ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2019.09.08【日記】

リンクウッド 1958 12年 オフィシャル イタリア向け 43%

往年の力強さの片鱗は感じられました。

 

リンクウッド LINKWOOD 1958 12yo OB for Italy 43%


香りは少し強めのヒネとスミレのフローラル、心地良いモルティ、しなびたオレンジ、土っぽさとオールドピート。
飲むとこなれた柑橘感と桃、舌に染み込むようなモルティな旨味に穏やかなオールドピートが絡まって残る。

【Good/Very Good】


イタリア向けのオフィシャルボトル、リンクウッド1958、12年熟成です。
逆算すると1970年頃のボトリングということになり、その後50年近く経過しています。

43%加水でボトリング後50年ですから、多少ならず劣化要素が香味から感じられるであろうと気にしながら飲みました。

香りの第一印象はさすがに経年劣化とも捉えられるヒネを強めに感じ、同時にモルトからボディが抜けたときに残りがちなパフュームに近いフローラル要素も感じられました。

飲んでみると思いのほか劣化要素は際立っておらず、染み込むような旨みと同時に50年代らしい土っぽいオールドピートの主張があり、何より味わいには儚さをほとんど感じませんでした。

これだけ枯れても骨太な部分の魅力的な味わいを残しており、往年のポテンシャルの高さを痛感しました。


 
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2018.09.13【日記】

ニューリリース:リンクウッド 1997-2017 20年 シグナトリー ウイスキーフープ向け #7559 58.2%

華やかなバーボンカスクのスペイサイドモルトでした。

 

リンクウッド LINKWOOD 1997-2017 20yo SIGNATORY VINTAGE for THE WHISKY HOOP #7559 58.2%
one of 266 bottles, Hogshead



香りは華やか。青リンゴ、シトラス、バニラ、ほどよいウッディネス、鋭さのある強めのモルティ。
飲んでも華やか。青リンゴやシトラス、生臭さのないウッディネスと心地良いタンニン、さっぱりした甘味と酸味、すっきりしたモルティ。

【Good/Very Good】


シグナトリーがウイスキーフープ向けにボトリングし、今年6月に頒布されたリンクウッド1997、20年熟成です。

記載はホグスヘッドのみですが、良いバーボンカスクのニュアンスがしっかり感じられる華やかなスペイサイドタイプのモルトで、上記のように柑橘や青りんごやバニラといったバーボン系の要素が、生木などのひっかかりを伴わず感じられました。

華やかなフルーティに伴う甘味と酸味があり、全体には旨口というより華やかですっきりした美味しさでした。

ウイスキーフープのボトルは最近シェリー系が多いですが、良いシェリーカスクがなかなか出てこない(私が同行したときにはサンプルでもほとんど出てこなかったです・・・)中で、良いものがあれば優先するという方針によるものだと思います。

とはいえ、今回のリンクウッドのようなバーボンタイプも必要で、個性的ではありませんが、こってりシェリーと対照的で良いリリースだと思いました。

 
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2017.05.05【日記】

近年リリース:リンクウッド 1987-2016 28年 ケイデンヘッド "カスクエンド" 47.1%

ナチュラルな熟成感があり、穏やかな香味でした。

 

リンクウッド LINKWOOD 1987-2016 28yo CADENHEAD "CASK ENDS" 47.1%
hogshead



香りはゆっくりと華やかに広がる、熟した青リンゴ、淡く洋梨や桃、爽やかなフローラル、バニラ、淡いワックスと心地良いオーク、こなれたモルティ。
飲むと穏やかな口当たり、キツくない洋梨やパイナップル、リンゴジュース、品のあるフルーツの甘味と淡い酸味、心地良いモルティ、淡いピート、余韻はフルーティで心地良い。

【Very Good】


ケイデンヘッドに直接行かないと買えないというカスクエンドと銘打たれたシリーズから、リンクウッド1987、28年熟成です。

カスクストレングスですが度数も下がり気味で、香りにも味わいにも想像通りの結構な熟成感がありますが、多彩なフルーツもフローラル要素も露骨なものではなくナチュラルさを保っていました。

