ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2019.07.19【日記】

グレンモーレンジ オフィシャル ポートウッドフィニッシュ 90年代流通 43%

甘露と言えるような心地よい味わいでした。

 

グレンモーレンジ GLENMORANGIE OB PORT WOOD FINISH 43%
90年代流通



優しく甘い香り。アプリコットジャムとポートワインそのもののニュアンス、リッチなオーク。
飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる。コクのある深い甘味とこなれた旨味、心地良いウッディネスを伴う長い余韻は非常に心地良い。

【Very Good】


グレンモーレンジの初期のウッドフィニッシュもの、続いてはポートウドフィニッシュです。
フィニッシュ前にはやはりアメリカンオークの樽で12年以上熟成されています。

香りも味わいも、優しく穏やかな甘さが印象的なモルトで、香りからはポートワインそのもののニュアンスも感じられます。

滑らかな口当たりですが芳醇な味わいの広がりがあり、甘味一辺倒ではなく心地良いウッディネスがあって深みも十分です。

原酒の味だけでなく樽の味も樽の味として楽しめるモルトですが、それでいてちぐはぐな感じは無く一体感があるのは、やはり経年変化に起因する部分が大きいのではないかと思います。

全体としては甘露というようなイメージの心地良い甘味のモルトで、お代わりしたくなる美味しさでした。


※次はマディラ、、、の予定でしたが、写真を撮り忘れたようで掲載できず。

マディラウッドフィニッシュも先の2本と同様に、現行よりも樽と先に入っていた酒の味がしっかりついており、それでいて一体感もある仕上がりでした。

この飲み比べはかなり楽しかったです。

COMMENT(0)
この記事を評価するGood6

2019.07.17【日記】

グレンモーレンジ オフィシャル シェリーウッドフィニッシュ 90年代流通 43%

トロリとした甘やかさで一体感もありました。

 

グレンモーレンジ GLENMORANGIE OB SHERRY WOOD FINISH 43%
90年代流通



香りは甘やかで芳醇、重さのある濃いシェリー、レーズンとビターチョコレート、ハーブリキュール。
飲むと滑らか。コクのあるレーズンなどドライフルーツと黒糖の甘味、コーヒー、余韻はまったり甘いシェリー感が長めに残る。

【Good/Very Good】


今では定番にもなっている、グレンモーレンジのウッドフィニッシュもので、90年代半ば~後半くらいに流通し始めたように記憶しています。
これはその初期のもので、フィニッシュ前の熟成も今より長く、アメリカンオークの樽で最低12年と記載されています。
シェリー、ポート、マディラと3種類を飲み比べる機会があり、まずはシェリーウッドフィニッシュです。


原稿のものに比べると、明らかにまったりと重さとコクのある甘やかなモルトで、シェリー感そのものも強いように思います。

ドライフルーツに加えて、黒糖を感じるようなコクのある甘さだったのが特に印象的で、それをほどよく引き締めて深みを演出するタンニンも素敵でした。

もしかしたらボトリング当初はもう少し露骨な味付け感があったのかもしれませんが、今は一体感があってトロミもあり、非常に美味しかったです。

このシリーズのシェリーフィニッシュが強烈にサルファリーだった記憶はありませんが、このあたりもシーズニングシェリーでしょうし、現行品の良いシェリーカスクのものがこういう変化を遂げてくれるのには期待できると思います。

COMMENT(0)
この記事を評価するGood7

2019.05.17【日記】

グレンモーレンジ 1994-2005 11年 オフィシャル シングルカスク #1385

シェリー感とも違和感なく融合していました。

 

グレンモーレンジ GLENMORANGIE 1994-2005 11yo OB SINGLE CASK #1385 56.1%
one of 631 bottles, SHERRY CASK



香りはプラムジャムやマーマレードのパイ、セロリの入ったポトフ、バニラ、淡くチョコレート、淡くクローブ、心地良いオーク。
飲むとパワフルでヒリヒリするスパイシー、オレンジと甘やかなプラムジャム、コクあり、しっかりとオーキーで深みもあるがエグ味はない、メリハリのある味わいで余韻も長い。

【Good/Very Good】


グレンモーレンジが2005年にボトリングした、レアリミテッドエディションと銘打たれたシングルカスクで、ヴィンテージは1994の11年熟成です。
樽はシェリーカスクです。

バーボンカスクの印象の強い蒸留所で、ウッドフィニッシュでないシェリーカスクはわりと珍しいと思います。
しかしシェリーの樽感ともしっかりマッチする原酒だなと改めて感じました。

樽由来だと思いますが、わりとセロリ系のハーバルな個性が特徴的で、香りにおいても味わいにおいても良いオークのニュアンスが効いています。

11年熟成と決して長期熟成ではありませんが、甘味と深みがあり未熟感は無く、強い味ですがメリハリがありました。

恐らくは発売時よりもこなれて仕上がった味なのではないでしょうか。

近年のシーズニングシェリーカスクの中でも、他と違う個性なのはモーレンジ固有のカスクマネジメントによるものなのかもしれませんね。

楽しませていただきました。

COMMENT(0)
この記事を評価するGood3

2019.05.01【日記】

ニューリリース:グレンモーレンジ オフィシャル アルタ 51.2%

このシリーズのこれまでのものとは異質な印象でした。

 

