ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

ストイックなドリンカーの日々 ~Drinker's Diary~

モルトウイスキーをこよなく愛する男の日々のテイスティングや考えたことを掲載します。

2014.11.09【日記】

ニューリリース:クライヌリッシュ 18年 ウイスキーエクスチェンジ ウイスキーショー2014向け

近年っぽくないどっしりシェリーが効いた濃厚モルトでした。

 

クライヌリッシュ CLYNELISH 18yo Speciality Drinks (THE WHISKY EXCHANGE) for The Whisky Show 2014 50.6%,   


香りはどっしり重めのシェリー、プラムジャム、プルーン、黒糖、チョコレート、コーヒー、オイル、ハーブ、甘そうなラム,リッチ,飲むとねっとりしたテクスチャーでオイリー、チョコレートがけのオレンジ、コーヒー、ベリージャム、なめし皮、濃いがベタッとした平坦な甘味、良いタンニンの渋味、クローブ、ハーブ、かすかなエグ味、リッチで長い余韻。

【Good/Very Good】


スペシャリティドリンクス(ウイスキーエクスチェンジ)がロンドンのウイスキーショー向けにボトリングしたクライヌリッシュ18年です。
スペックは定かではありませんが,ヴィンテージは逆算して1995か1996あたりでしょうか。

香りの最初から重いシェリー感が強く支配的に主張しますが,近年のとってつけたようなシェリー感とは異なるニュアンスでした。
ジャムやドライフルーツ,黒糖やチョコレート,コーヒー,ハーブなど,良いシェリー感の強いリッチな香りでした。甘いラムのような香味も印象的でした。
飲んでみるとどろりとした粘性の強いテクスチャーで,やはり香り同様のフルーツ,ハーブ,スパイスなどの濃く多彩なシェリーのニュアンスが強く主張してきます。濃い甘味がベタッとしておりやや平坦な印象だったのが少し気になりましたが,過熟感もなくタンニンの渋味もほど良く効いており,甘くリッチで長い余韻でした。

クライヌリッシュは近年のものもハウススタイルがわかりやすい蒸留所だと思いますが,これは原酒の個性より樽が全面に出たタイプだと思いました。といっても非常に複雑でリッチで飲み応えのあるボトルでした。
少々甘さがきつく,飲み疲れするタイプのようにも思いましたが,1杯の満足感は十二分にありました。


 
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2014.09.20【日記】

ニューリリース:クライヌリッシュ 1995 17yo シグナトリー ウイスキーエクスチェンジ向け #12794

やはりハウススタイルしっかりな蒸留所でした。

 

クライヌリッシュ CLYNELISH 1995-2013 17yo SIGNATORY VINTAGE for THE WHISKY EXCHANGE #12794 56.2%
one of 622 bottles, REFILL SHERRY BUTT



香りはややワクシー、アプリコットやプラムのジャム、ややオイリーでリッチ、飲むとねっとりとした粘性あり、アプリコットジャムの甘味、プラム、リッチ、オイリーで長い余韻。

【Good/Very Good】


シグナトリーがウイスキーエクスチェンジ向けにボトリングして最近日本に入ってきた,クライヌリッシュ1995,17年熟成です。

香りはクライヌリッシュらしい蜜蝋ワックスのようなニュアンスやオイル,濃いアプリコットジャムなどがしっかりめに感じられ,シェリーカスク由来と思われるプラムっぽいニュアンスもあってリッチでした。
飲んでみると期待通りの粘性のあるねっとりしたテクスチャーで,もともとのクライヌリッシュらしいフルーティに加えて,淡いシェリー感からくるフルーティが一緒に感じられ,コクのある甘味も強かったです。
余韻もオイリーで長く,それなりに厚みもあってなかなか飲み応えのあるボトルでした。


 
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2014.09.16【日記】

ニューリリース:クライヌリッシュ ブティックウイスキー バッチ2

ヴィンテージは不明ですがハウススタイルをしっかり感じるクライヌリッシュでした。

 

クライヌリッシュ CLYNELISH BOUTIQUE-Y WHISKY BATCH 2 50.6%
one of 319 bottles



香りはワクシー、オレンジリキュール、蜜蝋、ややオイリーでリッチ、飲むとアプリコットジャムや蜂蜜の甘味、粘性とコクあり、オイリーで長い余韻。

【Good/Very Good】


マッカランに続き,ブティックウイスキーからニューリリースのクライヌリッシュです。

香りはクライヌリッシュらしいワクシーさがしっかりと感じられ,オイリーでオレンジリキュールや蜜蝋のニュアンスもあり,複雑ではありませんがリッチでした。
飲んでみると粘性のあるテクスチャーで,アプリコットジャムや蜂蜜の様なコクを感じる甘味があり,オイリーで長い余韻でした。

