
ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~
モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。
2019.01.13【日記】
グレンダラン 16年 オフィシャル "センテナリーボトリング" 65.9% 1998年詰め
これはボトリング後良くなっている途上という感じです。

グレンダラン GLENDULLAN 16yo OB "CENTENARY BOTTLING" 65.9%
香りにはシェリーが効いており、甘やかなプラムジャムやマーマレードの乗ったデニッシュ、干し柿、少しこなれた強いモルティさ、少し古くなった紅茶、じわじわと腐葉土。
飲むとヒリヒリした刺激があり力強いアタック。パワフルなモルティとその強い旨味、プラムやアプリコットのジャム、コクのある甘味、少し青草っぽいエグ味とスパイシーさのある余韻。
【Good/Very Good】
ウイスキーラバーズ名古屋でお出しするボトル、4本目はこのグレンダラン16年です。
1898年に蒸留を始めたグレンダラン蒸留所が、1998年にボトリングした100周年=センテナリーボトリングです。
16年熟成で、逆算すると1982年くらいの蒸留ということになります。
ダランのセンテナリーには私の知る限り2種類のボトルあり、同じラベルデザインですが65.9%のものとこの62.6%のものがあります。
前者はプレーンな香味ですが、こちらにはややシェリー感がありました。
最近だとドロナックに感じることが多い、フルーツジャムの乗ったデニッシュのような甘やかな香味があり、荒々しいモルティさとジャムっぽいフルーツ感が一体化し始めているという印象で、ボトリング直後は分離していたのではないかと思います。
今はまだ荒さや刺激がありますがじわじわ良くなってきそうなオフィシャルの記念ボトルで、それを踏まえてまだ何本か所有しています。
今後はさらに一体化して美味しくなるポテンシャルがあるように思え、実際にこのボトルの開栓後1年以上経ったものはさらに美味しく感じたのでした。
さすがにExcellentなレベルまで成長するとは思えませんが、Very Goodくらいにはなりそうで、言ってみれば怪物感はないが地道な練習で一軍に呼ばれるかもしれないくらいのポテンシャルを感じる中堅というイメージです。
「だいぶ良くなってきたがまだ発展途上のモルト」として楽しんでいただければと思います。
グレンダラン GLENDULLAN 16yo OB "CENTENARY BOTTLING" 65.9%
香りにはシェリーが効いており、甘やかなプラムジャムやマーマレードの乗ったデニッシュ、干し柿、少しこなれた強いモルティさ、少し古くなった紅茶、じわじわと腐葉土。
飲むとヒリヒリした刺激があり力強いアタック。パワフルなモルティとその強い旨味、プラムやアプリコットのジャム、コクのある甘味、少し青草っぽいエグ味とスパイシーさのある余韻。
【Good/Very Good】
ウイスキーラバーズ名古屋でお出しするボトル、4本目はこのグレンダラン16年です。
1898年に蒸留を始めたグレンダラン蒸留所が、1998年にボトリングした100周年=センテナリーボトリングです。
16年熟成で、逆算すると1982年くらいの蒸留ということになります。
ダランのセンテナリーには私の知る限り2種類のボトルあり、同じラベルデザインですが65.9%のものとこの62.6%のものがあります。
前者はプレーンな香味ですが、こちらにはややシェリー感がありました。
最近だとドロナックに感じることが多い、フルーツジャムの乗ったデニッシュのような甘やかな香味があり、荒々しいモルティさとジャムっぽいフルーツ感が一体化し始めているという印象で、ボトリング直後は分離していたのではないかと思います。
今はまだ荒さや刺激がありますがじわじわ良くなってきそうなオフィシャルの記念ボトルで、それを踏まえてまだ何本か所有しています。
今後はさらに一体化して美味しくなるポテンシャルがあるように思え、実際にこのボトルの開栓後1年以上経ったものはさらに美味しく感じたのでした。
さすがにExcellentなレベルまで成長するとは思えませんが、Very Goodくらいにはなりそうで、言ってみれば怪物感はないが地道な練習で一軍に呼ばれるかもしれないくらいのポテンシャルを感じる中堅というイメージです。
「だいぶ良くなってきたがまだ発展途上のモルト」として楽しんでいただければと思います。
COMMENT(0)
- この記事についているタグ
- グレンダラン (GLENDULLAN)
2018.11.11【日記】
ニューリリース:グレンダラン 1993-2018 24年 ゴードン&マクファイル コニッサーズチョイス バッチ18/030 56.6%
安定感のある美味しさでした。