グレンモーレンジ GLENMORANGIE OB ALLTA 46%


香りは若々しい。フレッシュでハスクっぽい麦芽が前面、蜂蜜とオレンジ、加熱したリンゴ、オークとナッツ。
飲むと若々しいが刺激は強くなく、旨味の濃い麦芽、噛み応えあり、オレンジ、コクのある蜂蜜の甘味、オークの主張はあるが若々しい余韻。

【Good, Interesting】


モーレンジのプライベートエディションの10番目、アルタです。

グレンモーレンジの大麦畑から発見された新種の野生酵母「サッカロマイシス・ダイアマス」を使って仕込んだ原酒とのことです。
かの有名な、サッカロミセス・セレビシエ以外のものがこんな身近にあったことも非常に興味深いですが、それを見つけたのがそもそもすごいことです。

通常と違う酵母を使った以外にどういう過程を経てできたものなのかは知らずに飲みましたが、わりと若さが、特にフレッシュな麦芽感が強く主張してきました。
飲んでみると意外と未熟感は強くなく樽由来のオークのニュアンスも感じられますが、やはり若いウイスキーに感じるようなモルティさがしっかり感じられました。
そのぶん旨味もしっかり残っており、厚みもあって濃い味わいでしたね。

そのように熟成感において少しちぐはぐな印象を持ちましたが、この酵母の原酒は熟成感が出づらいのか、それとも実際にそれほど熟成させていないのか、はたまた原酒の味を生かすためにそこまで味の出る樽を使わなかったのか、この味の理由をいろいろ考えながら楽しくいただきました。

ラムズデン博士が自由にいろいろやらせてもらえるのか、モーレンジは本当に次々と面白いことを考えますね。

理系の感覚だと、熟成だったり樽使いだったりの影響を大きく受けている今回のアルタが本当に酵母の違いで従来と違う味になっているのか疑問な部分はありますが、恐らくは酵母で味がかなり変わるんだろうなと思わせてくれる興味深い1本でした。

従来の酵母で仕込んだものと全く同じ条件で熟成させたものをぜひ比べて飲んでみたいものです。

COMMENT(0)
この記事を評価するGood6

2018.10.16【日記】

グレンモーレンジ 10年 オフィシャル 43% オールドコルク 1970年前後流通

まだ生き生きしていました。

 

グレンモーレンジ GLENMORANGIE 10yo OB 43% Old cork
1970年前後流通



香りは心地良いオールド感、加熱したオレンジと煮詰まったアプリコットティー、深く滋味深いモルティ、少し土っぽさ。
飲むと意外なほどアタックがあり生き生きしている。少し噛み応えもある旨味の濃いモルティ、蜂蜜やマーマレードのようなコクがある甘味と心地良いウッディネス、奥からアーシーさやオールドピート、度数以上のボディがあり余韻は長め。

【Very Good】


1970年前後に流通していたらしい、当時のスタンダードであるグレンモーレンジ10年。
70年代というとスクリューキャップ(ショートスクリューから通常のスクリュー)、80年代は主にコルクというイメージでしたが、その前にこのオールドコルクの時代があったようです。

ボトリングから50年近く経過したということになり、加水ボトルとしては寿命が尽きているような懸念もありましたが、テイスティングしてみると全く問題ありませんでした。

状態が非常に良くオールド感は心地良い程度に留まっていました。
濃縮感ののあるこなれたフルーツ感と、何より滋味深い旨味のあるモルティさと土っぽさや古いピートのニュアンスが感じられたのが感動的で、昔のモルトの良さが凝縮していてとても美味しかったです。

このスペックだとさすがに状態のギャンブル性が高く思えて、なかなか自分でいま買おうとは思いませんが、この味だとわかっていれば高額でも欲しいと思える素晴らしいモルトでした。

この状態で飲ませていただけたことに感謝です。



スクリューキャップ後の80年代コルク

 
スクリューキャップ


ショートスクリューキャップ
 
COMMENT(0)
この記事を評価するGood8

2018.06.20【日記】

グレンモーレンジ オフィシャル ポートウッドフィニッシュ 90年代後半流通 46.5%

以前飲んだ時より明らかにオールド感を帯びており、いろいろ考えさせられました。

 

グレンモーレンジ GLENMORANGIE OB PORT WOOD FINISH 46.5%
90年代後半流通



香りには丸みがあり芳醇で強い。プルーン、ブドウの皮、黒糖、ビターチョコレート、奥にこなれたモルティ、淡くレザーや妖艶なニュアンスがある。
飲んでも芳醇で意外に飲みごたえあり。やや粘性のあるテクスチャー、ジャム系のコク深い甘味、淡いが古い家具のようなウッディネス、チョコレートやタンニンの心地良い渋味、少しレザーや腐葉土、妖艶さや陶酔感もある余韻。

【Very Good, Interesting】


90年代後半流通と思われるグレンモーレンジ,オフィシャルのポートウッドフィニッシュです。
ウッドフィニッシュのはしりともいうべきモーレンジですが、最初の頃のボトリングで、46.5%という特殊な度数です。