あまり複雑さは無く単調ではありますが,かといって若々しいわけでもなく,90年代半ばのヴィンテージっぽいなと思いました。
期待を裏切らない美味しいクライヌリッシュでした。


 
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2014.06.27【日記】

クライヌリッシュ 1989-1999 ケイデンヘッド オーセンティックコレクション

粘性がハイプルーフの刺激をうまく緩和しています。

 

クライヌリッシュ CLYNELISH 1989-1999 CADENHEAD'S Authentic Collection 61.2%
one of 240 bottles



香りは蜜蝋とワックス、アプリコットジャム、オイル、リッチ、飲むとなめらかな口当たりから広がる、ヌルッとしたテクスチャー、アプリコットジャムのコク深い甘味、濃い旨味、ややオイリーな余韻も長い。

【Good/Very Good】


ケイデンヘッドのオーセンティックコレクションから,クライヌリッシュ1989-1999です。

香りはクライヌリッシュらしい蜜蝋ワックスやアプリコットジャム,そしてオイルのニュアンスなどハウススタイルを強く感じるものでした。
飲んでみると61.2%のハイプルーフを感じない滑らかな口当たりで,ヌルッとした粘性を強く感じます。そこから強いコクのある甘味へと移行していき,オイリーで長い余韻へと繋がっていきます。
終始ハウススタイルを強く感じるクライヌリッシュでしたが,特に60度オーバーの度数を粘性が包み込んでいるようなニュアンスが心に残りました。


 
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2014.05.30【日記】

クライヌリッシュ 1972 35年 シングルモルツオブスコットランド スペシャリティドリンクス #12651

やはりクライヌリッシュ1972は大好きです。

 

クライヌリッシュ CLYNELISH 1972-2008 35yo The Single Malts of Scotland SPECIALITY DRINKS #12651 53.7%
one of 273 bottles, Hogshead



香りは強い、アプリコットジャム、紅茶、樹液、ワックス、蜜蝋、香りからも粘性を感じる、飲むとヌルッとした粘性のあるテクスチャーで芳醇に広がる、アプリコットジャムの甘味と濃い旨み、深いコク、ボディあり、オイリーで長い余韻。

【Very Good/Excellent】


スペシャリティドリンクス(ウイスキーエクスチェンジ)のシングルモルツオブスコットランドから,クライヌリッシュ1972,35年熟成。
このシリーズからは1972が何本も出ており,記憶にある限り一番最後に一般向けにリリースされたボトルもここからでした。

個人的にクライヌリッシュ1972は大好物で,このブログでご紹介したものだと,大好きだったエイコーンのものキングスバリーのものなどと同様の素敵なものを期待して飲んでしまうのですが,香り立ちから期待通りでした。
らしいアプリコットジャムや樹液,蜜蝋ワックスなどのニュアンスがしっかりと感じられ,香りの段階で粘性を感じてしまいます。
飲んでみるとやはりヌルッとした非常に強い粘性があり芳醇に広がってきます。コクの強い甘味があり,オイリーで長い余韻の最後まで旨いです。
1972も最後の方はやや度数が落ちてボディの軽くなったものがありましたが,これは十分なボディを残したボトリングで,素晴らしく美味しかったです。


 
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2014.02.13【日記】

ニューリリース:クライヌリッシュ1988 24年 ヘップバーンズレゾリューション

味わいは期待通りでした。

 

クライヌリッシュ CLYNELISH 1988-2013 24yo HEPBURN'S RESOLUTION 48.8%


香りはバニラ、カスタード、蜂蜜とアプリコット、淡くペアドロップ、少しワックスやオイル、飲むとスパイシーな口当たり、アプリコットジャム、洋ナシ、トロリとしたオイリーなテクスチャー、樹液、蜂蜜の甘味、コクあり。

【Good/Very Good】


ヘップバーンズレゾリューションからのニューリリース、クライヌリッシュ1988、24年熟成。
クライヌリッシュは好きでリリースも多いため、今までたくさん飲みましたが、1988ヴィンテージってほぼ飲んだ記憶がありません。

私がらしいと思っているアプリコットジャムやワックス、そしてオイルのニュアンスは、香りではそこまで強くないもののちゃんと感じられ、飲むと香りの印象よりかなり強く感じられます。
粘性のあるテクスチャーも健在で、満足感のあるボトルでした。

 
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2013.11.04【日記】

ニューリリース:クライヌリッシュ1996 16年 ウイスキーエクスチェンジ マスターピーシズ

マスターピーシズ第3弾はクライヌリッシュでした。

 

