ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2014.09.12【日記】

グレンドロナック 1993 21年 オフィシャル ハンドフィルド 58.6%

最近の良いシェリーカスクのバリシェリーでした。

 

グレンドロナック GLENDRONACH 1993-2014 21yo OB HAND-FILLED 58.6%
one of 474 bottles, SHERRY BUTT



香りは最近の強いシェリー、黒糖、カラメル、コーヒー、ビターチョコレート、ドライフルーツ、ハーブ、クローブ、焦がした麦、やや生っぽい木材、飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる、ベリージャムの濃い甘味、良い酸味、ウッディネスは強めでタンニンもしっかりだが味を深める、ジャムのような長い余韻。

【Good/Very Good】


2014年5月にボトリングされた,グレンドロナック1993,21年熟成。蒸留所を訪問して手詰めするハンドフィルドです。

香りには強いシェリーの影響が感じられ,ドライフルーツ系のフルーティに,黒糖,カラメル,コーヒーといった甘苦そうなニュアンス,そして麦感とやや生っぽいウッディネスを感じました。
飲むと度数のわりに刺激は強くなく,やはり強いシェリー感がありました。ベリージャムとその濃い甘味と良い酸味が効いており,ややウッディネスと渋味が強めではありましたが,深い味わいで余韻も長かったです。

ちょっぴりウッディネスが鼻につく部分はありましたが,とてもリッチで飲み応えのあるバリシェリーのドロナックでした。

 
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2014.08.31【日記】

自宅テイスティング:グレンドロナック 1990 23年 オフィシャル メモリーズオブスコットランド

他のドロナックのペドロヒメネスと比べると非常にナチュラルでした。

 

グレンドロナック GLENDRONACH 1990-2014 23yo OB MEMORIES OF SCOTLAND #2190 53.1%
one of 688 bottles, Pedro Ximenez Sherry Puncheon



・香り:
穏やかでややもっさりした強いシェリー,ドライフルーツ,レーズン,プラムジャム,カラメル,ビターチョコレートがけのドライオレンジ,アメリカンコーヒー,少しバラのようなフローラル,やや粘土のような土っぽさ,煮た野菜やハーブのような植物感,ナッツ,優しいウッディネス,奥から麦,かなり複雑。

・味わい:
度数のわりにかなり滑らかな口当たり,穏やかなシェリー,カラメルやベリージャム,コーヒー,やはり粘土っぽい土っぽさや煮た野菜,良い麦感にはショウガっぽさも伴う,意外に粘性は強くない,ジャム系だが甘味は強くなく,タンニンの渋味が引き締める,淡い酸味,ほどほどのボディでかなりバランスの良い味わい。

・余韻:
バランスの良いままキレイに切れる,それほど余韻は長くはない。

・加水:
崩れない。より優しい味わいになる。

・総評:
最近の生臭いシェリー感や生木っぽいウッディネスがないナチュラルなシェリー感が印象的。
甘すぎず渋すぎず,ほど良い酸味もあり,非常にバランスがよく飲み飽きしないシェリー樽ドロナック。

【Good/Very Good】


今年,有楽町のキャンベルタウンロッホさんも含めたバーテンダーさんの御一行がスコットランドに行かれ,グレンドロナック蒸留所でいくつも試飲してボトリングを決めたという1990蒸留のペドロヒメネスパンチョン,23年熟成です。有楽町で飲んだ後,購入しました。

ドロナックのオフィシャルボトルには多くのペドロヒメネス樽のものがあり,個人的にはやや甘ったるさと淡いエグ味を感じる特徴的なニュアンスがあるように思います。若い麦感と一緒になるとデニッシュっぽく感じることもあり,あからさまに嫌いな要素ではないのですが,飲んでいてちょっと引っかかります。
その引っかかりはフィニッシュものでも多くの場合感じるのですが,このボトルは熟成のすべての期間がペドロヒメネス樽にもかかわらず,不思議とそのニュアンスがありません。どちらかというと1990年当時のものにはなく,その後でドロナックが多く使うようになったPXカスクのニュアンスということなのかもしれません。

シェリー感もほど良く,強すぎないためか香りからも味わいからも複雑な成分を拾いやすいように思いました。
甘味も強すぎずしつこくなく渋味もほど良く,非常にバランスが良いうえにシェリーの嫌な要素がほとんどないため,全然飲み疲れしないのも印象的でした。
なんとなく杯を重ねてしまうタイプで,開けてからかなり減りが早いです。


 
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2014.06.08【日記】

グレンドロナック 1977-2001 スコッチシングルモルトサークル #3718

原酒のスタイルを認識できるようなボトルだと思いました。

 