グレンダラン GLENDULLAN 1993-2018 24yo GORDON & MACPHAIL CONNOISSEURS CHOICE BATCH 18/030 56.6%
one of 171 bottles, REFILL AMERICAN HOGSHEAD
香りはほどよい熟成感。オレンジと淡いパイナップル、バニラ、蜂蜜とオーク、ほどよいモルティ。
飲んでもオレンジやドライパイナップルのフルーツ感やバニラ、蜂蜜のコクのある甘味、ほどよい噛み応えのあるオークのタンニンとモルトの旨味、余韻は長い。
【Good/Very Good】
GMのコニッサーズチョイス、ニューラベルでリリースされたグレンダラン1993、24年熟成。
カスクストレングスでボトリングされています。
香りも味わいもバーボンカスク由来の樽感がしっかり出ており、オレンジやバニラ、オーク、そして淡くパイナップルのような熟成感を帯びたフルーティさが印象的でした。
味わうと華やかさとほどよい熟成感が同居したモルトで、コクのある甘味やほどよいタンニンの淡い渋味、モルトの旨味などの多彩さと深みが感じられ、ボディもあって美味しかったです。
総合的には、香りから想像されるより味わいの深さがあったのが印象的でした。
グレンダラン GLENDULLAN 1993-2018 24yo GORDON & MACPHAIL CONNOISSEURS CHOICE BATCH 18/030 56.6%
one of 171 bottles, REFILL AMERICAN HOGSHEAD
香りはほどよい熟成感。オレンジと淡いパイナップル、バニラ、蜂蜜とオーク、ほどよいモルティ。
飲んでもオレンジやドライパイナップルのフルーツ感やバニラ、蜂蜜のコクのある甘味、ほどよい噛み応えのあるオークのタンニンとモルトの旨味、余韻は長い。
【Good/Very Good】
GMのコニッサーズチョイス、ニューラベルでリリースされたグレンダラン1993、24年熟成。
カスクストレングスでボトリングされています。
香りも味わいもバーボンカスク由来の樽感がしっかり出ており、オレンジやバニラ、オーク、そして淡くパイナップルのような熟成感を帯びたフルーティさが印象的でした。
味わうと華やかさとほどよい熟成感が同居したモルトで、コクのある甘味やほどよいタンニンの淡い渋味、モルトの旨味などの多彩さと深みが感じられ、ボディもあって美味しかったです。
総合的には、香りから想像されるより味わいの深さがあったのが印象的でした。
COMMENT(0)
- この記事についているタグ
- グレンダラン (GLENDULLAN)
2018.02.13【日記】
ニューリリース:シングルトン グレンダラン オフィシャル 免税店向け マスターズアート BATCH:MR/15/SR 40%
熟成感もあって旨いシングルトンでした。

グレンダラン GLENDULLAN SINGLETON OB for TRAVEL RETAIL "MASTER'S ART" BATCH:MR/15/SR 40%
FINISHED IN MUSCAT CASK WOOD
香りは意外な熟成感があり、甘やかで多彩。貴腐ワイン、熟した柑橘、レーズン、奥に心地良いモルティ。
飲むと穏やかな口当たりからこなれて少し染み込むようなテクスチャー、優しさも感じるが強い甘味、淡く引き締めるオーク、香り同様奥からモルティな旨味、度数のわりには充実感のある余韻。
【Good/Very Good】
免税店向けにボトリングされたシングルトン表記のグレンダラン"マスターズアート"、最近フィリピンの免税店で購入されたものです。
アジア向けのシングルトンは通常グレンオードですが、フィリピンはかつてアメリカ領だったことが影響しているのかグレンダランが販売されていたようです。
さて、実際に飲んでみるとNASとあなどるなかれ、かなりの美味しさです。
上記のように熟成感や凝縮感がしっかりあり、甘やかで深みもある多彩な香味でした。
特に、40%加水とは思えないような充実感は魅力的でした。
この日のスターターとして出していただき、想像以上の仕上がりにちょっと興奮気味にテイスティングしていたのですが、後々聞いてみると結構いい値段がするらしく、NASといってもそこは"マスターズアート"、そういうボトルの様です。
グレンダラン GLENDULLAN SINGLETON OB for TRAVEL RETAIL "MASTER'S ART" BATCH:MR/15/SR 40%
FINISHED IN MUSCAT CASK WOOD
香りは意外な熟成感があり、甘やかで多彩。貴腐ワイン、熟した柑橘、レーズン、奥に心地良いモルティ。
飲むと穏やかな口当たりからこなれて少し染み込むようなテクスチャー、優しさも感じるが強い甘味、淡く引き締めるオーク、香り同様奥からモルティな旨味、度数のわりには充実感のある余韻。
【Good/Very Good】
免税店向けにボトリングされたシングルトン表記のグレンダラン"マスターズアート"、最近フィリピンの免税店で購入されたものです。
アジア向けのシングルトンは通常グレンオードですが、フィリピンはかつてアメリカ領だったことが影響しているのかグレンダランが販売されていたようです。
さて、実際に飲んでみるとNASとあなどるなかれ、かなりの美味しさです。
上記のように熟成感や凝縮感がしっかりあり、甘やかで深みもある多彩な香味でした。
特に、40%加水とは思えないような充実感は魅力的でした。
この日のスターターとして出していただき、想像以上の仕上がりにちょっと興奮気味にテイスティングしていたのですが、後々聞いてみると結構いい値段がするらしく、NASといってもそこは"マスターズアート"、そういうボトルの様です。
COMMENT(0)
- この記事についているタグ
- グレンダラン (GLENDULLAN)
2017.03.06【日記】
グレンダラン 1965-1988 23年 ケイデンヘッド 水橋向け 52.5%
ピークの魅力を感じる素晴らしいダランでした。

