ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2018.08.16【日記】

ベンリネス 1968-1987 19年 セスタンテ 57.1%

ラベルも中身も非常に良いです。

 

ベンリネス BENRINNES 1968-1987 19yo GM for SESTANTE 57.1%


香りは華やかさと素朴さが同居。強くフローラル、うっすらとアプリコットや洋梨、少しハッカの入ったパイナップルキャンディ、素朴だが経年変化でこなれた強いモルティ。
飲むと落ち着いたニュアンスはあるがじわじわと刺激、香りと同系統で混然一体となった穏やかなフルーツ、少しスミレっぽい華やかなフローラル、少しこなれて噛み応えのあるモルティとその旨味が芯にある、優しいコクのある甘味、最後まで華やかさと素朴さが共にある。

【Very Good/Excellent】


1987年にGMがイタリアのセスタンテ向けにボトリングしたベンリネス1968、堂々のフルプルーフです。
ちょっとワインっぽいですが、シンプルでエレガントで、私が一番好きなウイスキーのラベルのひとつです。

ボトリング当時はもっと刺激的で複雑さが無く、各要素の輪郭がクッキリとしていたのではないかと思います。

それが、ボトリング後約30年という経年変化で丸くなり、そこに奥から出てきたフレーバーも加わって混然一体となったという印象です。

こなれているのですが素朴で旨みのあるモルティさが芯にあり、そこにフルーツ要素、フローラル要素といった華やかでエレガントなニュアンスが不自然さ無く帯同していました。

過剰なオールド感や抜け感なくこの一体感を楽しめる今が、まさに飲み頃というボトルだと思われました。
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2017.09.07【日記】

ニューリリース:ベンリネス 20年 ウイスキーエクスチェンジ "タイムシリーズ 2" 50%

しっかりもののスペイサイドモルトでした。

 

ベンリネス BENRINNES 20yo THE WHISKY EXCHANGE "TIME Ⅱ" 50%
one of 280 bottles



香りはやや重いが華やか、ドライアプリコット、オレンジマーマレード、りんご飴、シナモン、すこし草っぽさ、リッチなウッディネス。
飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる、粘性あり、アプリコットジャム、樹液、コクのある甘味、ほどよいウッディネス、甘くリッチな余韻。

【Good/Very Good】


ウイスキーエクスチェンジの新しいシリーズである、タイムシリーズから第2弾のベンリネス20年です。

スペイサイドらしい華やかさがありますが、わりと重さを感じるような濃縮フルーツやウッディネスの主張もあり、飲むと粘性を伴う良い甘味もありました。

ひっかかりはありませんがさらりと印象無く通り過ぎるようなタイプでもなく、華やかさとコク深さを共に持つよくできたスペイサイドモルトでした。


 
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2017.07.03【日記】

ニューリリース:ベンリネス 1997-2016 19年 ハイランダーイン #DL11532 57.9%

スペイサイドらしい華やかなモルトでした

 

ベンリネス BENRINNES 1997-2016 19yo highlander inn #DL11532 57.9%
one of 216 bottles



香りは華やか、オレンジ、りんご、バニラ、白い花、淡くクリーム、ほど良いオーク。
飲むとオレンジとパイナップル、淡く桃、ヒリヒリとスパイシー、バニラ、淡い蜂蜜も感じるコクのある甘味、リッチなオーク、心地良い余韻は長め。

【Good/Very Good】


クレイゲラキにあるホテル、ハイランダーインのボトリング。
今回はベンリネス1997、19年熟成でした。
樽の供給元は書いてありませんが、カスクナンバーの頭にDLの表記があるのでダグラスレインでしょうかね。

良質なバーボンカスクの影響も伴った華やかなスペイサイドモルトで、良質なバーボンカスクに感じやすいオレンジやバニラだけでなく、パイナップルや桃のようなフルーティさを兼ね備えていたところが印象的でした。

コクもあって飲みごたえもありますが、バランスも良く度数よりキツさもなく、飲み心地が良かったです。

ハイランダーインさんがボトリングするにふさわしい、華やかなスペイサイドを感じるモルトだと思います。


 
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2017.01.10【日記】

ベンリネス 1971-1997 25年 ケイデンヘッド 46.9%

珍しいもったり濃厚シェリーなケイデンヘッドのベンリネスでした。

 

ベンリネス BENRINNES 1971-1997 25yo CADENHEAD 46.9%


香りは重厚でもったり感のあるシェリー感、皮付きの濃縮ブドウ果汁、ベリージャム、ハーブ。
飲むと支配的な濃厚シェリー、香り同様の皮付き濃厚ブドウ、コクのある濃厚なジャム系の甘味とウッディネスとハーブの心地良い渋味、リッチで長い余韻。

【Good/Very Good】


ケイデンヘッドが1997年にボトリングしたベンリネス1971、25年熟成です。

プレーン&ハイプルーフが多い印象のケイデンヘッドのグリーン便ですが、これは色も濃くこってりとした濃厚シェリーの支配的なモルトで、度数も結構下がっています。

重厚で濃縮感のあるフルーツが印象的で、特に皮付きのブドウのようなニュアンスがありました。
ジャムっぽい濃い甘味とそれを平坦にさせない渋味のバランスも良く、甘やかで暖かく長い余韻が楽しめました。
度数が低いことで甘やかさが余計に強く感じられたように思いました。
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2016.05.13【日記】