グレンドロナック GLENDRONACH 1977-2001 Scotch Single malt Circle #3718 53.2%


香りはバニラ、濃く強い麦感、シトラス、粘土、飲むと滑らかな口当たりから広がる、凝縮した柑橘と濃い麦の旨味、ほどよい甘味、プレーンで無骨な印象だが素直に旨い。

【Good/Very Good】


ドイツのスコッチシングルモルトサークルから,グレンドロナック1977-2001,およそ24年の熟成です。

最近のドロナックと言えばシェリー系のイメージですが,これは色も薄くプレーンな樽感です。
樽がプレーンなためか熟成期間のわりに麦感が強く残っており,複雑さはあまり感じられません。
しかし,最近のものでもシェリーの奥に感じることのあるドロナックの個性と思えるような粘土っぽい無骨なニュアンスが強く感じられました。
原酒の個性と,麦の素直な旨さを感じるドロナックでした。

 
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2014.05.23【日記】

ニューリリース:グレンドロナック 1990 23年 オフィシャル メモリーズオブスコットランド #2190

ナチュラルなシェリー感で好印象でした。

 

グレンドロナック GLENDRONACH 1990-2014 23yo OB for MEMORIES OF SCOTLAND #2190 53.1%
one of 688 bottles, Pedro Ximenez Sherry Puncheon



香り立ちは穏やかで時間が経つと広がる、やや果実感が強めのプラムジャム、オレンジマーマレード、アメリカンコーヒーやビターチョコレート、ハーブ、良いウッディネス、奥からしっとりした麦、飲むと軽い刺激があるが度数にしてはスムーズ、ジャム系の強すぎない甘味、淡い酸味、淡いレザーや土っぽさ、わりとスパイシーで良いウッディネスの淡いタンニンが味を深める、バランス良好。

【Good/Very Good】


最近ボトリングされたグレンドロナック1990,ペドロヒメネスパンチョンで23年熟成。
私がお世話になっている有楽町キャンベルタウンロッホさんが,他のBARの方々と一緒に昨年スコットランドで選んでボトリングしたものです。

穏やかな甘い香り立ちで,まずはペドロヒメネスらしい濃いめのフルーツ感がしっかりと感じられます,また,コーヒーやチョコレート,ハーブといったシェリーカスク熟成らしい成分もしっかりと感じられます。麦感も奥からちゃんと主張します。
飲んでみると,ペドロヒメネスにしては甘味が強すぎず,甘酸っぱさも感じます。そして後半はウッディネスとそのタンニンが味を引き締めており,嫌味が無くバランスも良好でした。
シェリーカスク熟成のモルトとしては,飲み飽きせず淡々と飲めてしまうタイプと感じました。それでいて、探せば複雑な香味も拾えるのも楽しいですね。

この樽,サンプルは昨年飲ませていただいていたのですが,なんとなくその時のものよりも色が薄く味も優しい気がしました。
とはいえ,サンプルに比べて悪いところは見当たらず,とても美味しいペドロヒメネスのドロナックでした。

実は個人的に,ドロナックのペドロヒメネスカスクはオロロソに比べて好みでないものが多めなのですが,これはナチュラルなシェリー感でひっかかるところが無く良かったです。
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2014.05.07【日記】

グレンドロナック 1971 39年 オフィシャル K6 & CAMPBELTOUNLOCH LOCH #441

改めて飲んでもさすがの素晴らしさでした。

 

グレンドロナック GLENDRONACH 1971-2010 39yo OB for K6 & CAMPBELTOUNLOCH LOCH #441 48.1%
one of 534 bottles, Oloroso Sherry Butt



香りは高貴な強いシェリー、濃縮感のあるベリージャム、ドライフルーツ、コーヒー、黒糖、アーシー、レザー、ブーケガルニなどのハーブ、強いが心地良いウッディネス、どんどん湧いてくるような複雑な香り、飲むとベルベットのような滑らかな口当たりから強く芳醇に広がる、高貴なシェリーに陶酔感あり、ベリージャムの濃厚な甘味、ウッディネスに伴うタンニンの良い渋味、甘酸っぱいジャムの酸味,ハーブとクローブなどのスパイス、陶酔感のある余韻。

【Very Good/Excellent】


京都のK6さんと有楽町のキャンベルタウンロッホさんがボトリングした,オフィシャルのグレンドロナック1971,39年熟成です。
当時,蒸留所の特別なゲストに飲ませるために用意されていた樽をお願いしてボトリングさせてもらったものだったと記憶しています。
ボトリング当初に何度も飲みましたが,数年ぶりに有楽町で開栓されたのでありがたくいただきました。

1971,1972あたりのヴィンテージのオロロソシェリーバット熟成のドロナックに期待する高貴なシェリー感が強く感じられ,ジャム感もある多彩な濃いフルーツ,黒糖やコーヒー,ハーブ,土っぽさやレザー,そして強めのウッディネスなどなど,どんどん湧き上がるように香りが拾えます。
飲むと非常に滑らかな口当たりで,高貴なシェリー感もさらに強く主張します。ジャムのような濃い甘味や甘酸っぱさ,良いウッディネスとそのタンニン,これらが高次元でバランスしています。
陶酔感のある余韻は長く長く続きました。

