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ウィスキーのテイスティングノートの紹介ブログ。 一期一会な一本、一期一酒を求めて今日も・・・飲む!

2010.10.21【イベントレポート】

OMCフェッターケアン1965-2010(45年)



DOUGLAS LAING
Old Malt Cask
FETTERCAIRN
(フェッターケアン1965)

Aged 45 years
700ml 45.4%
Distilled: 1965 May
Bottled: 2010 May
Cask type: Refill Hogshead (bourbon?)

価格:19000~22000
オススメ度(7)
☆☆☆☆☆☆☆


香り:黒飴、サツマイモ、時間とともにオークのニュアンス、ふくよかでビター、ほのかにタール、
フレーバーはぎりぎり破綻しておらず、純粋に熟成によるまとまりを感じることが出来る。

味:プルーンのようなドライフルーツ感、ヘビーチャーオーク、ややねっとりとしている口当り。
栗の渋皮煮、焼き芋、中間からビターでやや焦げたニュアンス、余韻はそのままビターで、
シロップを加えたコーヒーのような甘苦さと舌上スパイス、長く続く。
40年という数字は伊達ではない、樽の影響が強いので百花繚乱複雑華麗なフレーバーとはいかないものの、長熟モルトらしい一体感を持っている。


コメント:スペイサイドウェイにて。OMCのフェッターケアン1965。
最近リリースされ、味もさることながら、45年ものを1万円台で購入できるという手軽さが話題となった一本。
その手軽さから、マイナー蒸留所とはいえ既に各所で売り切れ続出(といってもまだ購入できるところもあります。)、
純粋に考えて45年モノのモルトが2万前後というのは、ちょっとすごいですね。
そんな今回のボトルは、OMC2000年初頭のまさかの値上げ発言から一転、OMC旧ラベル長熟ボトル達を思わせる、個人的にはまさに懐古ボトルでありました。

ただ見た目非常に色が濃いため、シェリーのホグスヘッドと思い込んでいましたが、
飲んでみるとシェリーではなくバーボン樽で、それもリチャー済みの樽ではないかという印象です。
OMCはシェリーだったらシェリーって書くから、これはたぶん違うんじゃないですかねーとスペイサイドウェイのSさん。

そういえば、写真を見るとラベルのHOGSHEADの後にDL・・・なんとか、って書いてあるんですが、すっかり記憶がありません^^;。
なんて書いてあるかわかる方居ましたら、教えてください。



~~余談~~
インプレッシブカスクからリベット1970が出るようですが、これも2万切り、安いですね。
インプレッシブカスクは魔のセントマグ1982以外はさほど外した印象はないので、これは良さそう。
今後もこういうリリースが増えてくれるとありがたいです。


~~余談2~~
8時24分発つくばTX快速なう。
今日(昨日の朝)はアサイチでつくばの某研究所にいかないといけないので、朝から優雅につくばエクスプレスでブログ編集です。
ネットブックがあるとこういうときに便利ですねぇ、家から秋葉まで1時間、秋葉からつくばまで約50分、合計2時間ほどかかるので、寝ていくだけというのは、いささかもったいない。

眠気がきたら、少し寝ておこうとは思いますが、、、しかしつくばは遠いなぁ。

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2010.07.20【イベントレポート】

PDフェッターケアン1975@87Malts&Heath



THE PERFECT DRAM
FETTER CAIRN 1975
(パーフェクトドラム フェッターケアン1975)
“Exotic Spices & Christmas Bakery”

700ml 58.3%
Aged 33 years

Distilled:1975年
Bottled:2008年
Cask type: EX-BOURBON HOGSHEAD
Bottle No,143

オススメ度(8)
☆☆☆☆☆☆☆☆


香り:上面にかすかなパフューム、それはすぐに消えてナッティーでアーモンドや麦の香ばしさ、奥から栗の渋皮、マロンクリーム。
パフュームは微細なものが積み重なっているが、それを嗅ぐとすぐに消える、溜まるまで時間がかかる印象で、
全体としてはバーボンカスクの良い影響が出ている。

