ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2019.10.03【日記】

ブルイックラディ 1964 17年 オフィシャル 53%

やはり私のベストブルイックラディでした。

 

ブルイックラディ BRUICHLADDICH 1964 17yo OB 53%
one of 1200 bottles



香りは妖艶さ、焼きリンゴ、アプリコットジャム、アンティーク家具のオーク、シナモン、こなれているが強くモルティ。
飲むと滑らかで芳醇に力強く広がる、シナモン風味のアップルパイ、コクのある甘味とこなれたモルティな旨味、少しヒノキを伴うウッディネス、妖艶で陶酔感のある余韻。

【Excellent】


オフィシャルのブルイックラディ1964、17年熟成のハイプルーフです。
ムーンインポートの表記があるイタリア向けのボトルです。

60年代のブルイックラディらしい加熱したリンゴのようなニュアンスやヒノキっぽさがあり、経年変化の影響もあって妖艶な香味も強く感じられました。

古さを伴いますが良質なオークを感じるウッディネスがあり、パワフルでこなれたモルティさとその旨味もあり、私がモルトに欲しいものがたっぷり含まれている1本です。

長らく私のベストブルイックラディだったボトルですが、今回飲んでもピークを過ぎた印象は無く、陶酔感があって素晴らしかったです。



 
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2018.02.17【日記】

ブルイックラディ 1966-1983 リゼルバ・ヴェロネッリ 53.5%

こっちの1966は久しぶりに飲みました。

 

ブルイックラディ BRUICHLADDICH 1966-1983 RISERVA VERONELLI 53.5%
one of 2400 bottles



香りは強く重さを感じるシェリー感、プルーンや黒糖、焼き林檎、焦がした麦芽、薬草のリキュール。
味わいにも重厚なシェリーカスクが効いており、加熱濃縮したフルーツのコクのある甘味と心地良い修練性のあるハーブ系の渋味、枝付きレーズンを枝ごと噛んだような淡いエグ味、深みがあって余韻は長い。

【Very Good】


ブルイックラディの伝説的なボトルのひとつ、イタリア向けのリゼルバ・ヴェロネッリです。
1965ヴィンテージの22年もありますが、こちらは色が濃くシェリーカスクの効いた1966ヴィンテージでおよそ17年の熟成です。

高貴なタイプではなく重さを感じる強いシェリーカスクの影響が強く、濃縮フルーツやハーブの主張がありますが、この時代のブルイックラディらしい焼き林檎のような香味もしっかりありました。

コクのある甘味としっかりめの渋味のバランスも良く、淡いエグ味も香味を深めているように感じました。

ボトリングから35年近く経過していますがハイプルーフのためか劣化要素はあまり感じず、説得力のある美味しさでした。

 
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2017.11.30【日記】

ブルイックラディ 1986-2005 オフィシャル メゾンドウイスキー50周年記念 #2 46%

個性的な記念ボトルでした。

 

ブルイックラディ BRUICHLADDICH 1986-2005 OB for La Maison du Whisky 50th Anniversary #2 46%


香りは甘いアプリコットジャム、紅茶、オイリーなバタークッキー、レーズンサンド、リッチなオーク。
飲むとコクの強いアプリコットジャムの甘味、味を深めるオークのタンニンと淡いエグ味、オイル、うっすらとピート、リッチな余韻。

【Good/Very Good】


2005年にフランスのメゾンドウイスキーの50周年記念にボトリングされたブルイックラディ1986、およそ19年の熟成です。
このての記念ボトルとしては珍しく46%に加水されています。

ラベルにはジムマッキューワン氏の写真が使われており、2005年時点でお得意様への記念として渾身の樽選びだったのかなと想像します。

肝心の中身は、ブルイックラディらしく良くも悪くも雑味のある香味ではありますが、コンテンツは多彩で充実感がありました。

濃縮感のあるフルーツの甘味やオークのタンニン、そしてオイルとピートといった要素もあり、リッチで楽しい1本でした。


 
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2017.10.05【日記】

ブルイックラディ 1964 17年 オフィシャル 53%

やはりすごい。私のベストブルイックラディです。

 