ベンリネス 1962-1986 23年 ケイデンヘッド オリジナルコレクション

落ち着いて素朴な麦の旨味が堪能できました。

 

ベンリネス BENRINNES 1962-1986 23yo CADENHEAD Original Collection 46%


香りは落ち着いた淡いオールド感、こなれた感じもある素朴な麦感がしっかり、生姜、乾いたオレンジの皮、スミレのフローラル感、淡いシナモン。
飲むと舌に染み込むようなテクスチャー、少しずつスパイシーになる、素朴な麦の旨味が強い、優しい甘味、プレーンな樽感で嫌味のないきれいな余韻。

【Good/Very Good】


ケイデンヘッドのオリジナルコレクションから1986年に加水でボトリングされたベンリネス1962、23年熟成です。

まずは樽感が強くないためか、加水でボトリング後およそ30年が経過しているにも関わらず香りにおいてオールド感は淡く感じる程度でヘタレたところもないことに驚きました。
こなれた素朴な麦感が印象的で、フローラル要素やフルーツ要素はそれをとりまくような感じでした。

飲むと経年変化を感じる舌に染み込んでくるようなテクスチャーで、香り同様に素朴な麦感が強く、その旨味もじっくりと堪能できました。
こなれた感じはあるのですがやはりオールド感はそれほど感じず、プレーンで嫌味のない綺麗な味わいでした。


 
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2015.12.13【日記】

ニューリリース:ベンリネス 1989 25年 THE SCOTCH MALT WHISKY SOCIETY "36.84"

骨格のしっかりした味わいですが香りに爽やかさがあったのが印象的でした。

ベンリネス BENRINNES 1990 25yo THE SCOTCH MALT WHISKY SOCIETY 36.84 BENRINNES 1990 25yo THE SCOTCH MALT WHISKY SOCIETY 36.84

ベンリネス BENRINNES 1990 25yo THE SCOTCH MALT WHISKY SOCIETY "36.84" 51.0%
one of 232 bottles, Refill Bourbon Hogshead

 
 
香りはシトラスと白い花のフローラル、強く心地良い麦感、しっかりめの生姜。
飲むと意外にスムーズだがジワジワと刺激、シトラス、滋味深い濃い麦感とその旨味、引き締める心地良いオーク、淡いタンニン、優しい酸味、綺麗な余韻。
 
【Good/Very Good】
 
 
SMWSから36番=ベンリネスの1989,25年熟成のニューリリースです。
 
香りはフローラル要素やさっぱりした柑橘のニュアンスがあり,ショウガっぽさを伴うモルティさもあって25年の熟成感を感じないように思ったのですが,飲んでみると滋味深い麦感がベースにある骨太なモルトでした。
麦の旨味と心地良く効いたオークのニュアンスが好印象で,しっかりした味なのに引っかかるところも全然無く,余韻の最後まで綺麗なままでした。
 
香りと味わいにギャップのあるタイプだと感じましたが,こういう想定外は楽しいですし良い経験になります。
少し間をあけて2回飲みましたが印象はそのままでしたので,このあと一致してくるかどうか検証していこうと思います。


 
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2015.04.21【日記】

ベンリネス 1979 20年 ウィルソン&モーガン

きっと瓶詰時より良いシェリー感になったのだと思います。

 

ベンリネス BENRINNES 1979-1999 20yo WILSON&MORGAN 46%


香りは淡い穏やかなシェリー、オレンジ、アプリコットジャム、穏やかな麦感、ナッツ、リッチ、飲むとアプリコットジャムを感じるやや粘性を伴う甘味、全体を包み込む優しいシェリー感、奥に優しい麦、リッチで長い余韻。

【Good/Very Good】


ウィルソン&モーガンから1999年に加水でボトリングされたベンリネス1979,20年熟成です。
心地良く全体を包み込むような優しいシェリー感を伴うスペイサイドモルトで,やや濃厚さや粘性のあるフルーツと穏やかな麦感などの香味に一体感がありました。

あくまで推測ですが,加水と経年変化の影響でボトリング当初よりも一体感が増して美味しくなっているのではないかと思いました。
現在のニューリリースでも,こういう変化を遂げて10~15年くらいで心地良く飲めるものが増えてくることに期待したいと思います。

 
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2014.12.16【日記】

ベンリネス 1984 28年 Svensk Whiskyformedling

スペックの割には熟成感が無く,プレーンで素直な香味でした。

 

ベンリネス BENRINNES 1984-2012 28yo Svensk Whiskyformedling 47.0%
 

香りはフレッシュな草、穏やかな麦、白い花、プレーン、飲むと穏やかな口当たりからヒリヒリとスパイシー、シトラス、甘味は控えめ、穏やかな麦の旨味、味わいもプレーン、さらりとしたボディ

