ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

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モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2019.10.19【日記】

バルヴェニー 1972-2006 33年 オフィシャル #14813 47.3%

改めて最高のバルヴェニーのひとつだと思いました。

 

バルヴェニー BALVENIE 1972-2006 33yo OB #14813 47.3%
one of 162 bottles



香りはマスカット風味のアプリコットティー、樹液やオイル、じわじわと滋味深いモルティ、淡く腐葉土、陶酔感あり。
飲むと極めて芳醇で粘性あり。アプリコットと梅のジャム、熟成したマールのブドウ感、蜂蜜を感じるコク深い甘味、高貴さを伴い味を引き締めるウッディネスとブドウの皮のようなタンニンとアーシーさ、厚みがあって長い余韻には陶酔感あり。

【Excellent】


2006年にボトリングしたバルヴェニー1972、33年熟成のシングルカスクです。

10年近く前に以前に自宅でも開栓して瞬く間に飲み切ってしまったボトルでしたが、今回久しぶりに飲むことができました。

記録を遡ると4年前にもご紹介したことがありますし、明らかな変化も無かったため改めて書き加えることはあまりないのですが、まずは濃縮したアプリコットや樹液っぽさに粘性のあるテクスチャー、そして旨みのあるモルティさなど、美味しいバルヴェニーに欲しいものをすべて持ち合わせています。

とはいえバルヴェニーの特別なボトルたちはクオリティが高いものが本当に多く、それらを持ち合わせたものというのはしばしば存在します。

しかしその一方、これらの魅力的な要素は同時に重さや野暮ったさを伴うことが多く、飲み応えがあり素晴らしい味わいなのですが、寿司で言うと中トロのようなものが多くて少し飲み疲れする香味でもあったりもします。

この1972に関しては、度数がわりと落ちていることも影響しているのかジューシーなフルーティさもかなり強く、過剰な重さを感じさせません。

それでいてきちんと王道の迫力を持ち合わせており、その点においてこの1972は別格だと、今回改めて実感しました。

ボトリング後の劣化要素も皆無であり、最近飲んだものの中では一番感動的に美味しいと感じたモルトでした。


 
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