ボトリングからそれなりに時間が経っていることもあってか、香味は強いのですがこなれており、味付け感も気にならず自然な濃厚さです。
多彩な香味が経年変化とも合わさってハイレベルで一体感を帯びているという印象で、深い甘味と渋味のバランスも良く、淡いですがレザーや土っぽさまであって妖艶さと陶酔感がありました。


今回のモーレンジは恐らく80年代蒸留の原酒で、90年代後半のボトリングから20年程度が経過している加水のモルトですが、明らかに経年変化でこなれた感じがありました。そして、それだけでなく古い腐葉土やレザーなどによって深く複雑になっているような感じや、少し妖艶さを伴うような雰囲気など、以前なら80年代蒸留のボトルに感じるとは思えなかった良いオールドボトルのようなニュアンスが感じられたのが特に印象的で、これは10年くらい前に同ボトルを飲んだ時には全く感じなかったものでした。カスクフィニッシュ感もだんだん多種樽のヴァッティングに近づいているようでもあり、うっすらと、ボトリング後にモルトがオールドのような方向に変化していく過程をみているような感覚を味わうことができたのでした。

変化が進んでも、最終的に60年代以前の蒸留で伝説的に美味しいと感じるボトルと同様になるかどうかはわかりません。近年のものには全体としては加水と思えないような極端な濃厚さや良い意味での雑味、そして麦芽に由来しそうな芯の太さを感じにくいので、悪く考えると昔のボトルと比べたら香味の変化も少なく経年変化にボディがついてこれないようにも思えます。
とはいえ、今回のボトルをじっくり飲んで、少なくとも近い方向性の変化はしていくのだと実感できたのでした。

近年のものにも驚くほど美味しいものや太さを感じるものは存在しますし、蒸留所によっては良い雑味を残しているところもあります。経年変化後に往年の名ボトルに迫るような素晴らしいものが現れることにもまだまだ期待しながら、そして変化した後の各ボトルの姿を想像しながら、これからも飲み進めていきたいと思っています。
そのほうが楽しいですしね。

 
この記事を評価するGood13

2017.10.08【日記】

ニューリリース:グレンモーレンジ オフィシャル "アスター" 2017リリース 52.5%

初めてアスターを飲んだ時の感激が蘇りました。

 

グレンモーレンジ GLENMORANGIE OB "ASTAR" 2017 RELEASE 52.5%


香りは強く華やか、オレンジオイル、バニラ、カスタードクリーム、ナッツ、心地良いオーク。
飲むと心地良いスパイシー、メリハリのある強い味わい、熟したオレンジ、バニラ、蜂蜜のコクのある甘味と淡く引き締めるオーク、余韻も心地良い。

【Very Good】


グレンモーレンジのオフィシャル、アスター。
お家芸とも言えそうなモーレンジのデザイナーズカスクにこだわって作られたリリースで、
「ミズーリ州オザークマウンテン北斜面のホワイトオーク、1インチに8~12の年輪が入っているものを厳選。それを18か月(2002年以降は24ヵ月)天日乾燥させてからブルーグラスクーパレッジにてヘビリートースト。さらに20~30秒ライトチャーし、ジャックダニエルを4年間詰め、払い出した後の樽を100%使用。」
というのが発売初期の説明でした。
とにかく、最高のバーボンカスクを手間隙惜しまず独自に作ったということです。
実際、現行品のバーボンカスクのウイスキーといえばこれと皆が認めるボトルでした。

終売になりしばらく作られていなかったようですが、2017年リリースとして久しぶりにボトリングされ、今回テイスティングすることができました。

上記の如く非常に華やかでメリハリのある主張の強い味で、天日乾燥をしっかり行っているためか生木臭さがなくバーボンカスクの良いところだけを抽出したような香味です。

初めてアスターがボトリングされたときの印象そのままで、モーレンジのこだわりの素晴らしさを改めて実感しました。


そういえば、ずいぶん前から公式にはグレンモーレンジィといわれている、というか自ら名乗っていますよね。
私はこのネーミングがどうも好きになれず使っていないのですが、オシャレ全開な企業が付けたにしては、・・・ダサくないですか?
スコッチとしてもそうですが、特にハイランドモルトにしてはずいぶんチャラい感じがしますし、「ィ」が入ることで「ー」部分が間抜けな感じがします。
そしてカタカナ表記の問題だけで、発音は結局グレンモーレンジとほぼ一緒です。
どうしても小さい「ィ」を使いたいならグレンモレンジィなら字面も発音も間延びした感じが無く締まっていて良いような気がしますが。。。
まぁ私個人の感覚ですし、モーレンジィにとっては余計なお世話ですね。(笑)


COMMENT(2)
この記事を評価するGood13

2017.03.23【日記】

現行品:グレンモーレンジ オフィシャル 18年 43%

洗練されたラグジュアリーなモルトでした。

 

グレンモーレンジ GLENMORANGIE 18yo OB 43%


香りは華やかで洗練されている、バニラ、柑橘の乗ったクレームブリュレ、フローラル、うっすらと熟したプラム。
飲むと柔らかな口当たりから心地良く広がる、少し凝縮したオレンジ果汁、じわじわとパイナップル、優しいコクのある甘味、高級なオーク、少しクリーミー、洗練された心地よい余韻。