ブルイックラディ BRUICHLADDICH 1964 17yo OB 53%
one of 1200 bottles



香りは芳醇でリッチ、妖艶さがある、焼きリンゴ、アプリコットジャム、シナモン、ハーブティー、高貴なオーク、旨そうなモルティ。
飲むと滑らかな口当たりから芳醇に力強く広がる、加熱したリンゴ、コクのある甘味、ハーブティーの淡い酸味と少しヒノキっぽさのあるウッディネス、セクシーで陶酔感もある長く心地良い余韻。

【Excellent】


オフィシャルのブルイックラディ17年,1964のヴィンテージ表記のあるボトルです。
同じ1964ヴィンテージ17年の加水タイプもあるのですが、これは53%のハイプルーフのボトリングです。
イタリア向けで、ムーンインポートの表記があります。

6年前に飲んで以来、私のベストブルイックラディとして君臨しているボトルですが、今回もやはり素晴らしかったです。

この時期のブルイックラディらしい加熱したリンゴのようなニュアンスや、アプリコットジャムなどの加熱フルーツのニュアンスがありました。

また、キツすぎると引っかかるのですがこの時期に感じることの多いヒノキっぽいウッディネスもほどよく味を深めるところにとどまっていました。

樽は不明ですが、リフィルシェリーを含むヴァッティングと思われ香味は多彩です。

ハーブやスパイス、素敵なオークのニュアンスもあり、非常に複雑でリッチ、そしてそこはかとない妖艶さがあって陶酔感がありました。

やはりベストブルイックラディの座は譲りませんね。

素晴らしい。


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2017.04.08【日記】

ブルイックラディ 18年 ダッシー 43% 80年代ボトリング

2度目でしたが今回のものはらしいニュアンスがありました。

 

ブルイックラディ BRUICHLADDICH 18yo DUTHIE 43%
80年代ボトリング



香りはしっかりめのオールド感、焼きリンゴ、紅茶、カラメル、淡く焦がした麦、少し干し椎茸。
飲むと滑らかな口当たり、加熱したリンゴ、リンゴジャムっぽいコクもある甘味、シナモン、穏やかな渋み、穏やかだがボディを感じる余韻。

【Good/Very Good】


80年代にボトリングされたダッシーのブルイックラディ18年、いわゆるマップラベルで43%の加水ボトルです。
逆算すると蒸留は60年代でしょうか。

第一印象から結構しっかりオールド感があり、干し椎茸のようなニュアンスも伴っていました。
しかし昔のブルイックラディらしい加熱したリンゴのようなニュアンスは、香りにも味わいにも感じられました。
また、ボトリング後の変化と思われる多彩な要素がある加水ボトルのわりに、味は濃いめでボディもありました。

オールド感が強めのものは、本来の実力とは異なる部分が大きいこともあるのであまりご紹介しないのですが、あえて今回掲載したのには理由があります。
らしいリンゴっぽいニュアンスもありボディも保たれていて美味しかったということもありますが、このボトルを前回飲んだ時と印象が全然違ったのです。

前回飲んだものは、今回のようなヒネ感のような劣化要素は無かったのですが、経年変化でボディや味が抜けたようなニュアンスと、それに伴って出てくることが多いエステリーな洋ナシのようなフルーツ感がありました。

劣化するのと抜けるのは必ずしも経年変化で同時に起こるものではなく、個別にも起こりうる変化なんだということを実感したのでした。


 
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2017.03.25【日記】

ニューリリース:ブルイックラディ 1991-2016 25年 ダンベーガン #2490,2491 #514 48.1%

らしさがあり、かつ美味しいブルイックラディでした。

 

ブルイックラディ BRUICHLADDICH 1991-2016 25yo DUN BHEAGAN #2490,2491 #514 48.1%
one of 514 bottles, Hogsheads



