、ビターであっさりとした仕上がり。
1~2杯目のモルトとしてどうぞ。


全モルトに言えることだけど、80年代以前のボトルは、5年や8年表記でもしっかりした熟成感があって美味いのが多い気がする。
現行品とのこの熟成感の差はいったいどこから来るのだろうか。
個人的には蒸留速度の違いか、5年といいつつも長期熟成の原酒をブレンドでしっかり使っているからかなぁと推測。

蒸留速度については、今はポットスチルからどばどばと流れ出ているけど、昔はちょろちょろと流れ出る程度だった(byWHISKY CWニコル著より)らしいから、
ゆっくり蒸留させることで、原酒そのもののフレーバーが厚くなって熟成感とも関係が出ているのかなぁとか思ったり。
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2010.03.28【イベントレポート】

トーモア10年(グリーンボトル)



トーモア10年 1970年代ボトル
43度 750ml

価格:不明
オススメ度
☆☆☆☆☆☆☆☆

香り:青林檎、ライチ、あまり熟していないメロン、杏仁豆腐、非常に華やかな甘さがあり・・・
華やかで・・・華やかな・・・個人的に今までウィスキーで嗅いだことのない香り、未知との遭遇。
味:ややオイリー、青林檎とクッキーのような甘さもある麦感、ハーブ(植物系)、
口当たりはややライトだが後半にかけて広がりがあり、ボディーはしっかりしている。
余韻はスパイスも伴う。

コメント:福岡某BAR特集第3品目。素晴らしいモルト。しかし麦を蒸留してどうやったらこういう甘い香りになるんだ。


20世紀になって初めて建設された蒸留所、トーモア
トーモアの蒸留所オープンは1960年(創業1958年、生産開始は1959年秋)
今回のボトルは70年代ボトル、創業後僅か10数年、原酒の幅、量とも本当に少ない中でこのポテンシャル!!

そういえばトーモアは時代の変化とともに、大きく味が変わっているボトルのひとつでもある。
それはボウモアのようにレモン石鹸化したというわけではないが、

・グリーントール(70年代)=上記参照
・赤玉ボトル(80年代)=品の良いシェリー系
・水彩画ボトル(90年代)=あっさり麦感、ライト
・現行品 =悲しい味わい

一言で書くならこんな感じ
原酒が充実して、ブレンドの幅が増えたことで没個性的になっていったのだろうか・・・
水彩画ボトルからシェリー感が消えたので、手配できる樽の時代背景に左右されているようにも思える。
なんか現行品はパヒュームも出始めたようにで、飲むならば水彩画ボトルまで、1~2杯目にどうぞ。
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