印象としては強烈にフルーティなダンカンテイラーの長熟と無骨なディアジオのスペシャルリリースの中間のような雰囲気でした。

十分なフルーツ感とほどよく残ったモルティさに淡い陶酔感を感じることができ、全体に品が良い仕上がりだったのも良かったです。

やはりこのシリーズは良いですね。

 
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2017.04.02【日記】

リンクウッド 15年 GM 蒸留所ラベル 40% 90年代流通

優しい飲み頃のスペイサイドモルトでした。

 

リンクウッド LINKWOOD 15yo GM Distillery Labels 40%
90年代流通



香りは淡いオールド感、オレンジと淡いワックス、植物感も少々、穏やかな麦感、
飲むと柔らかな口当たり、オレンジ、薄めた蜂蜜の淡いコクのある甘味、こなれた麦感とその旨味が染み込む、長くはないがスムーズな余韻。

【Good/Very Good】


90年代にGMがボトリングしたリンクウッド15年、40%のヴァッティング加水です。

ちょっとワクシーなところはこのあたりのリンクウッドらしいかなとも思いましたが、全体としてはほどよいオールド感を帯びた優しい香味のスペイサイドモルトという感じでした。

決して複雑ではありませんが飲みやすくこなれており、良い意味でも少し物足りなさがあるため、次につながる1杯として優秀でした。


 
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2016.11.14【日記】

自宅テイスティング:ニューリリース:リンクウッド 1997-2015 18年 ケイデンヘッドスモールバッチ ウイスキーフープ向け 54.7%

CPの非常に高いスペイサイドモルト。良い仕上がりです。

 

リンクウッド LINKWOOD 1997-2015 18yo CADENHEAD SMALL BATCH for THE WHISKY HOOP 54.7%
one of 270 bottles, Bourbon Hogshead



・香り:
強く華やか、オレンジと熟した青リンゴ、バニラ、ワックス、しっかりめの麦、ココナッツオイルと蜂蜜、淡くグラッシー、オークとクリーム。

・味わい:
じわじわとスパイシー、オレンジや青リンゴ、コクのある蜂蜜の甘味、旨みもある良い麦感あり、バニラとナッツ、少し乾燥した草、リッチなオークが味を引き締める。

・余韻
蜂蜜系の甘味とオークが長く残る。

・加水:
麦の旨味がより感じやすくなる。多めに加水すると今度は柑橘系フルーティが強まる。変化はあるが崩れない。

・総評:
バニラと柑橘や青リンゴ、そしてココナッツなど良いバーボンカスクの個性がしっかり感じられる一方で、少しワクシーな個性もあり、蜂蜜のようなコクのある甘味もあってとても美味しい。

【Good/Very Good】


ケイデンヘッドのスモールバッチからウイスキーフープに向けてボトリングされたリンクウッド1997、18年熟成です。
今年9月に頒布されました。

少しクレイゲラキやクライヌリッシュを思わせるワクシーさやオイリーさを感じながらも、スペイサイドモルトのバーボンカスクらしいバニラっぽくフルーティな華やかな香味がしっかりと感じられました。
ほどよい熟成期間で旨みのある麦感も残っていたのも好印象で、樽の味はちゃんと出ているのに生木っぽいエグ味などの引っかかる要素はなく、甘味にはコクがありとても良く仕上がっていました。
現代の良い樽でほど良く熟成させて飲み頃に詰めたモルトという感じです。

値段もカスクストレングスで9000円未満と抑えられていたのも良かったです。
家で開けて飲み始めるとどんどん飲んでしまうタイプなので、これなら何本か買っておきたいですね。


 
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2016.04.14【日記】

最近のリリース:リンクウッド 1992-2015 ウィームス

華やかさの出たスペイサイドモルト、加水が効いてます。

 

リンクウッド LINKWOOD 1992-2015 WEMYSS MALTS 46%
one of 305 bottles, HOGSHEAD



香りは華やか、フレッシュオレンジ、青リンゴ、バニラ、白い花、草原、優しいオーク、薄めた蜂蜜。
飲むと優しい口当たりから広がる、オレンジとバニラ、コクもある蜂蜜の甘味、引き締めるオーク、余韻。

