2014.05.27【日記】

ハイランドパーク 1978 17年 シングルカスクコレクション #3436

ヘザーハニーというよりはヘザー&ハニーなハイランドパークでした。

 

ハイランドパーク HIGHLAND PARK 1978-1995 17yo THE SINGLE CASK COLLECTION #3436 56.8%
one of 168 bottles



香りは若草の植物感が強め、シトラス、白い花、バニラ、シナモン、乾いた濃い麦、飲むとスパイシーな口当たり、淡い蜂蜜の甘味、タールのあるピートは余韻まで残る、やや淡白だが美味しい。

【Good/Very Good】


1999~2000年頃に土屋さんが選んでアランジャパン(現ウイスク・イー)がリリースしたシングルカスクコレクションから,ハイランドパーク1978,17年熟成。
このシリーズの他のボトルと違って,これはすでに1995年にボトリングされていたもののようです。

香りからはわりとフレッシュな印象を受け,シトラスなどの柑橘に加えて草っぽさや花のようなニュアンスが感じられました。
飲んでみると,蜂蜜系の甘味に,タールのようなピートがしっかりと主張します。
ヘザーハニーというよりは,ヘザーとハニーがそれぞれに感じられるようなイメージでした。

ハイランドパークのカスクストレングスとしては綺麗な仕上がりである反面,やや線が細くボディはあまりないように思いました。
全体としてはらしさもあって美味しいハイランドパークでした。

 
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2014.05.04【日記】

ハイランドパーク 1975 21年 シグナトリー #4324-4325

これは安定感のある70年代加水のハイランドパークでした。

 

ハイランドパーク HIGHLAND PARK 1975-1996 21yo SIGNATORY #4324-4325 43%
one of 740 bottles



香りは蜂蜜とオレンジ、柔らかな麦とこなれた植物感、バニラ、蒸れたレザーとピート、かすかに妖艶なニュアンス、飲むと柔らかな口当たりから広がる、オレンジと蜂蜜の優しい甘味、舌にしみ込む旨味、ナッツ、少し炭っぽさもある煙いピート、スムーズで最後まで心地良い余韻。

【Very Good】


シグナトリーのトール瓶,加水のハイランドパーク1975,21年熟成です。

加水ボトルらしく華やかな香り立ちがあり,柑橘やオレンジ,しっとりとした麦や植物感,そしてピートとハイランドパークにしばしば感じる要素がしっかりと感じられます。
これに関しては再現性があるかどうかちょっと自信がありませんが,かすかに妖艶なニュアンスも感じられました。
飲んでみると加水らしい口当たりですがそこからの広がりがあり,柑橘や蜂蜜の甘味や旨みが舌にしみ込んでくるようでした。このあたりのテクスチャーはボトリングからの経年変化の影響もありそうな気がします。
らしいピートの主張もありますが,全体にスムーズで嫌味が無く,飲み心地の良さも楽しめるボトルだと思いました。


 
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2014.04.28【日記】

ハイランドパーク 1976 24年 マキロップチョイス #2006

らしさがあり完成度の高いハイランドパークです。

 

ハイランドパーク HIGHLAND PARK 1976-2000 24yo Mackillop's Choise #2006 53.0%


香りは強い蜂蜜と強めの麦、アプリコットジャムやマーマレード、ミント、ナッツ、奥から植物感とピート、飲むとアプリコットジャムなど濃縮されたフルーツ、ナッツ、噛みごたえのある麦感とその旨味、コクのある蜂蜜の甘味、後半強めに沸き上がるピート、少しタール、長い余韻。

【Very Good】


マキロップチョイスのハイランドパーク1976,24年熟成。

先日の謎の台湾向けの1976に続いて有楽町で開栓された同ヴィンテージのこのボトル。
濃縮されたフルーツ感も良かったのですが,何より香りからも味わいからも,ハイランドパークらしい蜂蜜とピート感,そして太い麦の旨みが感じられるボトルでした。
正統派のハイランドパークだと思います。

 
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2014.03.27【日記】

ハイランドパーク 1976-2000 ダンカンパイパー #2005

台湾向け?のハイランドパーク,その味にびっくりしました。

 

ハイランドパーク HIGHLAND PARK 1976-2000 DUNCAN PIPER MILLENNIUM MALTS #2005 51.5%


香りは熟成感のあるエステリーで多彩なフルーツ、桃や洋梨、パイナップル、紅茶、土っぽさ、タールのあるピートスモークがかなり強い、しっとりした麦、飲むと柔らかな口当たりから徐々にじわじわと広がる、香り同様にフルーティでその甘味も感じる,そしてオイルを伴う強いピートがかなり強く,余韻にも長く残る。

【Very Good, Interesting】


DUNCAN PIPERという聞いたことの無いボトラーがミレニアム記念にボトリングしたハイランドパーク1976。
裏ラベルは漢字表記で,台湾向けのボトルのようですが詳細は不明です。

香りは長い熟成を感じるエステリーなフルーツ香が好印象で,麦感もあり,奥から強めのピートが主張してくるような感じです。
そして飲むと度数を感じない口当たりから香り同様にフルーツも感じられますが,香り以上に強いピートが押し寄せてくるように主張してきます。
フルーティはエステリーで繊細なのですが,ピートは迫力に溢れています。

ハイランドパークのピートは,しっかり感じられるものもしばしばありますが,そうはいっても構成成分のひとつであり迫力満点のピートという認識はありませんでした。
こんなアイラモルトのような迫力のあるピートを感じるハイランドパークは経験がありませんでした。
とても美味しく,かつ興味深くいただきました。