私はどちらかというと同じオロロソシェリーバットのドロナックなら1972(特に日本向けの#703)の方をたくさん飲んでいるのですが,この1971も非常によく似たタイプで,テイスティングノートにしようとすると拾える成分の共通点が多いため似通ったものになってしまいます。
しかし違いとして認識できる部分も結構あり,まずはこの1971の方が口当たりが非常に滑らかでスムーズなテクスチャーです。1972は強く迫力のある味だなと思うことが多いですが,こちらの1971はボディよりも繊細さやバランスの良さを感じることができます。
その結果,全体としてよりエレガントな仕上がりになっていると感じました。

当時,1972が3万円台前半で買えたため,ちょっと高めだなと思ったのですが,数年でこんなに高騰するとは思ってもみませんでした。
前述の違いを楽しむこともできますし,もっとこの1971も買っておけば良かったです。
でもまぁ有楽町ではまた飲めるでしょうから,次の開栓も楽しみにしています。

 
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2014.04.15【日記】

プチSBT 2014/3月 from goblinさん


モルト仲間のgoblinさんから,挑戦状=プチSBTのサンプルが届きました。

ありがたく挑戦させていただきました。




以下はブラインドでテイスティングした内容です。
 

・プチSBT 2014/3月 from goblinさん

熟成感があり陶酔感も感じる香り立ち,やや軽やかで非常にフルーティ,グレープフルーツのわた,マスカット,青リンゴ,洋ナシ,少しセロリなどのハーブや干し草っぽい植物感,乾いた麦感。
飲むと度数の低めなわりと柔らかな口当たりからゆっくり刺激,香り同様非常にフルーティ,グレープフルーツ,マスカット,青リンゴ,草,上品なシロップの甘味,良い酸味と塩味,クリアでキレイな味,枯れたピート感,ボディは軽めだが心地良く陶酔感のある余韻。

【Very Good】


陶酔感も感じる熟成感を伴うフルーティさにうっとりする。
フルーツ感がナチュラルなのも好印象で,全体に上品でキレイなモルト。
度数も低く太い麦感や厚いボディは無いが,陶酔感が突き抜けておりとても美味しかった。

予想はこの強くナチュラルなフルーティさ,特にグレープフルーツのわたを中心に考えた。
似たモルトとしてまず思い浮かんだのはウイスキーフェアのグレングラッサ1965で,草っぽさもありグラッサが第一予想。
後は同系統のフルーティさを持つ70年代流通のダンピーボトルのオールドドロナック,そして華やかさやちょっと感じたブリニーさからスプリングバンク。

60年代の蒸留で,もしグラッサなら90年代ボトリングの30年以上の長熟だろうか。

・予想
1、グレングラッサ(60年代蒸留の長熟)
2、グレンドロナック(70年代ボトリングの短熟ダンピー)
3、スプリングバンク(60年代蒸留の短熟加水)
あとはボウモア,グレンエルギン,マクダフなどを考えた。

 

以上のようなテイスティングと予想で回答メールをお送りしました。
 
正解は・・・、

 

 







グレンドロナック 1963 12年 オフィシャル ダンピーボトル 43%


第二予想にしていた70年代流通のダンピーボトルのオフィシャルドロナックでした。
以前のSBTでも当てたことがあり,とても好みというのもありますが,わりとこの蒸留所の昔の個性には敏感なようです。

70~80年代流通のダンピーのドロナックは私の知る限りどれも短熟ですが,この独特の陶酔感のあるフルーティさを持っているものが多いです。
長熟でもないのにこの熟成感がいったいどこからくるのか非常に気になるボトルのひとつで,飲めるものならボトリングしたてを飲んでみたいです。

goblinさん,非常に美味しくうっとりするような出題をありがとうございました。
次回も楽しみにしています。

 
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2014.03.03【日記】

ニューリリース:グレンドロナック1990 23年 ケイデンヘッド スモールバッチ

ドロナックのこういうスペックのボトラーズなんて,経験ありません。

 

グレンドロナック GLENDRONACH 1990-2013 23yo CADENHEAD SMALL BATCH 49.5%
one of 534 bottles, Bourbon Hogsheads



香りは若めの麦感、さっぱりした青リンゴ、シトラス、飲むと強い刺激、シトラス、若葉、心地良い麦の旨味、シロップの甘味。

【Good】


ニューリリースのケイデンヘッドのスモールバッチシリーズのグレンドロナック1990,23年熟成。
ドロナックといえばシェリーのイメージですが,これはバーボンホグスヘッドのヴァッティングで色もかなり薄いです。