【Good/Very Good】


ウィームスから最近リリースされたリンクウッド1992です。
定型通り46%に加水されています。

香りは加水の良いバーボンカスクという印象で、柑橘や青リンゴっぽいフルーティにフローラル要素もある華やかなものでした。
味わいも含めて決して複雑さや熟成感の強いタイプではないのですが、引っ掛かりがなく飲み心地の良いモルトで、フルーツや優しいコクのある甘味、そして生木っぽさがない程度に味の出た樽感が好印象でした。

これでなければならないというタイプではありませんが、華やかで飲み心地が良く、それでいて飲み心地だけではない良さもあるというプチ優等生な加水モルトでした。

加水で美味しくなる樽を選ぶのが上手なのか、好みの樽が期せずして加水しても美味なタイプが多いのかはわかりませんが、やはりウィームスの加水モルトは美味しいものが多いです。


 
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2015.09.15【日記】

リンクウッド 1973-2009 ウイスキーエクスチェンジ オンライン10周年記念

素敵なスペイサイドモルトでした。

リンクウッド LINKWOOD 1973-2009 THE WHISKY EXCHANGE "10 YEARS ONLINE" LINKWOOD 1973-2009 THE WHISKY EXCHANGE "10 YEARS ONLINE"

リンクウッド LINKWOOD 1973-2009 THE WHISKY EXCHANGE "10 YEARS ONLINE" 49.7%


香りはオレンジリキュール、熟したプラム、ミント、クリーム、紅茶、少し香木っぽさのあるウッディネス、奥からじわりと麦感、飲むと甘酸っぱいプラムジャム、ミントティー、カスタード、リッチなオークのタンニンか味わいを深める、ややスパイシーでオイリーな余韻は長い。

【Good/Very Good】


ウイスキーエクスチェンジがオンライン販売の10周年を記念して2009年にボトリングしたリンクウッド1973で,およそ36年の熟成です。

熟成感のある華やかなフルーツ感にクリーミーさが伴い,紅茶や良いウッディネスもある多彩な香味でした。
かなりの長期熟成ですが過熟感は無く,オークのタンニンもほど良いところに抑えられているのも好印象で,余韻の最後まで心地良かったです。

さすがエクスチェンジが記念ボトルに選んだだけのことはある,完成度の高い長熟スペイサイドモルトだと思います。

 
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2015.08.15【日記】

ニューリリース:リンクウッド 1995-2014 ウィームス

爽やかでフレッシュな1杯でした。

リンクウッド LINKWOOD 1995-2014 WEMYSS MALTS リンクウッド LINKWOOD 1995-2014 WEMYSS MALTS

リンクウッド LINKWOOD 1995-2014 WEMYSS MALTS 46%
one of 332 bottles, HOGSHEAD



香りはレモングラス、フレッシュな若葉、白い花のフローラル、バニラ、薄めた蜂蜜、麦感には若々しさもあるが未熟ではない、飲んでもフレッシュ、青りんご、レモン、若々しい麦感、バニラ、さらりとしたシロップの甘味、ライトボディですっと切れる。

【Good/Very Good】


ウィームスから最近リリースされたリンクウッド1995,およそ19年の熟成です。

香りにも味わいにも,フレッシュな柑橘などのフルーツや植物感,フローラルといった爽やかなニュアンスがありました。
麦感もしっかり残っており,若さは感じるものの未熟なオフフレーバーは伴っておらず,引っ掛かりが無くさらりと飲めてしまいました。

上手に加水されており,あからさまな未熟感を感じること無くフレッシュ感を楽しめるモルトで,数杯飲むなら序盤に最適なタイプだと思います。


 
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2015.05.08【日記】

ニューリリース:リンクウッド 1984 30年 ウイスキーエージェンシー "early flying"

熟成感のあるリッチなスペイサイドモルトでした。

 LINKWOOD 1984-2014 30yo THE WHISKY AGENCY

リンクウッド LINKWOOD 1984-2014 30yo THE WHISKY AGENCY "early flying" 49.2%
one of 174 bottles, Refill Hogshead



香りは煮詰まったアプリコットティー、強くアップルパイ、シナモン、プラム、穏やかな麦感、リッチ、飲むと滑らかな口当たりから広がる、アップルパイと紅茶、少しクリーミーでコクのある甘味、味を深める渋味、リッチ、ノンストレスで心地良く長い余韻。