グレンダラン GLENDULLAN 1965-1988 23yo CADENHEAD for MIZUHASHI 52.5%
香りは心地良いオールド感、こなれた素朴な麦感が強い、梅ジャムや淡くアプリコットティー、土っぽさ、淡く心地良い妖艶さのあるオールドピート。
飲むと優しい口当たりからジワジワと舌に染み込むテクスチャー、噛み応えのある麦の旨味、しっとりしたコクのある甘味、妖艶さがありオールドピートのある長い余韻。
【Very Good/Excellent】
1988年頃にケイデンヘッドが日本の株式会社水橋向けにボトリングしたグレンダラン1965,23年熟成です。
水橋のボトルを紹介するたびに書いているような気もしますが、この時代にカスクストレングスのボトルを日本向けに詰めた心意気は素晴らしいですね。
ボトリングから約30年、心地良いオールド感は帯びていますが劣化要素は感じません。
香りにおいて、まずは滋味深く美味しそうな麦感が主張し、そこから濃縮感のあるフルーツ要素が感じられました。
土っぽさや妖艶さを帯びた島モノと異なるオールドピートは、60年代以前に蒸留されボトリング後適度な経年変化を経たものに感じられることがありますが、このボトルにはことさらしっかりと感じられました。
飲むと、旨みが舌に染み込んでくるようなテクスチャーがあり、噛み応えも感じました。
しっとりとしたコクのある甘味と、やはり妖艶さを伴うオールドピートが魅力的で、樽も効きすぎていないためか飲み飽きもせず、滋味深い旨みを噛み締めるように堪能することができました。
家で開いていたら本当に次々と飲んでしまいそうです。
20年そこそこの熟成で、樽の効いていない素朴な原酒の味を生かしたような、この時期のケイデンヘッドらしいリリースではあります。
しかし、度数が比較的落ちていることと経年変化によるものなのか、思っていたよりはこなれた印象で、グリーンケイデンに多い玄人以外寄せ付けないような近寄りにくさは少ないタイプでした。
今がピークのような香味で非常に幸せいっぱいに飲みましたが、もっと長生きなボトルだと思っていたこともあり、同時に一抹の寂しさを感じてしまいました。
ただ、マスターに聞くとややネックの下がったボトルだったとのことで、コンディションが良ければ、やはりもっと長生きなボトルなのかもしれません。
グレンダラン GLENDULLAN 1965-1988 23yo CADENHEAD for MIZUHASHI 52.5%
香りは心地良いオールド感、こなれた素朴な麦感が強い、梅ジャムや淡くアプリコットティー、土っぽさ、淡く心地良い妖艶さのあるオールドピート。
飲むと優しい口当たりからジワジワと舌に染み込むテクスチャー、噛み応えのある麦の旨味、しっとりしたコクのある甘味、妖艶さがありオールドピートのある長い余韻。
【Very Good/Excellent】
1988年頃にケイデンヘッドが日本の株式会社水橋向けにボトリングしたグレンダラン1965,23年熟成です。
水橋のボトルを紹介するたびに書いているような気もしますが、この時代にカスクストレングスのボトルを日本向けに詰めた心意気は素晴らしいですね。
ボトリングから約30年、心地良いオールド感は帯びていますが劣化要素は感じません。
香りにおいて、まずは滋味深く美味しそうな麦感が主張し、そこから濃縮感のあるフルーツ要素が感じられました。
土っぽさや妖艶さを帯びた島モノと異なるオールドピートは、60年代以前に蒸留されボトリング後適度な経年変化を経たものに感じられることがありますが、このボトルにはことさらしっかりと感じられました。
飲むと、旨みが舌に染み込んでくるようなテクスチャーがあり、噛み応えも感じました。
しっとりとしたコクのある甘味と、やはり妖艶さを伴うオールドピートが魅力的で、樽も効きすぎていないためか飲み飽きもせず、滋味深い旨みを噛み締めるように堪能することができました。
家で開いていたら本当に次々と飲んでしまいそうです。
20年そこそこの熟成で、樽の効いていない素朴な原酒の味を生かしたような、この時期のケイデンヘッドらしいリリースではあります。
しかし、度数が比較的落ちていることと経年変化によるものなのか、思っていたよりはこなれた印象で、グリーンケイデンに多い玄人以外寄せ付けないような近寄りにくさは少ないタイプでした。
今がピークのような香味で非常に幸せいっぱいに飲みましたが、もっと長生きなボトルだと思っていたこともあり、同時に一抹の寂しさを感じてしまいました。
ただ、マスターに聞くとややネックの下がったボトルだったとのことで、コンディションが良ければ、やはりもっと長生きなボトルなのかもしれません。
COMMENT(0)
- この記事についているタグ
- グレンダラン (GLENDULLAN)
2016.08.05【日記】
グレンダラン 1966-2002 36年 ダグラスレイン オールド&レア 55.1%
奥ゆかしい陶酔感のある、素晴らしい60年代モルトです。