 
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2014.02.09【日記】

自宅テイスティング:ハイランドパーク15年 オフィシャル ロキ

ちょっと変わり種のハイランドパークですが、かなり気に入りました。

 

ハイランドパーク HIGHLANDPARK 15yo OB LOKI 48.7%
one of 21000 bottles

 

・香り:
オレンジ、洋ナシ、リンゴ、アプリコットティー、蜂蜜、樹液、バニラ、植物感、薄くプラムやシェリーのニュアンス、しっとりした麦、ナッツ、少し土っぽさ、奥から重めのピート、複雑でわりとリッチ。

・味わい:
やややわらかな口当たりから広がり徐々にスパイシー、熟したリンゴ、しっかりとパイナップル系のトロピカル感、オイル、微かなサルファリー要素を含む近年シェリーのニュアンス、コクのある蜂蜜の甘味、少し酸味、後半にピートもしっかり主張。
ミディアム~フルボディ。

・余韻:
蜂蜜の甘味がフルーツとピートを伴い長く残る。

・加水:
やや植物感が強まるが崩れず、コクのある甘味は変わらない。

・総評:
トロピカル要素を含む多彩なフルーティが印象的で、ハイランドパークらしい草っぽさや蜂蜜も感じた。
意外にピートが強めなのも印象的で、シェリー感はほぼ嫌味にはならずリッチな味わいに貢献している。

【Good/Very Good】

ハイランドパークのヴァルハラコレクションから第2弾、「LOKI」です。

以前ウイスキーフェスで飲んで好印象を持ち購入したのですが、プラカップに少量だったということもあるのかあの時にはトロピカル感を含むフルーツは強く感じたものの、ピートはそれほど気になりませんでした。
今あらためて飲むとなかなかにピーティで、しかも普段ハイランドパークに感じるピートともちょっと違ったニュアンスでした。
スコ文研の雑誌によると、どうやらフロアモルティングを一時的にやらなかった際にモルトスターから買ったピーテッド麦芽のみで仕込んだものではないかということでした。

ちょっと異色のハイランドパークですが、トロピカル感を含むフルーティとピーティ、そして良い麦感があり、熟成年数の割に複雑です。
らしい蜂蜜の甘味もあり、コクがあります。
最近のエドリントングループのシェリーカスクに共通して感じることの多いシェリーのニュアンスがうっすらと全体を裏打ちしているように感じますが、これは飲むときの自分のコンディションによってはちょっと嫌味に感じてしまうことがあります。
しかし総合的には深みを出してリッチな味わいにしているように思います。
さらにこの手のシェリーの嫌味はボトリングから時間が経つと抜けていく印象もあるので、久しぶりに複数本買って寝かせることにしました。
ただこのシリーズ、木製のかなりかさばるパッケージがあり、2本目以降はさすがにいらないですね。(笑)



 
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2014.02.02【日記】

ハイランドパーク1970 30年 ダグラスレイン オールドモルトカスク

重厚で複雑。ボトラーズの素晴らしいハイランドパークです。

 

ハイランドパーク HIGHLAND PARK 1970-2001 30yo DOUGLAS LAING Old Malt Cask 50%
one of 570 bottles



香りは重厚さもある心地良いシェリー、ベリージャム、特に強いイチゴジャム、煮詰まった紅茶、しっとりした土とピート、スモーキー、黒糖、シナモン、クローブ、湿った麦感、セクシーさもある、飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる、やはりベリージャムとその甘味、しっとりしたピート、土っぽさとオイル、深みがある、長く心地良い余韻。

【Very Good/Excellent】


ダグラスレインのオールドモルトカスクからハイランドパーク1970、2001年詰めの30年熟成。

とても良いシェリー感とそれに由来すると思われるベリー感や黒糖、スパイスなどのニュアンスがしっかりと感じられます。
昔の蒸留でボトリング後時間が経っていることもあってか、土っぽさやピートや麦感などそれぞれに感じた湿ったしっとりしたようなニュアンスも好みでした。
ピートも力強く主張し、深みもあって重厚で複雑です。妖艶さも感じました。
オフィシャルの王道シェリー感ともまたちょっと違った印象でしたが、素晴らしいボトラーズのハイランドパークです。

まだオールド&レアが無い頃のOMCですが、この頃のOMCにはすごいものが本当に多いですね。

 
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2014.01.02【日記】

2013年のベストボトル達・後編


前回に続き、BAR HAYAFUNEさんがやってらっしゃる「モルトウィスキー・オブ・ジ・イヤー2013」に私が投票させていただいた、マイベストボトル達の紹介です。



◎ボトラー部門(市価1万円未満)

・クレイゲラキ 1994-2013 18yo CADENHEAD'S SMALL BATCH 54.4%【VG】


 

この価格帯のボトラーズとなると、CPが高く家飲みにも良いものが選出される気がします。また、ボトラーだとシングルカスクが多く、オフィシャルのようにヴァッティングで調整できないことを踏まえるとアイラの短熟の独壇場かなという印象です。
しかしそんな中、最近飲んだこのケイデンのクレイゲラキは記事にも書きましたが8000円台の価格ながらVGを付けてしまったほど完成度の高いボトルで、とても好みでした。
こんなリリースが増えるとかなり嬉しいです。

 

◎ボトラー部門(市価1万円以上)

