ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

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モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2014.04.16【日記】

ニューリリース:羽生 イチローズモルト カードシリーズ ジョーカー カラーラベル

シリーズ完結。この数でも非常に入手困難らしいですね。

 

羽生 HANYU Ichiro's Malt “CARD” JOCKER coler label 57.7%
Distilled years between 1985 and 2000, Bottled in 2014, one of 3690 bottles



香りは甘く濃厚で多彩、アプリコットやプラムのジャム、ナッツやオイル、ビターチョコレート、八ッ橋、焦がし麦、鉛筆の削りカスのようなウッディネス、ダシ、飲むとバニラ、熟したプラムや柑橘、アプリコットジャムの甘味、若い麦感も主張、ダシ、バーボンに似たニュアンスが強め、ウッディネスと後半にピート、重厚で余韻は長め。

【Good/Very Good】


イチローズモルトのカードシリーズ,最後のリリースはジョーカー2種でした。そのうちこれはカラーラベルの方です。
羽生蒸留所で1985年から2000年にかけて蒸留された複数樽のヴァッティングです。使用した樽の種類も多彩なようです。

濃厚で多彩なフルーツ感と,チョコレートや八ッ橋のようなシナモン感があり,ジャパニーズのカスクストレングスらしい独特のウッディネスやオイル,そしてダシのニュアンスが結構強く香りからは感じられました。ブラインドなら余市と答えると思います。
飲んでも濃厚で甘く,若い原酒の影響か若めの麦感も感じられました。味わいはバニラに柑橘,そして甘みにおいてバーボンに近いニュアンスが結構強いと思いました。
多くのヴィンテージ,そして多種類の樽がヴァッティングされている影響か,香り・味わいとも複雑で多彩ですが,ややまとまりに欠けちぐはぐなイメージも持ちました。
もしかすると加水でリリースしたほうがまとまりが良かったのではないかとも思いました。またボトリング後もしくは開栓後に時間が経ってからの方が一体感が出て美味しいボトルなのかもしれません。

海外も含めて非常に人気の高いシリーズの最後のリリースということもあって,すごい値段で取引されているという話も聞きます。
ヴァッティングで結構な本数が出ているのにもかかわらずこの高騰ぶり,人気を象徴しているようです。

これに関しては賛否両論あると思いますが,個人的には最初から転売目的で購入するのは,ウイスキー愛が感じられず寂しく思ってしまいます。特にこういう生産者の想い入れが感じられるボトルはなおさらです。
在庫整理や結果的に飲まなそうなボトルを手放すのは仕方ないとは思いますけどね。
私は飲むつもりが無いボトルは買いませんし,転売するかもしれないという前提でボトルを購入したことはただの一度もありません。


 
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2013.03.24【日記】

やっと出会えたイチローズモルト23年 羽生 カスクストレングス

ジャパニーズの高額ボトルにはなかなか出会う機会がありません。

 

羽生 Hanyu Ichiro's Malt 23yo CASK STRENGTH 58%


熟したプラム、ベリージャム、ドライフルーツ、香木感のある強いウッディネスと樹液、レザー、焦がし麦、セメダイン、少しクローブ、フルーティなジャムの甘さ、タンニンの渋味、リッチ。

【Good/Very Good】


羽生で蒸留された23年以上の樽のみをヴァッティングして造られたというイチローズモルトのカスクストレングス。
発売当時から価格は4万円台後半でした。
ジャパニーズに強いBARに行くことはなかなか無く、興味はありましたがこれは飲む機会ないだろうなと思っていたのですが、どういうめぐり合わせか有楽町で出会うことになりました。

熟したフルーツやドライフルーツなど濃厚なフルーツ感が充実しており、かなりパワフルでリッチでした。ウッディネスと渋味も結構強いですが許容範囲です。

上等なジャパニーズモルトを飲んだ気にさせてくれるボトルでした。


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