グレンダラン GLENDULLAN 1966-2002 36yo DOUGLAS LAING Old & Rare 55.1%
one of 559 bottles
香りは穏やかで素朴な熟成感あり、奥ゆかしい陶酔感あり、ぐじゅっと熟したイチジク、淡く桃、しっとりした麦感とこなれたピート、ナッツ、非常にリッチ。
飲むと滑らかな口当たりからじわじわと芳醇に広がる、舌に染み込むテクスチャー、こなれたフルーツ、しっかりと麦の旨味、ナッツ、タールとオールドピート、リッチで長い陶酔感のある余韻。
【Very Good/Excellent】
ダグラスレインが2002年にボトリングしたオールド&レアのグレンダラン1966、36年熟成です。
36年熟成ですがとってつけたような熟成香はなく、奥ゆかしさを伴うような陶酔感があります。
濃縮感のあるフルーツやナッツ、そして熟成年数のわりに残ったしっとりとした麦感が混然一体となって主張してきました。
飲んでも度数を感じないスムーズな口当たりから芳醇に広がり、舌に染み込んでくるような旨みがたまらなく良いです。
フルーツと麦に加えてタールやオールドピートも感じるリッチな味わいで、余韻にも陶酔感があって長いです。
ナッティさを加味するとリフィルのフィノカスクでしょうか、こういう樽と熟成環境が、真に長期熟成に向いているんだと個人的には強く思います。
グリーン瓶のオールド&レアにはこういうタイプが結構多く、本当に素晴らしいものばかりですね。
迷ったのですが、私はこのタイプのモルトが非常に好みで、飲み頃感もこの上なかったため評価はVG/Eとしました。
グレンダラン GLENDULLAN 1966-2002 36yo DOUGLAS LAING Old & Rare 55.1%
one of 559 bottles
香りは穏やかで素朴な熟成感あり、奥ゆかしい陶酔感あり、ぐじゅっと熟したイチジク、淡く桃、しっとりした麦感とこなれたピート、ナッツ、非常にリッチ。
飲むと滑らかな口当たりからじわじわと芳醇に広がる、舌に染み込むテクスチャー、こなれたフルーツ、しっかりと麦の旨味、ナッツ、タールとオールドピート、リッチで長い陶酔感のある余韻。
【Very Good/Excellent】
ダグラスレインが2002年にボトリングしたオールド&レアのグレンダラン1966、36年熟成です。
36年熟成ですがとってつけたような熟成香はなく、奥ゆかしさを伴うような陶酔感があります。
濃縮感のあるフルーツやナッツ、そして熟成年数のわりに残ったしっとりとした麦感が混然一体となって主張してきました。
飲んでも度数を感じないスムーズな口当たりから芳醇に広がり、舌に染み込んでくるような旨みがたまらなく良いです。
フルーツと麦に加えてタールやオールドピートも感じるリッチな味わいで、余韻にも陶酔感があって長いです。
ナッティさを加味するとリフィルのフィノカスクでしょうか、こういう樽と熟成環境が、真に長期熟成に向いているんだと個人的には強く思います。
グリーン瓶のオールド&レアにはこういうタイプが結構多く、本当に素晴らしいものばかりですね。
迷ったのですが、私はこのタイプのモルトが非常に好みで、飲み頃感もこの上なかったため評価はVG/Eとしました。
COMMENT(0)
- この記事についているタグ
- グレンダラン (GLENDULLAN)
2015.11.02【日記】
ニューリリース:グレンダラン 1999-2015 16年 ダンベーガン #5890,5892
意外に仕上がった綺麗なスペイサイドモルトでした。

グレンダラン GLENDULLAN 1999-2015 16yo DUN BHEAGAN #5890,5892 43%
one of 783 bottles, Barrels
香りは非常に華やかでスペイサイド的、青リンゴ、フレッシュオレンジ、バニラ、強くフローラル、奥に穏やかな麦感。
飲むと意外に舌に馴染むようなテクスチャー、青リンゴ、バニラ、心地よいオークと淡いココナッツ、蜂蜜系の優しい甘みとほどよい酸味、綺麗な余韻。
【Good/Very Good】
ダンベーガンが今年ボトリングしたグレンダラン1999,16年熟成です。
香りの最初からスペイサイドらしい華やかさを感じ,フローラルさとフルーティさ,そしてほど良い麦感も心地良かったです。
飲んでもニューリリースとは思えないような落ち着いたテクスチャーを感じ,バーボンカスクがほど良く効いていました。
熟成の早いと言われるバレル2樽のヴァッティングで加水ということもうまく作用しているようで,未熟感は全然感じられませんでした。
決して個性的な香味ではありませんが樽の出方のキツさも無く洗練されており,抜群のタイミングで加水で詰められたボトルだと思います。
グレンダラン GLENDULLAN 1999-2015 16yo DUN BHEAGAN #5890,5892 43%
one of 783 bottles, Barrels
香りは非常に華やかでスペイサイド的、青リンゴ、フレッシュオレンジ、バニラ、強くフローラル、奥に穏やかな麦感。
飲むと意外に舌に馴染むようなテクスチャー、青リンゴ、バニラ、心地よいオークと淡いココナッツ、蜂蜜系の優しい甘みとほどよい酸味、綺麗な余韻。
【Good/Very Good】
ダンベーガンが今年ボトリングしたグレンダラン1999,16年熟成です。
香りの最初からスペイサイドらしい華やかさを感じ,フローラルさとフルーティさ,そしてほど良い麦感も心地良かったです。
飲んでもニューリリースとは思えないような落ち着いたテクスチャーを感じ,バーボンカスクがほど良く効いていました。
熟成の早いと言われるバレル2樽のヴァッティングで加水ということもうまく作用しているようで,未熟感は全然感じられませんでした。
決して個性的な香味ではありませんが樽の出方のキツさも無く洗練されており,抜群のタイミングで加水で詰められたボトルだと思います。
COMMENT(0)
- この記事についているタグ
- グレンダラン (GLENDULLAN)
2015.06.01【日記】
グレンダラン 1965 25年 ケイデンヘッド グリーン瓶 52.4%
文句のつけるところの無い素晴らしいボトル。感服しました。