香りはバニラと穏やかなオレンジオイル、りんご、少しもっさりした素朴な麦感、井草っぽい植物感。
飲むと穏やかな口当たりからじわじわとスパイシーになる、バニラとオーク、オレンジオイル、薄めた蜂蜜っぽい甘味、強めの植物感、淡いピート、粘土っぽさもあり、スッと切れる。

【Good/Very Good】


ダンベーガンからニューリリースのブルイックラディ1991、25年熟成です。
シグナトリーでやりがちな、同スペックの隣樽のヴァッティングです。

なかなか良いバーボンカスクのニュアンスがあり、オレンジオイルやバニラ、良いオーク感独特の植物感がありました。
オイルや粘土っぽさといった、ブルイックラディにしばしば感じられるちょっと私の苦手な要素も含んでいるのですが、植物感や樽感にマスクされているのかそれほど引っかかりませんでした。

原酒の味と樽感のバランスは良く、なかなか美味しかったです。


 
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2017.03.13【日記】

近年リリース:ブルイックラディ 1989-2015 26年 ダグラスレイン エクストラオールドパティキュラー #DL10859 52.1%

独特のパフューム感が意外に悪くなかったです。

 

ブルイックラディ BRUICHLADDICH 1989-2015 26yo DOUGLAS LAING XTRA OLD PARTICULAR #DL10859 52.1%
one of 225 bottles, REFILL HOGSHEAD



香りはバニラ、オレンジキャンディの柑橘感、少しクリーム、乾ききっていない井草や麦感が強め、うっすらスミレっぽいフローラル。
飲むと優しい口当たり、爽やかな柑橘、バニラ、良い麦感、嫌味のない植物感、スミレっぽいパフューミーさがあるがさらりと切れる、品のある甘味、ライトボディで余韻はさっぱり。

【Good, Interesting】


ダグラスレインの高級レンジ、エクストラオールドパティキュラーからブルイックラディ1989、26年熟成です。
私はあまり近年のブルイックラディが好きではないのですが、このシリーズには美味しいものが多いので期待して飲みました。

なかなか良いバーボンホグスヘッドと思われる樽感で、オレンジやバニラ、悪くない麦感があり、私があまり得意でない独特の植物感のようなものもほとんど嫌味としては引っかかりませんでした。

しかし一番印象的だったのはスミレの花のようなパフューミーでフローラルなニュアンスがあったことで、これも私はあまり得意でないのですが、ボディの軽さも相まってかスッと切れてしまい残りません。

好みは別れると思いますが、次の一杯にもしっかり影響するものとは明らかに異なり、このくらいであれば自分の中ではオフフレーバーという感じはせず、花のようなモルトという個性と捉えられるものでした。


 
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2016.09.21【日記】

ブルイックラディ 1969-2000 30年 ケイデンヘッド チェアマンズストック 46.5%

長熟感が全開ですが、それだけでないのが素敵でした。

 

ブルイックラディ BRUICHLADDICH 1969-2000 30yo CADENHEAD Chairmans Stock 46.5%
one of 150 bottles, Bourbon Hogshead



香りは熟成感がありエステリー、洋梨と淡いアップルパイ、シナモン、奥に優しく素朴な麦感、少しナッツ、淡い陶酔感あり。
飲むと優しい口当たりから広がる、香り同様に熟成感がありフルーティ、噛み応えも感じるテクスチャー、フルーツの甘味と良い酸味、ひっかかりのない美しい余韻。

【Very Good】


ケイデンヘッドのチェアマンズストックからブルイックラディ1969、2000年ボトリングで30年熟成です。

第一印象はオフィシャルのブルイックラディ・レガシーのあるような長熟エステリー感が前面に出ていましたが、それ一辺倒ではなく、プラスアルファとしての素朴な麦感が香りにあったのが印象的でした。

飲んでも香り同様に長熟フルーティが全開ですが、軽さはそれほど出ておらず嚙み応えを感じるようなテクスチャーがあり、甘味と酸味のバランスも素敵で、厚みがあるとまでは言えませんが飲みごたえもありました。