【Good】


Svensk Whiskyformedlingというスウェーデンのボトラーが詰めた,ベンリネス1984,28年熟成です。ボトリングは2012年ですが,最近日本に入ってきたもののようです。

28年熟成ですが香りも味わいもあまり熟成しているニュアンスがなく,非常にフレッシュでプレーンでした。
麦感が穏やかで,そのあたりはやや熟成感と捉えられるようにも思いますが,いかんせんプレーンで単調です。
しかしそのわりには不思議と度数は下がっており,ボディはさらっとしていました。
嫌味もなく,するする飲めますし嫌いではありませんが,あまり面白くないボトルでした。

相当使い古された樽ではないかと思われ,あまり樽の影響を受けないまま度数だけが下がったという印象です。

シングルモルトとしてボトリングされることはあまりないタイプの樽かなと思いますが,恐らくはブレンドに回るものにはこういうものがたくさんあるのではないかと思います。

多少オフフレーバーがあっても引っかかりがあっても,シングルモルト,特にシングルカスクでボトリングされて我々の口に入るものは,全体の樽の中では強い味で熟成感や個性のある一軍選手ばかりなんだろうなと思いますね。


 
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2013.06.05【日記】

ベンリネス1996-2009 オフィシャル マネージャーズチョイス

ちょっと予想外の系統でしたが、やはりハズしませんね。

 

ベンリネス BENRINNES 1996-2009 OB THE MANAGER'S CHOICE #8994 59.3%


フレッシュシトラス、しっかりした麦、植物感、バニラクリーム、強くナッツ、成分ごとの主張がくっきりした強い味わい、麦の旨味しっかり、スパイシーでキレがあるが、良い麦感が長く残る。

【Good/Very Good】


有楽町で最近次々に開いていく(そしてわりと早々になくなっていく)マネチョですが、今度はベンリネスです。
それほど経験本数は無いながらスペイサイドらしい味わいのイメージがあった蒸留所でしたが、このボトルは意外と植物的な要素やナッツを強めに感じました。
私が今のところマネチョに共通して感じている輪郭のくっきりした強い味わいも感じることが出来ました。また、多少若さも感じる強く良い麦感があるのに意外なほど未熟感を感じない点も共通していますね。

蒸留所ごとのマネージャーが選んでいるはずですが、同じ人が選んでいるように感じるほどの共通っぷりです。度数が下がって穏やかなものとか、もうちょっとぼんやりしたニュアンスのものがあっても良い気がしますが、すべてのマネージャーに共通認識されているディアジオ的な「ザ・良い樽」のニュアンスがあるのでしょうか。
まだ何種類か開く予定のようですし楽しみです。


 
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2013.02.09【日記】

サルファリーが軽減:ベンリネス 1981-2001 19年 ダグラスレイン OMC

ボトル最後の1杯を久しぶりにいただきました。

 

ベンリネス BENRINNES 1981-2001 19yo DOUGLAS & LAING OMC 50%
one of 342 bottles



濃厚でもったりしたシェリー樽の香り、煮込んだベリージャム、カラメル、レザー、ドライフルーツ、強めのウッディネス、若干の火薬。
飲むとねっとりしたコクのある濃厚なフルーツの甘さに加えて水分を奪われるが良い渋味があり、口のなかがドライフルーツをほうばったような感じになる。少し酸味も感じ、濃厚だがそんなにベタっとしていない。火薬のようなサルファリーはあるが余韻にもさほど残らずそれほど気にならない。

【Good/Very Good】


ダグラスレイン、オールドモルトカスクのベンリネス1981。
ボトルが空く前の最後の1杯をいただきました。
80年代のシェリー樽らしい火薬・硫黄系のサルファリーがありますが、だいぶ落ち着いた印象であまり主張してきません。そのかわりに良い濃厚なシェリー感とそこからくる複雑な好ましい成分がより詳細に感じられるようになっています。オフフレーバーも含めてテイスティングが楽しかったです。

硫黄系のサルファリーはあまり得意な成分ではありませんが、今まで飲んだ経験的には、総じて時間とともにゆっくり軽減してくるというか、全体に馴染んでこなれてくるというような印象を持っています。
サルファリーなせいで有楽町にしては空くまでに比較的時間がかかったボトルのようでしたが、そのおかげで好みの味に変化した状態でいただくことができました。
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2012.12.24【日記】

麦々しい:ベンリネス 12年 ジェームスマッカーサー 80年代流通

パワフルな麦感です。

 

ベンリネス BENRINNES 12yo JAMES MACARTHUR'S 63.8%



強い麦感、デンプン、べっこう飴、麦の甘味と旨みが濃い。
濃いがそこまでの度数は感じない。


【Good/Very Good】


ジェームスマッカーサーのベンリネス。ボトリングは80年代。
かなりのハイプルーフで迫力はありますが、そこまでのアルコール感は感じません。
瓶熟で落ち着いたのかもしれませんね。もしや今が飲み頃でしょうか。

濃厚で無骨な麦感には説得力があります。
正統派のカスクストレングスウイスキーという感じで好きでした。

 

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T.Matsuki

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