・ラフロイグ LAPHROAIG 1976 35yo SCOTIA ROYALE 43.4%【VG/E】




1万円以上のボトラーズという括りは非常に範囲が広く、よくよく考えるともっと高評価したものがあった気もしますが、まず思い浮かんだのはこのラフロイグでした。
もうお目にかかれないと思っていた70年代ラフロイグのニューリリースで、長熟でボディはやや軽くなっているものの、昔のラフロイグに期待するフルーティがしっかりと感じられるうえに、ボウモアのようなトロピカル感まで含まれており陶酔感がかなりありました。
こんなラフロイグ、私は好きに決まっています。
そういえば、スコシアロイヤルってこの時の4本以来出てきてないですね。
どれも素晴らしいものでしたから、あのクオリティが維持されつつまたリリースされることに期待しています。

 

◎オールド&アンティーク部門

・アードベッグ  1966-1987 MOON IMPORT “THE BIRDS” #348 46%【E】




この分野が一番飲んでいるため、これこそよくよく思い出すと他にもある気がしますが、今思い出せるなかではつい最近いただいたこのムーンのアードベッグ1966でした。
まだ記事をブログに載せていないのですが、非常に素晴らしいアードベッグで、もともとラフロイグやボウモアと比べるとそこまで好みでないハウススタイルということもあって、もしかすると今回初めてExcellentをつけたかもしれません。
オールドシェリーとピートが融合した本当に素晴らしいボトルでした。

 

◎ジャパニーズ部門

・白州18年【VG】




 

巷では軽井沢やイチローズモルトの価格が高騰しまくっているようですが、私は今年ジャパニーズをあまり飲まなかったようで候補は少なめでした。
面白かった秩父のウイスキートーク向け白州の2013シェリーカスクバーショー向けの山崎ミズナラなんかもとても美味しかったのですが、自分がずっと好きな白州18年には及ばず、ニューリリースではないのですがこれにしてしまいました。
クオリティは高いものが多いですし、今年は鉄板の白州18年を圧倒するものに出会えることを期待します。

 

◎各国ウィスキー部門

・カバラン SOLIST OB SHERRY CASK 57.8%【G/VG】




この分野はしっかりと味わって飲んだものが無く、該当なしにしようかとも思ったのですが、そうえいばウイスキーフェスで飲んだこのカバランは良かったです。
イベントでの試飲なのでしっかりとテイスティングできておらず、ちゃんと飲むとイマイチな部分が見えてくるのかもしれませんが、最近のシェリーと思えない良いシェリー感で、短熟なのに未熟感もほとんど感じなかったのが印象的でした。

 


こんな感じで投票させていただきました。

 

そしてオマケですが、昨年飲んだすべてのボトルのなかでベストだったのは、1998年詰めなのでオールド部門にも入れませんでしたが、勇気を出して自分で開けた、ハイランドパーク1958でした。




圧倒的な存在感で、一生忘れないボトルになりました。



今年も良いニューリリース、素晴らしいオールドボトルとの出会いに期待します。


 

2013.12.31【日記】

ハイランドパーク1977 28年 オフィシャル メゾンドウイスキー50周年記念ボトル

さすがのメゾンのセレクト、間違いないです。

 

ハイランドパーク HIGHLANDPARK 1977-2006 28yo OB for La Maison du Whisky's 50th Anniversary #4259 48.5%


香りは心地良いシェリー、キャラメリゼしたナッツ、熟したプラム、レーズン系のブドウ感、ブドウ果汁も少々、チョコレート、穏やかな良い麦、ブーケガルニのハーブ、シナモン、飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる、シナモンの効いたアップルパイ、ブドウ感のある多彩なフルーティと甘味、軽い渋味が味を深める、裏打ちするようなピート、リッチ。

【Very Good】


オフィシャルからフランスのメゾンドウイスキー50周年記念にボトリングされたハイランドパーク1977、28年熟成。

70年代のハイランドパークらしい王道のシェリー感を感じるボトルで、濃縮感のあるフルーティに加えて果汁のようなニュアンスも感じられたのは印象的でした。チョコレートやハーブなど深みを演出する要素もあり、香り・味わいともに非常に多彩で複雑です。
甘味、渋味、そして強くはないものの裏打ちするようなピート感のバランスもとても良く、余韻までとてもリッチです。
そういえば、バイセンテナリーなどを含めてこのあたりのヴィンテージのハイランドパークに私が感じることの多いピーナッツクリームのようなニュアンスはあまりありませんでした。

さすがメゾンドウイスキーの記念ボトルだけあって、良い樽を選んでいますね。

 
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2013.11.19【日記】

第9回 Whisky Festival 2013 in 東京に参加しました! 後編


11月17日に東陽町で行われた第9回 Whisky Festival 2013 in 東京

前回の続きです。




ハイランドパーク1992-2013 21年 エイコーン Brut de Fut 66.8%

鼻に抜ける強めの刺激、ライ麦ウォッカ、バニラ、淡くシェリー、プラム、ナッツ、飲むと強いアルコールの刺激、シロップの甘味、スパイシーでキレがありドライ。

エイコーンさんのオリジナルボトル、ハイランドパーク1992。
度数が非常に高いこともあり、熟成期間よりもやや若さを感じるボトルでしたが、麦の旨みと飲み応えがあり、奥から良いシェリー系のフルーツ感も感じられました。キレも良く飲み飽きしないタイプですね。度数のために十分に真価を味わえてない気もするので、加水してもう一度飲みたいところです。





サマローリ's ピーティ 1993-2013 20yo 45%

ナッツと強いピート、ヨード、バニラ、オレンジ、飲むとやはりナッツと強いピート、熟したオレンジの甘味、奥にグレープフルーツとトロピカル感、加水ながらスパイシーな余韻

