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ウィスキーのテイスティングノートの紹介ブログ。 一期一会な一本、一期一酒を求めて今日も・・・飲む!

2010.08.10【イベントレポート】

GMCCアードベック1974-1997



GORDON&MACPHAIL
Connoissours Choice
ARDBEG 1974

Aged 23 years
700ml 40%
Distilled 1974
Bottled 1997

オススメ度(7)
☆☆☆☆☆☆☆

香り:フレッシュで燻し系のスモークチーズ、新鮮な牡蠣、塩、クリーミー。
穏やかな香り立ちで、若干の柑橘系のニュアンスもある。この穏やかさの中でそれなりにフレーバーを感じることが出来るのは、それだけフレーバーの線が太いのだろう。

味:やわらかいピート感、墨汁やタールのようなニュアンスから、やや乳酸系で、パイナップルジュースの甘酸っぱさが出てくる。
スパイスは無く、40度らしくスムーズでやわらかいが、そこからしっかりとしたピート感が再び出てくる。
鼻抜け、余韻はタール系のピート香、口の奥にビター感。スーパーノヴァのような強いものではないが、上品でしっかり、ピートも実によく抜ける。


コメント:キャンベルタウンロッホにて。閉鎖前のアードベック、フロアモルティング実施時代。
飲んだのは今年の6月頃、結構前なのでさすがにモノが残っているかは微妙ですが・・・
乳酸感にパイナップル、度数ゆえにジュースっぽかったですが、70年代のアードベックを感じるには、十分すぎる一本でした。


GMCCのアードベックとえいば、少し苦い記憶
そう、ウィスキーは好きでもオフィシャルを少々たしなむ程度だった、2年ほど前のこと。
たまたま入った飲み屋の奥に、なぜか別途バーカウンターが設けられており、そこにはそれなりに古いウィスキーがいくつかありました。
何も知らないくりりんさん、しかし得意げに「アイラでなんか面白いの無いですか」と注文、マスターがなんとも言えない表情で取り出してくれたのが、確かGMCCアードベック1978でした。
今なら「おっ!?」と思うようなボトルですが、当時はアードベックの閉鎖どうこうの知識もない子です、「ウーン、なんか見栄えしないけど、それで」
とかなんとか言っちゃって注文した記憶があります。

すごくバチあたりですね、ハイ。

結果、味も、香りも、まったく覚えていません・・・
で、価格はというと、すごく良心的だった記憶はあるんですよね、ショットで1000円チョットくらいだったのです。
あぁ、ヘビーピートの後味くらいビターな記憶です。
ちなみに、ある程度認識できるようになった最近、再びその店を訪れると、既にボトルしか残っていませんでした。
思い出の余韻は、より苦さを増したところで終結となりました。

ちゃんちゃん


~~ 余談 ~~

8月10日、9万アクセス越えました。

記事の内容でウスケバオフ関連があることもありますが、
ここ最近非常に多くの方にアクセスしていただいております。
本当にありがとうございます。

引き続きがんばらせていただきますので、よろしくお願いいたします。


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2010.06.18【イベントレポート】

アードベック・スーパーノヴァ2010

 

ARDBEG SUPERNOVA 2010
(アードベックスーパーノヴァ2010)
700ml 60.1%

価格:8000~10000円
オススメ度(7)
☆☆☆☆☆☆☆


香り:クリーミーなピート感、スモークチーズ、若干若さを感じる植物質なトゲ、
アルコールはあるが度数ほどではない。時間と共に新鮮な牡蠣、奥には柑橘系のフルーツも感じる。
加水でニスを塗りたての木製家具、笹の葉、新鮮な潮、ピートスモーク。

味:クリーミーな口当り、広がる粘性のある甘酸っぱさ、甘酸っぱさはパイナップルや
ピンクグレープフルーツ、ドライマンゴー、柑橘系。そしてフルーツ感を追って強めの燻ったピートの煙が現れる。
余韻は口の奥にピートの塊、ややオイリーさが上顎に、舌上は適度にドライでスパイスを口内に伴う。
燻ったピートが喉の奥から持続的に戻ってくる。鼻抜けもピートスモークで長く続く。

