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ウィスキーのテイスティングノートの紹介ブログ。 一期一会な一本、一期一酒を求めて今日も・・・飲む!
2010.05.04【イベントレポート】
グレンダラン26年 1978-2004
グレンダラン26年
Rare Malts Selection
1978-2004
700ml 56.6%
Bottle No,2908
価格:14000~17000円
オススメ度(6)
☆☆☆☆☆☆
香り:バタークリーム、オレンジや柑橘系のフレッシュな香り。
奥から白葡萄、ナッツ、口開けゆえかアルコールが鼻につく。
加水でバナナや白葡萄ジュース、フルーティーで長期熟成系の香りだ。
味:甘くスムーズな口当たり。蜂蜜やリッチなフルーツ感。ややオイリーでもある。
続いて微量の香水、紅茶、黒砂糖を感じる。スパイスが限りなく少なく、本当にマイルドなボディだ。
加水でさらにマイルドさが際立つ、しかしフレーバーが少しボケる印象がある。
蜜の甘さ、麦汁、焼いてない食パンと口の奥にドライクランベリーの甘酸っぱさ、
余韻にかけてはマイルドな麦感、ナッツ、それほど長くは無い。すっきりとしている。
コメント:プレジールにて。「マスター、なにか新しいの入った?」で出てきたボトル。
口開け、いかせていただきました。ボトル封キラーでホントすいません^^;
酒の印象としては原酒に素直で悪くない。
レアモルトシリーズは、蒸留所の特性に忠実であまりいじくってないイメージがあり、ハズレも少ないように思う。
個人的な話だが、このグレンダラン26年はブログが役に立ったモルトでもある。
上記の流れで出てきたレアモルトのグレンダラン(グレンデュラン?)
「あれ、そういえば前に飲んだな・・・」と、携帯を取り出してピコピコ
Myブログ、深夜も営業中に接続
「あぁ、前に福岡で飲んだわ」
「でもあんまり評価高くないねw」
と、以前飲んだオールドボトル(1970年代)のグレンダラン12年と、比較しながら楽しむことが出来た。
ブログって情報整理にすごく便利だなぁと思っていたけど、こういう感じでぱぱっと出てきてくれるのは、デジタルだからこそのなせる業ね。ホント便利だわ。
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2010.03.28【イベントレポート】
グレンダラン12年(オールド)

グレンダラン12年
1970年代ボトリング 43度 750ml
価格:不明
オススメ度
☆☆☆☆☆
香り:オールド感のある香りだ。クリーンな印象のオレンジ、バタークリーム、カラメル風味の甘い香り、少々のヒネている。
味:すっとした口当たりからオイリーでやや重めなボディ、続いて麦感、甘酸っぱさ、
黒飴、余韻はまろやかで黒飴を舐め終えた後のような、口の中がコーティングされたまったり感。
コメント:福岡某BARシリーズ第2品目。このボトルはボディが少し時間の影響を受けている。
ヒネは心の中で取り除いてほしい。状態がよければもっとふくよかに味が広がったのだろう。
現行の蒸留所であるが、オールドパーやジョニーウォーカー、特に前者の原酒としてその生産量のほとんどが使われてしまうため、UD社のレアモルトシリーズや、花と動物シリーズ、最近ではシングルトン・オブ・グレンダランがアメリカ向けに発売されたが、本モルトの市場流通量は非常に少ない。
グレンダランは創業時の1898年に作られた蒸留所と、1972年の拡張工事で新設・拡張された蒸留所の2棟があり、古いほうの蒸留所は1985年に閉鎖となったため、今回テイスティングしたグレンダランは、古いほうの蒸留所で作られた貴重な原酒である。
現行品は一切呑んだことがないが、テイスティングノートから想像する限りでは、味はかなり違うようだ。
もし今後ボトラーズで長期熟成のモノが出たとしたら、この1972年という数字がひとつの目安となるだろう。
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