話題のサマローリからのニューボトリング、ピーティ1993。
非常に美味しいものが多い1993ヴィンテージのラフロイグ、ボウモア、アードベッグの樽をヴァッティングしたものとのことです。
全体としてはファーストフィルバーボン系のラフロイグや90年代前半のアードベッグを感じるピーティな要素が中心のボトルで、リフィル系の1993ラフや1993ボウモアに特徴的なトロピカル感を含む強いフルーティが中心のボトルではありませんでした。それらの要素は奥から淡く主張してくる感じです。もともと名前からしてピーティと謳っているボトルですから、その名の通りという感じでした。加水らしくバランスの良いピーティモルトで美味しくいただきました。



 

シングルシングルベアバーレイ1986 10年 ミシェルクーブレイ 45%

ブドウ果汁を感じるかなり良いシェリー感、すみれ、飲むと良いシェリーとパフューム、カラメルと果汁の甘味、良いシェリーの渋味、リッチで厚みもある、余韻はねっとりしたジャムの甘味とパフューム。

故ミシェルクーブレイさんがオークニー島産のベアバーレイという古い品種の麦芽を確保し、それをエドラダワーに持ち込んで蒸留したボトルです。こんなところで再開するとは思っていませんでしたし、かなり久しぶりに飲みました。
エドラダワーらしいパフューミーが感じられますが、後に残る感じではなく以前飲んだ時より気になりませんでした。それよりも、みずみずしい果汁を感じるようなとても素晴らしいシェリー感が印象的でした。
ベアバーレイをメインとしたウイスキーにするなら、もっとクセのない蒸留所で作ってプレーンな樽で熟成させれば良かったのにと以前にも思いましたが、麦芽の量の問題やクーブレイさんのシェリー樽へのこだわりがありますから仕方なかったのかもしれませんね。


本当は他にもいろいろ飲んだのですが、コメントを残せた一部だけのご紹介でした。ヘロヘロになる前の、主に前半に飲んだものです。(笑)


普段なかなか会えない方や、お話ししたかった方とも交流ができ、今回も楽しいイベントでした。
来年も楽しみにしています。


そう、来年と言えば、来年秋からの朝の連ドラは、竹鶴政孝とリタ夫妻のお話になるようですね!ウイスキー好きとしては嬉しいことですし、余市を中心に国産ウイスキーへの関心が高まる気がしますね。久しぶりに連ドラ予約して見ることになりそうです。

実は私、誕生日が竹鶴政孝と一緒なんです!ウイスキー関係者以外には言っても大した反応が無いので言わないのですが、ちょっと嬉しかったりします。(笑)


 

2013.11.18【日記】

第9回 Whisky Festival 2013 in 東京に参加しました! 前編


11月17日に東陽町で行われた第9回 Whisky Festival 2013 in 東京
これに参加してきました。




まず前回から始まったブラインドテイスティングコンテスト。
地域くらいはだいたい当たりましたが、見事に予選落ち。(笑)

普段オフィシャルスタンダードをほとんど飲まないと言い訳したいところではありますが、がっつり練習して臨んでもそれほど当たらない気がします。加水オフィシャル、特にスペイサイド系は鑑別が難しいですね。やはりテイスティングに比べると蒸留所当ては苦手です。(笑)
普段、目の前のボトルに対してその場のテイスティングに取り組む真剣さと比べると、蒸留所の個性やヴィンテージに対してはやや意識が薄い気がします。
蒸留所当てに関してはそのあたりが今後の課題でしょうか。

 

さて、気を取り直してテイスティングできたボトル達を簡単にご紹介。

 


ハイランドパーク ロキ 15年 オフィシャル 47.8%

近年詰め15年熟成とは思えないほど未熟感は感じられず、むしろ熟成感を感じる多彩なフルーツ感がある。単調さが無く展開していく中でトロピカル要素も感じられた。かなり好印象。

ヴァルハラコレクションの第2弾。
近年詰めの短熟ハイランドパークにはちょっと好みとは言えないものが多い印象だったのですが、これはかなり良かったです。
もっとじっくりテイスティングしたらさらに深く真価を評価できそうな1本でした。



 

カバラン ソリスト オフィシャル シェリーカスク 57.8%

果汁を感じるかなり良いシェリー感が全面に出ている、コーヒー、ドライフルーツ、香り・味わいとも非常に多彩、飲むと強い甘味と引き締める渋味、やや薬っぽいケミカルなニュアンスも感じるが複雑で良い仕上がり。

台湾のカバラン蒸留所からシングルカスクのソリスト、シェリーカスク。
かなりの短熟とのことですが、とても良いシェリー感と熟成感があり非常に美味。この値段で買えるモルトの味ではないと思いました。普通の熟成の感覚では想像できない仕上がりです。台湾は熟成がかなり早い環境とのことですが、納得です。カバランは以前山岡さんの会でいただいて美味しさに驚いた時以来でしたが、このシェリーカスクは前回同様に好印象でした。
きっと良い樽を持っているんでしょうね。


 


カバラン ソリスト オフィシャル EX-バーボンカスク 57.1%

バニラ、パイナップル、洋ナシなどフルーツ感は多彩で熟成感あり、ちょっと生の木とそのエグ味はあるが総合的には華やかで良い仕上がり。

台湾のカバラン蒸留所からシングルカスクのソリスト、EX-バーボンカスク。
シェリーカスクに続いてのバーボンカスクでしたが、やはり短熟にもかかわらず熟成感が出ていました。良い仕上がりながらちょっと木のエグ味が強く感じられたのが残念でしたが、このあたりは急速に熟成した影響で抽出されたものなのかもしれません。このあたりのオフフレーバーは、シェリーカスクでは強いシェリー感にマスクされていた可能性もありそうです。

