ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

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モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2019.06.12【日記】

ニューリリース:タムデュー グランレゼルバ オフィシャル ファーストエディション 46%

たっぷりとシェリーが感じられました。

 

タムデュー TAMDHU GRAN RESERVA OB FIRST EDITION 46%


香りはしっかりとシェリー、カラメルソースと黒糖、ビターチョコレート、奥から焦がしたモルト。
飲むと滑らかな口当たり、ジャム系の甘味とコク、ビターチョコレートの渋み、じわじわともるとの旨味、シェリー感のある余韻。

【Good/Very Good】


タムデューが割と最近リリースしたNASのオフィシャルボトル、グランレゼルバです。
スモールバッチの限定品のようですがファーストエディションと記載されていますから、シリーズとして続いていくと思われます。

グランレゼルバの名前から連想していた通り、カラメルソースや黒糖、チョコレートといった甘やかで厚みのあるシェリーカスクらしいニュアンスが強く感じられる香味でした。

NASですが粗さは感じず、マリッジに時間を使ったのではないかと思えるような滑らかな口当たりで、甘味と渋味のバランスも良く、46%と高めの加水でボトリングされていることもあってかボディも感じる仕上がりでした。

近年の良いシェリー感を堪能できるグランレゼルバなタムデューでした。

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2018.09.23【日記】

タムデュー 1963-1989 26年 ダッシー クリストファーカナン向け 51.5%

熟成感とボディの同居した、比類なきタムデューでした。

 

タムデュー TAMDHU 1963-1989 26yo R.W.DUTHIE for CHRISTOPHER CANNAN 51.5%


香りは心地良いオールド感、萎びた洋ナシやオレンジ、白ワインで伸ばしたクリーム、こなれたモルティ、古いヒノキ風呂のような心地良いウッディネス、奥からじわりとピート。
飲むと力強さもあるがこなれて舌に染み込むようなテクスチャー、じわじわ強まるモルティな旨味、白ブドウ、洋ナシのクリーム、フルーティでコクのある甘味、香り同様の心地良いヒノキ風呂、長く心地良い余韻。

【Very Good/Excellent】


1989年にダッシーがフランスのクリストファーカナンに向けてボトリングした伝説的なシリーズの1本、タムデュー1963です。
私も今回初めて飲みましたが、同じくダッシーの樽を詰めたサマローリに代表されるような一度飲んだら忘れられない、熟成感とボディの同居した60年代蒸留80年代ボトリングの逸品でした。

行き過ぎない熟成感のある多彩なフルーツ感には若干枯れたようなニュアンスがありましたが、クリーミーさがあり、たまにモルトに感じるフルーツクリームというよりも白ワインで伸ばしたクリームのような品のあるニュアンスとして感じられました。

また、ヒノキっぽい心地良いウッディネスもあり、奥からは古いピート感が顔を出しました。

飲んでみると香り同様の多彩なフルーツとウッディネスがあり、何よりボディとこなれたテクスチャーが同居しており、太さを残したモルティな旨味もあったのが素晴らしかったです。

上記の通り、熟成感とボディの同居した、60年代蒸留80年代ボトリングの素晴らしいタムデューでした。


 
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2017.07.19【日記】

タムデュー 8年 オフィシャル 70年代流通

陶酔感も伴うシェリー感を帯びていました。

 

タムデュー TAMDHU 8yo OB 40%
70年代流通



香りは心地良いオールド感、古いカラメル、濃くいれた紅茶、陶酔感もあるオールドシェリー、ドライアプリコット、プラムジャム、クリーム。
飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる、舌に染み込むようなテクスチャー、香りより強いオールドシェリー、干し柿、きつくないカラメルソース、穏やかで心地良い甘味と染み渡る麦芽の旨味、陶酔感もある心地良い余韻。

【Very Good】


70年代流通と思われる、オフィシャルのタムデュー8年です。

60年代以前の蒸留と思われる高貴なニュアンスを帯びたオールドシェリーが効いた香味で、加水で長い時間を経ていると思えないヒネのなさも印象的でした。

加水とも思えない芳醇さもあり、劣化要素はほとんどないのに舌に染み込むようなテクスチャーは感じられ、陶酔感もあって、その日の序盤に飲んだのにそこでかなり満足してしまいました。

