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ウィスキーのテイスティングノートの紹介ブログ。 一期一会な一本、一期一酒を求めて今日も・・・飲む!

2010.04.27【イベントレポート】

ポートエレン1980-1997



ゴードン・マクファイル
ポートエレン
40度 700ml
1980-1997

オススメ度(6)
☆☆☆☆☆☆

香り:トップノートでは柔らかい甘さのある香り。
やさしいピートにヨード香だ。ややクリーミー、塩や麦の香りはあまり感じない。
加水で麦感が前に出る、柑橘系フルーツの香りに、ユーカリや植物系の香りもある。
ピートもあり、麦感とうまくマッチしたバランスの良さを感じる。

味:クリーミーで麦やナッツの香ばしさ、微量の海草、
ボディは華奢で味はあまり膨らみが無いが、それがポートエレンらしさとして感じることが出来る。
80年代ながらピート香りの上乗せ感が無い、スペイサイドモルトのようなイメージを持つ。
余韻はピートが徐々に蓄積していき、ほんのりとした塩っ気とピート由来のビター感がある。

コメント:これもまた以前紹介した真実のポートエレンに近い。
40度ということでさらに柔らかい仕上がりとなっている。アードベックのブラスタや、
ラフロイグ15年のピートを弱くしてボディを華奢にしたような印象。
味からはあまりフルーティーさを感じない。
今となっては、このボトルの味のふくらみの無さが、閉鎖に向かいつつある
当時のポートエレンの儚さ、力の弱さとしてよく現れている。

また、先日GMCCのポートエレン1982を飲んだが・・・これは80年代、閉鎖間際のポートエレンだった。
ピート強かったなぁ、ボディはピートでつぶれてて華奢なんだかピーティーなんだかよくわからなかったし。


ちなみに漫画レモンハートの10巻では、同ボトルの1970-1989が紹介されている。
幻となりつつある本来のポートエレンの中で、さらに幻の年代となりつつあるボトルだが、
年代から推測するに、上記ボトルのさらにピート感が柔らかく、麦のフレーバーが厚く、
まだ中盤のフルーティさもあったボトルであろう。

漫画のほうはというと、死んでしまった友人のために、メガネさんがポートエレンを海に流すシーンがなんとも味がある。
この年代のポートエレンは一飲の価値ありだが、漫画も一読の価値あり。
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