加水でよりクリーミーになるが、中間のフルーツ感の粘性はぼやける。
後半はピートで燻したビターさが一口ごとに蓄積していく、そして口奥に渋みがはっきり出てくる。


コメント:アードベックスパーノヴァの2010年リリース。都筑阪急のリカーフェスタにて購入。
スーパーノヴァとしては2009年にリリースされ、ヘビーピーテッドモルトのブームの後押しもあって、大きな話題を呼んだモルト。
その“2010”は“2009”をさらに進化させたモノで、味も濃厚になったということである。

実際、2010はピートは強めだが、オクトモアのようにピートの強さだけというわけではなく、
中間の黄色系フルーツ感がしっかりしており、厚みがあってバランスが取れているところに驚かされた。
(逆に、破綻したピート感を求めている人には2010は物足りなく感じるかもしれない。)
2009は、中間のフレーバーがもうひとつ足りないような、どこか薄っぺらいような印象を受けていただけに、これはなかなか・・・
さらに余韻に残るしっかりしたピート薫香の存在感。
これでこの値段であれば、十分コストパフォーマンスは良い。まんざら話題だけのモノではないようだ。

なお、加水でバランスを崩すため、ストレート、もしくは1~2滴程度の極少量で楽しみたい。


個人的には、全体的なイメージとしてパーフェクトドラムのボウモア1993-2010 2nd・indoor poolが連想された(もちろんピートの強さ等違いはあるが)。
開封後、ピートが落ち着けばフルーツ感がさらに前に出てくるような変化が予想される。



~以下、メーカーコメントより~

【グレンモーレンジ社 蒸留・製造総責任者 ビル・ラムズデン博士】
「アードベッグ・スーパーノヴァを造るにあたっては、原酒のストックを幅広く検討しました。
我々は信じられないほどピーティーでスモーキーな風味を造ろうと考えてはいましたが、
最も重要なことは「息を飲むような深いバランスとアーベッグならではの複雑さを表現すること」
にありました。他に比べるもののない味わい、深いピートの奥行きと同時に、
モルトの甘みや繊細な柑橘類などの芳しい風味をお楽しみいただくことが出来ます」とコメントしています。


【アードベッグ・ブランドディレクター ヘイミッシュ・トーリ氏】
「アードベッグ スーパーノヴァは「星の爆発」としか言いようの無い味わいです。塩、胡椒、
ローストしたコーヒー豆、トウガラシ、チョコレート、手巻きタバコなどのすべてのフレーバーを感じます。
ウィスキー通の方々の羨望の的となるのは間違いありませんが、星のモチーフを美しくあしらった高級感あるパッケージは、
アードベッグやアイラモルトの素晴らしさを、より深く知りたいと思われる方々へのひとあじ違ったギフトとしても最適です」
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2010.05.11【イベントレポート】

アードベック 30年



アードベック ベリーオールド 30年
700ml 40%

価格:15000円前後で売られていたようだが、今は7万前後を確認。
オススメ度(5)
☆☆☆☆☆


香り:ひっそりとしている。レザーや白葡萄、シャンパン系の華やかさ。
奥からピートスモーク、牡蠣、微量のヨード。アルコールはほとんど感じない。
グラス側面からは時間と共に樽香やカラメル、麦感が出てくる。

味:クリーミーでやさしい口当たり、じんわりと染み込んでいく。
バーボン系のフレーバー、樽の影響が強いようだ。チェリーやオレンジ、バニラ、
後からヒジキの煮付け、麦、微量のヨード、ピートとスモークは本当に優しく、
余韻にかけて現れて口の奥に蓄積していく。余韻はドライで中程度。


コメント:BURNSにて。初期ロット1200本限定、オフィシャルの限定品として2000年初期頃に販売されたモノ。
樽が強いが、全体にフレーバーが穏やかでバランスは整っている。
上品な香りからの期待に味が答えていないのが残念。
(開けたてはピートやスモーク感がもう少し前面にあったのかもしれない。)


年をとった酒で、はつらつとしていた若者が時の流れとともにおとなしくなり、
最後は縁側で静かにたたずんでいるような印象。
アイラ系の潮っ気やしっかりピート、最近のアードベック(ブラスタを除く)を好まれる人にはあまりオススメできない。

この味わいを高貴、上品ととるか、それとも個性が弱いととるかは、飲み手しだい・・・。


くりりんとしては、香り☆7、味で☆6、価格との兼ね合いで☆5ってところです。
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2010.03.28【イベントレポート】