【Very Good】


グレンモーレンジの現行18年です。
久しぶりに飲みましたが、なかなか驚きの美味しさでした。

スタンダードのオリジナルなどと同様に華やかなバーボンの樽感がメインにはあるのですが、より洗練されていて、複雑さや厚みも帯びています。
シェリーカスクもある程度入っているのでしょうか、熟した赤いフルーツのようなニュアンスもあり深みがあったのが印象的でした。

飲み心地も非常によく、香り同様に洗練されていました。
濃縮感のある柑橘系のフルーツに加え、パイナップルのようなニュアンスも感じられました。
また、オークのニュアンスにも高級感があり、優しいコクのある甘味を心地良く引き締めていました。

ボトルだけでなく中身もラグジュアリーで飲み心地の良いモルトで、強烈な個性こそありませんが深みもあって、ノンストレスでいくらでも飲めそうです。

現行のオフィシャル18年のモルトの中でも特に良いものだと思いました。

今流通しているロットだと思うので、何本か買っておこうと思います。


 
COMMENT(0)
この記事を評価するGood11

2017.03.01【日記】

ニューリリース:グレンモーレンジ オフィシャル バカルタ 46%

陽気で暖かいモーレンジでした。

 

グレンモーレンジ GLENMORANGIE OB BACALTA 46%


香りは陽気でまったり甘やか、熟したアプリコットやマンダリンオレンジ、アップルタルトと紅茶、クリーミー、奥から野暮ったさもあるが旨そうな麦感。
飲むとやや粘性を感じる口当たり、オレンジマーマレードやアプリコットジャム、まったりとした甘味、素朴な麦感、少しキャラメルやシナモン、暖かい余韻。

【Good/Very Good】


グレンモーレンジのオフィシャル、プライベートエディションシリーズからのニューリリース、第8弾の「バカルタ」です。
通常のバーボンカスク熟成のあと、2年間マディラカスクで追加熟成をしています。
どうやら、以前まであったマディラウッドフィニッシュとは異なり、自社で作ったマディラの空き樽を使っているようで、シェリーでいうシーズニング樽みたいなものを作ったということでしょう。シーズニング用に使ったオロロソシェリーはそのままでは飲めないようですが、今回の樽に使ったマディラはどうなんでしょうか。

肝心の中身ですが、ラベルの影響もあるのか、陽気で暖かいニュアンスが強く感じられるモーレンジでした。

華やかなバーボンカスクのニュアンスは2年間の後熟のためか前面には出ておらず、加熱濃縮したようなフルーツ感や、そのフルーツを使った洋菓子のような甘やかでクリーミーなニュアンスが感じられました。

飲んでも香りから連想したようなまったりと甘やかな濃縮フルーツ感を楽しめました。

全体的にはやはり陽性で温かみを感じる香味で、作り手の意図したとおりの感想になったような気がします。

この辺はさすが研究熱心なモーレンジといったところでしょう。

このシリーズは必ずしも毎回好きな味というわけではないのですが、スタンダードに自他ともに認められたスタイルがあって売れているにもかかわらず、それでも挑戦し続ける姿勢は素晴らしいと思います。


 
COMMENT(0)
この記事を評価するGood6

2017.02.24【日記】

グレンモーレンジ 1993-2003 10年 オフィシャル 100 BEST U.K. COMPANIES TO WORK FOR 56.9%

さすが優良企業!素晴らしい樽を選びました。

 

グレンモーレンジ GLENMORANGIE 1993-2003 10yo OB for 100 BEST U.K. COMPANIES TO WORK FOR 56.9%
one of 350 bottles



香りは少しこなれたオレンジやバニラ、素朴だが旨そうで強い麦感、淡い蜂蜜、少し生姜やココナッツ、心地良いオーク。
飲むと滑らかな口当たりからピリリとスパイシーに広がる、オレンジオイル、心地良い蜂蜜系のコクのある甘味、強い麦感があり素朴で濃い旨味、良いオークがあるが樽感はキツくない、余韻はクセがなく麦の旨味が残る。

【Very Good】


私の英訳が正しければ、2003年にグレンモーレンジ社が英国のベスト100企業に選ばれた記念にボトリングされたグレンモーレンジ1993、10年熟成です。
モーレンジこだわりのバーボンバレル、いわゆるデザイナーカスクの走りのころに作られたヴァッティングのようです。

優良企業に選ばれて気を良くしただけではないと思いますが、嫌味がなく良い成分ばかりがどんどん湧いてくるバーボンカスクです。

柑橘、オレンジ、バニラ、香油、ココナッツにコク深い蜂蜜といったポジティブな要素がしっかり出ている一方で、これだけ良い樽感があるのに生木っぽさやエグい感じは全くと言っていいほど感じません。

洗練された樽感なのに素朴な麦感もあり、そういう点では樽感にマスクされてモーレンジに感じにくいハイランドモルトっぽいニュアンスも感じられるように思います。

素晴らしいバーボンカスクのハイランドモルトです。



 
COMMENT(0)
この記事を評価するGood7

2017.02.01【日記】

グレンモーレンジ 1983-2000 16年 オフィシャル マネージャーズチョイス 53.2%

さすがマネチョ。素晴らしい樽です。

 

