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ウィスキーのテイスティングノートの紹介ブログ。 一期一会な一本、一期一酒を求めて今日も・・・飲む!
2010.05.27【イベントレポート】
アベラワー10年 1980年後期~
アベラワー10年
-ABERLOUR GLENLIVET-
1980年代後期~90年代初期
ペルノリカール取り扱い
43度 750ml
オススメ度(6)
☆☆☆☆☆☆
香り:非常に広がりのあるふくよかで甘い香り。杏、ベリー、イチゴ感はっきり、
ビターなニュアンスが時間と共に出てくる。
味:口当りからティーリーフ、紅茶、モルティなボディの中にひとつのアクセント。
時間と共にはっこうした麦、カラメル、たまり醤油飴、レーズン、
余韻はしっとりとしたシェリーの甘さ、そしてややウッディな渋み、それぞれが長く残る。鼻抜けもしっかり。
コメント:パラディにて。香り、余韻共にしっかりとした広がりで素晴らしいモルト。
現行品はややドライでシェリー感も徐々に薄くなってきているが、この年代まではしっかりと一体感のあるシェリー感を味わえる。
(もちろん現行品も今のモルトの中にあっては、光るものをもっている)
当日は時間が早かったので店に私一人だったのだが、グラスの中のモルトは店中に甘く芳醇な香りをまきちらし、
トイレに立って戻ってきたら、店の中にそれとわかる香りが広がっていた。
やっぱりアベラワーはいいシェリー系作るねぇ・・・
なお、余談ではあるが、このボトルの背面の成分表記には「食品添加物:着色料(カラメル)」とあり、
スピリッツカラメルを使用していることが正直にも明記されている。
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2010.03.28【イベントレポート】
アベラワー8年

アベラワー8年 (1970年代ボトル)
750ml 50度
価格:2万~4万
オススメ度
☆☆☆☆☆☆☆
香り:骨格の強いアルコール感のある香りだ、甘さもあるが刺激が鼻をキックする。
杏子、イチゴ、酸味のあるフルーツ、奥にはしっとりとしたシェリー系の香り、
オールド特有のヒネた香りもある。状態は非常に良いようだ。
味:香りからするとスムーズ、そしてオイリーな口当たり。
続いてオールドシェリー感、黒砂糖、甘酸っぱいフルーツ、いちご、蜂蜜、華やかだがアルコール感。
余韻ではわずかにウッディな渋み、スモークとシェリー感、舌は潤うが口の中はドライ。戻りも良い。
コメント:パラディの8周年記念にて。
8年とは思えない熟成感、長期熟成モルトがだいぶ入っているのだろう。
(たとえば貯蔵中に度数が下がりすぎてしまった長期熟成原酒とか・・・)
そして70年代ボトルとは思えない保存状態もすばらしい。さすがパラディさん、いいボトル持ってるよ・・・
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