【Good/Very Good】


ウイスキーエージェンシーからニューリリースのリンクウッド1984,30年熟成です。
1984で30年オーバーというのは感慨深いですね。

熟した感や濃縮した感があるフルーティが十分に感じられ,麦感やシナモンを感じるアップルパイっぽさもあるリッチな香りです。

飲んでもやはり熟成感のある口当たりで,フルーティで淡くクリーミー,コクのある甘味に良い渋味も味も深めており,リッチで飲み心地の良い味わいでした。

当初はダンカンテイラーばりに長熟を連発していたエージェンシーですが,さすがに60年代,70年代のものは少なくなりました。
とはいえ80年代蒸留でも30年を超えてくるご時世ですし,近年の長熟のひとつの形を見せてもらった気がします。


 
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2015.04.03【日記】

ニューリリース:リンクウッド 1984 30年 スコッチモルトウイスキーソサエティ“39.103”

マッカランに続き,これもナチュラルで良かったです。

 

リンクウッド LINKWOOD 1984 30yo THE SCOTCH MALT WHISKY SOCIETY 39.103 56.5%
one of 215 bottles, REFILL BOURBON HOGSHEAD



香りはりんご、皮付きのライム、淡い桃、バニラ、シナモン、穏やかな麦、オーク、ナチュラルな熟成感、飲むと度数のわりに穏やかな口当たりから芳醇に広がる、熟し過ぎたライム、やや凝縮した噛み応えを感じるテクスチャー、染み込むような麦の旨味、淡い蜂蜜の甘味、プレーンな樽感、長めの余韻。


【Good/Very Good】


SMWSからニューリリースの39番=リンクウッドの1984,30年熟成です。

香りにはわりと多彩なフルーツ感があり,麦感もほど良く残っており,現代の30年熟成のナチュラルな熟成感を感じました。
飲んでみると芳醇な広がりがあり,フルーツは香りよりは柑橘感が優位でした。またニューリリースにしては少し染み込んでくるようなテクスチャーの麦の旨みがあったのも印象的で,全体にはプレーンな樽感で心地良い味わいでした。

ここのところ連続でソサエティのニューリリースを飲みましたが,ナチュラルでややプレーンな美味しさながらニューリリースの開けたてからキツさが無く美味しく飲めるものが多くて驚きました。
自分の好みにハマるものが多くて嬉しくなりました。

 
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2015.02.02【日記】

ニューリリース:リンクウッド 1987 27年 ウイスキーエージェンシー パーフェクトドラム

珍しいラムフィニッシュのリンクウッドでした。

 

リンクウッド LINKWOOD 1987-2014 27yo THE WHISKY AGENCY THE PERFECT DRAM 47.3%
one of 179 bottles, Rum Finished Hogshead



香りは華やか、青りんご、バニラ、オレンジ、淡くプラムやアプリコットのジャム、蜂蜜、良い麦感、飲むと穏やかな口当たりから広がる、オレンジ、バニラ、蜂蜜のコクのある甘味、穏やかな旨味のある麦感、少しウッディネスに生木っぽさも伴うがそれほど引っ掛からない、良い酸味、綺麗な余韻でよく仕上がっている。

【Good/Very Good】


ウイスキーエージェンシーのパーフェクトドラムからリンクウッド1987,27年熟成です。
ちょっと珍しいラムフィニッシュということです。

華やかなフルーティさやバニラ,蜂蜜,そしてちょっと生木っぽさもありバーボン系の香味がメインですが,ほど良くこなれた麦感や,少しジャムっぽさも感じました。
フルーツに濃縮感があったり,ややコクが強く感じられたのは,ラムフィニッシュの賜物でしょうか。
濃い酸味も好印象で,なかなか美味しくいただけました。


 
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2014.10.22【日記】

リンクウッド 1957 12年 オフィシャル ジャッコーネ向け

この時代のオフィシャルカスクストレングスって,滅多に飲めませんね。

 