さすがの素晴らしいオールドスタンダードボトルで、この感じは現行の良いシェリーが経年変化を経ても出てこないのではないかと思います。


 
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2017.04.12【日記】

タムデュー 1962-2006 GM マクファイルズコレクション 43%

60年代長熟のこの味はますます貴重になっています。

 

タムデュー TAMDHU 1962-2006 GM The MACPHAIL'S COLLECTION 43%


香りはGMらしい高貴なシェリー感、スミレっぽいフローラル、レーズンを含むドライフルーツ、高級ビターチョコレート、ミント、果汁感のあるブドウ感、クローブなどのハーブ、淡い土っぽさ。
飲むと丸みのある口当たりから芳醇に広がる、香り同様に高貴なシェリー、皮ごと絞ったブドウ感、ジューシーな濃い甘味、心地良く引き締めるハーブとウッディネスのタンニン、長い余韻。

【Very Good】


GMが2006年にボトリングしたタムデュー1962、およそ44年の超長熟です。
43%に加水されてボトリングされています。

のっけからこれぞGM60年代というような高貴なシェリー感があり、スミレっぽい魅力的なフローラル感を伴っていました。
レーズンなどの濃縮果実に加えてブドウ果汁っぽさもあり、ビターチョコレートやハーブ、スパイス、それに土っぽさもあって複雑でした。
ジューシーな甘味と熟成年数の割には強くない渋みがあり、芳醇で心地良い余韻は長く続きました。

加水とはいえこれだけの熟成期間でシェリー感が強いのに渋みがこの程度ということは、アメリカンホワイトオークのシェリーカスクでしょうか?
GMは蒸留所に自分たちの用意したシェリー樽を持っていって原酒を詰めてもらっていたといいますし、どういうスペックの樽を持ちこんだのか興味がありますね。


 
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2014.11.13【日記】

タムデュー 15年 オフィシャル 80年代流通

高貴なオールドシェリーが素晴らしかったです。

 

タムデュー TANDHU 15yo OB 43%
80年代流通



香りは高貴なオールドシェリー、強くイチゴジャム、カラメルソース、ドライフルーツ、ナッツ、ミルクチョコレート、淡いハーブ、リッチ、飲むと滑らかな口当たり、香り同様のオールドシェリー、イチゴジャムの甘味、優しい渋味、リッチで芳醇、余韻は長め。

【Very Good】


80年代に流通していたと思われる,オフィシャルのタムデュー15年熟成です。

色も濃く期待が膨らむのですが,香りの最初から高貴なオールドシェリーが効いていました。
ベリージャムやカラメル,ドライフルーツ,ミルクチョコレート,ハーブなど多彩なアロマで,飲んでみても香り同様にオールドシェリーカスクの魅力がしっかりと感じられました。
ジャム感のある甘味と味を深める良い渋味のバランスも良く,リッチで芳醇な味わいで,余韻も長買ったです。

当時は惜しみなく使えたのであろうこの素晴らしいシェリーカスク,今となっては非常に貴重です。
この日の序盤でいただきましたが陶酔感と満足感がありました。
お寿司で言うと,以上に美味しい光り物を序盤に食べたような感じでしょうか。

 
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2014.08.28【日記】

タムデュー 1966 33年 キングスバリー ケルティック #5153

熟成感とボディがあり,素晴らしい完成度のタムデューでした。

 

タムデュー TAMDHU 1966 33yo KINGSBURY celtic #5153 52.7%
one of 132 bottles, hogshead



香りは強く広がる、熟したオレンジ、アプリコットジャム、ハーブ、バニラクリーム、良いオーク、キャラメルとナッツで固めた洋菓子、リッチで複雑、飲むと芳醇、重厚なジャム系の多彩なフルーツ、ナッツクランチ、濃い甘味と淡い酸味、濃い紅茶、リッチでクリーミー、ミント、ハーブ、裏打ちするようなピート、ボディもあり長く心地良い余韻。

【Very Good】


キングスバリーのケルティックシリーズからタムデュー1966,33年熟成,カスクナンバー5153。
有楽町キャンベルタウンロッホさんの15周年記念で開いたボトルです。