熟成期間のわりには若さを感じる麦感でしたが,バーボンカスクならではの青リンゴ感や柑橘のニュアンスがありました。
飲むと麦の旨みも感じられ,熟成感はありませんがフレッシュなモルトでした。

 
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2014.01.25【日記】

グレンドロナック12年 オフィシャル シェリーカスク 80年代流通

こちらはガツンとシェリーなドロナックでした。

 

グレンドロナック GLENDRONACH 12yo OB SHERRY CASKS 40%
80年代流通



香りは強くシェリー、黒糖、焦がし麦、かりんとう、熟成本みりん、コーヒー、ビターチョコ、ベリーを含むドライフルーツ、少し土っぽさ、飲むと滑らかな口当たりから広がる、プルーンや黒糖の強い甘味、心地良い渋みが味を深める。

【Very Good】


80年代に流通していたオフィシャルのグレンドロナック12年、シェリーカスク。
前回記事にしたオリジナルに続きこちらもいただきました。

とにかくシェリーがかなりしっかりと効いたボトルで、黒糖やコーヒー、ドライフルーツなど、押し寄せてくるフレーバーはほとんどがシェリーカスク由来のものと思われました。
そんな中でも焦がしたような麦感は感じられ、黒糖などの要素とあいまってかりんとうのようなニュアンスに感じられたのが面白かったです。
度数はオリジナルより低いのですが、明らかにこちらのほうが飲み応えのある重厚な味で、強い濃縮感のあるフルーツの甘味と樽の渋味がコク深いボトルでした。
どろっとした野暮ったさや土っぽさなどがあり、洗練されたマッカランなどとはちょっとシェリー感が違う印象ですが、こちらもシェリーカスクのモルトとしての完成度が高いスタンダードですね。

 
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2014.01.25【日記】

グレンドロナック12年 オフィシャル オリジナル 80年代流通

同時期のシェリーカスクとの比較が面白いですね。

 

グレンドロナック GLENDRONACH 12yo OB ORIGINAL 43%
80年代流通



香りは淡くグレープフルーツのわた、洋ナシ、バニラ、わりと強めの草っぽさとしっとりとした麦、少し粘土、飲むと加熱した柑橘の甘味、コクのある蜂蜜のニュアンス、古い井草っぽい植物感も後半穏やかに主張。

【Good/Very Good】


80年代に流通していたオフィシャルのグレンドロナック12年、オリジナル。
シェリーカスクと2種類が同時に流通しており、2種類の500mlの小瓶がセットで売られてもいました。
それらのフルボトルが、今回有楽町で同時に開きました。

昔のドロナック、特に70年代のダンピー8年あたりに強く感じるグレープフルーツのわたのようなニュアンスが、このボトルにも淡く感じられます。
なかなかにフルーティさもありますが、それと同等に草っぽさや麦っぽさも感じられるボトルでした。

追って記事にする予定のシェリーカスクに比べると、やや繊細さのある印象でした。
 
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2013.12.25【日記】

大島さんからのブラインドサンプル


モルト仲間でこのブログにもコメントを下さる大島さんから、ブラインドサンプルが届きました。

大島さんご自身が同じ蒸留所の2本のボトルを1:1でブレンドして寝かせたサンプルという今までとはちょっと異質な出題で、2つともリフィルも含めシェリー系の樽で、ひとつはオフィシャル、もうひとつはボトラーというヒントがついていました。
どういう思考過程を経てどういう根拠で予想をするかを知りたいとのことでした。




(以下はブラインドでテイスティングした内容です。)
 

・大島さんブラインドサンプル

香りはシェリー、プラム、若めの麦感、ブルーベリーソースのデニッシュ、少しダシ醤油、全体に湿ったニュアンス、飲んでも最近のPXシェリー感が強いが支配的ではなく若さは樽にマスクされきってはいない、デニッシュっぽさのある麦とその旨み、わりとスパイシー。

【Good】

総合すると近年詰めのシェリー感で、サルファリー要素は香りにだけ見え隠れするかなという感じ、シェリーと別に麦感もしっかりあり、ベリーソースのかかったデニッシュという印象。
ドロナックのPX(ペドロヒメネス)シェリーカスクの若めのものに近いニュアンスと感じた。
ドロナックだとしたら、ヴァッティングはオフィシャルのカスクストレングス・バッチシリーズと、若干サルファリーもあるがオフィシャルと毛色が近いボトラーのものを混ぜたらこんな感じになるかと思われる。

 
予想
・グレンドロナック
 

以上のようなテイスティングと予想にしました。


 
正解は・・・、
 

 

 

 

 



 

グレンドロナック
オフィシャル カスクストレングス・バッチ1 54.8%
ケイデンヘッド 1988-2000 シェリーウッド 46%


この2つのボトルをほぼ1:1でヴァッティングし、ロングジョンのセラミックジャグで寝かせたものでした。

オフィシャルカスクストレングス・バッチシリーズのPXシェリーの独特のクセと、加水短熟のためかピンと来なかったケイデンのボトルを混ぜることで、補完されるのではないかという意図のヴァッティングだったようです。