クライヌリッシュ CLYNELISH 1996-2013 16yo THE WHISKY EXCHANGE MASTERPIECES 56.1%
SHERRY BUTT



樹液、アプリコットティー、オレンジオイル、蜂蜜、少しワックス、優しい麦、飲むとらしいヌルッとしたテクスチャー、樹液と蜂蜜の濃いめの甘味、コクあり、ややスパイシーでナッティ、粘性があり甘く長い余韻。

【Good/Very Good】


ウイスキーエクスチェンジのマスターピーシズからクライヌリッシュ1996、16年熟成。
今のところ、第1弾のロングモーン1978、話題になった第2弾のボウモア1993、そして今回のクライヌリッシュ1996という流れです。

クライヌリッシュらしい樹液やワックスのニュアンスがあり、ヌルッとしたテクスチャーから感じる濃いめの甘味など、年代を問わないクライヌリッシュのハウススタイルがしっかりと出ているボトルだと思います。
90年代のクライヌリッシュとして特別な個性があるというわけでなないようで、マスターピースと呼べるかどうかは微妙なところですが、らしさのある美味しいボトルでした。
そういえば、第1弾のロングモーンも美味しかったもののそこまで特別なボトルという感じでもなく、樽の選定基準はよくわかりません。スキンダーさんの好みなのでしょうか。

 
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2013.11.02【日記】

ニューリリース:クライヌリッシュ1997 16年 ダグラスレイン オールドパティキュラー

らしさがしっかりあるクライヌリッシュでした。

 

クライヌリッシュ CLYNELISH 1997-2013 16yo DOUGLAS LAING OLD PARTICULAR #DL9907 48.4%
one of 276 bottles, REFILL HOGSHEAD



重めの麦感とオイル、洋ナシ、バニラ、蜂蜜、飲むとオレンジオイル、ヌルッとしたテクスチャー、コクのある蜂蜜の甘味、なかなかリッチで長めの余韻。

【Good/Very Good】


新体制になったダグラスレインからの新シリーズ、オールドパティキュラーからクライヌリッシュ1997、16年熟成。

ここのところ結構リリースの多いクライヌリッシュの1997ですが、どれもらしさがあってかつ美味しいイメージでした。このボトルもその例に漏れず、らしい重めのオイルと麦感、フルーツ感、蜂蜜の甘味、そして独特のヌルッとしたテクスチャーも健在です。
特別このボトルに特化した特徴があるというわけではありませんでしたが、期待通りの美味しいクライヌリッシュでした。

 
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2013.08.17【日記】

クライヌリッシュ1971 38年 ダグラスレイン オールドモルトカスク

やはりこの辺のヴィンテージは鉄板ですね。

 

クライヌリッシュ CLYNELISH 1971-2009 38yo DOUGLAS LAING OMC #DL5055 47.9%
one of 145 bottles



樹液、アプリコットジャム、熟したオレンジ、少しワックス、オイル、紅茶、滑らかな口当たりで粘性のあるテクスチャー、ややねっとりと濃い甘味、リッチ。

【Very Good】


ダグラスレイン、OMCのクライヌリッシュ1971、38年熟成。
新しいラベルになった後にも70年代前半のクライヌリッシュがリリースされていたとは、全然気づいていませんでした。好きなスペックなので、今さらですが買えなくてちょっと残念でした。
通常は50%しばりのOMCですが、度数がそれ以下のためカスクストレングスでボトリングされています。

さて、中身の方もほぼ期待通りの間違いない美味しさです。
樹液やワックス、オイリーで粘性のある味わいと濃厚な甘味など、このスペックのクライヌリッシュに期待するものがしっかり入っています。
自分が特に美味しいと思うボトルと比べると、やや粘性が少なく迫力や余韻の長さに乏しいようにも感じましたが、十分に70年代前半のクライヌリッシュの魅力を感じられるものでした。

 
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2013.07.25【日記】

ニューリリース:クライヌリッシュ1996 16年 ウイスキーエクスチェンジ ギリシャ文字シリーズ

このシリーズは久しぶりな気がします。

 

クライヌリッシュ CLYNELISH 1996-2012 16yo The Whisky Exchange 57.9%
one of 240 bottles



しっとりした強い麦感とオイル、ワックス、リンゴ、柑橘、少し植物感、わりと強い味、コクのある蜂蜜の甘味、独特の粘性。

【Good/Very Good】


ウイスキーエクスチェンジのギリシャ文字シリーズからクライヌリッシュ1996、16年熟成。

このシリーズを飲むのは久しぶりでしたが、ラベルのヴィンテージのフォントがちょっと変わった気がします。
中身は若いクライヌリッシュの良いものという感じで、らしいワクシーさや粘性のあるテクスチャー、そして蜂蜜の様な甘味が好印象でした。