グレンダラン GLENDULLAN 1965-1991 25yo CADENHEAD GREEN BOTTLE 52.4%
香りは強く複雑で妖艶さがある、煮詰まったアプリコットティー、淡いイチゴジャム、シナモン、少しクリーム、しっかり残った旨そうな麦感、ほどよいオーク、淡いピート、リッチ、飲むと柔らかな口当たりから芳醇かつ力強く広がる、ドキドキするような妖艶さ、アプリコットジャムのコクのある甘味、染み込む麦の旨味、味を引き締めるオーク、淡くタバコのタールっぽさのあるピート、厚いボディ、陶酔感のある長い余韻。
【Excellent】
ケイデンヘッドがグリーン瓶でボトリングしたグレンダラン1965,25年熟成です。
以前にグリーンケイデンの同スペックのボトルを飲んでおり,それほど突き抜けた印象も無かったですしそれと同じボトルだと思って飲んだのですが・・・,第一印象から突き抜けまくっていて驚きました。
よくよく見てみると,以前飲んだものは61.1%で,同スペックの度数違いでした。
香りの最初から妖艶で複雑なニュアンスがありドキドキしてしまいます。
熟成感のある濃い紅茶のようなニュアンスや濃く濃縮させたアプリコットやイチゴのニュアンスがありますが,にもかかわらず旨そうな麦感もしっかりと残っています。淡いピートも奥から現れ,非常にリッチで妖しく,複雑です。
ドキドキしながら口に含むとキツさのない口当たりから芳醇にパワフルに広がり,やはり香り同様に熟成感のあるフルーツと麦の旨み,ほど良いオーク,そしてピートといった要素がそれぞれに主張しながら高次元でバランスをとっているような感じでした。
ボディが十二分に残っており,飲み応えも余韻の長さも十分なのですが,にもかかわらず終始妖艶さや陶酔感があったのが非常に魅力的でした。
間違いなく最高クラスに突き抜けたボトルで,この熟成感+麦の旨み+ボディの厚み+妖艶さというと,サマローリのフルプルーフのボトル達が思い浮かびます。
恐らくブラインドで出てきたら蒸留所はわからないがサマローリのフルプルーフと予想すると思います。
よくよく考えるとサマローリのダッシーズの樽はケイデンヘッドのものですから,もとはと言えばケイデンの素晴らしい樽の個性なのかもしれません。それを強く感じたボトルでした。
ただただ素晴しく,飲めたことを感謝せずにはいられないボトルでした。
なお,さすがに今回のダランほどの陶酔感が出るかどうかはわかりませんが,90年代のすっごい良い樽は厚い麦感と良質なフルーツ感を兼ね備えたものがありますから,今回のダランのような樽の系統で近いニュアンスのものは未来においても出てくるのではないかと期待しています。
少なくとも,60年代のオールドシェリーのものの再現に比べたら現実味があるのではないかと。
まぁ,今回のスペックに併せると1995年蒸留の2020年ボトリングで2040年頃に飲むという計画ですから気が遠くなりそうですが。(笑)


グレンダラン GLENDULLAN 1965-1991 25yo CADENHEAD GREEN BOTTLE 52.4%
香りは強く複雑で妖艶さがある、煮詰まったアプリコットティー、淡いイチゴジャム、シナモン、少しクリーム、しっかり残った旨そうな麦感、ほどよいオーク、淡いピート、リッチ、飲むと柔らかな口当たりから芳醇かつ力強く広がる、ドキドキするような妖艶さ、アプリコットジャムのコクのある甘味、染み込む麦の旨味、味を引き締めるオーク、淡くタバコのタールっぽさのあるピート、厚いボディ、陶酔感のある長い余韻。
【Excellent】
ケイデンヘッドがグリーン瓶でボトリングしたグレンダラン1965,25年熟成です。
以前にグリーンケイデンの同スペックのボトルを飲んでおり,それほど突き抜けた印象も無かったですしそれと同じボトルだと思って飲んだのですが・・・,第一印象から突き抜けまくっていて驚きました。
よくよく見てみると,以前飲んだものは61.1%で,同スペックの度数違いでした。
香りの最初から妖艶で複雑なニュアンスがありドキドキしてしまいます。
熟成感のある濃い紅茶のようなニュアンスや濃く濃縮させたアプリコットやイチゴのニュアンスがありますが,にもかかわらず旨そうな麦感もしっかりと残っています。淡いピートも奥から現れ,非常にリッチで妖しく,複雑です。
ドキドキしながら口に含むとキツさのない口当たりから芳醇にパワフルに広がり,やはり香り同様に熟成感のあるフルーツと麦の旨み,ほど良いオーク,そしてピートといった要素がそれぞれに主張しながら高次元でバランスをとっているような感じでした。
ボディが十二分に残っており,飲み応えも余韻の長さも十分なのですが,にもかかわらず終始妖艶さや陶酔感があったのが非常に魅力的でした。
間違いなく最高クラスに突き抜けたボトルで,この熟成感+麦の旨み+ボディの厚み+妖艶さというと,サマローリのフルプルーフのボトル達が思い浮かびます。
恐らくブラインドで出てきたら蒸留所はわからないがサマローリのフルプルーフと予想すると思います。
よくよく考えるとサマローリのダッシーズの樽はケイデンヘッドのものですから,もとはと言えばケイデンの素晴らしい樽の個性なのかもしれません。それを強く感じたボトルでした。
ただただ素晴しく,飲めたことを感謝せずにはいられないボトルでした。
なお,さすがに今回のダランほどの陶酔感が出るかどうかはわかりませんが,90年代のすっごい良い樽は厚い麦感と良質なフルーツ感を兼ね備えたものがありますから,今回のダランのような樽の系統で近いニュアンスのものは未来においても出てくるのではないかと期待しています。
少なくとも,60年代のオールドシェリーのものの再現に比べたら現実味があるのではないかと。
まぁ,今回のスペックに併せると1995年蒸留の2020年ボトリングで2040年頃に飲むという計画ですから気が遠くなりそうですが。(笑)
COMMENT(2)
- この記事についているタグ
- グレンダラン (GLENDULLAN)
この記事を評価するGood
2015.05.02【日記】
グレンダラン 18年 オフィシャル マネージャーズドラム 1989年詰め
充実感のあるシェリーカスク,素晴らしいです。