度数の問題もあるのか、どちらかというとカスクストレングスのバッチシリーズの雰囲気が強く出たサンプルだと感じましたが、言われてみれば比較的穏やかなようにも思いますね。
とりあえず、概ね正解できてよかったです。

正解発表のあと大島さんとも意見交換したのですが、ドロナックのPXシェリー感って他の蒸留所のPXカスクのものと異質な独特の個性があるように感じます。今回のオフィシャルバッチ1にもその個性が結構強く感じられ、おそらくメインはPX系のシェリーカスクなのではないかと思います。
自分としては嫌いではないのですが、オロロソと比べると熟成を経ても麦感と融合せずどちらも主張するような印象があります。
以前記事にもしましたが、なんとなくデニッシュを連想してしまうのはそのためだと思います。さらに長く熟成すると融合してくるのでしょうか、気になるところです。

近年のドロナックのオフィシャルボトルにはヴァッティングも含めこの系統が多く、蒸留所の意図する味なんだと思われ、今のハウススタイルと言えるのではないかという話になりました。

ちなみにオロロソバットもオフィシャルのシングルカスクでしばしば出てきますが、私はオロロソのほうが好きです。(笑)

ドロナックのPXシェリーは、美味しいのですがオロロソと比べるとちょっととってつけたような甘味に感じられ、やや不自然な印象を受けます。
延長線上に苦手だったMoSの1972ゴインがあるようなイメージです。

とはいえ強いサルファリーを感じるボトルがあまりなく、若くても甘くて美味しいボトルが多く、シェリーカスクのスコッチがどんどん減って高額化していく中で貴重な方向性だと思います。

改めてPXシェリーや若いドロナックの方向性を考える機会になりました。
大島さん、ありがとうございました。



 
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2013.12.06【日記】

ニューリリース:グレンドロナック1993 20年 オフィシャル #3

90年代3種飲み比べ、3種類目です。

 

グレンドロナック GLENDRONACH 1993-2013 20yo OB #3 52.9%
one of 633 bottles, Oloroso Sherry Butt



ベリージャム、黒糖、紹興酒、クローブやブーケガルニ、コーヒー、薄く焦がし麦、飲むとベリージャムの甘味と良い酸味、心地良いウッディネスとタンニンが味を深める、リッチで美味。

【Good/Very Good】


グレンドロナック、オフィシャルの最新リリースのうち、1990、1991、1993の3種類の飲み比べ。
最後は1993、20年熟成。#3のシングルカスクです。

魅力的で複雑なシェリー感がのっけから強く感じられるボトルで、ほど良い麦感も好印象でした。飲んでも甘味、渋味、酸味のバランスが良く、リッチで美味しかったです。ドロナックの93ヴィンテージにはこういう良いシェリー感のあるボトルが多い印象です。

VGとまではいきませんでしたが、今回の3種類飲み比べでは迷わず一番好みと言えるボトルでした。

 
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2013.12.06【日記】

ニューリリース:グレンドロナック1991 21年 オフィシャル #5409

90年代3種飲み比べ、2種類目です。

 

グレンドロナック GLENDRONACH 1991-2013 21yo OB #5409 49.8%
one of 716 bottles, Pedro Ximenez Sherry Puncheon



ドライフルーツ、ビターチョコレート、熟したオレンジ、少しブドウ感、焦がし麦やライ麦パンなど麦感も主張、クローブ、ベリージャムの甘味、コクあり、心地良く味を深めるタンニンの渋味、果汁も感じる酸味、リッチで良い仕上がり。

【Good/Very Good】


グレンドロナック、オフィシャルの最新リリースのうち、1990、1991、1993の3種類の飲み比べ。
次は1991、21年熟成。#5409のシングルカスクです。

香り・味わいともに良いシェリー感がしっかり感じられますが、麦感も強めに主張します。麦感には若干の若さも感じるのですが、シェリーと喧嘩することなく共存しており、複雑さや深みも感じられました。
若いシェリー系モルトとしての完成度も高めで、バッチ表記のあるオフィシャルカスクストレングスにも近いニュアンスを持つボトルでした。

次は1993へ。

 
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2013.12.05【日記】

ニューリリース:グレンドロナック1990 22年 オフィシャル #2971

90年代3種飲み比べ、1種類目です。

 

グレンドロナック GLENDRONACH 1990-2013 22yo OB #2971 50.8%
one of 604 bottles, Pedro Ximenez Sherry Puncheon