芯の残った美しいブルイックラディでした。


 
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2016.05.09【日記】

ブルイックラディ 1969-1996 27年 GM "CASK" #1970,2971

香りと味わいのギャップがあり美味しかったです。

 

ブルイックラディ BRUICHLADDICH 1969-1996 27yo GM "CASK" #1970,2971 54.2%


香りは甘やかでまったり、強くクレームブリュレ、アップルパイ、奥から下支えするような太めの麦感、淡くオールドピート。
飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる、じわじわと強まる麦の旨味、噛み応えのあるテクスチャー、少し桃っぽさ、コクのあるはちみつの甘味、引き締める優しいオーク、少しオイリー、淡い桃と麦の旨味が長く残る余韻。

【Very Good】


GMのCASKシリーズからブルイックラディ1969、27年熟成です。

香りはアップルパイだけでなくクレームブリュレのような甘やかなニュアンスが強く感じられたのが印象的でした。下支えするような太い麦の旨味もしっかりと感じられます。オールドピートも顔を出します。

飲むと香りの印象よりも麦感が前に出ており、噛み応えのあるようなテクスチャーがあってその旨味が濃厚です。コクのある甘味と優しいオーク感も心地良く効いており、良い経年変化もあって非常に美味しかったです。

まさに飲み頃を迎えた魅力的なモルトでした。


 
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2016.03.03【日記】

ブルイックラディ 1965 15年 オフィシャル

堂々のカスクストレングス。らしいウッディネスが特徴的でした。

ブルイックラディ BRUICHLADDICH 1965 15yo OB 53% 

ブルイックラディ BRUICHLADDICH 1965 15yo OB 53%


香りは心地よいオールド感、加熱したリンゴ、シナモン、古いウッディネス、特に強いヒノキ、ナッツ、かなりリッチ、奥には淡いピート。
飲むと滑らかな口当たりでパワフル、加熱リンゴ、シナモン、コクのある甘味と引き締めるタンニン、ヒノキのウッディネス、リッチで長い余韻。

【Very Good】


ブルイックラディのオフィシャル15年、1965ヴィンテージのカスクストレングスです。
1980年頃のボトリングですが、この頃のオフィシャルボトルでカスクストレングスはなかなかありません。

ボトリングから35年以上が経過していますがヘタれた様子もない良いオールド感で、昔のブルイックラディらしい加熱したリンゴのような独特のフルーツ感がありました。
また、この頃のブルイックラディにはヒノキのようなウッディネスを伴うものが結構あるイメージなのですが、このボトルにも結構しっかりと感じました。
カスクストレングスらしい力強い香りで、オールド感とも相まって結構複雑に感じました。

飲むと経年変化で少し口当たりは滑らかになっていますが、熟成の長くないハイプルーフらしくパワフルさがありました。
香り同様に加熱したリンゴなどのフルーツとシナモンっぽさがあるためかちょっとアップルパイを感じ、またヒノキっぽいニュアンスもしっかりと主張してきました。

このウッディネスは好みを分けるところかなと思われ、個人的には非常に美味しいのですが少々飲み疲れする部分もあります。
とはいえ当時のハウススタイルを感じ、また1杯の満足感でいうと非常に優れたモルトだと思います。


 
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2015.10.06【日記】

ブルイックラディ 34年 オフィシャル レガシー 第6弾

このシリーズは熟成感バリバリですね。

ブルイックラディ BRUICHLADDICH 34yo OB  BRUICHLADDICH 34yo OB

ブルイックラディ BRUICHLADDICH 34yo OB "LEGACY SERIES SIX" 41%


香りは非常に熟成感あり、強くエステリー、洋梨、コニャックっぽいブドウ感、バニラクリーム、良いウッディネス、淡い植物感。
飲むと意外にこってり甘い、洋梨のタルト、カスタードクリーム、粘性あり、ほどよいオーク、淡いエグ味、ボディはそれほどないがリッチ味わい。

【Very Good】


ブルイックラディのオフィシャル,レガシーシリーズ第6弾の34年熟成です。
このシリーズは非常に熟成感がある低度数のものが多いイメージですが,これも41%とギリギリの度数です。