味:甘酸っぱいフルーティーな口当り。度数も助けてパワフルで力強さのある広がりだ。
バター、動物的脂肪酸、そして甘栗、その後黄桃のペーストに合わせて口の奥にパッションフルーツ、南国感が現れて長い時間鎮座する。
余韻は口の奥に鎮座したフレーバーが長い余韻を提供し、麦と南国感、舌上には強めのスパイスを伴う。どっしりとした存在感感じる。

コメント:BARヒースでのテイスティング会、5本目(締め)の1本。
シングルカスク&カスクストレングスの強みがしっかり出ている、濃厚でパワフルーなフレーバーに、余韻の長さ。
“Exotic Spices & Christmas Bakery”のコメント、初めはナゾでしたが、飲んでみると非常にわかりやすい構成です。


さて、初めはナゾといえば、今回のテイスティング会のボトルラインナップですが、

・グレングラント1974、5年 43度
・スペイキャスト15年 1970年代流通 40度
・マッカラン1966 43度
・スプリングバンク・ローカルバーレイ1966 52度

と来て、締めにPDフェッターケアン1975を持ってくるのは、このラインナップを最初拝見したとき、締めの1本だけ異質だと感じざるを得ませんでした。
なんぜマッカラン→スプリングバンクと、王道中の王道が来て、それで締めに、おそらく参加者中の半分の方はご存知ない蒸留所のフェッターケアンを出してくる。
(それに、タケモト&ヒースさんのテイスティング会で、ボウモアが出ていないw)

しかしその疑問は、一口飲んで氷解することになります。
純粋に素晴らしい。特に後半、余韻としては前のボトル以上に残るものがあります。

WFのフェッターケアン1975もGOODでしたが、コレもすばらしいですね。
当たり年として考えるなら、フェッターケアンの1975ビンテージも要チェックです。



~~87Malts Night!!&BARヒース・テイスティング会現地レポは以下より~~

【完】87Malts Night!! くりりんSide(7) ←この辺です。

【速】87Malts Night!! くりりんSide(6)

【速】87Malts Night!! くりりんSide(5)

【速】87Malts Night!! くりりんSide(4)

【速】87Malts Night!! くりりんSide(3)

【前】87Malts Night!! くりりんSide(2)

【旅】87Malts Night!! くりりんSide(1)
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2010.07.19【イベントレポート】

フェッターケアン1975-2009@87Malt Night

 

Whisky-Fassle
Old Fettercairn
(オールドフェッターケアン)

Aged 34 Years
700ml 57.2%
Distilled:1975
Bottled:2009

オススメ度(8)
☆☆☆☆☆☆☆☆


香り:ナッティーでオーク香を伴う、若干の粉っぽさがあるが、非常に上品。
奥からリンゴや桃、パッションっぽさもあるフルーツ感を感じる。口開けのためか、
最初は上面にアルコール感があるが、時間と共にミルクチョコ。旨みを感じるフレーバーであふれている。

味:これはフェッターケアンか!? 甘酸っぱい桃や煮たリンゴ、ドライフルーツのペーストが一気に広がる。
70年代のフェッターケアンに共通するフレーバーも感じられなくは無いが、フルーツ感がしっかり出ており、瑞々しく素晴らしい。
鼻抜けも上品な甘さを伴うフルーツ感(桃やアプリコット)がしっかりある。
余韻にかけてオーク感が前に出てくる。栗の渋皮、麦感、ほどよいビター感を伴う長い余韻。


コメント:いわき@87Malt Night!!にて。フリーテイスティングでいただいた1本。ゴブリンさんの持込で今思うとナゾのボトラー。
海外からの直輸入で、日本に入ってきていないとかなんとか・・・まぁ後でちゃんと聞いておこう。

味の構成としては良いバーボン樽の長熟お手本系。ベリーや桃系の甘酸っぱいフルーツ感があって後半にオーク。
それもフルーツ感が、フェッターケアンとは思えないほどしっかりとしている。
また、あれだけのボトルラインナップを飲んだ後でも、見劣りしなかったのだから感動モノである。

しかしいくら日本が世界で一番酒が飲める国とは言えど、こういうモノを手に入れるためには海外市場に手を出す自己努力も必要なんかねぇ・・・
ゴブリンさんは同い年とは思えんほどそういうところに精通しているから、このボトルのこと聞くついでに色々教わってみますか!