 

続きは後編へ。



 
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2013.10.17【日記】

ニューリリース:ハイランドパーク1988 25年 ケイデンヘッド スモールバッチ

王道のシェリー系ハイランドパークでした。

 

ハイランドパーク HIGHLAND PARK 1988-2013 25yo CADENHEAD SMALL BATCH 55.7%
one of 1086 bottles, Sherry Butts



良い濃厚なシェリー、紹興酒やみりん、ドライオレンジやレーズンなどドライフルーツ、コーヒー、ビターチョコレート、クローブ、ピートも主張、味も黒糖や濃厚なジャムの甘味と心地良い酸味、渋味は強くなく深みを出している、若干のサルファリーがありミーティでレザーも感じる、後半ピートが主張し、リッチでボディも厚く迫力あり。

【Good/Very Good】


ニューリリースのケイデンヘッド、スモールバッチからハイランドパーク1988、25年熟成。アウトターンも多くSherry Buttsと記載されていますから、複数樽のヴァッティングですね。

見るからに濃厚シェリーですが、まず香りは非常に良いです。複雑でやや陶酔感を覚えるようなシェリー感で、多彩な香りがどんどん湧いてきます。そんな樽が強い中でも、ハイランドパークらしいピートの主張もありました。
飲むとややサルファリーな要素がありますが、それ以上に濃厚でリッチで複雑な味わいが好印象でした。
熟成が長すぎないためか色の割に渋味も強くなく、まさに詰め時という感じです。
こういうサルファリーは時間とともに抜けてくることが多いので、ハイランドパークらしさもある王道のシェリーウイスキーとしてストックしておいても良いのではないかと思いました。
なんとなくハイランドパークのオフィシャルっぽいとも思ったボトルでした。

 
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2013.09.05【日記】

ハイランドパーク オフィシャル カペラ

なかなか良いシェリー感の記念ボトルでした

 

ハイランドパーク HIGHLAND PARK Capella OB 40%


やわらかなシェリー感、熟したオレンジ、ドライフルーツ、ビターチョコレート、薄めたカラメルソース、ナッツ、滑らかな口当たり、少し深みも感じる心地良いシェリー、やわらかな甘味、最後にうっすらとピート、薄めだがなかなか深みあり。

【Good/Very Good】


2003年ボトリングらしい、ハイランドパーク、カペラ。
オークニーにあるカペラという教会の創立60周年を記念したボトルということです。

ちょっと前のハイランドパークにしばしば感じた心地良いシェリー感があり、低い度数ながら水っぽく感じるギリギリ保たれているボディが印象的でした。
欲を言えば、コクと厚みがもう少し欲しいところで、せめて43度だったら良かったなと思いました。


 
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2013.08.26【日記】

スコ文研テイスティング会「ウイスキー楽」 8/23 前編


8月23日にスコッチ文化研究所で行われたテイスティングイベントに参加してきました。
「スコ文研テイスティング」から「ウイスキー楽」というイベント名に代わっており、いつもの事務所ではなくセミナー用の部屋で行われましたが、内容はざっくばらんないつもの定例テイスティング会でした。(笑)

テイスティングボトルはこちら。


※画像は許可を得てスコ文研のHPからお借りしています。

①アベラワー 12年 スクエアボトル 40% 1.13ℓ
②ブルイックラディ 1972 ジム・マッキュワン氏サイン入り 49.3% 700mℓ
③ハイランドパーク カスクストレングス 蒸留所限定ハーフボトル 56% 350mℓ
④グレングラント 20年 蒸留所限定ボトル 55.7% 500mℓ
⑤グレンドロナック 1996-2012 16年 シングルカスク 韓国限定 59.2% 700mℓ
⑥グレンファークラス 105 20年 60% 700mℓ


 
以下に簡単なコメントなど。


①アベラワー 12年 スクエアボトル 40% 1.13ℓ

深みのあるオレンジとそのわた、良いオールド感、紅茶、軟らかい麦感、飲むとなかなか凝縮感のあるフルーツ感で、少しスミレの様なフローラル、上品な甘味、麦の旨みが濃厚で、それが余韻にも続く。

【G/VG】

80年代初頭にボトリングされたらしいパブ向けのアベラワー。
サイズもデカく、パブでさかさまに設置するためラベルは逆になっています。
蒸留所の片隅で木箱のまま眠っていたものがたまたま8本だけ発見され、それが蒸留所で売られていたそうです。
ボトリングからは30年ほどたっていますが、さすがに蒸留所から一度も外に出されず眠っていただけあってか、良いコンディションでした。
ヒネも少なく、私には良いオールド感と感じられました。またパフュームを指摘する声もあったのですが、自分のなかではパフュよりもフローラルに分類される要素でした。
麦の旨みもしっかり感じられる、オールドスタンダードらしい美味しいボトルでした。


②ブルイックラディ 1972-2001 ジム・マッキュワン氏サイン入り 49.3%

熟成感のあるエステリーなフルーティ、プラム、オレンジ、リンゴ、少しヘザーハニー、心地良いモルティ、飲むと蜂蜜やオレンジマーマレードの甘味、良い酸味、麦の旨みあり、なかなかボディもある、後半から余韻に意外とピートの主張あり。

【VG】

ブルイックラディが再開して、日本で行われたイベント向けに詰められたオフィシャル1972です。以前にフィンガルさんで飲んだボトルでしたが、前回とほぼ同様のテイスティングコメントで、この辺のオフィシャルブルイックラディの中でもボディがあり、やはりとても美味しかったです。