香りは予想通り非常に熟成感のある,うっとりするようなエステリーでフルーティな要素が多彩に感じられます。特にコニャックを感じるブドウ感が印象的でした。

飲んでみると,このタイプの長熟フルーティモルトとしてはこってりしたテクスチャーがあり,クリーミーでこってりとした甘味がありました。洋梨のタルトなどの洋菓子を感じさせる甘味でした。
度数も落ちておりさすがにボディがあるとは言いがたい味わいでしたが,フルーティさに加えて良いオーク感も効いており,リッチな味わいでした。

ダンカンテイラーの超長熟ものを連想させる香味ではありますが,ギリギリオフィシャルらしいリッチな厚みも感じるモルトで良かったです。
2000年代後半にリリースされたボトルですが,こういうタイプが好きな時期だったこともあり,当時は高額ながら結構買って飲んだ思い出深いシリーズです。

※記載ミスでG/VGからVGに評価を訂正しています。


 
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2015.09.16【日記】

近年リリース:ブルイックラディ 1992-2013 21年 エィコーン #3812

らしさは別にして綺麗で完成度の高いモルトでした。

ブルイックラディ BRUICHLADDICH 1992-2013 21yo ACORN''S #3812 BRUICHLADDICH 1992-2013 21yo ACORN''S #3812

ブルイックラディ BRUICHLADDICH 1992-2013 21yo ACORN'S #3812 57.0%


香りはオレンジ、少しクリーム、バニラ、素朴さを伴うわりと強めの麦感、ナッツ、リッチな良いオーク、飲むとジワジワとスパイシーになる、オレンジクリームのコクのある甘味、ココナッツ、麦の旨味あり、オークのリッチなタンニンが味を深める、少しオイリーで長めの余韻。

【Good/Very Good】


エィコーンさんから昨年リリースされたブルイックラディ1992,21年熟成です。
このどんぐりラベルは素朴さがあって昔から結構お気に入りで,エメラルドグリーンなどの突拍子もない色使いだった時期を経て,今はシックなところで落ち着いたようです。(笑)

少しクリーミーさを伴うオレンジのようなニュアンスが心地良く,キツさのない麦感もしっかり効いています。
恐らくはバーボン系の樽と思いますが,樽の影響がほど良いところに留まっており,引っかからない程度にオーキーで良いタンニンが味を深めている印象でした。
余韻には機械油のようなニュアンスの無い仄かなオイリーさがありました。

発売当時に私の周りで美味しいという話がでていたボトルで期待していましたが,期待を裏切らない仕上がりでした。

 
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2015.08.17【日記】

ブルイックラディ 15年 オフィシャル センテナリー記念ボトル

飲み疲れするくらい重厚な記念ボトルでした。

ブルイックラディ BRUICHLADDICH OB CENTENARY BOTTLING ブルイックラディ BRUICHLADDICH OB CENTENARY BOTTLING

ブルイックラディ BRUICHLADDICH 15年 OB CENTENARY BOTTLING 53%
bottled in 1981



香りはシナモンをかけた焼きりんご、薄まったカラメルソース、素朴な麦感、しっかりハーブ、クローブ、レザー、松ヤニっぽさもある強めのオイリー、リッチ、飲むと粘性を感じる口当たりから芳醇に力強く広がる、焼きりんご、アプリコットジャムや梅ジャムの濃厚な甘味や酸味、焦がした麦とその旨味、松ヤニ、ボディは厚く飲みごたえあり、オイリーな余韻は長い。

【Good/Very Good】


ブルイックラディが1981年のセンテナリー(操業100周年)を記念してボトリングした記念デキャンタです。
15年熟成ですから,およそ1966年あたりのヴィンテージでしょうか。

香りにはらしい濃厚なりんご感があり,良い麦感もあります。シェリーカスクの影響を感じるカラメルやハーブ,スパイスといった要素も感じられ複雑な香りでした。

飲むとジャムのような濃縮感のある甘味と酸味,そして麦の旨味もあって飲み応えも十分です。
樹液,ともすると松ヤニっぽくも感じるウッディネスがあり,これが味をリッチにしつつもやや全体を野暮ったく重たくしているように思いました。

