深夜も営業中
ウィスキーのテイスティングノートの紹介ブログ。 一期一会な一本、一期一酒を求めて今日も・・・飲む!
2010.11.24【日記】
ボウモア1994-2010(15年) #1700 56.7% “FRIENDLY BOTTLE” ATOMISER.12

BOEMORE 1994
(ボウモア 1994)
FRIENDLY BOTTLE 2010
“HELMSDALE(TOKYO)& KASK(KYOTO)& VISION(TOKYO)”
ATOMISER. 12
Aged 15 Years
700ml 56.7%
Distilled: 20th October 1994
Bottled: 26th June 2010
Cask type: Hogshead
Cask No: 1700
Bottle No: 266/266
オススメ度(6)
☆☆☆☆☆☆
香り:度数からすれば柔らかく、ややオイリーな印象を受ける。柔らかい塩、上品なヨード、
ピートスモークは控えめ、甘辛く厚みのある香りがジューシーなから揚げのよう。時間と共に椰子の皮のような香りもある。
味:厚みのある口当りから、しっかりと蜜のような甘いフレーバー。
蜂蜜をかけたグレープフルーツ、あまり熟していない洋梨、バター、鼻抜けに蜂蜜と弱いスモークが感じられる。
中間から後半にかけてヨード、海草や磯のような印象に加えて燻したピートと甘さが残る。
スパイスは少量ある程度で全体的には滑らか、余韻はドライかオイリーかと言われればオイリーで長く残る。
コメント:吉祥寺のVISIONにて。K6(京都)、ヘルムズデール(東京)、VISION(東京)、の共同合作ボトリング。
つい最近リリースされたばかりの、1本でアトマイザーシリーズとしてはNo,12にあたります。
老舗&有名モルトBARのボトリングとあって嫌でも期待が高まります。
味は最近の93、94近辺の系列のボウモアとしては、ピートが主張しておらず、ちょっと毛並みが違うかなという印象ですが
なかなか旨く仕上がっている、良いボウモアだと思います。
VISION(ビジョン)のO氏いわく、テイスティングサンプルとぜんぜん違ったんですよねーとのこと。
サンプルとボトル時点のフレーバーが違うのは、良くあるハナシですね。
良くなっていればいいのですが、悪くなっていれば目も当てられないです。
先日、業界をにぎわせたボウモア1999もサンプルとぜんぜん違ったそうで、
タンクでの保管状況が影響しているのか、輸送時の環境が影響しているのか・・・、いろいろ考えられますが、気になるところです。
なお、タバコの煙が鼻に入ってしまったので、香りは自信ないです・・・度数の割りに柔らかかったというのは確かですが・・・。

COMMENT
>STさん
コメントありがとうございます。
ちょっと今回自信ないんですが、なかなか旨いバランスのいいボウモア
ということが伝わってくれればOKかなと思いました。
ただパフュームが・・・というコメントを後日ネット上で見かけたので、そこがどうだったのかは気になるところです。
ホントはBURNSのボトルも片っ端からテイスティングしたいんですけどねw
(すでにかなりの量飲んでますが・・・(汗))
BURNSのオリジナルボトルが将来的に企画されることを、期待しています
>七夕DIVERさん
返事が遅くなって申し訳ないです。
UP時間では数十分遅れましたが、時期としては何気に最速でしたねw
実はVISIONに行くのは初めてだったので、旧との比べができないのですが、
こじんまりとして、空調も行き届いていて、雰囲気もいいですね。
新しいボトルとしては、まだ日本に入ってきていないメゾンのシグナトリーボウモア&ラフロイグがありました。
おいしそうでした・・・飲めばよかった
私はヘルムスデールさんでいただきました。
流石なテイスティングノートですね。
こういうボトルを出せることをすごく羨ましく思いました!
出ましたね、ウワサのBOWMORE。
渋谷のマネジャーY氏と同日UPじゃないですか(笑)
さっそくどこかに行ってきます。
あ、新生VISION、どうでしたか?