グレンモーレンジ GLENMORANGIE 1983-2000 16yo OB MANAGER'S CHOICE 53.2%
FIRST FILL EX-BOURBON CASK



香りは華やかで強い、複雑、ドライオレンジ、アプリコットジャム、バニラ、ナッツ、リッチなオーク、充実した麦感もありフルーツケーキのようでもある、オイリー、少しクローブなどのスパイス、樹液っぽさもあり非常にリッチ。
飲むと滑らかでトロリとした口当たりから少しスパイシーかつ芳醇に広がる、アプリコットジャム、オレンジオイル、フルーツケーキ、奥からしっかりと良い麦感、コクのある濃縮フルーツの甘味、リッチなオークが味を引き締める、余韻は長い。

【Very Good】


2000年にボトリングされた、グレンモーレンジ1983、16年熟成のオフィシャルシングルカスクで、マネージャーズチョイスとして選ばれています。

厳選されたバーボンカスクだけあって、非常に華やかで強い香り立ちです。オーク感も非常にリッチで樹液っぽさやスパイス要素もあって多彩でした。
オレンジやアプリコットなどのフルーツには濃縮感があり、荒さがないのに充実感はしっかりある麦感もしっかり残っていました。

飲むと瓶内変化もあるのか想像以上に滑らかで粘性を感じる口当たりで、想像していたスパイシーさはそこからじわじわとやってきました。
ジャム系のコクのある甘味と引き締めるオークのニュアンスのバランスも良く、香り同様に非常に多彩で深みのある味わいでした。

単に華やかなだけではなく複雑で厚みがあって、それでいて嫌味はない素晴らしいボトルで、恐らく飲み頃になっているのだと思いました。

マネチョの名に恥じない、素晴らしいボトルでした。


 
COMMENT(0)
この記事を評価するGood7

2016.10.24【日記】

グレンモーレンジ 10年 オフィシャル 43% 70年代流通

たまに出会えるトロピカル感満載のモーレンジです。

 

グレンモーレンジ GLENMORANGIE 10yo OB 43%
70年代流通



香りは穏やかなオールド感と強烈に熟したフルーティ、妖艶で陶酔感あり、パイナップルと淡くグァバのようなトロピカル感、セクシーなワキガ、麦感は奥にうっすら。
飲むと滑らかな口当たり、香り同様のトロピカル感が陶酔感を伴って強く主張、フルーティな甘味、穏やかなコクあり、陶酔感もありフルーティな長い余韻。

【Very Good】


70年代に流通していたグレンモーレンジ10年のスタンダードボトルです。

上記の如く、香りにも味わいにも強烈なトロピカルフルーツのニュアンスがあり、ボウモアに感じるようなグァバのようなトロピカル感やわきがのようなセクシーなニュアンスがありました。

瓶内変化で出てきたニュアンスと思われますが、ヘタレ感はほとんどなく陶酔感もありました。

飲みごたえを楽しむ酒ではないと思いますが、突き抜けたフルーティさを存分に楽しめました。

以前にも同様のボトルと出会ったことがあり記事にしましたが、こういう変化をする時期があったようですね。

今回のものはオールド感が前のものよりも無いように思いました。


 
COMMENT(0)
この記事を評価するGood8

2016.07.27【日記】

ニューリリース:ウェストポート(グレンモーレンジ) 1996 18年 キンコー "Heart of Tain" 56.7%

ウェストポートとしては意外な香味でした。

 

ウェストポート WEST PORT (GLENMORANGIE) 1996 18yo KINKO "Heart of Tain" 56.7%
one of 198 bottles, Hogshead



香りは若々しいオレンジとレモン、やや青リンゴ、まだ若い桃、バニラ、樽は強くなく素朴で強い麦感。
飲むとヒリヒリとスパイシー、オレンジ、バニラ、少しクリーム、シロップの甘味、酸味あり、素朴で強い麦の旨味、オーク感と少しナッツ、プレーンな余韻。

【Good/Very Good】


キンコーさんがわりと最近ボトリングしたウェストポートの1996、いわゆるティースプーンモルトでブレンデッドモルト表記ですが中身はほぼ100%グレンモーレンジのはずです。
アイキャッチの良いラベルで、キンコーさんらしくボトリングから少し置いてからのリリースのようですね。
良い樽を値上がり前に購入しておいて適切なタイミングでリリースするというのは、体力のある酒屋さんならではの技ですが、価格的にもウイスキーの中身的にも個人的にはとても良いことだと思います。

さて、ウェストポートとしてボトリングされるモーレンジは、ここ数年いろんなボトラーからたくさん出ていますが、バーボン感も効いていて華やかでモーレンジらしいなと思えるものが多い印象でした。
ただし今回のキンコーさんのものはちょっと印象が異なり、モーレンジらしい強く華やかな樽香はあまり感じられませんでした。
もちろんバーボンカスクっぽさはあるのですが比較的プレーンな樽感で、フルーツよりも素朴な麦感がメインの香味だと感じました。