個人的には重たさを強く感じて飲み疲れするタイプではあるのですが,1杯の満足感の高いリッチで深みのあるモルトでした。


 
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2015.07.06【日記】

ブルイックラディ 17年 ダッシー 80年代流通

オールド感は強めでしたがらしいリンゴ感が心地良かったです。

 BRUICHLADDICH 17yo DUTHIE

ブルイックラディ BRUICHLADDICH 17yo DUTHIE 40%
80年代



香りは強めのオールド感、焼きリンゴ、アプリコットジャム、時間と共にカルヴァドスが強まる、素朴な麦感、飲むと穏やかな口当たり、焼きリンゴ、淡いシナモン、煮詰まった紅茶、蜂蜜っぽさもあるコクのある甘味、オークと植物の茎の淡いエグ味もある。

【Good/Very Good】


80年代流通と思われる,ダッシーのブルイックラディ17年です。

わりとオールド感の強いタイプでしたが,昔のブルイックラディらしいリンゴ感がしっかりと感じられ,特に香りのカルヴァドスっぽいニュアンスは好印象でした。

飲んでもオールド感は強めでややエグ味が引っかかる部分もありましたが,少しアップルパイも感じるコクのある甘味もあって美味しいオールドボトルでした。

私はヒネもあまり気にならずオールド感が結構好きなので,こういうそれがやや強いタイプもたまに飲むと嬉しくなります。


 
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2015.05.30【日記】

ブルイックラディ 1964 21年 インタートレード

イントレのブルイックラディはヒノキっぽいイメージです。

 BRUICHLADDICH 1964-1986 21yo INTERTRADE

ブルイックラディ BRUICHLADDICH 1964-1986 21yo INTERTRADE 51.8%
one of 225 bottles



香りは強めのウッディネス、ヒノキ、松ヤニ、樹脂、アプリコットジャム、ミント、シナモン、アップルパイ、重くリッチ、飲むと芳醇に広がる、アプリコットジャム、梅ジャム、熟したパイナップル、コクのある濃い甘味、ウッディネスは強めだがほどよい渋味、オイル、雑穀感も伴うモルティ、余韻は長い。

【Good/Very Good】


インタートレードが1986年にボトリングした,ブルイックラディ1964,21年熟成です。

香りはのっけからヒノキを伴う強いウッディネスが支配的で,重たい松ヤニや樹脂っぽさも強く感じましたが,奥から濃厚なフルーツ感やシナモンなどのニュアンスが出てきて,重層的で厚みのある香りでした。

飲むと芳醇な広がりがあり,香りよりはウッディネスもキツくなくフルーツ感はより多彩に濃厚に感じられました。また,香りではウッディネスの陰でわかりづらかったオイルやモルティな要素もでてきました。
意外に渋味もほどほどに抑えられており,重みのあるリッチで長い余韻も印象的でした。

自分はヒノキっぽいウッディネスが強すぎるものはあまり得意でなく(少しならむしろプラスに感じるのですが・・・),今まで飲んできて特にこのヒノキっぽさが顕著だったものは,60年代のグレンキース,そしてある種の60年代ブルイックラディでした。
以前に飲んだ同じインタートレードのブルイックラディ1968-1985の16年も同様のウッディネスがあったのですが,ヴィンテージは異なりますのでシスターカスクということでもないでしょうし,イントレはこういうものが好みだったんでしょうかね。

モルトとして突き抜けた風格は十分にあり,こういうウッディネスがお好きな方には,VG以上の評価でも全然不思議でないボトルだと思います。


 
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2015.04.27【日記】

ブルイックラディ 20年 オフィシャル ファーストエディション

再稼働直後の記念すべきリリースです。

 