ベリージャム、ドライフルーツ、ビターチョコレート、熟したオレンジ、黒糖入りのパンを感じるしっかりめの麦感、クローブ、ジャム系のしっかりした甘味、コクもあるが中間にやや平坦な味わいになる、かすかな硝煙、赤い果実の酸味、ややビターでタンニンも伴う甘い余韻は長め。

【Good】


グレンドロナック、オフィシャルの最新リリースから、有楽町では1990、1991、1993の3種類が開栓したので飲み比べながら楽しませていただきました。
これは1990蒸留の22年熟成。#2971のシングルカスクです。

きつすぎないシェリー感の効いた多彩なフレーバー構成が魅力的ですが、ややサルファリーな要素があり中盤が平坦でべたっとしたニュアンスだったのがやや残念でした。
シェリー感には良い部分も多いため、総合的には普通に飲めるシェリーカスクのボトルと言えそうです。

次は1991へ。

 
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2013.10.25【日記】

グレンドロナック1993-2013 オフィシャル ハンドフィルド #436,1618

近年詰めの素晴らしいシェリー樽でした。

 

グレンドロナック GLENDRONACH 1993-2013 OB HAND-FILLED #436,1618 59.9%
SHERRY BUTT



濃厚で少し高貴なニュアンスのあるシェリー、ビターチョコレート、レーズンなどドライフルーツ、ベリージャム、ハーブ、クローブ、少しアーシー、しっかりウッディネス、濃いベリージャムの甘味、渋味はやや強めだが味を深める。濃厚なのに不思議と輪郭のくっきりした質感、ややスパイシーで甘味の強い長い余韻。

【Very Good】


グレンドロナックのハンドフィルド、1993年蒸留で蒸留所のいわゆるヴァリンチです。どうやら2樽のヴァッティングのようですね。

72あたりのドロナックにも通じる高貴で土っぽさや煮た野菜のようなニュアンスを含むシェリー感が90年代の樽にも感じられたのが印象的でした。
かなり複雑で深みがあり、渋味も強すぎず、この熟成年数ですが飲み頃を迎えた樽だと思います。
こういうものを飲むとドロナック特有のシェリー感があるようにも思えてきます。
90年代シェリーにも未来を感じますね!

 
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2013.09.16【日記】

グレンドロナック1968 25年 オフィシャル

やはり素晴らしいシェリー感ですね。

 

グレンドロナック GELNDRONACH 1968-1993 25yo OB 43%


高貴なシェリー、陶酔感あり、ベリージャム、バルサミコ、ハーブ、レザー、加熱したハーブ、クローブ、滑らかな口当たりから広がる、濃厚なベリージャムの甘味、心地良い渋味、長く陶酔感のある余韻。

【Very Good/Excellent】


オフィシャルのグレンドロナック1968、25年熟成です。
最近オフィシャルで同じ1968がすごい値段でリリースされましたが、これは1993詰めの加水タイプのボトルです。

まさにシェリーのグレンドロナックという高貴で濃厚なシェリー感があり、フレーバーは多彩です。ここ数年リリースされた1972あたりとの共通点もたくさんあります。
熟成が長すぎないのと加水ということもあり、渋味やウッディネスは強すぎず非常にスムーズな飲み心地です。ネガティブに引っかかる部分が全くなく、陶酔感のある余韻も楽しめ申し分ありません。

1968にはANA向けのものもあり、以前記事にもしましたが、これも同様の個性で素晴らしいものでした。

 
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2013.08.26【日記】

スコ文研テイスティング会「ウイスキー楽」 8/23 後編


8月23日にスコッチ文化研究所で行われたテイスティングイベント。

前回に続き、簡単なテイスティングコメントです。




⑤グレンドロナック 1996-2012 16年 オフィシャルシングルカスク 韓国限定 #199 59.2%

強く良いオロロソシェリー、上等な紹興酒、カラメル、みりん、黒糖、クローブ、チョコレート、トーストの様な麦感、飲むとコクのあるオロロソシェリー、粘性あり、甘味はやや平坦だが強くリッチ、良い渋味。

【G/VG】

グレンドロナックのオフィシャル、韓国限定のシングルカスク。
とても良いシェリー感で、複雑なアロマ・フレーバーと強い甘味のある味わいが印象的でした。90年代のオロロソシェリーカスクでも、ドロナックはマッカランやファークラスとは明らかに違う印象です。シェリーの樽感というより、濃いオロロソシェリーそのものの様な要素が濃厚で、このボトルにはそれが特に顕著に感じられたのでした。
韓国限定で日本に入ってきそうにないのが残念でした。


⑥グレンファークラス 105 20年 オフィシャル 60%

鋭いシェリー感、強い植物感、若さを感じるアルコール感、カラメル、ナッツ、バニラエッセンス、チョコレート、コーヒー、飲むとアルコール感が強くヒリヒリする、甘味は濃くややコクはある、ほど良い渋味、非常にスパイシーなフィニッシュ。