~~87Malts Night!! 音声ファイル公開~~~

Part1,マッカラン1966からGMグラント1956の途中まで

Part2,GMグラント1956からDTボウモア1966、そしてSRボウモア1966/84の途中まで

Part3,SRボウモア1966/84からSRオード1962/84 第1部ラストまで

Part4,第2部ブラインドテイスティングスタート、ledさん提供の羽生1988/2006 キングオブダイヤまで

Part5,第2部ブラインド2本目、ジャッコーネボウモア1969/1978まで

Part6,第2部ブラインド3本目、グレンエルギン12年・1970年代後期流通(くりりんの奇跡)からSRボウモア1966/84の驚愕の変化まで

Part7,第2部ブラインド4本目、ゼニス・ローズバンク15年からフリーティスティング途中まで。録音終了


~~87Malts Night!!&BARヒース・テイスティング会現地レポは以下より~~

【完】87Malts Night!! くりりんSide(7)

【速】87Malts Night!! くりりんSide(6) ←この辺です。

【速】87Malts Night!! くりりんSide(5)

【速】87Malts Night!! くりりんSide(4)

【速】87Malts Night!! くりりんSide(3)

【前】87Malts Night!! くりりんSide(2)

【旅】87Malts Night!! くりりんSide(1)
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2010.06.12【イベントレポート】

オールドフェッターケアン 1970年代



Old Fettercarn(オールドフェッターケアン)
70PROOF 26 2/3FL 
ショートスクリューキャップ
1970年代流通品

オススメ度(7)
☆☆☆☆☆☆☆


香り:ややヒネ、食パン、乾燥した麦、少し埃っぽさのあるような香り。
カラメル質だが、奥から心地よいアルコール感もある。まさに70年代といえる
麦質なフレーバー構成、時間と共に熟したグレープフルーツのようなフルーツ感も出てくる。

味:口当りはくすんだ麦汁のよう、やや弱いように感じたが、オイリーで厚みが出てきて、後半からスパイスと共に盛り返してくる。
鼈甲飴、酸味の少ない梅酒、麦芽、スパイス。鼻抜け戻り共に麦感しっかりで非常に良い。
そのまま適度なビターさとまろやかさを伴って長く続く余韻。


コメント:キャンベルタウンロッホにて、美味いとは聞いていたが飲めていなかったフェッターケアンの70年代ショートスクリューキャップ。
ラベルを見るとくすみ、色落ちがあり、とても状態が良いようには見えないのだが・・・この中身の状態の良さには驚いた。

現行品のフェッターケアンは、カラメル系で麦もあるが、パフュームに繋がるような香水感もあり、
あぁ、がんばってるけど・・・という、正直に言わせてもらえればあまり良い印象は持っていなかった。
そこにこのボトル、これは悪くない、実に良いモルトだ。


先日、実ははじめてキャンベルタウンロッホに来店してみました。
偉そうに色々書いておいて、実はぜんぜんBARとか行ってないのです。
特に帰り道と逆方向のBARは敬遠しがちで・・・

そんな中、隣に座られていたM様、まったくの初対面したが
「あぁ、くりりんさんでしたか!ブログいつも見てますよ」と
なんともうれしいお言葉が!
このブログ、何が目的といわれれば、趣味にしているウィスキーに関する記録、
自分が飲んだウィスキーの整理なのですが、こういっていただけると非常にうれしいですね。


最近目に見えてアクセス数も増えてきました。
皆様、暖かく見守っていただきありがとうございます。
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