③ハイランドパーク カスクストレングス 蒸留所限定ハーフボトル 56% 350mℓ

バニラと蜂蜜が強い、オレンジ、最近の良いシェリー感、少しオイルとスモーク、リッチ、コクのある蜂蜜の甘味があり、飲んでもリッチでスパイシー、ボディもあり、余韻はややスモーキー。

【G/VG】

蒸留所限定で売られているハイランドパークのノンヴィンテージ、ハーフボトル。
このスペックで約8000円とやや高額ですが、なかなか美味しくハウススタイルも感じられるハイランドパークでした。リフィルも含めたシェリー樽のヴァッティングと思われますが、最近の良い樽感が感じられたのも印象的でした。


④グレングラント 1992-2012 20年 蒸留所限定ボトル #17165 55.7% 500mℓ

香りは強くバニラエッセンス、爽やかなレモン、良い麦感、少しアルコール感、やわらかくピート、飲むと麦の甘味旨み、柔らかなピート、中盤からしっかりパフューム、80年代ボウモアに近い印象だがそれほど余韻には残らない。

【G】

蒸留所限定で売られている、ピーティなグレングラント20年。
アクシデントでアイラモルトの空き樽で熟成してしまったものとのこと。
ピーティなグラントと聞いて、てっきりブレンデッド用のピーティな原酒不足に対応して作り始めたものかと思っていましたが、違いましたね。
香りはややピーティですがそこまで特徴的ではないかなと思いました。しかし飲むと穏やかなピートに加えてかなり強いパフュームが感じられ、それも80年代ボウモアとそっくりなニュアンスのパフュでした。それを指摘すると、スコ文研の座談会でもボウモア樽ではないかという話になっていたと土屋さんがおっしゃってました。味的には間違いないのではないかと思います。
でも、樽だけでこんなにパフュームって付くもんなんですね・・・。
そして、ボトリングされて20年経ち、ボトリングの段階で初めてアクシデントに気づいたらしいのですが、そんなもんなんですね。
もっとまめにチェックとかしてるのかと思ってました。(笑)
いろんな意味で話題に事欠かないボトルでした。

 


続きはまた次回。

 

2013.08.08【日記】

自宅テイスティング:ハイランドパーク1958 40年 オフィシャル

思い切って開けましたが、感無量の美味しさでした。

 

ハイランドパーク HIGHLAND PARK 1958 40yo OB 44.0%
one of 665 bottles



・香り:
強い発香、やや高貴でセクシーなシェリー感、しっかりと香木のウッディネス、完熟の桃とその皮、ブドウ果汁とブランデー、焼きリンゴ、プラム、ピーナッツクリーム、カラメル、ビターチョコレート、紅茶、ハーブの草っぽさ、クローブとシナモン、腐葉土っぽさを伴うオールドピート、きのこ、強くレザー、焦がし麦、樹液、かなり複雑で重厚でこの上なくリッチ。次々と湧き上がる香りを拾っていける、シンプルに書くのが困難。

・味わい:
わりと滑らかな口当たりからグワッと広がる芳醇な味わい、すごい。ブドウと桃を皮ごと噛んだようなフルーティ、アプリコットジャム、レザー、かなりアーシーでボルドーの古いワインにあるようなきのこっぽさ、カラメル、コーヒー、濃く煮出した紅茶、香木とアンティーク家具のウッディネス、樹液、ブーケガルニの様なハーブ感、蜂蜜と煮込んだフルーツのような甘味、コクあり、ややオイリーでブリニー、少しべっこうあめ、活き活きした酸味もある。ウッディネスのわりに強すぎない渋味、心地良いタンニン、本当に複雑でリッチ、ビッグでフルボディ、すごい陶酔感。

・余韻:
煮込んだフルーツとハーブ、香木感、オールドピート、これらがオイリーで舌にまとわりつくような感覚と共に長く残る。

・加水:
崩れない、少しオールドピートが強まる。ストラスアイラのバイセンテナリーに近いニュアンスになる。

・総評:
この上なくリッチで複雑で重厚なハイランドパーク。
妖艶さと陶酔感も伴うのも素晴らしい。
50年代蒸留の長熟で昔のモルトウイスキーの魅力に溢れているが、劣化も過熟感もなくまだ活き活きしている。
圧倒的な存在感で、ひたすらにすごい。

【Excellent】


ハイランドパーク1958蒸留のオフィシャルボトル、40年熟成。
数年前に蒸留所が買い戻そうとして動いたという噂もあるボトルで、今の流通価格はすごいことになっています。

ほぼ発売当時の価格で購入したものとはいえ、自分のストックの中でも特に高額なボトルのひとつで、なかなか開けられないものでしたが、そういうボトルを持ち寄ってみんなで一晩かけてじっくり飲もうということになり、この機会に思い切って開けてみました。
開栓後もゆっくりじっくりとテイスティングを行い、ブログ開始1年の記念すべき本日に公開させていただくことにしました。

50年代以前の蒸留だとボトリングから時間が経っているものが多く、どうしても劣化や過剰なオールド感が出るものが多くなりますが、このボトルには昔の蒸留らしい魅力に溢れているのにそこまでボトリングから年数が経っていないためか劣化要素が全く感じられません。かといって長熟すぎる過熟感もないのが素晴らしく、こういうボトルにはめったに出会えません。度数もそこそこ下がっているのですが、ヘタレなかったのは厚い酒質と長熟の賜物でしょうか。

普段から、できるだけシンプルなテイスティングノートを心掛けているのですが、グラスから次々と湧き上がってくるアロマ&フレーバーはスルーするには惜しい成分ばかりで、シンプルに書くのは困難で、自分でも引くくらい長くなってしまいました。それでも十分に表現できている自信がないくらい複雑で深遠なボトルでした。そして昔からのハウススタイルであろうコクのある蜂蜜やピートなどハイランドパークらしさもしっかりと感じられます。

高額ボトルの中には、無駄に長い熟成期間や希少価値のみで価値が高くなっているものが結構あり、内容だけならそこまでの価値を見いだせないものも多い印象でしたが、このハイランドパークはそれにふさわしい魅力があります。

もう一生忘れることのできないボトルになりました。

 
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2013.08.05【日記】

ハイランドパーク1974 17年 インタートレード向け?