ブルイックラディ BRUICHLADDICH 20yo OB First Edition 46%


香りはバニラ、オレンジ、ほどよい麦感、やや強めの植物感、奥から淡くピート、飲むと滑らかな口当たり、オレンジ、バニラ、ピリッとしたスパイシーさを伴うオーク、淡いコクもある優しい甘味、少しオイルも感じる余韻。

【Good/Very Good】


ブルイックラディのオフィシャル20年,2001年に再稼働して最初にボトリングされたものです。

バニラ,オレンジなどバーボン系の樽の影響がメインに感じられ,飲んでみるとスパイシーさを伴うオークのニュアンスもありました。
機械油のようなニュアンスは控えめで,優しく飲みやすいタイプでした。

再稼働後のリリースは,ワイン樽フィニッシュなども含めてわりと作りこんだ味わいのものが多いイメージでしたが,最初のリリースは以外にも素直な美味しさでした。

 
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2015.04.20【日記】

ブルイックラディ 1994 11年 オフィシャル フルストレングス セカンドエディション

若さや荒さが甘々の樽感でうまくマスクされていて美味しかったです。

 

ブルイックラディ BRUICHLADDICH 1994 11yo OB FULL STRENGTH Second Edition 56.5%


香りは熟したプラム、アプリコットジャム、焦がした麦、若さも感じる植物感、少しオイル、強めのオーク、リッチ、飲むと滑らかな口当たりから広がる、ややベタつくが濃いジャムやブドウの甘味、ほどよい渋味、厚みがありリッチ。

【Good/Very Good】


ブルイックラディ1994,オフィシャル11年,フルストレングスシリーズのセカンドエディションです。

熟成は長くなく度数も高いため,若さや荒さが目立つのではないかと思って飲みました。
そういうニュアンスも確かにあるのですが,それを凌駕するほど甘く濃い樽感が完全に未熟感をマスクしているようで,口当たりも全体的には滑らかに感じましたし厚くリッチな香味でした。
この頃のブルイックラディお得意のワインカスクフィニッシュなんかで感じる,ダイレクトに糖分を感じるようなベタつく単調で強い甘味はギリギリ嫌味に感じない程度におさまっており,むしろ甘口モルトとして好印象でした。

オフフレーバーや未熟感をごまかすような味付けのものはあまり好まないのですが,ここまで上手にマスクされてしまうと素直に美味しいと思えますね。
後はボトリング後,開栓後の変化でバランスを崩さないかどうかが気になるところで,後学の為にもまた飲んでみようと思います。


 
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2015.03.06【日記】

ブルイックラディ 1968 21年 オフィシャル

60年代ブルイックラディらしいフルーツ感で良かったです。

 

ブルイックラディ BRUICHLADDICH 1968 21yo OB 43%


香りは熟したりんご、アプリコットジャム、少しアンティーク家具、少しもっさりした旨そうな麦感、飲むとほど良い甘さのりんごジャムと麦の旨味あり、枯れた植物、煮詰まった紅茶、淡い粘性、雑味もあるが長めの余韻。

【Good/Very Good】


オフィシャルのブルイックラディ1968,21年熟成。

60年代ブルイックラディらしいリンゴ系のフルーティが香り・味わいともに感じられ,濃縮感がありやや粘性も感じるフルーツ感と紅茶のニュアンスもありました。

オールド感を伴うウッディネスも効いており,わずかに劣化要素や雑味も感じますが度数のわりに飲み応えもあり美味しいボトルでした。


 
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2015.01.21【日記】

ブルイックラディ 1991 21年 BBR #2998

近年ブルイックラディの苦手な部分が感じられず良かったです。

 

ブルイックラディ BRUICHLADDICH 1991-2013 21yo BBR #2998 51.6%


香りはバニラ、オレンジ、青りんご、オイル、良い麦感、飲むと熟したアプリコット、オレンジピール、良い麦感とオーク、オイル、心地良い余韻。

【Good/Very Good】


BBRから2013年にボトリングされたブルイックラディ1991,21年熟成。

バーボン系の比較的華やかな香りがあり,飲むと香りよりも熟したニュアンスも感じるフルーツ感が楽しめました。
麦感とオークの主張もほどよく,生木っぽさも感じませんでした。
なお,オイリーさはあるのですが,このあたりのブルイックラディにしばしば感じる機械油っぽいニュアンスではなく,美味しくいただけました。