素朴で美味しいモルトという印象で、モーレンジのオフィシャルボトルにはめったに感じられない北ハイランドっぽいニュアンスがしっかりと感じられるリリースでした。
熟成感が前面にでていないタイプなので賛否分かれるかもしれませんが、個人的には結構好きなタイプです。

私は開栓後しばらくたってから飲みましたが、もっと時間が経ってからのほうが美味しいタイプだと思います。
未開栓で長期保存するとクリーミーさが強くなり口当たりもこなれてくると思われ、さらに舌に染み込むような麦の旨味を感じるようになるとさらに自分好みになると思われます。




 
COMMENT(0)
この記事を評価するGood9

2016.05.01【日記】

自宅テイスティング:グレンモーレンジ 1992 オフィシャル レアエディション ポートウッドフィニッシュ #83

近年ボトルでは特別に突き抜けたものだと思います。

 

グレンモーレンジ GLENMORANGIE 1992 OB "Rare Edition" PORT WOOD FINISH 59.7%
one of 1757 bottles, 加水ポートウッドフィニッシュとのハーフボトルセット 2000年代半ば頃流通



・香り:
パワフルで華やか、非常に強く広がる、多彩なフルーツ感、熟し切ったプラムやオレンジ、リンゴやアプリコットのジャム、瑞々しい果汁感もある、少しバナナとワックス、アマレットのようなナッツ感、煮詰まったアップルティーやシナモンの効いたアップルパイ、チョコレート、樹液とオーク、淡い焦げ感のある麦やハーブ、驚くほど複雑でリッチ。

・味わい:
滑らかな口当たりから非常に芳醇に力強く広がる、粘性があるがじわじわとスパイシーさも出てくる、香り同様に華やかで派手な多彩なフルーツ感、ジューシーで噛み応えあり、アプリコットのタルトやアップルパイ、アマレット、濃厚だがベタつかないコクのある甘味、フルーツの甘酸っぱさ、味を引き締めるオークのタンニン、非常に複雑でリッチ、少しオイリーで厚みがある、フルーティな長く心地よい余韻。

・加水:
崩れない。フルーティさは保ったまま、よりスムーズでになる。

・総評:
極めて華やかで瑞々しく、ジューシーかつ多彩なフルーティがあり、上記のとおりフルーツ以外にも非常に多彩な香味のあるモーレンジ。
カスクフィニッシュを感じない平坦さのなさで、キレとしっかりコクを伴う甘酸っぱさがとても魅力的。
2000年以降リリースのモルトとしては特別に突き抜けて素晴らしいモルトだと思う。
陶酔感すらあり大満足。

【Very Good/Excellent】


グレンモーレンジ,オフィシャルのポートウッドフィニッシュ,これはレアエディションと銘打たれたシングルカスク・カスクストレングスのボトルです。1992年蒸留で2003年にバーボンバレルからポートパイプに移されて後熟されています。ポートウッドフィニッシュの原酒ということだと思いますが、恐らく特別に良い樽を選んでいると思います。
以前にもBAR飲みで記事を書いてますが、2000年代半ば頃の流通で、前回ご紹介した加水タイプと一緒にハーフボトルのセット販売で流通していたものです。

テイスティングコメントと総評に書いた通りの素晴らしいモルトで、特別に選んだ樽らしい華やかで多彩な香味があり、かつカスクストレングスらしいボディや厚みがあり、ほぼ文句のつけようのないリリースです。

1757本のハーフボトルすべてにマスターディスティラーであるラムズデン博士の直筆サインがあるだけのことはある、突き抜けたボトルです。

わがままを言うなら、フルボトルで飲みたいです。


 
COMMENT(0)
この記事を評価するGood7

2016.04.24【日記】

自宅テイスティング:グレンモーレンジ オフィシャル ポートウッドフィニッシュ 2000年代半ば流通

噛ませ犬どころか、こなれてちゃんと美味しいです。

 

グレンモーレンジ GLENMORANGIE OB PORT WOOD FINISH 43%
カスクストレングスとのハーフボトルセット 2000年代半ば流通



・香り:
穏やかなオールド感あり、甘やかでまったりしているが華やかさもある、熟したオレンジやプラム、アプリコットジャム、バニラ、奥からこなれた麦感、淡く乾燥ハーブ、洋菓子のようなクリーム。

・味わい:
飲むと穏やかで非常に滑らか、とろみがある、じわじわと広がって舌に染み込むような心地良いテクスチャー、オレンジピール、プラム、白ワイン、バニラ、クリーム、少し平坦さもあるがまったりとしたコクのある甘味、柔らかな麦感、引き締めるオークの優しいタンニン、複雑さはないがスムーズで飲み心地が良い、少しブリニー、非常に飲み心地が良い。まったりとしたコクのある甘味が長く残る。

・加水:
さらに飲みやすくなるが甘味やコクは意外に保たれる。ただし加水は少量のほうが良い。

・総評:
心地良くこなれたオールド感と、カスクフィニッシュ後時間がたったためかとろみと一体感のある甘やかな仕上がりが非常に好印象。
クリーンな上品さもありながらコクもあり、非常に飲み心地の良いモーレンジ。

