2018.11.09【日記】
ニューリリース:ブレイヴァル 1998-2018 20年 ゴードン&マクファイル コニッサーズチョイス バッチ18/025 59.0%
樽感は強いですがシングルカスクの魅力があります。

ブレイヴァル BRAEVAL 1998-2018 20yo GORDON & MACPHAIL CONNOISSEURS CHOICE BATCH 18/025 59.0%
one of 185 bottles, REFILL AMERICAN HOGSHEAD
香りは強いバーボン樽感、オレンジゼスト、バニラクリーム、りんご、少しシナモンと生姜、しっかりしたオーク、生き生きしたモルティ。
飲んでもオレンジオイル、コクのある甘味と少し木材っぽいエグ味もある強いオーク感、しっかりとモルティ、じわじわとスパイシーな余韻へ。
【Good/Very Good】
GMのコニッサーズチョイス、ニューラベルでリリースされたブレイヴァル1998、20年熟成。
ニューラベルになってコニッサーズチョイスにはカスクストレングスも結構あり、これもそんな1本です。
リフィルにしてはバーボンの樽感が強く感じられる1本で、特に香りは非常に強く、オレンジゼストのような柑橘系の深く甘やかなニュアンスが魅力的で、それにモルティさもしっかりと含まれていました。
飲んでも香りと同様にモルティさに柑橘やバニラの効いた強い樽感がありましたが、強い樽感に伴いがちな生の木材のようなニュアンスも若干ながら感じられました。
それに私はやや引っ掛かりを感じましたが、そこまで露骨ではなく、それ以上に魅力が香味なのは確かなので、やはり良リリースだと思います。
少し加水すると引っ掛かりも薄らぎ、華やかで飲みやすいスペイサイドモルトらしい香味になりました。
ブレイヴァル BRAEVAL 1998-2018 20yo GORDON & MACPHAIL CONNOISSEURS CHOICE BATCH 18/025 59.0%
one of 185 bottles, REFILL AMERICAN HOGSHEAD
香りは強いバーボン樽感、オレンジゼスト、バニラクリーム、りんご、少しシナモンと生姜、しっかりしたオーク、生き生きしたモルティ。
飲んでもオレンジオイル、コクのある甘味と少し木材っぽいエグ味もある強いオーク感、しっかりとモルティ、じわじわとスパイシーな余韻へ。
【Good/Very Good】
GMのコニッサーズチョイス、ニューラベルでリリースされたブレイヴァル1998、20年熟成。
ニューラベルになってコニッサーズチョイスにはカスクストレングスも結構あり、これもそんな1本です。
リフィルにしてはバーボンの樽感が強く感じられる1本で、特に香りは非常に強く、オレンジゼストのような柑橘系の深く甘やかなニュアンスが魅力的で、それにモルティさもしっかりと含まれていました。
飲んでも香りと同様にモルティさに柑橘やバニラの効いた強い樽感がありましたが、強い樽感に伴いがちな生の木材のようなニュアンスも若干ながら感じられました。
それに私はやや引っ掛かりを感じましたが、そこまで露骨ではなく、それ以上に魅力が香味なのは確かなので、やはり良リリースだと思います。
少し加水すると引っ掛かりも薄らぎ、華やかで飲みやすいスペイサイドモルトらしい香味になりました。
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2018.01.18【日記】
ニューリリース:ブレイヴァル 1991-2017 25年 ダグラスレイン エクストラオールドパティキュラー #DL11765 42.3%
熟成で度数の下がったものに出てくる味を再確認しました。