インタートレードのラベルのように思うのですが・・・

 

ハイランドパーク HIGHLAND PARK 1974-1991 17yo INTERTRADE? 54.4%


香りは爽やかな強い植物感と淡い蜂蜜、白い花、アルコールの刺激と強い麦、酪酸、チーズ、ダシ、奥からピート、飲むと口当たりは柔らかめだが徐々にヒリヒリと刺激的なスパイシー、濃いめのシロップの甘味と麦の濃い旨味、淡くピートを感じる長めの余韻。

【Good/Very Good】


ハイランドパーク1974、TURATELLO ITALIA向けとなっていますが、ラベルからはインタートレード向けではないかと言われていました。

わりと若い麦感や植物感が感じられ、香りも味わいも結構刺激的です。
熟成感や重厚感はあまりありませんでしたが、麦の旨みがあり、少しフローラルでスパイシーなハイランドパークでした。

 
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2013.07.14【日記】

自宅テイスティング:ハイランドパーク1991-2007 オフィシャル 日本向け #1554

一番人気の理由がわかります。

 

ハイランドパーク HIGHLAND PARK 1991-2007 OB for JAPAN #1554 57.1%
American oak cask refill ex Bourbon hogshead remade with American oak cask ends



・香り:
強い発香、華やか、非常に強い蜂蜜、バニラ、カスタード、オレンジ、リンゴ、少し桃や洋ナシ、心地良いオーク、やや草っぽさ、麦感は意外とこなれており心地良い、穏やかなピート。

・味わい:
コクのある蜂蜜の甘味がかなり強い、オレンジ、バニラ、杏仁豆腐、フルーツケーキ、良い麦感、草、ナッツ、後半少しオイル、タールを伴うピート、意外とトロリとしたテクスチャーでそこからじわじわとスパイシー、心地良いオークとそのタンニンが感じられ味が深まる、ボディも厚め。

・余韻:
蜂蜜の甘味とスパイシー、ナッツとオイルとピートも伴い長めに残る。

・加水:
崩れない、ピートと麦が強まる

・総評:
非常に良いアメリカンホワイトオーク樽のハイランドパーク。
とにかくコクのある蜂蜜の味わいが印象的で、これが魅力の中心だが、らしい植物感やピートもしっかり感じられる。

【Very Good】


2007年に詰められた、スコ文研の土屋さんが紆余曲折を経て選んだハイランドパークの日本向けオフィシャルボトル5種類(1973、1976、1991、1996、1998)。
これは1991蒸留で、リフィルバーボンカスクです。
発売当時、値段と内容を含めて考えると一番CPが高いといわれたボトルで、私も当時結構買って飲みました。
今もこのボトルだけ売り切れてしまったようです。

今回飲んだ印象は、当時と同じく素晴らしい蜂蜜感が魅力の中心だと思いましたが、リリース当時よりこなれて丸みがでた印象で、若い麦感も穏やかになっているようでした。ピートは変わらずほどよく主張します。
またトロリとしたテクスチャーを感じ、口当たりの刺々しさは穏やかになり、さらに魅力的になっているようでした。

強く感じる蜂蜜感は、最近のものだとアバフェルディのフェス向けのボトルを思い出させるようなコクのあるもので、飲んでいて明るい気分になります。

発売当時、90年代蒸留のものに未来を感じた1本ですが、最近はそういうボトルがさらに増えていて嬉しいですね。

 
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2013.07.13【日記】

ハイランドパーク18年 オフィシャル 90年代流通

こんなボトルを家にキープしたいです。

 

ハイランドパーク HIGHLANDPARK 18yo OB 43%
90年代流通



良いシェリー感、プラム、ダークオレンジ、強くピーナッツクリーム、蜂蜜、しっかりオーク、ミント、奥に麦とピート、かなり複雑でリッチ、飲むと滑らかで濃厚、シェリー感は香りより少し高貴な印象、コクのある蜂蜜と煮込んだフルーツの甘味、オイリーでリッチな余韻。

【Very Good】


ハイランドパーク18年、90年代に流通していたオフィシャルボトルです。

とても良いシェリー感があり、柑橘、蜂蜜、ナッツ、ピートなどハイランドパークらしいと思う成分が充実しています。
複雑でバランスも良好、なかなかの熟成感も感じられてまさにハイランドパークのオフィシャル中等度熟成クラスという感じです。
昔は安くたくさん流通しており、有楽町では気軽にどんどん開けていたボトルらしいのですが、こんなのを普段から飲めたら最高ですね。


 
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2013.07.04【日記】

50年代蒸留の長熟! ハイランドパーク1952-1996 GM

フィンガルさんの15周年、次は50年代のハイランドパークです。

 

ハイランドパーク HIGHLAND PARK 1952-1996 GM 40%


香りはくすんだ古いオーク、アプリコットジャム、濃く煮出した紅茶、蜂蜜、ナッツ、まさに焦がし麦がしっかり、オールドピート、飲むと蜂蜜の甘味、そして麦の甘味と旨味が非常に強い、はっきりとミント、結構オイリーでボディは厚め、麦とオイルとピートの長い余韻。余韻に色気のあるパフュームがうっすら。

