深夜も営業中

ウィスキーのテイスティングノートの紹介ブログ。 一期一会な一本、一期一酒を求めて今日も・・・飲む!

2010.04.01【イベントレポート】

ポートエレン23年 1978-2002



シグナトリー
ポートエレン23年
(1978-2002)
700ml 56.6度
Cask No,5349 Bottle No,61/232 

オススメ度
☆☆☆☆☆☆☆☆☆

香り:トップノートで潮や醤油のような香り、フレッシュな印象だ。
続いてクリーンでアルコール、加水で奥からシトラスや花のような香りがふわりと出てくる。

味:やさしい口当たりからじわじわとフルーティーさ。あまり熟していないメロンや桃、柑橘系ではない
華やかなフルーツの味が広がっていく。このじわじわ感はちょっとすごい。
カスクストレングスだが、味わいの中でボディが本当に細い、華奢という表現がぴったりくる。
余韻にかけては、ヨードやスモークが鼻に抜けていく、ややビターで花や少量の梅もあるような複雑な余韻

まるでスペイサイドモルト、潮のような香りがアイラモルトであることを主張しつつも、特級時代のカーデューのような華やかさがある。
パラディのマスターいわく”真実のポートエレン”。まさに貴婦人と呼ぶにふさわしい味。


近年リリースされている閉鎖間際、80年代のポートエレンとはまったく異なる味わい。
非常に華やかで、過度な自己主張は無く、はかなく・・・華奢なボディ。
80年代のポートエレンを否定するつもりはないし、アイラ系のピート感やスパイス等のフレーバーがツボにくるものもあるが、どこか作為的な感じが否めない。
このはかないというか、華奢な姿が、ピートや味付けで着飾っていない本当のポートエレンだという。

このモルトを飲めてよかったと思う一本。
味わい深く、美味いなぁと思えるモルトというだけでなく、
これで最近のポートエレンを飲めば、また違った見方ができるはずだ。

オススメ度は味的に☆8ながら、勉強という意味をこめて☆9!
COMMENT(0)
この記事を評価するGood
  • チェック

COMMENT

コメントを投稿するにはログインするかアカウントを作成してください。

プロフィール

くりりん

ブログ内記事検索

  • 2022年05月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

最新エントリー

お酒のジャンルから探す

カテゴリから探す

タグ一覧