アードベック コリーヴレッカン



アードベック コリーヴレッガン
700ml 57.1度
(写真:左側)

価格:8000円前後
オススメ度
☆☆☆☆☆☆

テイスティングコメント※
スモーク、ヨード、ピートのバランスがよく、ビターでスパイスもあるキレの良い後味、程よく余韻、
しかし飲み口は案外まろやかで、シェリー系の原酒も使っているのか、果実風味のあるアイラシェリーの特徴も感じる。

※しっかりメモを取らなかったので簡易コメです。


昨年末、本数限定で先行販売されて争奪戦となったコリーヴレッガン。
コリーヴレッガンは、前の日記でも紹介したアードベック マネージャーズチョイス (1976-2002年)の方向性と同じベクトルを持っているように感じる。
その実力はWWA2010でシングルモルト部門の激戦を勝ち抜き、見事アワードを獲得したことでもお墨付き。
良くできたモルトだ。
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2010.03.28【イベントレポート】

アードベックローラーコースター



アードベック ローラーコースター 700ml 57.3度
(写真・右側)

価格:会員限定のため無記載
オススメ度
☆☆☆☆☆

テイスティングコメント※
ビター感のあるスモーク、酸味の弱いレモン、ほのかに甘み、バニラ、クリーミーで木の渋み、
穏やかに塩、ヨードもあるがピートとスモークが強い。最後にはいぶした麦と、
甘さ、背後に樽由来のものか渋みがある。

※BARでのテイスティング、メモを満足に取れなかったので簡易テイスティングノートです。

アードベックコミッティ会員限定で販売された新生アードベック、ローラーコースター。
モーレンジ社(ヴヴクリコ)が1983年から稼動縮小状態にあったアードベック蒸留所を買収し、
本格稼動に向けて動き出した1997年から、スコッチとして最低限の年数が保障される2006年までに蒸留した原酒がブレンドされている。
今回のボトルではその10年間を振り返るとともに、今までのオフィシャルにある甘さ、シェリー系フレーバーではなく、
新しいアードベック蒸留所の方向性を示しているように感じる。 背面ラベルの原酒のブレンド比率表記も非常に面白い。

もっとも、ボトルの説明書きとして書かれている、使われた原酒過去10年間分の味わいがめまぐるしく展開する・・・なんてコト、わかるわけないんだがw
ビン・ラムズデン、貴様正気かw

もしわかってほしいなら、全ビンテージをカスクで出してくれー
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2010.03.28【イベントレポート】

アードベック26年 1976-2002



アードベック マネージャーズチョイス
1976-2002年(26年)

700ml 53.5度
Cask No,2395
bottle No,97/468

価格:約10万(現行流通価格、販売当時は4万くらいか)

オススメ度
☆☆☆☆☆☆☆☆☆

香り:ピート、スモーク、燻香、ヨードは控えめ、新鮮な牡蠣、
まろやかでやさしい香り、奥にシェリーやバーボンのようなふくよかで甘い香りもあるが、
初めは脇役に徹している、徐々にシェリーの甘さやフルーツ系の香りが存在感を出してくる。

味:なめらかで甘さのあるヨード、スモーク、土っぽさ、アードベックの主要フレーバーが前面にある、
麦感は少ない、口の中で長熟シェリーの落ち着いた甘さ、レッドフルーツも出てきて、
これらのフレーバーが相互作用して素晴らしいアイラシェリーを構成する。文句のつけようがないバランス、何よりも味がボケていない!
口当たりからオイリーで、後半にかけて口の奥に張り付く、ボディは厚く濃厚で確かな存在感があるが、
飲みつかれるような嫌味なものではない。
余韻はややビターでカカオを少量含む、ピート&スモーク、口の奥にヨード、ウェットでほのかにソルト。



今のアードベックに足りないモノをすべて持った、本当に素晴らしいアードベック
買おうと思えば市場にはまだあるため(価格は10万オーバーだがw)大げさかもしれないが、このボトルに出会えてよかった

現行のアードベックは閉鎖期間の関係上、長熟の割合が少ないが、やはりアードベックは長熟が旨いと再認識させてくれる1本。
5万以内で売っていたら迷わず購入して損はないボトル。
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