2017.11.03【日記】
ロッホサイド 1981-2005 GM レアオールド 43%
1981のロッホサイドらしい味わいでした。

ロッホサイド LOCHSIDE 1981-2005 GM Rare Old 43%
香りはプルーンやレーズン、奥から桃、チョコレートケーキ、リッチなウッディネス、ハーブ。
飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる、プラムジャムや濃縮した桃、トロピカル感、少し薬っぽいケミカル感、濃い甘味とほどよい渋味、若干のエグ味とケミカル感は伴うがフルーティな余韻。
【Good/Very Good】
GMのレアオールドから2005年にボトリングされたロッホサイド1981、およそ24年の熟成です。
ラベルに記載はありませんがシェリーカスク由来と思われる濃縮フルーツが香りからも味わいからも感じられました。
それと同時に、ロッホサイド1981らしい桃っぽさと薬っぽいケミカル感も感じられましたが、このボトルでは香りにおいてはシェリー感にマスクされているのか、味わいに強く感じられました。
樽と原酒のフルーツ感が同時に感じられるモルトで、甘味と渋味のバランスも良く、加水のおかげか若干感じたエグ味もそれほど引っかかりませんでした。
1981のロッホサイドには、ボトラーやボトリング時期、そして樽のタイプに関係なくほぼこの桃っぽさやトロピカルフルーツ、そしてケミカルな要素が感じられますね。
特定のニュアンスを持つ偏った樽だけがブローカーからボトラーに流れたというよりも、この時期のロッホサイドの原酒すべてに共通する要素なのではないかと推察します。
ロッホサイド LOCHSIDE 1981-2005 GM Rare Old 43%
香りはプルーンやレーズン、奥から桃、チョコレートケーキ、リッチなウッディネス、ハーブ。
飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる、プラムジャムや濃縮した桃、トロピカル感、少し薬っぽいケミカル感、濃い甘味とほどよい渋味、若干のエグ味とケミカル感は伴うがフルーティな余韻。
【Good/Very Good】
GMのレアオールドから2005年にボトリングされたロッホサイド1981、およそ24年の熟成です。
ラベルに記載はありませんがシェリーカスク由来と思われる濃縮フルーツが香りからも味わいからも感じられました。
それと同時に、ロッホサイド1981らしい桃っぽさと薬っぽいケミカル感も感じられましたが、このボトルでは香りにおいてはシェリー感にマスクされているのか、味わいに強く感じられました。
樽と原酒のフルーツ感が同時に感じられるモルトで、甘味と渋味のバランスも良く、加水のおかげか若干感じたエグ味もそれほど引っかかりませんでした。
1981のロッホサイドには、ボトラーやボトリング時期、そして樽のタイプに関係なくほぼこの桃っぽさやトロピカルフルーツ、そしてケミカルな要素が感じられますね。
特定のニュアンスを持つ偏った樽だけがブローカーからボトラーに流れたというよりも、この時期のロッホサイドの原酒すべてに共通する要素なのではないかと推察します。
COMMENT(0)
- この記事についているタグ
- ロッホサイド (LOCHSIDE)
2015.05.05【日記】
ロッホサイド 1981-2011 BBR #808
らしさもしっかりある81ロッホサイドで,加水がちょうど良かったです。

ロッホサイド LOCHSIDE 1981-2011 BBR #808 46%
香りはプラムジャム、熟したオレンジ、淡くカラメル、仄かにミーティ、リッチ、飲むと滑らかな口当たり、熟したオレンジ、小児用シロップ薬のようなケミカルを伴うパイナップル系トロピカルフルーツ、ジューシーで濃い甘味、オイリーで長い余韻。
【Good/Very Good】
BBRが2011年にボトリングしたロッホサイド1981,およそ30年の熟成です。
この頃はロッホサイド81が妙にたくさんリリースされていましたが,これはどちらかというと少数派の加水タイプでした。
このヴィンテージのロッホサイドらしいケミカル感を伴うジューシーなパイナップルなどのトロピカル感とオイリーなニュアンスがしっかりと感じられました。
記載はありませんが,リフィルのシェリーカスクでしょうか,ややミーティなニュアンスもあり,ともすると重くなりそうなのですが,加水が全体をマイルドにまとめてくれているようで,飲み心地の良さが保たれていました。