ブレイヴァル BRAEVAL 1991-2017 25yo DOUGLAS LAING XTRA OLD PARTICULAR #DL11765 42.3%
one of 253 bottles, REFILL HOGSHEAD
香りは熟成感のあるエステリーなフルーツ感、桃やパイナップルのフルーツティー、バニラ、カスタードクリーム。
飲むとフレッシュなミックスフルーツジュースの甘味や酸味、ライトボディだが少しブリニーさもあるフルーティな余韻。
【Good/Very Good, Interesting】
今のダグラスレインのフラグシップシリーズであるエクストラオールドパティキュラーから、ブレイヴァルの1991、25年熟成のニューリリースです。
ブレイヴァル(旧ブレイズオブグレンリベット)はあまりボトリングされることが無く、かなり久しぶりにいただきました。
率直な感想としては熟成で度数が下がった極めてフルーティなスペイサイドモルトという感じで、ボディが抜けている代わりに非常にエステリーで多彩なフルーツ感か香りにも味わいにも感じられました。
ミックスジュースの様でもあり、同時にバニラやカスタードのようなニュアンスもあってフルーツケーキのようなニュアンスとしても感じられました。
昔ダンカンテイラーのピアレスコレクションに高頻度に感じられたニュアンスが典型的ですが、モルトがある種の環境下で極端に度数を落とした場合、ボディが抜ける代わりに出てくるエステリーなフルーツ感があるという話は、以前から何度も書いてきました。
また、ブレイヴァルもそうなのかもしれませんが、酒質のやや弱い蒸留所のほうがこうなりやすい傾向があるように思われます。
今回のものはピアレスや初期のエージェンシーに多かった60年代とは異なり90年代の蒸留ですが、やはり同じようなニュアンスが感じられたのは興味深く、年代を問わず出てくるものなんだということを再確認できました。
なお、個人的にはこのタイプは美味しいものの物足りなさを感じてしまうのですが、これをダグラスレインがXOPのラベルで出してきたということは、こういうタイプに価値を見出しているということだと思います。
そういった意味でも興味深いボトリングでした。
ブレイヴァル BRAEVAL 1991-2017 25yo DOUGLAS LAING XTRA OLD PARTICULAR #DL11765 42.3%
one of 253 bottles, REFILL HOGSHEAD
香りは熟成感のあるエステリーなフルーツ感、桃やパイナップルのフルーツティー、バニラ、カスタードクリーム。
飲むとフレッシュなミックスフルーツジュースの甘味や酸味、ライトボディだが少しブリニーさもあるフルーティな余韻。
【Good/Very Good, Interesting】
今のダグラスレインのフラグシップシリーズであるエクストラオールドパティキュラーから、ブレイヴァルの1991、25年熟成のニューリリースです。
ブレイヴァル(旧ブレイズオブグレンリベット)はあまりボトリングされることが無く、かなり久しぶりにいただきました。
率直な感想としては熟成で度数が下がった極めてフルーティなスペイサイドモルトという感じで、ボディが抜けている代わりに非常にエステリーで多彩なフルーツ感か香りにも味わいにも感じられました。
ミックスジュースの様でもあり、同時にバニラやカスタードのようなニュアンスもあってフルーツケーキのようなニュアンスとしても感じられました。
昔ダンカンテイラーのピアレスコレクションに高頻度に感じられたニュアンスが典型的ですが、モルトがある種の環境下で極端に度数を落とした場合、ボディが抜ける代わりに出てくるエステリーなフルーツ感があるという話は、以前から何度も書いてきました。
また、ブレイヴァルもそうなのかもしれませんが、酒質のやや弱い蒸留所のほうがこうなりやすい傾向があるように思われます。
今回のものはピアレスや初期のエージェンシーに多かった60年代とは異なり90年代の蒸留ですが、やはり同じようなニュアンスが感じられたのは興味深く、年代を問わず出てくるものなんだということを再確認できました。
なお、個人的にはこのタイプは美味しいものの物足りなさを感じてしまうのですが、これをダグラスレインがXOPのラベルで出してきたということは、こういうタイプに価値を見出しているということだと思います。
そういった意味でも興味深いボトリングでした。
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2013.12.18【日記】
ニューリリース:ブレイズオブグレンリベット(ブレイヴァル)1997 16年 ケイデンヘッド スモールバッチ
あまり飲む機会の無い蒸留所を詰めてくれました。

