2020.02.10【日記】

ニューリリース:シークレットスペイサイドディスティラリー 1994-2019 24年 酒育の会 #1408895 49.3%

樽の効いた華やかなタイプでした。

 

シークレットスペイサイドディスティラリー SECRET SPEYSIDE DISTILLERY 1994-2019 24yo "酒育の会" #1408895 49.3%


香りには熟成感と近年の華やかさ。洋梨とオレンジピール、バニラ、心地良いモルティとリッチなオーク。
飲むとオレンジオイルと淡くパイナップル、濃いめの抹茶のムース、しっかりとしたオーク、コクのある蜂蜜の甘味と味わいを深める渋味と木材感、余韻は長く良い。

【Good/Very Good】


私を含めて多くのモルト愛好家に尊敬されている、バーフィンガルの谷嶋さんを中心とした団体である、酒育の会でボトリングした蒸留所表記の無いスペイサイドモルト、1994ヴィンテージの24年熟成です。
ボトルの紹介文と、白洲次郎さんと思われるラベルから察するに、ブローカーやボトラーに流れたバーボン樽のマッカランだと思われます。

マッカランというとシェリー樽のイメージの強い蒸留所で、オフィシャル外に流れるバーボン系の樽は、主にフェイマスグラウスなどのブレンデッドに使われるような樽だと思います。

ですので、しっかりした樽感のついたものは珍しいと思いますが、このボトルにはかなり強くバーボン樽の影響を感じます。

香りからはバニラやオレンジ、強いオークなど、バーボン樽らしい要素に加えて、長い熟成を感じる洋梨などのフルーツもしっかり主張してきました。

飲むと香り以上にフルーツ感が強く多彩に感じられ、コクのある甘味が好ましい一方で、木材そのものを感じるような渋味を伴うウッディネスが若干ながら引っ掛かりました。

強い樽感に原酒が何とか踏みとどまっているという印象で、全体としては強くはっきりとした香味です。

奥ゆかしい中から探りながら味わうというタイプではなく、向こうからグイグイ来てくれるタイプのようで、多彩な香味ですが感じやすい要素が多いモルトだと思います。

酒育の会らしく、その香味から学ぶことの多いモルトではないでしょうか。


このボトルは、神楽坂のバーフィンガルさんでいただきました。


 
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