グレンダラン GLENDULLAN 18yo OB THE MANAGER'S DRAM 64%
Bottled in 1989, SHERRY CASK
香りは重厚なシェリー、ビターチョコレートがけのオレンジ、熟したプラム、ベリージャム、コーヒー、キャラメリゼしたナッツ、奥からしっとりした麦感、淡く腐葉土、レザー、リッチ、飲むと重厚でパワフル、力強く広がる、ヒリヒリとスパイシー、香り同様のフルーツ,多彩なジャム感,こってりとした強いコクのある甘味、深みを出す渋味、フルボディ、リッチで長い余韻。
【Very Good】
オフィシャル,マネージャーズドラムのグレンダラン18年,1989年ボトリングです。
ご存じのとおりマネドラは当時関係者に配られた非売品です。
逆算すると1970~1971年くらいの蒸留です。
香りの最初からガツンとくる重厚なシェリー感があり,こなれてはいますがオールド感は驚くほど感じられません。活き活きしています。
ベリーなどの熟した濃い色のフルーツやそのジャム,渋味がありそうなチョコレートやコーヒー,キャラメリゼしたナッツなどバリバリのシェリーカスク熟成らしいニュアンスと一緒に,しっとりとした旨そうな麦,深みを出す腐葉土のようなアーシーさやレザー感も感じられ,とても複雑でリッチでした。
飲んでも香りから期待するように重厚で多彩な味わいで,パワフルです。度数は高くスパイシーではありますが,それでいて舌の上にトロリと絡みつくような甘いニュアンスもあり,深い深いコクがありました。
まさにフルボディでありすごい飲み応えで,有無を言わせぬ説得力のあるモルトでした。


グレンダラン GLENDULLAN 18yo OB THE MANAGER'S DRAM 64%
Bottled in 1989, SHERRY CASK
香りは重厚なシェリー、ビターチョコレートがけのオレンジ、熟したプラム、ベリージャム、コーヒー、キャラメリゼしたナッツ、奥からしっとりした麦感、淡く腐葉土、レザー、リッチ、飲むと重厚でパワフル、力強く広がる、ヒリヒリとスパイシー、香り同様のフルーツ,多彩なジャム感,こってりとした強いコクのある甘味、深みを出す渋味、フルボディ、リッチで長い余韻。
【Very Good】
オフィシャル,マネージャーズドラムのグレンダラン18年,1989年ボトリングです。
ご存じのとおりマネドラは当時関係者に配られた非売品です。
逆算すると1970~1971年くらいの蒸留です。
香りの最初からガツンとくる重厚なシェリー感があり,こなれてはいますがオールド感は驚くほど感じられません。活き活きしています。
ベリーなどの熟した濃い色のフルーツやそのジャム,渋味がありそうなチョコレートやコーヒー,キャラメリゼしたナッツなどバリバリのシェリーカスク熟成らしいニュアンスと一緒に,しっとりとした旨そうな麦,深みを出す腐葉土のようなアーシーさやレザー感も感じられ,とても複雑でリッチでした。
飲んでも香りから期待するように重厚で多彩な味わいで,パワフルです。度数は高くスパイシーではありますが,それでいて舌の上にトロリと絡みつくような甘いニュアンスもあり,深い深いコクがありました。
まさにフルボディでありすごい飲み応えで,有無を言わせぬ説得力のあるモルトでした。
COMMENT(0)
- この記事についているタグ
- グレンダラン (GLENDULLAN)
この記事を評価するGood
2015.01.31【日記】
グレンダラン 1969 34yo ダグラスレイン オールド&レア
珍しい記載ミスボトルですが,このシリーズらしい美味しさです。

グレンダラン GLENDULLAN 1969-2003 34yo DOUGLAS LAING Old & Rare 46.8%
one of 217 bottles
香りは心地良い麦とシナモン、クッキー、熟成感あり、どんどん広がり桃っぽくなる、飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる、桃や洋梨、良い麦感とその旨味、心地良い甘味、迫力あり、陶酔感のある長い余韻。
【Very Good】
ダグラスレインのオールド&レアから,グレンダラン1969,34年熟成。
記載では1966蒸留となっていますが,熟成年数が合いません。実際は1969蒸留のようです。
香りは麦やシナモン,徐々に桃っぽさが強くなってきました。いつもうまく表現できない,オールド&レア特有の熟成感のようなものもしっかりと感じられました。
飲んでみると,熟成感のある滑らかな口当たりから芳醇な広がりがあり,麦の旨みと桃や洋ナシなどの熟成感のあるフルーティが見事に同居して感じられ,度数のわりにボディと迫力も十分ありました。
高次元でバランスのとれた香味で,陶酔感もある長い余韻も素晴らしかったです。
さすがオールド&レア,外しませんね。
このボトルは,高田馬場の歩古ホールさんでいただきました。


