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【速】竹鶴12年ハイボール缶

リニューアル・ウスケバ
色々文句は書きましたが、それについては運営様がなんとかしてくれる!と信じて
後はブログ書いて慣れていくしかない・・・
(新規様方には好評なようなので、慣れればいけるのか・・・?)

竹鶴12年
ピュアモルトハイボール
”水割りウィスキー(発泡性)”
350ml 8%
価格:300円

(原酒含有率おおよそ60ml:350ml中)

というわけで、記事UPです。
先日、記事で紹介させてもらっていた竹鶴12年ハイボール缶。
11月2日発売ということでしたが、11月1日の帰り道、ふとコンビニ寄ったところ、
日付変わったところで既に販売していたのでゲットしてまいりました。
 
冷蔵庫で冷やして、シャワーあがってからプシュッ、ゴクッ!
 

その後はいつものお約束、ハイボールだろうが水割りだろうが、
フレーバーあるところにテイスティングあり、「いつもの」です。
 

 
【コメント】
香りは爽やかで上品、ふわりと柑橘系を含んだフルーツの皮、奥からほのかに香ばしさのあるスモーキーさ。
味は缶で飲む上では丁度よい濃さに仕上がっていて、適度な粘性、コクがありしっかり竹鶴味
炭酸の強さは丁度よく、ガスの苦味が変に主張していないため好印象。
中間から余韻にかけてふくらみがあり、熟成由来のモルティーな甘み(宮城峡モルトの印象)
とグレープフルーツのワタや、少し焦げたようなビター感が程よく。
驚いたことに鼻抜けもカラメルのような甘さが抜けていきます。
 
※ハイボールですので、ストレートのモルトのようにどーんと来るモノではありません、全体的にやわらかいです。

 
レモン絞ってるヤツとか、レモンリキュールを添加しているトリスとか、そういうのにはない嫌味のない爽やかさが感じられる1本・・・いや一缶。
缶ウィスキーでこれだけしっかりした作りのモノが出てくるとは驚きです。
っていうか、元々竹鶴12年は美味い酒ですが、こんなに良い熟成香出てましたっけ・・・?
 
最初は万人受けする薄いのが出てくるのかと思っていましたが、いやいやしっかりしてるじゃないですか。
竹鶴12年とソーダだけなら、ちょっと練習すればできるやん!と思っていましたが、
こういう柔らかい感じは、プロはともかく晩酌おじさんでは難しいでしょうね。
値段は280円、ギネスやエビスが買えてしまうお値段ですが、それだけの価値はあると思います。
 
 
 
さて、マニアックなハナシですが、この竹鶴12年ハイボールは、水割りウィスキー表記です。
“水割りウィスキー表記”は、表示法で水(発泡性表記のものは炭酸を加えて)
アルコール度数が13%以下のウィスキーになっているモノについて表示してよいもので、
当然ほかの添加物が規制の範囲を超えて入っていないことが条件となります。
 
例えば、今大人気のトリスハイボールや、角ハイボールは、表示を見るとリキュールです。
それもそのはず、内訳を見るとバッチリ“アルコール”“レモンリキュール”“香料”等、通常のハイボールにはありえないモノがガンガン入っているのです。
若干角ハイのほうが若い原酒の味がしますが、もうどっちもレモンウォッカとも区別付かないような状態になっています。
 
で、この竹鶴12年ですが“モルト”のみです。ウィスキー表記ですから当然です。
また、12年表記がないと、それこそ穀物で作ったアルコールであれば未熟性のものを添加してもウィスキーと認められてしまうので、
ようするに水増しできてしまうわけですが、信頼の12年表記、そして水割りウィスキー表記、ニッカのこだわりが伝わってくるようです。
 
 
シャワーあがりの竹鶴12年ハイボール缶、しっかり味合わせていただきました。
これをきっかけにモルトウィスキーに興味を持ってくれる人たちが増えてくれれば、素晴らしいことですね。
 

~~蛇足~~
このフォーマットには数を書いて慣れるしかない!不満は書きましたが、慣れる努力ももちろんします。
後は記載した不満に対して何らかの対応をしていただけると、ありがたい限りです。

#ニッカ

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