リンクウッド LINKWOOD 1957-1969 12yo OB for GIACCONE 56.9%


香りはゆっくりと開く、心地良いホコリっぽさを伴うオールド感、熟したオレンジ、強めの麦感、淡く土とピート、紅茶、飲むと滑らかな口当たりから芳醇に力強く広がる、桃、オレンジ、蜂蜜の甘味、コクあり、濃い麦とその旨味、じわじわと舌に染み込むテクスチャー、重層的で厚いボディ、迫力と噛みごたえあり、滋味深さも伴う強い旨味が続く長い余韻。

【Very Good/Excellent】


ジャッコーネ向けにボトリングされたオフィシャルのリンクウッド1957,12年熟成。
サマローリが輸入していた時代なので,サマローリとジャッコーネのダブルネームです。この辺が好きな人はドキドキしてしまいますね。
1969年ボトリングのようですが,この時代にカスクストレングスのオフィシャルボトルってとても貴重だと思います。

香りはオールド感がありますが自分的にはわりと好ましい範囲内で,熟したオレンジや紅茶,そして麦感が強く主張しました。土っぽさやピートもあり香りを深めていますが,それほど複雑ではありません。
飲んでみると度数や香りの印象から想像するより滑らかな口当たりですが力強く芳醇に広がりました。香り同様に麦感は強めで非常に旨みが強く噛み応えがあるのですが,麦一辺倒ではなく桃っぽさや蜂蜜のフレーバーも出てきました。ゆっくりと重い扉が何枚も開いてくるようなイメージでした。
ボディもあり非常にコク深く力強い味わいで,旨みが舌にしみ込んでくるようなニュアンスを伴った余韻が長く長く続きました。

香りよりも明らかに飲んだ後の方が魅力的なモルトだと思います。素晴らしい。

 

このボトルは,高田馬場の歩古ホールさんでいただきました。

 
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2014.10.14【日記】

リンクウッド 1964 32年 シグナトリー #1860

非常に満足感のあるリンクウッドでした。

 

リンクウッド LINKWOOD 1964-1996 32yo SIGNATORY VINTAGE #1860 49.3%
one of 192 bottles



香りは最初固く頑なな印象だが徐々に広がる、プラムやアプリコットのジャム、煮詰めた紅茶、ハーブ、良いウッディネス、ヘーゼルナッツ、重めの麦感やオイル、複雑で重厚、リッチ、飲むと滑らかな口当たりから力強く芳醇に広がる、アプリコットジャムの甘味と酸味、淡くミント、麦の旨味、迫力あるボディ、ジャムとオイルと麦が一体になった長い余韻。

【Very Good】


シグナトリーのダンピーボトルからリンクウッド1964,32年熟成。

香りにはすごいポテンシャルを感じるものの最初は頑なで引きこもっている印象だったのですが,時間をかけてスワリングするとどんどん開いてきました。
濃縮したジャム感の強いフルーティ,紅茶,ハーブやウッディネス,ナッツ,オイル,そしてしっかりと下支えをする麦感も感じられ,複雑でかなりリッチでした。
飲んでみると力強く広がり,ジャム系の濃いめの甘味と良い酸味,麦の旨みも濃厚でした。迫力のあるボディで一体感もあるフレーバーがかなり充実していました。

いろんな要素が全体的に高次元でバランスしている私の好きなタイプのモルトで,迫力もあって非常に美味しかったです。

 

このボトルは,三越前のIANさんでいただきました。

 
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2014.05.24【日記】

リンクウッド 1984-1995 ムーンインポート DE VIRIS ILLUSTRIBUS

結構ピーティなリンクウッドだと思いました。

 

リンクウッド LINKWOOD 1984-1995 MOON IMPORT DE VIRIS ILLUSTRIBUS 50%
one of 750 bottles



香りは最初ややこもっている、良いオールド感、ホコリとしっとりした麦、淡くアプリコットジャム、紅茶、植物感、奧から淡いピート、飲むと芳醇に広がる、ジワジワヒリヒリとスパイシー、アプリコットジャムの甘味、甘酸っぱさ、舌にしみ込む麦の旨み、意外にタールやピートが強め、そして後半にオイル。