香りは最初から強く広がり,熟したオレンジやアプリコットジャムなどの濃厚なフルーツ感に加えて,ややクリームやキャラメル,ナッツといった要素も感じられ,非常にリッチで複雑です。
飲んでみても香りからの期待通りに芳醇で重厚,リッチな味わいで,ジャム系の濃い甘味や良い酸味,淡いピートも奥から感じられるようでした。
度数はそれほど感じませんがボディはそれなりに感じられて,引っかかるところもなく最後までリッチで美味しいタムデューでした。まさに飲み頃といった感じでしょうか。

ちょっとVG/Eにするか迷ったくらい完成度の高いボトルで,ここ数年で自分が飲んだタムデューの中では明らかに1番と言える素晴らしさでした。


 
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2014.07.29【日記】

タムデュー 1958 42年 ハートブラザーズ

50年代蒸留の超長熟タムデューです。

 

タムデュー TAMDHU 1958 42yo HART BROTHERS 40.8%


香りは華やかでエステリー、かなりの熟成感あり、洋ナシ、オレンジ、クリーム、バニラ、飲むと非常に柔らかな口当たり、香り同様の華やかで多彩なフルーツ、シロップの甘味、ボディは軽めでややへたれた感じもあるが、口の中に付くように残り長めの余韻がある。

【Good/Very Good】


ハートブラザーズからボトリングされたタムデュー1958,42年熟成。
50年代蒸留の貴重なモルトで,長い熟成で度数は自然に40%ギリギリまで落ちています。

香りには非常に強い熟成感があり,強いエステリーさと多彩なフルーツが主張します。麦感やピートなどの要素はもうほとんど感じません。
飲んでみると長熟の度数落ちらしい極めて柔らかい口当たりから,香りと同じようにエステリーで熟成感のあるフルーツが感じられました。上品な甘味です。
ボディは薄く,さすがにちょっと過熟でへたれている感も否めませんが,意外に余韻は長めに感じられました。

ダンカンテイラーあたりからしばしば出てくるようなタイプのモルトで,このボトルも樽の出所はそのあたりかもしれません。。

 
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2014.02.07【日記】

タムデュー1967 34年 ダグラスレイン オールドモルトカスク

素晴らしい熟成感のあるタムデューでした。

 

タムデュー TAMDHU 1967-2001 34yo DOUGLAS LAING Old Malt Cask 50%
one of 186 bottles



香りは心地良いオールド感、オレンジマーマレード、煮つめた紅茶、キャラメルマキアート、ミルクチョコレート、ヒノキもある強めのウッディネス、リッチ、飲むと芳醇に広がる、香りより陶酔感がある熟したフルーツ、オレンジやアプリコットの濃縮した果汁、フルーツとミルクキャラメルの強めの甘味、心地良い果汁の酸味、心地良いウッディネスも味わいを深める、複雑でリッチ、ややクリーミーな余韻も長い。

【Very Good】


ダグラスレインのOMCからタムデュー1967、34年熟成。

香りからは凝縮した柑橘のニュアンスに紅茶、そして奥からキャラメルマキアートやミルクチョコやキャラメルのようなちょっと独特のニュアンスが感じられ、長熟ゆえと思われる強めのウッディネスもあります。
飲むと香り以上に長い熟成を感じる陶酔感のあるフルーティがあり、私の好きな果汁っぽさも伴います。ミルクキャラメルのようなニュアンスは飲んでも感じられ、ウッディネスも香りより穏やかで心地良い程度でした。

香りでは熟成感がしっかりあるもののちょっとウッディネスが強めで過熟で渋めの味なのかなと思ったのですが、飲んでみるとそんなことはなく、甘味・酸味・渋味のバランスも良く、複雑でリッチでとても美味しいタムデューでした。

 
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2013.11.09【日記】

ニューリリース:タムデュー1988-2013 25年 ダグラスレイン オールドパティキュラー

クリーミーで素朴さのあるモルトでした。

 

タムデュー TAMDHU 1988-2013 25yo DOUGLAS LAING OLD PARTICULAR #DL9955 51.5%
one of 222 bottles, REFILL HOGSHEAD