グレンダラン GLENDULLAN 1969-2003 34yo DOUGLAS LAING Old & Rare 46.8%
one of 217 bottles
香りは心地良い麦とシナモン、クッキー、熟成感あり、どんどん広がり桃っぽくなる、飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる、桃や洋梨、良い麦感とその旨味、心地良い甘味、迫力あり、陶酔感のある長い余韻。
【Very Good】
ダグラスレインのオールド&レアから,グレンダラン1969,34年熟成。
記載では1966蒸留となっていますが,熟成年数が合いません。実際は1969蒸留のようです。
香りは麦やシナモン,徐々に桃っぽさが強くなってきました。いつもうまく表現できない,オールド&レア特有の熟成感のようなものもしっかりと感じられました。
飲んでみると,熟成感のある滑らかな口当たりから芳醇な広がりがあり,麦の旨みと桃や洋ナシなどの熟成感のあるフルーティが見事に同居して感じられ,度数のわりにボディと迫力も十分ありました。
高次元でバランスのとれた香味で,陶酔感もある長い余韻も素晴らしかったです。
さすがオールド&レア,外しませんね。
このボトルは,高田馬場の歩古ホールさんでいただきました。
COMMENT(0)
- この記事についているタグ
- グレンダラン (GLENDULLAN)
この記事を評価するGood
2014.12.15【日記】
グレンダラン 1967 32年 ケイデンヘッド グリーンボトル
素朴さと妖艶さをともに感じる素晴らしいボトルでした。

グレンダラン GLENDULLAN 1967-1999 32yo CADENHEAD green bottle 48.1%
one of 240 bottles
香りは素朴さと華やかさを併せ持つ、フレッシュさに熟したニュアンスもある不思議なシトラス、奥から洋梨や桃、怪しく妖艶、プレーンな樽感、飲むとさらりとした口当たりからじわじわ広がる、柔らかでナチュラルな桃、上品だが濃いめの甘味、優しい麦の旨味、ボディは厚くないが心地良い陶酔感のある余韻。
【Very Good】
ケイデンヘッドのグリーンボトルからグレンダラン1967,32年熟成です。
香りがとても素晴らしく,妖艶さを伴うような熟成感を感じかなりフルーティな一方,プレーンでナチュラルな樽感でどこか素朴さも感じたのがとても印象的でした。
飲んでみると,長熟で若干ボディは軽くなっている印象ではありましたが,桃っぽくフルーティで上品な甘味もあり,麦の旨みもあって,全体にはやはりナチュラルな味わいでかなり好きな味でした。
長熟らしさとケイデンヘッドのグリーン瓶らしいプレーンでナチュラルな印象が同時に感じられて興味深いボトルでした。


グレンダラン GLENDULLAN 1967-1999 32yo CADENHEAD green bottle 48.1%
one of 240 bottles
香りは素朴さと華やかさを併せ持つ、フレッシュさに熟したニュアンスもある不思議なシトラス、奥から洋梨や桃、怪しく妖艶、プレーンな樽感、飲むとさらりとした口当たりからじわじわ広がる、柔らかでナチュラルな桃、上品だが濃いめの甘味、優しい麦の旨味、ボディは厚くないが心地良い陶酔感のある余韻。
【Very Good】
ケイデンヘッドのグリーンボトルからグレンダラン1967,32年熟成です。
香りがとても素晴らしく,妖艶さを伴うような熟成感を感じかなりフルーティな一方,プレーンでナチュラルな樽感でどこか素朴さも感じたのがとても印象的でした。
飲んでみると,長熟で若干ボディは軽くなっている印象ではありましたが,桃っぽくフルーティで上品な甘味もあり,麦の旨みもあって,全体にはやはりナチュラルな味わいでかなり好きな味でした。
長熟らしさとケイデンヘッドのグリーン瓶らしいプレーンでナチュラルな印象が同時に感じられて興味深いボトルでした。
COMMENT(0)
- この記事についているタグ
- グレンダラン (GLENDULLAN)
この記事を評価するGood
2013.06.18【日記】
グレンダラン 1995-2009 オフィシャル マネージャーズチョイス
マネチョ開栓は続きます。

グレンダラン GLENDULLAN 1995-2009 OB THE MANAGER'S CHOICE #12718 58.7%
うっすら焦げ感のある強く良い麦感、プラム、オレンジ、穏やかなシェリー感、ドライフルーツ、ナッツ、少し紅茶、力強い味わい、コクのある蜂蜜の甘味、キレあり。
【Very Good】
オフィシャル・マネチョですが、オスロスクに続いてグレンダランです。
恐らくシェリー樽由来と思われる良い成分が穏やかですが全体に効いており、深みと熟成感、そしてリッチな要素を加えているようです。
マネチョらしく味わいは力強く、濃厚ながら最後はキレを感じます。
良い原酒が良い最近のリフィルシェリー樽で熟成され、短熟ながら良く仕上がったという感じのボトルでした。
かなり美味しいです。


