ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

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モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2019.11.10【日記】

ニューリリース:アードベッグ 19年 オフィシャル "トリー・バン" バッチNo.TB/01-15.03.00/19.MH 46.2%

想定外の熟成感で驚きました。

 

アードベッグ ARDBEG 19yo OB "TRAIGH BHAN" BATCH No.TB/01-15.03.00/19.MH 46.2%



香りは華やかで軽やか、パイナップルやオレンジのコンポート、少しミルキーでババロアのよう、しっかりスモーキー、穏やかなヨード。
飲むと非常に滑らかで心地良く広がる。香り同様フルーティでミルキー、優しい甘味、強いスモークがあるがこなれており、穏やかな余韻。

【Very Good】


アードベッグのニューリリース、「トリー・バン」です。
19年と熟成年数表記があるオフィシャルボトルです。

非常に熟成感があり、愛好家に人気のある70年代を彷彿とさせる独特のアードベッグの個性が感じられました。

加えて、少しフルーツババロアのようなニュアンスもあって、興味深い要素も含んだ仕上がりでした。

ピートの主張も十分ですが押し付けがましいところがなく、味付け感が無いためか基本的には軽やかなボディなのがよくわかる味わいでもありました。

アードベッグのニューリリースは特殊な樽使いのものが多く、強引に仕上げてあるものの王道感の無いものが多い印象で、トゥウェンティサムシングなど熟成年数表記のあるものは価格が高い印象でした。

その点このボトルは、熟成感があって王道感もあるタイプなのに値段も高すぎず、久しぶりに自分で買いたいと思えるボトルでした。

バッチナンバーがあるので今後もリリースがあると思われますが、継続してこのレベルのものが出せるとしたら、人気のわりに生産量も多くなく熟成した樽のストックも少ないために苦労してきたこの蒸留所が、完全に軌道に乗ったと言えるかもしれませんね。

 
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