【Very Good】


グレンモーレンジ,オフィシャルのポートウッドフィニッシュ、通常の加水バージョンです。
後でご紹介するカスクストレングスのものと一緒にハーフボトルのセット販売で,2000年代半ばに流通していたもののようです。

前回飲んだ時にはもう一方のカスクストレングスの噛ませ犬的な存在だと思ったのですが、前言撤回します。

瓶内変化によってこなれたテクスチャーや多彩なフルーツ感、コクのある甘味、そして何より全体的に一体感があって引っ掛かりもなく飲み心地が極めて良いところがとても魅力的でした。

枯れ感はなく、まさに今飲みごろの加水モルトを飲んでいる満足感もありました。


 
COMMENT(0)
この記事を評価するGood9

2016.03.20【日記】

自宅テイスティング:グレンモーレンジ オフィシャル "トゥサイル"

フロアモルティングの力,再確認です。

 

グレンモーレンジ GLENMORANGIE OB "TUSAIL" 46%


・香り:
素朴でふくよかで非常に強い麦感,パンの生地,バニラ,レモンケーキ,バナナクリーム,強い蜂蜜,ナッツ,少し井草っぽさ,ミネラル,心地良くリッチなオーク

・味わい:
柔らかな口当たりから広がる,オレンジピール,バナナケーキ,コクのある蜂蜜の甘味,素朴だが強い麦感とその旨味がしっかり,意外にミネラリーでブリニー,ナッツとリッチなオーク

・余韻:
後半から余韻にかけてスパイシーで,蜂蜜系のコクのある甘味と塩気,そしてリッチなオークと麦の旨味がかなり長く残る

・加水:
やや単調になるが,素朴な麦感と蜂蜜系のコクのある甘味が強調される

・総評:
近年のモーレンジらしいバーボン感もあるが,それを凌駕する素朴さとこなれた感じがある麦の旨味が印象的なボトル。フロアモルティング麦芽が効いているのだろうか。
まだ若さもあり蒸留所やビール醸造所なんかで感じられるバナナっぽいニュアンスも強いが,あからさまな未熟感はなく素直に麦の旨味が楽しめるボトルで,味付け感が無いのも好印象だった。

【Good/Very Good】


グレンモーレンジのプライベートエディションから第6弾,「トゥサイル」
以前にも記事にしましたが,マリス・オッター種というクラフトビールに使われる大麦を,フロアモルティングで製麦して使用しています。

香り・味わいともに麦の旨味が優位なモルトで,特別な品種をフロアモルティングして作ったという部分がしっかりと強調されていました。
近年リリースのモーレンジとしても素直に美味しいと思える素朴な麦感が魅力的なボトルで,ある程度モルトを飲み込んだ人がより美味しいと思う香味だと思います。

なお,グラスに蓋をして半日くらい経ったものを飲んでみると,舌に染み込むようなテクスチャーがでてきて,麦の旨味と相まって非常に美味しく感じました。
未開栓のままで経年変化したときこんな感じになるかなぁと思っていた味と近いニュアンスだったので,買い増しして当分保管することにしました。


 
COMMENT(0)
この記事を評価するGood13

2016.02.13【日記】

近年リリース:ウェストポート(グレンモーレンジ) 1997-2014 BBR メゾンドウイスキー向け #3291

すでに仕上がった美味しいモルトでした。

ウェストポート WESTPORT (GLENMORANGIE) 1997-2014 BBR for La Maison du Whisky #3291 WESTPORT (GLENMORANGIE) 1997-2014 BBR for La Maison du Whisky #3291

ウェストポート WESTPORT (GLENMORANGIE) 1997-2014 BBR for La Maison du Whisky #3291 55.4%


香りはフレッシュ感もあるオレンジ、バニラ、心地よい麦感しっかり、蜂蜜と淡いクリーム、淡いココナッツ、ほどよいオーク感。
飲むとややスパイシー、オレンジ、リンゴ、バニラ、旨味のある麦感、コクのある蜂蜜の甘味、淡いオークのタンニンが味を深める、少しオイルも感じる長めの余韻。

【Good/Very Good】


2014年にBBRがフランスのメゾンドウイスキー向けにボトリングしたウェストポート表記のボトルで、中身はほほグレンモーレンジ(いわゆるティースプーンモルト)の1997でおよそ17年の熟成です。

オレンジやバニラが効いており、少しクリーミーさもあってオークも効果的に主張する素直に美味しいモルトで、良質なバーボンカスクを感じるグレンモーレンジらしい香味です。
バーボン系の樽は樽がきつくなると生っぽさが出たりエグ味を感じたりするのですが、そういうこともなく非常に飲み心地が良いです。

ウェストポート表記のボトラーに流れた樽のモーレンジもなんだかんだで結構飲みましたがさすが、平均値の高い中でもさすがメゾン向けと言えるような完成度の高いボトルですね。


 
COMMENT(0)
この記事を評価するGood13

2015.12.14【日記】

グレンモーレンジ 1994-2005 11年 オフィシャル シングルカスク #1385

やっぱりモーレンジは何色にも染まるうえに突き抜けることも多いですね。

グレンモーレンジ GLENMORANGIE 1994-2005 11yo OB SINGLE CASK #1385 GLENMORANGIE 1994-2005 11yo OB SINGLE CASK #1385