ブレイズオブグレンリベット(ブレイヴァル) THE BRAES OF GLENLIVET 1997-2013 16yo CADENHEAD'S SMALL BATCH 46%
one of 606 bottles, Bourbon Hogsheads
香りはシトラスなどフレッシュな柑橘、青リンゴ、キウイ、カモミールティー、バニラ、若い草と麦、飲むと麦の旨味、薄めた蜂蜜の甘味、後半ややスパイシー、飲み飽きしないタイプ。
【Good/Very Good】
ケイデンヘッドのスモールバッチシリーズからのニューリリース、ブレイズオブグレンリベット1997、16年熟成の加水タイプです。
ブレイズオブグレンリベット(ブレイヴァル)はシーバス系の蒸留所だったと思いますが、あまりリリースが無く今まで数種類しか飲んだ記憶がありません。
このボトルは90年代蒸留の若めのものですが、良いバーボンカスクの華やかな香りプラスアルファの多彩さがあり、ファーストノートから好印象でした。飲んでみると香りほど多彩なフレーバーはありませんが、麦の旨みや蜂蜜の様なコクのある甘味が好印象で、若い荒々しさも加水でマスクされているようです。
クセが無いのに旨みがあるためか、個人的には飲み飽きせず次々と飲んでしまうタイプです。


ブレイズオブグレンリベット(ブレイヴァル) THE BRAES OF GLENLIVET 1997-2013 16yo CADENHEAD'S SMALL BATCH 46%
one of 606 bottles, Bourbon Hogsheads
香りはシトラスなどフレッシュな柑橘、青リンゴ、キウイ、カモミールティー、バニラ、若い草と麦、飲むと麦の旨味、薄めた蜂蜜の甘味、後半ややスパイシー、飲み飽きしないタイプ。
【Good/Very Good】
ケイデンヘッドのスモールバッチシリーズからのニューリリース、ブレイズオブグレンリベット1997、16年熟成の加水タイプです。
ブレイズオブグレンリベット(ブレイヴァル)はシーバス系の蒸留所だったと思いますが、あまりリリースが無く今まで数種類しか飲んだ記憶がありません。
このボトルは90年代蒸留の若めのものですが、良いバーボンカスクの華やかな香りプラスアルファの多彩さがあり、ファーストノートから好印象でした。飲んでみると香りほど多彩なフレーバーはありませんが、麦の旨みや蜂蜜の様なコクのある甘味が好印象で、若い荒々しさも加水でマスクされているようです。
クセが無いのに旨みがあるためか、個人的には飲み飽きせず次々と飲んでしまうタイプです。
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2013.04.15【日記】
ブレイヴァル1975-2010 GM コニッサーズチョイス
香りと味わいのギャップに驚きました。

ブレイズオブグレンリベット BRAES OF GLENLIVET (ブレイヴァル BRAEVAL) 1975-2010 GM CONNOISSEURS CHOICE 43%
青草っぽい植物感が強い、フレッシュシトラス、ヴァニラ、さっぱりした香り。
飲むと香りの印象に反して熟したオレンジや粘性のある蜂蜜の甘さ。余韻も長め。
【Good/Very Good, Interesting】
GMのコニッサーズチョイスからブレイズオブグレンリベット(ブレイヴァル)1975。
あまり飲む機会の無い蒸留所ですね。
コニッサーズチョイスの中ではかなり熟成が長いタイプだと思います。
香りは爽やかでさっぱりした草のような植物感が強く、酸味の強いタイプをイメージしたのですが、飲んでみると全く印象が異なり、わりとねっとりと甘さと熟した柑橘のニュアンスが強く、ギャップが面白かったです。


ブレイズオブグレンリベット BRAES OF GLENLIVET (ブレイヴァル BRAEVAL) 1975-2010 GM CONNOISSEURS CHOICE 43%
青草っぽい植物感が強い、フレッシュシトラス、ヴァニラ、さっぱりした香り。
飲むと香りの印象に反して熟したオレンジや粘性のある蜂蜜の甘さ。余韻も長め。
【Good/Very Good, Interesting】
GMのコニッサーズチョイスからブレイズオブグレンリベット(ブレイヴァル)1975。
あまり飲む機会の無い蒸留所ですね。
コニッサーズチョイスの中ではかなり熟成が長いタイプだと思います。
香りは爽やかでさっぱりした草のような植物感が強く、酸味の強いタイプをイメージしたのですが、飲んでみると全く印象が異なり、わりとねっとりと甘さと熟した柑橘のニュアンスが強く、ギャップが面白かったです。
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