ロッホサイド LOCHSIDE 1981-2011 BBR #808 46%
香りはプラムジャム、熟したオレンジ、淡くカラメル、仄かにミーティ、リッチ、飲むと滑らかな口当たり、熟したオレンジ、小児用シロップ薬のようなケミカルを伴うパイナップル系トロピカルフルーツ、ジューシーで濃い甘味、オイリーで長い余韻。
【Good/Very Good】
BBRが2011年にボトリングしたロッホサイド1981,およそ30年の熟成です。
この頃はロッホサイド81が妙にたくさんリリースされていましたが,これはどちらかというと少数派の加水タイプでした。
このヴィンテージのロッホサイドらしいケミカル感を伴うジューシーなパイナップルなどのトロピカル感とオイリーなニュアンスがしっかりと感じられました。
記載はありませんが,リフィルのシェリーカスクでしょうか,ややミーティなニュアンスもあり,ともすると重くなりそうなのですが,加水が全体をマイルドにまとめてくれているようで,飲み心地の良さが保たれていました。
COMMENT(0)
- この記事についているタグ
- ロッホサイド (LOCHSIDE)
この記事を評価するGood
2015.01.30【日記】
ロッホサイド 1967 45年 クーパーズチョイス #804
かなりフルーティでリッチな60年代ロッホサイドでした。

ロッホサイド LOCHSIDE 1967-2012 45yo COOPERS CHOICE #804 40.5%
one of 420 bottles, Refill Butt
香りは強くフルーティ、オレンジキュラソー、熟した洋梨や桃、ほどよいウッディネス、バニラ、リッチ、飲むとビタミン剤のようなケミカルもあるが洋梨や桃、パイナップルなどのトロピカル感もある、バニラ、クリーミー、オイリーで粘性もあるがボディは厚くない、余韻もフルーティでオイリー。
【Good/Very Good】
クーパーズチョイスから2012年にボトリングされた,ロッホサイド1967,45年熟成です。
発売当時ちょっとお高い印象だったボトルでしたが,今となっては手が届く値段で出ていた美味しい60年代ボトルでした。
オレンジや桃や洋ナシ,そしてパイナップル系のトロピカルフルーツといった複雑で強いフルーツが満載な香味で,かなりの長熟でボディは少し軽くなってはいますがオフフレーバーと感じる過熟感はありませんでした。
また,トロピカルフルーツにビタミン剤のようなややケミカルなニュアンスやオイリーさが伴うのは,この辺のロッホサイドにはよく感じる個性だと思います。
発売当時に飲んで以来でしたが,突き抜けたフルーツを感じられるボトルで期待通りの美味しさでした。


ロッホサイド LOCHSIDE 1967-2012 45yo COOPERS CHOICE #804 40.5%
one of 420 bottles, Refill Butt
香りは強くフルーティ、オレンジキュラソー、熟した洋梨や桃、ほどよいウッディネス、バニラ、リッチ、飲むとビタミン剤のようなケミカルもあるが洋梨や桃、パイナップルなどのトロピカル感もある、バニラ、クリーミー、オイリーで粘性もあるがボディは厚くない、余韻もフルーティでオイリー。
【Good/Very Good】
クーパーズチョイスから2012年にボトリングされた,ロッホサイド1967,45年熟成です。
発売当時ちょっとお高い印象だったボトルでしたが,今となっては手が届く値段で出ていた美味しい60年代ボトルでした。
オレンジや桃や洋ナシ,そしてパイナップル系のトロピカルフルーツといった複雑で強いフルーツが満載な香味で,かなりの長熟でボディは少し軽くなってはいますがオフフレーバーと感じる過熟感はありませんでした。
また,トロピカルフルーツにビタミン剤のようなややケミカルなニュアンスやオイリーさが伴うのは,この辺のロッホサイドにはよく感じる個性だと思います。
発売当時に飲んで以来でしたが,突き抜けたフルーツを感じられるボトルで期待通りの美味しさでした。
COMMENT(0)
- この記事についているタグ
- ロッホサイド (LOCHSIDE)
2014.07.21【日記】
ロッホサイド 1966 36年 ジャックウィバーズ スコティッシュキャッスルズ #3912
アイリッシュのようなトロピカル&オイリーなボトルでした。