グレンモーレンジ GLENMORANGIE 1994-2005 11yo OB SINGLE CASK #1385 56.1%
one of 631 bottles, SHERRY CASK



香りはプラムやベリーのジャム、ビターチョコレート、ハーブやクローブなとのスパイス、若さもある麦感しっかり、強めのオーク、クレームブリュレ、リッチ。
飲むと滑らかな口当たりからパワフルに広がる、ジャム感のある濃い甘味、コクあり、引き締めるオークの渋味、噛み応えのある麦感もしっかり、リッチで長い余韻。

【Very Good】


オフィシャルのシングルカスク,グレンモーレンジ1994,11年熟成。
シェリーカスクで熟成されています。

まだ若さもあるのですが,香り・味わいともにほど良いシェリー感が乗っており完成度が高いです。

複数のフルーツジャム,チョコレート,ハーブやスパイスなど多彩な香味があり,甘味と渋味のバランスも良く,旨味のある麦感とも調和しています。
バランスが良いためか,わりと強い味なのに飲み飽きしない魅力があります。

前にも同じようなことを書いていると思いますが,モーレンジはバーボンカスクのイメージが強いですが,樽によって何色にも染まりますね。
器用貧乏と思いきや,突き抜けたものも結構出してきますし,本当にカスクマネジメントが上手なんだと思います。


 
COMMENT(0)
この記事を評価するGood6

2015.09.15【日記】

ニューリリース:グレンモーレンジ オフィシャル "ドーノッホ" リミテッドエディション

意外にしっかりめにピーティで少し驚きました。

グレンモーレンジ GLENMORANGIE OB "DORNOCH" LIMITED EDITION GLENMORANGIE OB "DORNOCH" LIMITED EDITION

グレンモーレンジ GLENMORANGIE OB "DORNOCH" LIMITED EDITION 43%

香りは華やか、オレンジクリーム、洋梨の入ったケーキ、バニラ、ほどよいモルティ、リッチなオーク、奥から探さなくても感じるピート、飲むとスムーズな口当たりから徐々にスパイシー、オレンジリキュールのようなコクのある甘味、ややこなれた良い麦感、ほどよいオークのタンニン、ピートもあるが荒さは無く綺麗な余韻。

【Good/Very Good】


グレンモーレンジのオフィシャル,限定新商品のドーノッホ,免税店向けにリリースされたもののようですね。
ライトピート原酒のオロロソシェリー樽、バーボン樽、アモンティリャード樽の原酒のヴァッティングということです。

使用した樽を知らないでテイスティングしたのですが,それでもわりとしっかりめにピートが感じられたのが印象的でした。

モーレンジのバーボン樽らしい華やかでフルーティなニュアンスと,洗練されたリッチなオークがあって,知ってる香りだったので惰性でノージングしてしまいそうになったところでピートがわっと出てきました。
飲んでみても華やかでフルーティ,コクのある甘味とリッチなオークのタンニン,これらと一緒にピートの主張がありました。
とはいえそこはモーレンジ,エレガントさはしっかり保たれており,引っ掛かりの無い美味しいモルトでした。

ピートの系統もヨードや重さを感じない,明らかに島モノとは異なるタイプだったのも印象的でした。

 
COMMENT(0)
この記事を評価するGood

2015.09.14【日記】

ニューリリース:グレンモーレンジ オフィシャル "デュタック" レジェンド・コレクション・シリーズ

少し新樽の香味が引っかかりましたがらしい華やかさがありました。

グレンモーレンジ GLENMORANGIE OB "The DUTHAC" LEGENDS GLENMORANGIE OB "The DUTHAC" LEGENDS

グレンモーレンジ GLENMORANGIE OB "The DUTHAC" LEGENDS 43%


香りは華やか、オレンジ、プラム、バニラ、ほどよいモルティ、リッチなオークが強めに主張、飲んでもオレンジとバニラ、プラム、マーマレードや蜂蜜の甘味、少しエグい木材っぽさもあるがスパイシーでリッチなオークが長めに残る

【Good】


グレンモーレンジの新商品,レジェンド・コレクション・シリーズからデュタックと銘打たれたボトルです。
このシリーズの第1弾として,免税店向けの1Lボトルでリリースされました。
バーボン樽原酒に,ペドロヒメネス樽と焦がしたバージンオーク樽でフィニッシュをかけた原酒がヴァッティングされているとのことです。

基本には近年のモーレンジらしく,華やかなバーボン樽由来の成分が感じられますが,プラムっぽいニュアンスはPX樽から,そしてやや木材っぽいエグ味を伴うニュアンスはヴァージンオーク樽に由来するのかななんて考えていました。

リッチなオークのニュアンスは味を深めており,私としては木材っぽさが引っかかったものの,全体的にみると結構好きな人も多いのではないかと思う香味でした。
シリーズのようなので,次のものはどんなものが出てくるのでしょうか?

 
COMMENT(0)
この記事を評価するGood1

プロフィール

T.Matsuki

ブログ内記事検索

  • 2019年09月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

最新エントリー

カテゴリから探す

タグ一覧