【G】

ファークラスの105、オフィシャル20年熟成。
値段は約30000円とかなり高額なボトルです。
熟成年数の割にはアルコールがかなり立っており若さも感じます。105向けに高い度数で樽詰めされ、熟成庫でも高いところで度数を落とさないように特別に管理されたものを使っているために熟成感が出なかったのではないかという話になっていました。
定番で105プルーフを出すのはなかなか大変だろうと思いますが、度数が落ちても良いからもう少し熟成感があるもののほうが一般的には好まれる気がします。


これら6種に加えて、番外編として、まだ未発売の日本向けボトルであるこいつをいただきました。




シーバスリーガル ミズナラスペシャルエディション 40%
(土屋さんからは掲載許可をいただいています)

華やかな香り立ち、オレンジ、熟したリンゴ、バニラ、紅茶、ちょっと新樽感のあるウッディネス強め、滑らかな口当たり、薄めた蜂蜜の甘さがありコクもある、余韻にも新樽っぽさを伴うウッディネスが感じられる。

【G/VG】

10月に発売になるという、日本向けのシーバスリーガル、ミズナラスペシャルエディション。12年以上の原酒をブレンドしてマリッジする際、一部にミズナラ樽を使ったということですが、使い方の詳細はまだ不明です。
これから発表されるのだと思います。

まず香りは華やかで、スペイサイド的なイメージの多彩なフルーツ感があります。ウッディネスは通常の12年と比べるとやや強めに感じ、ちょっと新樽っぽさがありました。口当たりは柔らかく非常に滑らかですが、少しねっとりした甘味があり、薄さは感じずシャバシャバしたブレンデッドではありません。
いわゆるミズナラらしい香木感はあまりはっきりしませんでしたが、ジャパニーズウイスキーっぽいウッディネスはあるように感じました。ウッディネスやフルーツにマスクされているのか、焼酎っぽいブレンデッド感はあまり感じず、かなり美味しかったです。


その他には、プルトニーに代わってメインランド最北端の蒸留所となった新蒸留所、ウルフバーン蒸留所のニュースピリッツと数か月の熟成を経たものの2種類を味見させていただきました。



かなりクリーンでフルーティなニュースピリッツで、無骨なハイランドモルトというより華やかなスペイサイド的な印象を持ちましたが、かなり期待が持てる正統派スコッチになるのではないかと思います。


今回も話題の尽きない楽しいテイスティング会でした。

土屋さんをはじめ参加者の皆様ありがとうございました。



 

2013.08.24【日記】

グレンドロナック12年 オフィシャル ダンピーボトル 70年代流通

ドロナックダンピーは裏切りませんね。

 

グレンドロナック GLENDRONACH 12yo OB dumpy bottle 43%
80年代流通



グレープフルーツのわた、白ワイン、奥に古いシェリーからくるバルサミコとみりん、蜜、爽やかな若葉の植物感、乾いた麦、柔らかい口当たり、凝縮して粉っぽい柑橘と旨味、上品だが濃い甘味、フレッシュな酸味、陶酔感もある心地良い余韻。

【Good/Very Good】


80年代に流通していたドロナックのオフィシャル12年、ダンピーボトルです。
この頃まではまだシェリーが全面に出たものではありませんでした。

この辺のダンピーボトルには、60~70年代のボウモアに感じるものに近いグレープフルーツのわたの様なフレーバーを感じることが多いのですが、今回のボトルにもそれほど強くないものの感じられました。
全体にフレッシュな印象で、植物感や良い酸味も印象的でした。

70年代に流通していた同じダンピーボトルの8年と比べると、8年の方がフルーツの主張がはっきりしている気もしてそちらの方が好みではあるのですが、久しぶりに飲んだこの12年も心地良い飲み口の美味しいオールドボトルでした。

どうやらこの12年ダンピーの流通していた80年代は、8年はトール瓶だったようですね。次回トール瓶8年を飲むときには、今回のボトルの味を思い出しながら飲んでみようと思います。

 
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2013.08.01【日記】

ニューリリース:グレンドロナック オフィシャル カスクストレングス バッチ2

さすがの安定感でした。

 

グレンドロナック GLENDRONACH OB CASK STRENGTH BATCH 2 55.2%
OLOROSO & PEDRO XIMENEZ SHERRY CASKS



近年の良いシェリーのフルーツ感、プラム、ドライオレンジ、キャラメリゼしたナッツ、チョコレート、シリアルなど若い麦、濃いコクのある甘味、デニッシュのようなニュアンスがしっかり。