【Good/Very Good】


ムーンインポートのDE VIRIS ILLUSTRIBUSというシリーズからリンクウッド1984-1995,およそ11年の熟成です。

ボトリングから約20年が経過していますが,わりと自分好みのオールド感が感じられて個人的には飲み頃な気がします。
香りには短熟らしい迫力のある麦感が残っており,ジャムや紅茶,そしてピートも淡く感じました。
飲んでみるとしっかりと芳醇に広がり,短熟らしいスパイシーな口当たりからしみ込むような麦の旨みに移行していきます。
瓶熟影響なのか,思いのほかこなれたようなジャム系の甘味と甘酸っぱさは心地良く,意外と強いピートには少々驚きました。
とても美味しかったのですが,短熟のニュアンスとオールド感,瓶熟で出てきたと思われる要素,そして意外なピートと,飲んでいて理解するのに若干難渋したモルトでした。

こういう,次々と想定外の要素が顔を出してくるモルトは,いつもの手順でテイスティングしようとしてもうまくいかないですね。
でもこういうボトルと出会うと,ちょっとテンションが上がりますね。

 
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2014.05.06【日記】

リンクウッド 5年 オフィシャル 70年代流通

オールド感とフレッシュさが同居したボトルでした。

 

リンクウッド LINKWOOD 5yo OB 40%
70年代流通



香りはオールド感と同時にフレッシュなシトラスと植物感、鋭さも感じる麦感、飲むとやはりフレッシュシトラス、やや噛みごたえを感じる凝縮感、舌にしみ込む麦と柑橘の旨味、きれいな余韻でキレも良い。

【Good/Very Good】


70年代に流通していたリンクウッドのオフィシャル5年。

短熟加水でこれだけのオールドボトルとなると,かなり状態が悪いものもありそうな予感ですが,オールド感はほど良い程度でした。
むしろ香りではオールド感とフレッシュな柑橘と植物感,そして麦感とが同居しているのが非常に面白く感じました。
飲んでみるとボディはないものの意外と凝縮感があり噛み応えを感じました。
またオールドボトルらしいと自分が思う,舌にしみ込むようなテクスチャーも好印象でした。


 
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2014.05.05【日記】

ニューリリース:リンクウッド 1973 38年 ヘルムズデール 18周年記念

毎回期待を裏切らない素晴らしいものを詰めてくれますね。

 

リンクウッド LINKWOOD 1973 38yo HELMSDALE 18th ANNIVERSARY 47.6%
one of 194 bottles, hogshead



華やかな強い香り立ちでとてもエステリー、洋梨、熟したオレンジ、アプリコットティー、ややクリーミー、少し蒸れたニュアンス、シナモン、飲むと穏やかな口当たりから芳醇に広がる、香り同様に非常にエステリーでフルーティ、熟したフレッシュフルーツの上品な甘味と酸味、心地良い余韻。

【Very Good】


ヘルムズデールさんの18周年記念のリンクウッド1973,38年熟成。
ニューリリースですが,逆算すると数年前にボトリングされたもののようです。
ヘルムズデールさんがボトリングされたものはほぼ例外なく美味しいというイメージを持っていますが,今回もやはり良いものでした。

熟成感を感じる華やかで強い香り立ちで,エステリーで非常に強く多彩なフルーツ感があります。
飲むと度数より穏やかな口当たりですが,そこからしっかりと芳醇に広がります。
エステリー&フルーティな印象は飲んでも香り同様に強く感じられ,それらに伴う上品な甘味と酸味が楽しめました。
今回も期待に応えてくれるボトルでした。

とにかく長熟らしいエステリー&フルーティなニュアンスが強く,系統としては勢いのあったころのエージェンシーなどのドイツ系のボトルに近いものがありました。
確か同じようなスペックのリンクウッドがパーフェクトドラムにもあったような気がします。
これらが同じブローカーから来た樽なのかどうかは全く不明ですが,ブラインドで飲んだらほぼ確実にエージェンシーなどドイツ系の長熟スペイサイドモルトと答えると思います。

 
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2013.11.07【日記】

ニューリリース:リンクウッド16年 ウイスキーエクスチェンジ レトロラベル

このシリーズ、ハイクオリティなものが多いですね。

 

リンクウッド LINKWOOD 16yo THE WHISKY EXCHANGE RETRO LABEL 48%


熟したオレンジ、キャラメリゼしたナッツ、焦がした麦、やや強めのオーク、クローブなどのスパイス、味わいはややウッディでリッチ、粘性のあるテクスチャー、濃厚なプラムジャムの甘味、うっすらと渋味が効いており余韻も長め。

