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ウィスキーのテイスティングノートの紹介ブログ。 一期一会な一本、一期一酒を求めて今日も・・・飲む!

2011.01.09【日記】

グレンタレットの思い出


  
※写真はWEBからの拾い物で、本記事とは一切関係ありません。
 
 
もう1年くらい経つのでネタにしてしまいます。
直接お会いしたことにある方には、飲んでるときのネタとして話したこともある話です。
 
一言でまとめると、あるBARの接客が不満だった!というそれだけのコトです。
別に今なお気にしているわけではなく、昨日タレットの記事を書いたので、思い出したついでにUPします。
今となっては”それはないだろ的”な笑い話でしかありません。
 
 
私は、ウィスキーに対しては「うまい」「まずい」を比較的はっきり書くほうだと思いますが、
BARやバーテンさんに対しての不満や疑問は書いてきませんでした。(黒い、とは言いますがw)
正直皆様の仕事ぶりには頭が上がりません、こんなメンドクサイ小生意気な客を嫌な顔せず迎えてくれる、それだけでも十分なのです。
しかし、この話はその前例を覆して、あるBARとバーテンさんに対しての文句になっています。
例外中の例外として、読まれる方は読んでください。 
 



ウィスキーにハマり出しのころ、まだブログもやってなかったころ、日常の行動範囲で来店できるBARを開拓していたときのことです。
駅から少し離れたところにある某BARを、残業でヘトヘトになった後にたずねました。
 
そのBARはウィスキー(モルト)に力を入れていると公に宣言しているだけあって、オールドから現行までそれなりに・・・というかかなりモノがそろっています。
遅い時間でしたが店内はバーテン2名で、お客はカウンターに2名、常連と思しき客が奥と真ん中に座っており、私はカウンターの出口側の端に案内されました。
さぁ、今日も良いモノ飲めそうだぞ!期待に胸を膨らませつつ、とある腹積もりから「グレンタレットで何かください」と注文。
バーテンさんは「タレットですと、現行品と90年代と70年代のオールドがありますが」
オールドボトルからウィスキーにハマった私は迷い無く「じゃあ70年代をください。ハーフできますか?」
 
できますよ、と言うのでハーフで注文し、おしぼりを受け取ります。
(順番が逆な気がしますが、まぁこれは誤差の範囲です。)
 

まず、ここで1点。おしぼりが・・・くさい!
くさいというのは悪臭ではなく、フローラルなトイレの消臭剤を濃縮したような香りがプンプンします。
溶液の割合間違えたんじゃないの?というくらいで、カウンターに置いておくと明らかに鼻まで香りが届いてきます。
ウィスキーに力を入れているのはいいのですが、重要な要素である香りの邪魔になるおしぼりというのはどうなんでしょうね。
 
そしてグレンタレットが出てきます。
まぁこのボトルはパフュームなんですが、それはそれで別にどうってわけじゃありません。
私自身の勉強にもなりますし、それをネタにしてハナシで盛り上がれたりすればOKです。
私はBARで静かに飲むというより、バーテンさんと色々話したい派なんですよね。
 
 
が、バーテンさんは3つ隣の席でパスタをすすりながら食べている常連の相手で必死。
まぁこちらは初見の客ですから、それもある程度は仕方ないところ。
ウィスキー好きという空気をぷんぷん出して、グレンタレットも明確なネタ振りだったのに、気づいてもらえないのはちとさびしいですが、
バーテンさんはバーテンさんで初見のお客にはハナシを振りづらいというか、どういう趣向なのか読めないで困るというのもあります。
ずっと携帯いじってるお客さんに話しかけずに居たら、「何で話しかけてくれないんですか」と文句を言われた、というハナシもあるくらいです。
 
OKOK,じゃあ私はこのモルトをさっさと片付けて、次の1杯にいきましょうかね。
 
 
飲み終えたグラスを置いて、バックバーをじろじろ見て待つこと少し、常連とのハナシを切り上げてバーテンさんがこちらに来ました。
「次は何にしましょうか?」
「んー、これだけあると迷ってしまいますね。(バックバーを見渡して)」
「そうですね、ではコレなんかどうでしょうか」
 
出てきたのは、究極のピーティーモルト
ブルイックラディ オクトモア 1stリリース。
 
(「帰れってことかい!!」)
心の叫びが思わず口から出そうになってしまいました。
なんちゅうチョイスすんだこのバーテンは、これだけバックバーにボトルがあって、出てくるのは締めの一杯かw
それ飲んだら、次何飲めばいいんですか・・・
 