【Good/Very Good】


グレンドロナックからノンヴィンテージのカスクストレングスのバッチ2が早くもリリースされました。
非常に人気があって売れているようです。

バッチ1の時も記事にしましたが、相変わらず非常に良くできたシェリーカスクのオフィシャルボトルです。
若いニュアンスはシェリーカスクで覆い隠されている感じですね。

バッチ1と比べてどうだという話に必ずなるのですが、個人的には大きく捉えるとほとんど同じような味だと思います。
ペドロヒメネスを含む最近の良いシェリー感や、何より自分がデニッシュぽいと思った若いシリアル感とシェリー系の甘味の融合したニュアンスが、バッチ1に続いてこのバッチ2にも強く感じられました。
さすがの安定感で、オフィシャルだけあって豊富な在庫から同じようなヴァッティングをしているのだと思います。
このクオリティを維持してもらいたいですね。


 
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2013.05.29【日記】

非常にピーティなグレンドロナック1975 24年 プレストンフィールド

ハイランドのオールドピートが想定外にしっかり感じられました。

 

グレンドロナック GLENDRONACH 1975 24yo PRESTONFIELD #1690 46%
one of 375 bottles, sherry cask



香りの第一印象からしっとりしたタールっぽいピートがしっかり、埃っぽさ、その奥に熟したフルーツ、パイナップル、グレープフルーツ、少しドライフルーツ、飲むとアプリコットやプラム、樹液、粘性のある甘味、オイリーでスモークとタールが長く残る。

【Very Good, Interesting】


プレストンフィールドのグレンドロナック1975、24年熟成。
シェリーカスクとは書いてありますが、色も濃くなく、いわゆるバリシェリー系のものではなく典型的なシェリー感は主張しません。
それとはちょっと違う方向性の熟したフルーツは充実しており、粘性のある濃厚な甘味もとても良いです。そして何より、ハイランドらしいタールっぽいピート感がしっかりと感じられたのが印象的でした。
特に余韻のピートにはオイリーさを伴っており、加水にしてはかなり長く独特なものでした。

初めて経験する方向性のドロナックで、非常に興味深かったです。

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2013.04.26【日記】

大島さんからのブラインドサンプル:B


大島さんからのブラインドサンプル、続いてBです。




(以下はブラインドでテイスティングした内容です。)


・大島さんブラインドサンプル:B

 
香りは高貴な印象を伴うオールドシェリー、ベリージャム、煮詰めたようなブドウ感とその皮、チョコレートやコーヒー、クローブ、煮た野菜、腐葉土っぽいアーシー、レザー、ウッディネスはあるがそれほど強くない。
飲むとやはり高貴なシェリー感で香り通りのフルーティ、焦がし麦、柔らかい口当たりから濃厚なフルーティと濃いがやさしいベリージャムの甘味に移行する。渋味は強くなく心地良い。加水タイプ。

【VG】

素晴らしいオールドシェリーのニュアンスがあり、過熟感はなく安定感があり加水のヴァッティングの印象。
オールドボトルのオフィシャルかGMあたりのボトルと思われる。

予想
1970年前後の蒸留で20年程度の熟成。OBもしくはGMの加水ヴァッティング。
・グレングラント
・マッカラン
・グレンドロナック
あとはブドウ感からロングモーンも考えたが、こういうオールドシェリーにはセットで感じやすいトロピカル感がなく外した。
ファークラスならもうちょっと緩い感じになる気がする。


以上のようなテイスティングと予想を回答メールとしてお送りしました。


正解は・・・、











グレンドロナック GLENDRONACH 33yo OB 40%


MATURED ONLY IN THE FINEST OLOROSO SHERRY CASKSとかいてあり、マスターブレンダー、ロバート・ヒックスのクレジットがあるボトルで、2006年にマスターブレンダーが今のサンディ・ヒスロップに変わっているはずなので、どんなに遅くともその辺りにボトリングされているとのことです。
逆算すると1973以前の蒸留ということになりますね。

大島さんは1972よりは1971っぽいドロナックで、フルーティーさより土っぽさが勝っていると感じられたそうで、私がどう思うか知りたかったそうです。

ちょっと不甲斐ないことに、私はいろいろ飲んだにもかかわらず1972と1971の違いの認識というのはそこまで明確にはないのですが、しいて言うなら1971の方が輪郭がくっきりしておらず迫力がない印象で、そういう意味ではこのボトルは確かに1971に近いニュアンスかもしれません。

ノージングの第一印象で、オールドシェリーに伴う煮た野菜や土のニュアンスがドロナック71や72に近いと思ったので予想の選択肢に入れたのですが、飲むと過熟感や渋味が全然なく加水の印象で、熟成はもう少し短いと思いました。
そうなるとドロナックには該当するボトルがでてこず(昔のトール瓶のオフィシャルはとても美味なシェリー系でしたが方向性が少し違う印象でした)、それでグラントやマッカランを先に入れたのでした。

それにしても、ほぼ確実にオールドボトルだと思っていました。
以前の記事にも書きましたが、高貴なオールドシェリーが近年のリリースにも感じられるのは、ドロナックだけですね。


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