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ウィスキーのテイスティングノートの紹介ブログ。 一期一会な一本、一期一酒を求めて今日も・・・飲む!

2010.07.30【イベントレポート】

OMC グレンロッキー1952(49年)

 

OLD MALT CASK
GLOENLOCY  (グレンロッキー)

Aged 49 Years
43% 700ml
Distilled: 1952 April
Bottled: 2001 May
“One of 311 Bottles”
“Limited Edition Bottle No,000021”

オススメ度(8)
☆☆☆☆☆☆☆☆


香り:上面に紹興酒やレーズン、梅干、カラメル交じりのやや独特なシェリー感を感じる。
カラメル質、そしてメイプルシロップ・・・透明感があり、奥からミント系の香り。
時間と共に動物性の脂、油で揚げたポテトのような香りを感じる。ふくよかでスムーズ、若干シェリー感が浮いているようにも感じるが、
現行系の濃い目若いシェリー系にありがちな、明らかに浮いている作為的なものではなく、フレーバーのひとつとして捕らえられるレベル。

味:甘くスムーズな口当り、滑らかな酒質でボディは43度であることを考えれば強め、葡萄、濃い目の紅茶(シロップ入り)。
中間から徐々に桃のペーストや南国フルーツが、舌の後ろのほうを中心に開いてくる。
舌の上のすべりは恐ろしくスムーズで、ややベリージャム、サルタナレーズン、南国フルーツの皮、
そして余韻にかけては麦質もあって、ややオイリーでウェットな甘さ感の中で、心地よいウッディーな渋み、僅かなピートも感じる。
鼻抜けはシェリー由来のふくよかな甘さ、じわじわと南国フルーツの戻り。


コメント:三鷹BURNSにて。閉鎖蒸留所の中でもかなりマニアックで、かつ存在感の薄いモルト。
通でない限り、蒸留所名のスペルを見ると“グレンロッシー”と勘違いするのではないかとも思う。
さらにOMCながら、何かの記念ボトルなのか、43度加水がされているという極めて珍しいもの。


地区はハイランド、創業は1898年だがまともな生産が開始されたのは1938年のことだという。
その後、1953年にDCL社の所有となり、1960年代~1970年代に増改築、設備近代化が実施され、1983年に閉鎖される。
時代の波にもてあそばれた感のある蒸留所だが、本ボトルはDCL社の所有となる前のもので、設備も当然近代化される前のモノによる。

本蒸留所について、他のボトルを調べてみると、最近は長期熟成からか樽によってばらつきが出てきており、総じてドライでライトという点が含まれている。
しかし本ボトルは流石近代化前のもの、非常に素晴らしいフルーツ感があり、ライト?なにそれというような、とても無名蒸留所とは思えない仕上がりです。


とはいえ設備の近代化がこの蒸留所についても変えてしまったのか、または原料の違いか・・・
OMCのクセに43度という、妙な点もあるボトルですが、一飲の価値はあるように感じます。



それにしても。。。眠いぜ
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