 
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2015.01.18【日記】

自宅テイスティング:ブルイックラディ 2007 オフィシャル アイラバーレイ ロックサイドファーム 2007

滋味深い無骨な麦感がアイラの大地を感じさせます。

 

ブルイックラディ BRUICHLADDAICH 2007 OB ISLAY BARLEY ROCKSIDE FARM 2007 50%


・香り:
強く厚みも感じる麦感が支配的,シトラス,淡く青リンゴ,蜂蜜,バニラ,少し機械油,アルコールも感じる若くやや単調な香り。

・味わい:
やや粘性を感じるテクスチャー,じわじわと刺激あり,蜂蜜の甘味と濃い麦の旨み,若いアルコール感,複雑ではないがストレートな美味しさ,後半にタールとスモーク,やや機械油,ボディは厚め。

・余韻:
蜂蜜の甘味に麦感とタール,それにオイリーさが伴って長めに残る。

・加水:
青リンゴやバニラが強まるが崩れない。

・総評:
若さはもちろん強めで,再開後のブルイックラディにしばしば感じる機械油っぽいニュアンスもあるが,飲み比べしたスコティッシュバーレイと比べると明らかに麦感優位で滋味深い。

【Good,Interesting】


ブルイックラディ2007,オフィシャル,アイラバーレイ,ロックサイドファーム。
2103年のボトリングと思われます。

アイラで栽培された大麦のみを用いて作られたモルトウイスキーで,トレイサビリティを追求したというこのボトル,畑だけでなく生産者まで記載されています。

およそ6年の熟成期間でやや未熟感はあり複雑さもありませんが,スペックを知っている影響もあるとは思いますが無骨で滋味深い麦感が味わい深いです。


このボトルはジム・マッキューワン氏が来日された際に行われたイベントで初めて飲みました。
以前ブルイックラディを訪問した際にはマッキューワン氏が不在でしたので,今回初めてお会いしてお話しできました。

私は再興したあとのブルイックラディには正直あまり良い印象を持っておらず,機械油のようなニュアンスがあったりとってつけたような後熟感があったりとあまり好ましくない香味が多いイメージでした。

このイベントでは,このアイラバーレイ2007の他に,ブルイックラディ・スコティッシュバーレイ,ポートシャーロット・スコティッシュバーレイ,オクトモア6.1というラインナップでテイスティングしましたが,個人的にはこのアイラバーレイが最も心に残りました。
ピーティな2種に関してはちょっとシェリー感が好みでなかったりとか個人的には微妙な部分もありましたが,周囲の参加者の方々には好評でしたし好みの問題ですね。



自分としてこの日一番興味深かったのはスコティッシュバーレイとアイラバーレイの飲み比べでした。

スコティッシュバーレイは当日マッキューワン氏がおっしゃっていた通り,フレッシュな柑橘とバニラ,蜂蜜の様なニュアンスがある軽やかでフルーティなモルトでバランスも良かったですが,自分としては機械油っぽさも少し気になるところでした。
そこで次に飲んだこのアイラバーレイ2007,さすがに未熟感は否めませんでしたしスコティッシュバーレイに比べるとフルーティさには乏しかったですが,無骨で旨みの濃い麦感が全面に出ており,機械油っぽい香味は控えめでした。
度数のわりにはスムーズな口当たりでしみじみと麦の旨みが感じられるという意味では玄人向けのモルトと言えるかもしれません。
そして熟成年数のわりには仕上がっており,コストのかかる原料ですから樽も良いものを使っているのかなと邪推してしまいました。

もちろん現時点では熟成感も無く,特別に美味しいものではありません。
しかしアイラ島への愛着やマッキューワン効果なのかもしれませんが,このシリーズ,次が出るようならまた飲んでみたいと思いました。


 
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