ロッホサイド LODHSIDE 1966-2002 36yo JWWW Scottish Castles #3912 51.8%
香りは重厚、ねっとりしたアプリコットジャム、鉛筆の削りカスのようなウッディネス、重たいオイリー、リッチ、飲むとやはり粘性のあるテクスチャー、濃いトロピカルフルーツ、アプリコットジャムの濃い甘味、重いオイリー、強めのウッディネスとそのタンニンとエグ味、リッチで長い余韻。
【Good/Very Good】
ジャックウィバーズのスコティッシュキャッスルシリーズから2002年にボトリングされたロッホサイド1966,36年熟成です。
香りは重厚で,ジャム感のあるフルーツとウッディネス,そしてオイリーさがどれも重さを伴って感じられとてもリッチな印象です。
飲んでみても粘性を感じる濃い味わいで,フルーツ感にはトロピカルフルーツの要素がしっかりと入っています。
長熟のためかウッディネスも強めでややタンニンも強く感じられ,かなりオイリーなためちょっぴり飲み疲れするタイプにも思いますが,味わいもリッチなモルトで長い余韻がありました。
このオイリーさとトロピカル感は,アイリッシュやスコッチの長熟グレーンなどとも共通点の多い味わいだと感じました。
記載はありませんが,ロッホサイドだけにグレーンも入ったシングルブレンデッドだと言われても違和感の無い香味でした。
やはり個性のある蒸留所ですよね。


ロッホサイド LODHSIDE 1966-2002 36yo JWWW Scottish Castles #3912 51.8%
香りは重厚、ねっとりしたアプリコットジャム、鉛筆の削りカスのようなウッディネス、重たいオイリー、リッチ、飲むとやはり粘性のあるテクスチャー、濃いトロピカルフルーツ、アプリコットジャムの濃い甘味、重いオイリー、強めのウッディネスとそのタンニンとエグ味、リッチで長い余韻。
【Good/Very Good】
ジャックウィバーズのスコティッシュキャッスルシリーズから2002年にボトリングされたロッホサイド1966,36年熟成です。
香りは重厚で,ジャム感のあるフルーツとウッディネス,そしてオイリーさがどれも重さを伴って感じられとてもリッチな印象です。
飲んでみても粘性を感じる濃い味わいで,フルーツ感にはトロピカルフルーツの要素がしっかりと入っています。
長熟のためかウッディネスも強めでややタンニンも強く感じられ,かなりオイリーなためちょっぴり飲み疲れするタイプにも思いますが,味わいもリッチなモルトで長い余韻がありました。
このオイリーさとトロピカル感は,アイリッシュやスコッチの長熟グレーンなどとも共通点の多い味わいだと感じました。
記載はありませんが,ロッホサイドだけにグレーンも入ったシングルブレンデッドだと言われても違和感の無い香味でした。
やはり個性のある蒸留所ですよね。
COMMENT(0)
- この記事についているタグ
- ロッホサイド (LOCHSIDE)
この記事を評価するGood
2014.05.29【日記】
ロッホサイド 1981 18年 マーレイマクダビッド #MM9636
比較的短熟でも1981フレーバーありでした。

ロッホサイド LOCHSIDE 1981-2000 18yo MURRAY MCDAVID #MM9636 46%
Refill Sherry Cask
加水にしてはややこもった香り、熟したオレンジ、湿気のある倉庫,シリアル感と紙っぽさ、少し植物感、飲むと滑らかな口当たりでトロリとしている、アプリコットジャムの甘味、パイナップルなどトロピカル要素と紙っぽさ、ちょっとエグ味が強め、淡くオイリーでフルーティな余韻。
【Okay】
マーレイマクダビッドから2000年にボトリングされた,ロッホサイド1981,18年熟成。
全体にやや湿った印象があり,熟した柑橘もあるのですが,濡れた段ボールのようなニュアンスが香りからは強めに感じられました。
飲んでみるとトロリとした口当たりから熟したフルーツ感がしっかりと感じられ,1981に期待するトロピカルフルーツのフレーバーも十分に感じることができます。
香り同様の紙っぽさやややエグ味を伴うような青草っぽさが引っかかりましたが,それでもフルーツ感の主張はしっかりしていました。
苦手の要素が結構あったため正直好みのボトルではなかったのですが,ロッホサイド1981のフルーツ感がこの熟成年数でもしっかりと感じられた興味深いボトルでした。
ちょっとリトルミルやアイリッシュにも近いボトルでもありましたね。
紙っぽさやこういう植物感が苦手でない人なら,フルーティでかなり美味しく飲めるのではないかと思います。