【Good/Very Good】


ウイスキーエクスチェンジのレトロラベルシリーズからニューリリースのリンクウッド16年です。

恐らくはシェリーカスクと思われますが、16年という熟成期間のわりには結構強く樽感があります。熟したフルーツやナッツ、強めのウッディネスが香りにも味わいにも感じられ、加水と思われますが全体に濃厚で粘性もあります。
ねっとりした甘味にウッディネスに伴う心地良い渋味が深みを出しており、リッチでなかなか完成度の高いボトルでした。

 
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2013.10.03【日記】

リンクウッド1981-2000 シークレットトレジャーズオブスコットランド

なかなか良いスターターでした。

 

リンクウッド LINKWOOD 1981-2000 The SECRET TREASURES of Scotland #4559 40%


わりとフレッシュで華やかな香り、オレンジ、レモン、少し洋ナシ、植物感、バニラ、少しココナッツ、優しい麦感とオーク、口に含むと柔らかく、しっとりと染み込むようなテクスチャー、やわらかな麦の旨味、シロップの甘味、余韻には植物感があり、スッと切れる。

【Good/Very Good】


マレイモルトウイスキー社というところから、シークレットトレジャーズオブスコットランドというシリーズで2000年にリリースされたリンクウッド1981です。
初めて飲むボトラーだと思います。

バーボン系カスクの加水らしく、華やかですっきりとしたタイプでした。19年程度の熟成ですがフルーツ感はしっかり出ており、フルーツ感はわりと多彩で、ボトリングから10年以上経過しているためか、しっとりと穏やかで舌にしみ込むような感覚があったのも好印象でした。

この日の最初にいただいたモルトでしたが、すっきりとしておりキレも良く、とても良いスターターでしたね。
80年代蒸留のものでも飲み頃で美味しいものに最近ちょこちょこ
出会います。
 
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2013.07.15【日記】

リンクウッド1981 31年 ケイデンヘッド チェアマンズストック

最近リリースのチェアマンズストックは飲んでなかった気がします。

 

リンクウッド LINKWOOD 1981-2012 31yo CADENHEAD'S Chairman's Stock 44.8%
one of 204 bottles, SHERRY CASK



焦げた麦と黒糖、焼きリンゴ、やや火薬を感じるシェリー、ハーブ、ジャムのような濃縮感のある甘味とほどよいウッディネスとその渋味、ミーティでリッチ。

【Good/Very Good】


ケイデンヘッド、チェアマンズストックからリンクウッド1981、31年熟成。
スコットランドのケイデンショップで最近購入されたものです。

80年代のシェリーカスクらしい若干のサルファリーも感じられますが、非常に濃厚な甘味がありリッチで旨いです。強いシェリー感で熟成も長めですが、ウッディネスと渋味は丁度良く味を深める程度です。
蒸留所らしさはさすがにわかりませんが、なかなか美味しい80年代のバリシェリーのモルトでした。

ケイデンヘッドは正規代理店が決まっていなかったためか、最近もチェアマンズストックがリリースされていること自体知りませんでした。現地では売っているようですね。
WHISK-Eさんが正規代理店になりましたが、こういうものが入ってくるようになると嬉しいですね。

 
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2013.02.25【日記】

リンクウッド 1985-2012 メゾンドウイスキー #4541

アーティストシリーズ第二弾のひとつです。

 

リンクウッド LINKWOOD 1985-2012 La Maison du Whisky ARTIST#2 #4541 54.7%
one of 139 bottles, hogshead



濃いバニラと蜂蜜、シトラス、リンゴ、アプリコット、植物感、少し熟したメロン、舌に残るパイナップル缶の甘さと少しざらつくエグ味、スパイシーでキレあり。

【Good】


メゾンのアーティストシリーズのリンクウッド1985。
キャンベルタウンロッホラベルのものと同時リリースで、ラベルにはHARRY'S NEW YORK BARがデザインされています。

ハイプルーフらしくキレがありややドライですが、フルーツ感は多彩でなかなか美味しかったです。
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