グレンダラン GLENDULLAN 1995-2009 OB THE MANAGER'S CHOICE #12718 58.7%
うっすら焦げ感のある強く良い麦感、プラム、オレンジ、穏やかなシェリー感、ドライフルーツ、ナッツ、少し紅茶、力強い味わい、コクのある蜂蜜の甘味、キレあり。
【Very Good】
オフィシャル・マネチョですが、オスロスクに続いてグレンダランです。
恐らくシェリー樽由来と思われる良い成分が穏やかですが全体に効いており、深みと熟成感、そしてリッチな要素を加えているようです。
マネチョらしく味わいは力強く、濃厚ながら最後はキレを感じます。
良い原酒が良い最近のリフィルシェリー樽で熟成され、短熟ながら良く仕上がったという感じのボトルでした。
かなり美味しいです。
COMMENT(0)
- この記事についているタグ
- グレンダラン (GLENDULLAN)
この記事を評価するGood
2013.04.23【日記】
続・ケイデングリーンらしいグレンダラン1965 25年 ケイデンヘッド
やはりケイデンのグリーン瓶らしさというものがあります。

グレンダラン GLENDULLAN 1965-1991 25yo CADENHEAD'S 51.1%
最初はやや香りがこもっているがゆっくり開く、プラム、少し桃や洋梨、蜂蜜、バニラ、非常に良い麦感、甘味も濃く少し粘性もあるが最後はスパイシーでキレがあるフィニッシュ。
【Good/Very Good】
ケイデンヘッド、グリーン瓶のグレンダラン1965。25年熟成。
先日のボトルと比べるとやや熟成が長いボトルで、植物感はそれほどはっきりとは感じませんでしたが、やはりこのあたりのグリーン瓶のケイデンヘッドのボトルらしく、ちょっと香りがこもっていて熟成香は時間と共にゆっくりと開いてきましたね。また、このボトルのようにやや粘性の高いテクスチャーがあるものでも、やはり最後はスパイシーに切れ上がりました。
作りこんだ感じが一切せず、そのまんまで勝負という感じがします。


グレンダラン GLENDULLAN 1965-1991 25yo CADENHEAD'S 51.1%
最初はやや香りがこもっているがゆっくり開く、プラム、少し桃や洋梨、蜂蜜、バニラ、非常に良い麦感、甘味も濃く少し粘性もあるが最後はスパイシーでキレがあるフィニッシュ。
【Good/Very Good】
ケイデンヘッド、グリーン瓶のグレンダラン1965。25年熟成。
先日のボトルと比べるとやや熟成が長いボトルで、植物感はそれほどはっきりとは感じませんでしたが、やはりこのあたりのグリーン瓶のケイデンヘッドのボトルらしく、ちょっと香りがこもっていて熟成香は時間と共にゆっくりと開いてきましたね。また、このボトルのようにやや粘性の高いテクスチャーがあるものでも、やはり最後はスパイシーに切れ上がりました。
作りこんだ感じが一切せず、そのまんまで勝負という感じがします。
COMMENT(0)
- この記事についているタグ
- グレンダラン (GLENDULLAN)
この記事を評価するGood
2013.03.25【日記】
グレンダラン16年 オフィシャル センテナリーボトリング
センテナリーの2種類のうちのひとつです。

グレンダラン GLENDULLAN 16yo OB "The CENTENARY BOTTLING" 65.9%
香りは強い麦感、プラム、梅、鼻に抜けるハイプルーフの刺激、樽のニュアンスはあまりなくプレーンな印象。
飲んでも麦の旨味がかなり濃厚で、スパイシーさのあとからじわじわとプラムや桃系のフルーツも主張してくる。かなりドライで切れ上がる。
【Good/Very Good】
1998年創業のグレンダランが1998年の100周年記念にボトリングしたセンテナリーボトリング。記念すべきボトルなのですが、度数はとっつきにくい65.9%とかなりのハイプルーフです。
そのためか、有楽町では珍しく開栓から比較的長くバックバーに居座っているボトルです。
また、これとは別に62.6%の同じラベルのボトルもあり、そちらはシェリー系の味だったと記憶してます。
私はこういうハイプルーフで麦感の強いボトルは好きなほうで、開栓当初から結構美味しく飲んでましたが、今回ちょっとは穏やかになったかなと思いつつオーダーしてみました。しかし時間が経っても全く媚びる様子はなく(笑)、開栓当時とほぼ同じ感想でした。
もともと好きなボトルなので十分に楽しめました。
次は何か月後に飲みましょうかね。(笑)


グレンダラン GLENDULLAN 16yo OB "The CENTENARY BOTTLING" 65.9%
香りは強い麦感、プラム、梅、鼻に抜けるハイプルーフの刺激、樽のニュアンスはあまりなくプレーンな印象。
飲んでも麦の旨味がかなり濃厚で、スパイシーさのあとからじわじわとプラムや桃系のフルーツも主張してくる。かなりドライで切れ上がる。
【Good/Very Good】
1998年創業のグレンダランが1998年の100周年記念にボトリングしたセンテナリーボトリング。記念すべきボトルなのですが、度数はとっつきにくい65.9%とかなりのハイプルーフです。
そのためか、有楽町では珍しく開栓から比較的長くバックバーに居座っているボトルです。
また、これとは別に62.6%の同じラベルのボトルもあり、そちらはシェリー系の味だったと記憶してます。
私はこういうハイプルーフで麦感の強いボトルは好きなほうで、開栓当初から結構美味しく飲んでましたが、今回ちょっとは穏やかになったかなと思いつつオーダーしてみました。しかし時間が経っても全く媚びる様子はなく(笑)、開栓当時とほぼ同じ感想でした。
もともと好きなボトルなので十分に楽しめました。
次は何か月後に飲みましょうかね。(笑)
COMMENT(0)
- この記事についているタグ
- グレンダラン (GLENDULLAN)
この記事を評価するGood