【Very Good】


GMのハイランドパーク1952。1996ボトリングで約44年の長熟です。

これも先日のリベットと同様、かなり昔の蒸留の長熟で、ボトリング後の劣化が感じられない素晴らしいボトルでした。
オールドピートと古いオークのニュアンスがあり、飲んでからのミントのニュアンスが心に残りました。
そして何より、香りも味もうっとりするような麦の魅力に溢れていました。


このボトルは、神楽坂のフィンガルさんの15周年イベントでいただきました。

 
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2013.06.30【日記】

自宅テイスティング:ハイランドパーク1976-2007 オフィシャル 日本向け #6119

らしさもしっかり感じられる旨いハイランドパークです。

 

ハイランドパーク HIGHLAND PARK 1976-2007 OB for JAPAN #6119 50.4%
American oak cask - refill hogshead



・香り:
ピーナッツクリーム、熟したオレンジ、バニラ、蜂蜜、アプリコット、松ヤニっぽさを伴うオイル、草っぽさ、やや土っぽい素朴な麦感、干し草っぽさを伴う乾いたピート感。

・味わい:
オレンジなど柑橘、ピーナッツクリーム、植物感、若さを感じないが太い麦感と麦の旨みあり、ややスパイシー、蜂蜜の甘味がしっかり、少し酸味とチーズ、ほど良いタンニンの渋味、後半には麦とピートが強まる。リッチで旨い。

・余韻:
蜂蜜の甘味、太めの麦感とピートがオイリーさを伴って長く残る。

・加水:
少し植物感が強まるが崩れない。

・総評:
ヘザーハニーともいえそうな蜂蜜感も感じられ、草っぽいピート感も主張する。ナッティで濃いモルティもあり非常に旨味が濃く、ハイランドパークらしい魅力が十分に感じられるボトル。
それなりに熟成感もあるが、長熟のフルーティというよりは熟成で各成分がボディと迫力を残しつつ穏やかに融合したという感じ。

【Very Good】


2007年に詰められた、スコ文研の土屋さんが紆余曲折を経て選んだハイランドパークの日本向けオフィシャルボトル5種類(1973、1976、1991、1996、1998)。
これは1976蒸留で、アメリカンオークのシェリーホグスとのことです。
発売当時は1973と人気を二分していましたが、当時の自分はこのボトルが一番好きでした。

今回飲んでみて、このボトルに関しても概ね2007年当時に飲んだ印象のままでした。樽から強く抽出された成分は感じずわりとプレーンで、良い酒質が素直な熟成を経てそのまま楽しめるような印象です。

同シリーズの1973のような長熟のフルーティが出ているタイプではありませんが、ハイランドパークらしい特徴と旨み、厚みに秀でたボトルで、かなり満足感があります。レートもVG/Eと迷いました。
以前記事にしたフォレストさんの同ヴィンテージのハイランドパークとは同じ方向性で結構共通点を感じる、とても美味しいボトルでした。


 
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2013.06.26【日記】

自宅テイスティング:ハイランドパーク1973-2007 オフィシャル 日本向け #8354

結構軽やかで、らしからぬ方向の長熟フルーティが全開でした。

 

ハイランドパーク HIGHLAND PARK 1973-2007 OB for JAPAN #8354 44.5%
American oak cask - refill hogshead



・香り:
かなり華やか、エステリーな熟成香が前面にでており多彩なフルーツを感じる、洋ナシ、桃、熟したマスクメロン、マスカット、青リンゴ、オレンジ、紅茶、少し若葉、蜂蜜、バニラ、やわらかな麦感、少しメンソール。

・味わい:
やわらかでやや滑らかな口当たり、飲んでもフルーティは多彩、熟した青リンゴ、マスカット、メロン、洋ナシ、しっとりとした麦、少しオイル、薄い蜂蜜と熟したフルーツの甘味、やや酸味、後半に少しピートと優しい麦、ボディはやや弱く迫力はないが心地良い飲み心地。

・余韻:
それほど長くはないが、フルーティでやわらかな甘味が残る。

・加水:
ギリギリ保たれていたボディが決壊する感じで、水っぽさが顕著になる。

・総評:
ハイランドパークにしてはボディや迫力が感じられないが、非常にエステリーで長熟の熟成感が素晴らしい。特に香りにはなかなかの陶酔感がある。

【Very Good】


2007年に詰められた、スコ文研の土屋さんが紆余曲折を経て選んだハイランドパークの日本向けオフィシャルボトル5種類(1973、1976、1991、1996、1998)。
これは1973蒸留、アメリカンオークのシェリーホグスの熟成です。
発売当時、1976と人気を二分しており、ハイランドパークらしいボディを重視する人は1976、長熟感のあるフルーティを重視する人は1973という感じで分かれていた印象でした。

今回改めてじっくり飲みましたが、こちらのボトルに関してはボトリング当時の印象に近かったです。ボディと厚みが犠牲になっている感は否めませんが、素晴らしい熟成感があり、多彩なフルーツ感には陶酔感すらあります。

ハイランドパークだと思ってテイスティングすると、重厚さ、コクのある蜂蜜の甘味、草っぽいピートなどらしい成分が本当に薄いため一瞬肩透かしを食らった様な感じになりますが、らしさは別にしてとても美味な長熟モルトウイスキーです。
今まで飲んだ中だと、ダンカンテイラーのピアレスから出ていた60年代の低度数の長熟ボトルに近い印象を受けました。

 
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