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ウィスキーのテイスティングノートの紹介ブログ。 一期一会な一本、一期一酒を求めて今日も・・・飲む!

2010.08.12【イベントレポート】

OBダルモア20年黒ダンピー1970''s

 

DALMORE(ダルモア20年)

Years 20 Old
43% 750ml

Black dampy bottle
1970年代流通品

オススメ度(9)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆

香り:上面にはっきりとシェリー酒、そしてフルーツ。この年代らしく上等なポートワインとも思えるような
甘く上品なシェリー酒香がしっかりと、その奥からハッカやメンソールが嗅ぐほどにスーッと存在感を出してくる。
香りのフルーツ感は、白ブドウ、サルタナレーズン、皮っぽさもあるフルーツを感じる。
ふくよかであり、しっとりとした香り立ちからメンソール系へ、すばらしいシェリー感だ。

味:スムーズだが少しべたつきのある口あたり、砂糖で甘く煮詰めたイチゴ、プルーン、メイプルシロップも感じる。
中間以降は舌の上にどっしりとした黄桃のペーストが存在感を出し、余韻まで残り続ける。
後半は口奥に若干のピート感があり、鼻抜けは柔らかいピートとシェリー酒、しっとりとした甘さ。
余韻にかけてフルーツが残っていくイメージで長く続く。
加水するとトロピカル系で、パイナップルジュースのようなフレーバー、シェリー感も素晴らしいが、
とにかく原酒の質も良いのであろう、しっかりとしたコクがあり、実に味わい深い。


コメント:キャンベルタウンロッホ11周年、3本目のダルモア黒ダンピー。
個人的には、今回のラインナップ6本の中ではこれが一番ストライクゾーンでした。
っていうか、どストライクですね。

ラストのブローラも捨てがたいところですが、ダルモアでこれだけのモノが出てきたら・・・いやもう脱帽です。
これが一番興奮(静かに)して、時間かけて飲んだと思います。


今回は1970年代流通の20年ものということで、1950年代の蒸留です。
ダルモア蒸留所は1986年まで自家製麦、1966年にポットスチルを4基から8基に増設を行っており、そのさらに前、
自家製麦を行っていてかつ、ポットスチルが4基だったころのモノ。

シェリー樽の質もすごく良いです、流石50年代。
最近のダルモアさんはちょっとかわいそうなことになりつつありますが・・・
80年代流通あたりまでのダルモアはどシェリーでも、リフィルでもホント味わいが良くて大好きです。


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2010.04.14【イベントレポート】

JMダルモア1964-1999



ダルモア1964-1999
ジェームス・マッカーサ
700ml 50.0%

オススメ度(7)
☆☆☆☆☆☆☆

香り:シェリー由来の渋みや酸味を感じる香り。レーズン、プラム、葡萄・・・時間とともに
葡萄が前に出てきて、ブランデーやワイニー、ボルドーのような華やかで甘い香り。

味:しっとりした滑らかな口当たり、中盤からややオイリー。
バランスの良いシェリー系長熟モルトだ。香りよりも甘さを強く感じる。
酸味は控えめ、ほんのわずかに硫黄、胡桃、カシューナッツ、オレンジやダークフルーツもある。
余韻は戻りのシェリー系フレーバーのふくよかな甘さと、
麦感に、口奥に嫌味ではない渋み、ウッディさをともなう。

コメント:こってこてのダルモアだが、オレンジのような爽やかなフレーバーもあり、
すべてがシェリーにつぶされているわけではない印象深いモルト。


博多天神、中洲のBAR、Higuchiにて。
ダルモアというと、現行品のグランレゼルバとかを除けば
シェリーがひとつのフレーバーとしてダルモアの中に共存している印象が強いモルト。
それゆえ、こってこてで現行品のようにシェリーを上塗りしたような
そういう印象がないこてこてシェリー系ダルモアはなかなか新鮮。

うまかー。

でも目つぶって飲んだらダルモアとわからないかなw
シェリー系の表現は難しいわ。
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2010.03.28【イベントレポート】

ダルモア12年 トールボトル


ダルモア12年 トールボトル
(写真左から5番目)

750ml 43度
1980年代~
イタリア周り

価格:20000円での販売形跡あり
オススメ度
☆☆☆☆☆☆

香り:やや甘くトースティーな香りだ、少々アルコール、背後にスモーク、オレンジのさわやかさ、
どちらかというとビターな香ばしさが前面にある。

味:甘さは控えめでビターなシェリー感、飲み口はあっさりとしている。イチゴジャム、焙煎した麦、
現行品よりはっきりとしたオレンジ感、スモーク、微量な渋みが蓄積する。
シェリーはこてこてではなくアクセントのひとつ、非常にダルモアらしさがある。

コメント:福岡某BAR第4本目。玄人向けのモルトという印象。駆け出しの自分には難しかった・・・


ダルモアは割とお気に入りの蒸留所。
全般的にフレーバー中におけるシェリーのバランスの良さが評価できる銘柄で、
シェリーのほかにバニラや柑橘系、トーストなど複雑なフレーバーを楽しむことができる。
また実力を備えた蒸留所でありながら、マイナーであるためサントリーやアサヒ系列の取り扱いの蒸留所と比べると影が薄い感はいなめない。

上記ゆえか、初見のモルトBARで「ダルモア何かありますか」というと、バーテンからは「ん?」と思われるとか・・・。(某有名モルトBARマスター談)

近年、高級感を出すためラインナップの変更、ボトル・ラベル形状の変更を率先して取り入れているが、味わいとしては落胆するほどの変化は見られない。
しいて言えばシガーモルトやグランレゼルバからはシェリー酒の味がするようになったような・・・
あくまで推論でしかないが、シェリー樽の処理の際にシェリー酒を完全に払い出さずに原酒を詰めているのだろうか。
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