突っ込みたくなる心を抑えて、
「いやぁ、さすがにそんなピーティーなのはまだいいです。何か別な・・・例えばモートラックとか無いですか?」
するとバーテンさん、少し困ったような顔をして「え、モートラックですか?えーっと・・・少々お待ちください。」
奥のカウンターのほうに行き、もう一人の常連の相手をしていた、もう一人のバーテンに
「ねぇ、モートラックって花と動物以外あったっけ?」
「いやぁどうだろう、わかんねぇ」
 
すいません、聞こえてます^^;
 
 
少しして、バーテンさん、モートラックの花と動物を持って戻ってきました。
「ウチにあるのはこれくらいでして・・・」
(「その棚の奥に見えるのはGMのモートラックだよなぁ~。封も開いてるし・・・、まぁどうこう言っても仕方ないか」)と心の中で思いつつも
「わかりました、それでお願いします。」
 
と、モートラックをもらい、飲み始めます。
そしてバーテンさんはというと、また常連さんのところに行ってしまいます。
もう完全なスルー。
 
おしぼりがくさい、ウィスキーのチョイスが破綻している、なによりバーテンが在庫把握してない、
これだけでモルトBARとして成り立っているのか疑問に思えてしまいます。
そして「一言くらいあってもいいでしょ!」と言うくらいの徹底スルー。
すいません、僕何かしましたっけ。
というくらい、注文しか聞きにこない。
 
いや、例えばウィスキーとか力入れてないような、いわゆるイージードリンキングなBAR(というより飲み屋的な)ならそれもありでしょう。
1杯目にオクトモア飲んでも良いんじゃないでしょうか。
私が話しかけるなオーラ全開で飲んでいれば、完全スルーもありでしょう。
でも公にウィスキーに力を入れているといい、BARであることを強調したBARでその姿勢・・・
 
すごくがっかりして、そのモートラックを飲んでお会計。
最後にそのバーテンさんからは一言
「また来てくださいね」
 
(「もうこねぇよっ!!」)心の声
「ええ」
 
とだけ言って席を立ちました。
それ以来そのBARには行っていません。
BAR自体はまだあるでしょうが、そのバーテンさんが、その後どうなったかは知りません。
(ここらでもう一度様子を見に行ってもいいのかもしれません。) 
 
 
以上、くりりんのグレンタレットにまつわる苦い思い出でした。
たまには・・・たまにはこういうテイスティングでもなんでもない記事もいいっすよね。
 
お目ざわりな内容、失礼いたしました。
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2011.01.09【日記】

TWAグレンタレット1980-2010(30年) “Bottled for SWEDEN”



THE WHISKY AGENCY
GLENTURRET 1980
(グレンタレット1980)
 
700ml 50.9%
Aged 30 Years
Distilled: 1980
Bottled: 2010
 
172 Bottles
“EX-BOURBON HOGSHEAD”
“Bottled for SWEDEN”
 
オススメ度(6)
☆☆☆☆☆☆


 
 
香り:フレッシュで30年熟成とは思えないような若々しさ、干した藁、ニューポット系の刺激も感じられる。
あわせてチーズを塗ったクラッカー、ナッツ、奥からほのかにパイナップルや乾いた牧草、歌舞伎揚げ、白かりんとう、
徐々に複雑で香ばしさと甘さ、黄色いフルーツの甘酸っぱさも少量感じられて面白い。
 
味:クリーミーな口当たり、麦の穂、ホットケーキ、中間からトロピカルなニュアンスも感じられる。
香りからすると意外なほどにスムーズで、余韻にかけては麦と黄桃クリームからナッツ。
香り、味共に変化が感じられて面白い、そしてうまくまとまっている。


 
 
コメント:キャンベルタウンロッホにて。TWAのグレンタレット。スウェーデン向け。
ラベルの中で飛んでいるのはグースでしょうか。
グレンタレットというとギネス認定猫のタウザーなわけですが、猫でなく鳥、面白いデザインですね。
 
 
個人的にタレットというと“パフューム”という印象が根強く(黒ダンピー等、もちろん美味しいボトルもあります。)、
以前70年代オフィシャルでパフューム+某BARへの苦い思い出があったことや、
オフィシャル10年現行品からもパフュームが感じられるため、新規リリースがあっても食指が進まないボトルの1つです。
しかし今回はお隣の七夕さんより「パフュームじゃないよ」「結構美味しいよ」というコメントもあったので、勇気を持って注文してみました。
 
80年蒸留の30年モノ。その第一印象は・・・「あれ!?なんか若い?」
鼻を近づけるとフレッシュで若さをモロに感じましたが、その後は変化があり、面白い仕上がりでした。味も悪くなかったですし。
そういえば昨年リリースのあったOMCのタレットなど、まぁまぁ良かったと聞くモノはいくつかあるので、
今回をきっかけに、機会があれば他のリリースも飲んでみたいです。


なお次回の記事は愚痴っぽい内容になってしまいますが、思い出話で
グレンタレットでのちょっと苦い思い出についてです。
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