ロッホサイド LOCHSIDE 1981-2000 18yo MURRAY MCDAVID #MM9636 46%
Refill Sherry Cask
加水にしてはややこもった香り、熟したオレンジ、湿気のある倉庫,シリアル感と紙っぽさ、少し植物感、飲むと滑らかな口当たりでトロリとしている、アプリコットジャムの甘味、パイナップルなどトロピカル要素と紙っぽさ、ちょっとエグ味が強め、淡くオイリーでフルーティな余韻。
【Okay】
マーレイマクダビッドから2000年にボトリングされた,ロッホサイド1981,18年熟成。
全体にやや湿った印象があり,熟した柑橘もあるのですが,濡れた段ボールのようなニュアンスが香りからは強めに感じられました。
飲んでみるとトロリとした口当たりから熟したフルーツ感がしっかりと感じられ,1981に期待するトロピカルフルーツのフレーバーも十分に感じることができます。
香り同様の紙っぽさやややエグ味を伴うような青草っぽさが引っかかりましたが,それでもフルーツ感の主張はしっかりしていました。
苦手の要素が結構あったため正直好みのボトルではなかったのですが,ロッホサイド1981のフルーツ感がこの熟成年数でもしっかりと感じられた興味深いボトルでした。
ちょっとリトルミルやアイリッシュにも近いボトルでもありましたね。
紙っぽさやこういう植物感が苦手でない人なら,フルーティでかなり美味しく飲めるのではないかと思います。
COMMENT(0)
- この記事についているタグ
- ロッホサイド (LOCHSIDE)
2013.11.14【日記】
ロッホサイド1966-1991 SMWS 92.2
まったりと濃厚で旨い60年代ロッホサイドでした。

ロッホサイド LOCHSIDE 1966-1991 SMWS 92.2 61%
クリーミーでまったりしたニュアンス、熟したフルーツ、桃、少しトロピカル、かすかな草、ヒノキっぽいウッディネス、度数を感じないトロリとした口当たりからだんだん高度数らしくスパイシーに広がる、バナナミルク、コクのある甘味、オイリーで長い余韻。
【Very Good】
スコッチモルトウイスキーソサエティから1991にボトリングされた、ロッホサイド1966です。まだスクリューキャップですね。
ソサエティらしいかなりの高度数ながらそれをあまり感じさせないクリーミーでまったりとしたニュアンスがあります。ややヒノキっぽいウッディネスはこの蒸留所にはあまり感じたことが無かったのですが、熟したフルーツや淡く感じたトロピカル感など、この蒸留所らしい特徴もしっかりと兼ね備えたボトルでした。
終始まったりとしており、トロリとした甘さからややオイリーな余韻への移行もとても良かったです。


ロッホサイド LOCHSIDE 1966-1991 SMWS 92.2 61%
クリーミーでまったりしたニュアンス、熟したフルーツ、桃、少しトロピカル、かすかな草、ヒノキっぽいウッディネス、度数を感じないトロリとした口当たりからだんだん高度数らしくスパイシーに広がる、バナナミルク、コクのある甘味、オイリーで長い余韻。
【Very Good】
スコッチモルトウイスキーソサエティから1991にボトリングされた、ロッホサイド1966です。まだスクリューキャップですね。
ソサエティらしいかなりの高度数ながらそれをあまり感じさせないクリーミーでまったりとしたニュアンスがあります。ややヒノキっぽいウッディネスはこの蒸留所にはあまり感じたことが無かったのですが、熟したフルーツや淡く感じたトロピカル感など、この蒸留所らしい特徴もしっかりと兼ね備えたボトルでした。
終始まったりとしており、トロリとした甘さからややオイリーな余韻への移行もとても良かったです。
COMMENT(2)
- この記事についているタグ
- ロッホサイド (LOCHSIDE)
この記事を評価するGood
2013.03.10【日記】
ロッホサイド 1981-2004 22年 ブルームスバリー
昔からこのトロピカルはあったんですね。

ロッホサイド LOCHSIDE 1981-2004 22yo BLOOMSBURY 46%
桃やプラム、少しケミカルな熟したトロピカルフルーツ、かなり強いフルーツ感、コクのある甘み、かすかに紙っぽいエグ味。
【Good/Very Good】
ブルームスバリーのロッホサイド1981。
ロッホサイド1981はトロピカルなものがドイツ系ボトラーから連発してリリースされ人気でしたね。
ドイツの特定のブローカー経由のものが特別なのかと思いきや、2004年リリースのこのボトルも間違いなく同系統のトロピカル感でした。
フルーツ全開で美味しいボトルでした。


ロッホサイド LOCHSIDE 1981-2004 22yo BLOOMSBURY 46%
桃やプラム、少しケミカルな熟したトロピカルフルーツ、かなり強いフルーツ感、コクのある甘み、かすかに紙っぽいエグ味。
【Good/Very Good】
ブルームスバリーのロッホサイド1981。
ロッホサイド1981はトロピカルなものがドイツ系ボトラーから連発してリリースされ人気でしたね。
ドイツの特定のブローカー経由のものが特別なのかと思いきや、2004年リリースのこのボトルも間違いなく同系統のトロピカル感でした。
フルーツ全開で美味しいボトルでした。
COMMENT(0)
- この記事についているタグ
- ロッホサイド (LOCHSIDE)
この記事を評価するGood