クリーミー、オレンジ、しっとりと主張する麦、蜂蜜、クッキー、オーク、心地良い蜂蜜の甘味、ちょっと植物感、余韻もクリーミー。

【Good/Very Good】


新体制になったダグラスレインからの新シリーズ、オールドパティキュラーからタムデュー1988、25年熟成。
スペイサイドはラベルの色が赤のようです。改めてみると今回のリリースはハイランドばかりですね。

このタムデューは、熟成感が強く主張するタイプではありませんでしたが、25年の熟成と加水でさすがに落ち着いており、クリーミーさが特徴的で、クッキーのような良い麦感や蜂蜜のような甘味さも好印象でした。
素朴さを残した美味しいモルトでした。

 
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2013.09.10【日記】

ニューリリース:タムデュー1980 33年 ウイスキーエージェンシー プライベートストック

美味しい80年代タムデューでした。

 

タムデュー TAMDHU 1980-2013 33yo THE WHISKY AGENCY Private Stock 55.7%
one of 132 bottles, refill hogshead



華やかな香り立ち、オレンジマーマレード、アプリコットジャム、若干コニャックのようなブドウ感、クリーム、濃い蜂蜜の甘味、やや強めのオーク、べっこうあめと濃いマーマレードの甘味、リッチで深みあり、長い余韻。

【Good/Very Good】


ウイスキーエージェンシーのプライベートストックからタムデュー1980、33年熟成。
132本は、プライベートストックとしては多めのリリースな気がします。

エージェンシーらしい華やかなフルーティがあり、コニャック系のブドウ感があったのも印象的でした。
最近よくリリースされる1977のタムデューに感じることの多いクリーミーさもあり、このあたりのヴィンテージの個性なのかもしれません。
総合的にも良くできており、リッチで美味しいボトルでした。

 
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2013.06.29【日記】

古いタムデュー オフィシャル 8年 70年代流通?

初めて見るオフィシャルボトルでした。

 

タムデュー TAMDHU 8yo OB 43%
70年代流通?



強めだが良いオールド感、高貴なオールドシェリー、カラメル、ベリーやプラムのジャム、少し焦がし麦、飲んでもさらに素晴らしい高貴なシェリー、濃いが上品さを保った甘味、良い酸味、うっすらと引き締める渋味。なかなかの陶酔感。

【Very Good】


タムデューの、ヴィンテージ表記の無いオフィシャルボトル。正確な有楽町でも初めて開くボトルのようで、正確な流通期間はわかりませんが70年代の流通ではないかとのことでした。

オールド感はしっかりありますが、これは私は結構好きなニュアンスでもありました。高貴な印象を伴うオールドシェリーがありましたが、香り以上に飲んで強く感じられました。シェリー強めの加水のオールドらしく、強すぎず上品さを保った濃いめの甘味があり、ほど良く味を引き締める渋味もあり、完成度の高いオフィシャルボトルでした。
明らかに60年代以前のシェリーカスクが入っているように思いましたが、いつごろのものなのか、そしてリリース当初はどんな味だったのか、非常に気になりますね。

 
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2013.04.12【日記】

これぞピアレス味 タムデュー1968 ダンカンテイラーピアレスコレクション

ピアレス粉が入っているという噂もありました。(笑)

 

タムデュー TAMDHU 1968-2002 34yo DUNCAN TAYLOR PEERLESS COLLECTION #4104 40.1%
one of 188 bottles



桃と洋梨、トロピカル感、ピアレスらしいフルーティ、少しオイル、口当たりはかなりやわらかいがフルーティでコクのある濃い甘味、まさにピアレス味。

【Good/Very Good】


ダンカンテイラーのピアレスコレクションのタムデュー1968。
2002年ボトリングで、ちゃんとピアレス表記のある頃のボトルです。

トロピカル感も伴うフルーツ感がかなりしっかりと感じられ、長熟で度数が低いこともあり飲むと非常に柔らかいです。ボディは弱いですが味は濃いめで、度数が自然に下がったことを実感させられます。あまり蒸留所の個性は感じられません。
いろんな意味でピアレスらしいボトルでした。

こういう典型的なピアレスはちょっとひさしぶりに飲みましたが、一時期こういうものにハマっていた時期があったこともあり、懐かしい感じがしました。

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T.Matsuki

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