 
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2013.07.22【日記】

らしさ+加水のクライヌリッシュ1972-2002 BBR

BBRからクライヌリッシュ1972がでていたのは知りませんでした。

 

クライヌリッシュ CLYNELISH 1972-2002 BBR #14305 43%


ワックス、蜜蝋、上品なアプリコットティー、薄い樹液、やや軽やかな印象、飲んでもワクシーでオイリーならしい味わいだが、オイルはやや機械油っぽさを伴う、粘性ありだがやや度数のわりにスパイシーでキレがある。

【Good/Very Good】


クライヌリッシュ1972。BBRの加水ボトルです。
BBRのクライヌリッシュに1972があったのは知りませんでした。

ワックスや蜜蝋、アプリコットティなど基本はこのあたりのヴィンテージらしい構成成分で非常に好みなのですが、加水のためか全体に主張が強くなく、オイリーさの中にやや機械油のようなニュアンスが感じられました。

 
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2013.05.20【日記】

プチSBT 4月 from naoskprs サンプル:A


モルト仲間のnaoskprsさんと以前から定期的にやっている「プチSBT」ですが、今回は3種類が届きました。



※写真を撮り忘れたため、ひと舐め分しか残ってない小瓶ですみません。。。

A~Cの3種類をテイスティングさせていただきました。




まずはAです。


(以下はブラインドでテイスティングした内容です。)


・プチSBT 4月 from naoskprs サンプル:A


香りはカスタード、バニラ、リンゴやグレープフルーツ、植物感あり、白ブドウ、乾いた麦、薄くトロピカル要素、やわらかいピート、ナッツ、クリームや蜜の甘い香り。
飲むとヒリヒリとスパイシー、植物感とかすかなエグ味、バニラ、ワックス、うっすら桃、結構クリーミー、フルーツケーキ、蜂蜜や杏仁豆腐の甘さ、後半にピートあり。

【G/VG】

構成成分が多彩でクリーミーな甘味も強くかなり美味しいモルトで、VGにするか迷いました。
蜂蜜やナッツ、植物感とピートなどからはハイランドパーク70年代、蜜っぽさとワックスのニュアンスを重視するとクライヌリッシュ80年代、結構強めに感じたクリーミーさからは最近のグレンタレット1977やグレングラッサの70年代。
これらを考えてしぼっていきました。
あとは植物とエグ味からはブナハーブンも考えましたが、飲み進めるうちにあまり気にならなくなり除外しました。


予想
1、クライヌリッシュ80年代年
2、ハイランドパーク70年代
3、グレンタレット70年代


以上のようなテイスティングと予想で回答メールをお送りしました。


 
正解は・・・、

 

 

 

 

 





 


クライヌリッシュ CLYNELISH 1989-2011 22yo THREE RIVERS #3840 51.6%
one of 240 bottles, refill bourbon hogshead



スリーリバーズさんのクライヌリッシュ1989でした。
クライヌリッシュは、1972や1982あたりの典型的なやつだと1択予想できるくらいわかりやすいですが、このくらいのヴィンテージだとなかなか悩ましいですね。
らしさだけが全面にでた典型的なものではありませんでしたが、独特の蜜っぽさやワックスが感じられ、クリーミーさや最後のピートの印象もクライヌリッシュに矛盾しない方向性だったので80年代クライヌリッシュ予想としましたが、当たって良かったです。
82あたりでたまに出てくる典型的なクライヌリッシュのニュアンスよりもう少し若さや植物感やスパイシーさも感じられたためもう少し若い80年代半ばくらいのヴィンテージかなと思っていましたが、終盤の89でした。
やはりクライヌリッシュには年代を問わず個性があり美味しいものが多いですね。


 

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2013.05.14【日記】

フルーティなクライヌリッシュ1992-2006 ボイスデール

この辺のヴィンテージに多かったフルーティなクライヌリッシュでした。

 

クライヌリッシュ CLYNELISH 1992-2006 BOISDALE #7169 46%
one of 281 bottles, BOURBON CASK



リンゴ、洋梨、オレンジなど華やかなフルーティ、バニラ、蜂蜜、ワックス、オイル、優しい麦、樹液や蜂蜜様の甘さ、コクあり。

【Good/Very Good】


ボイスデールのクライヌリッシュ1992。このシリーズはBBRがボトリングしています。
1992のクライヌリッシュって、一時期わりと高頻度に出ていたように記憶していますが、最近あまり見ませんね。加水・カスクストレングスに関わらず、どれも華やかでフルーティの強いものが多い印象でしたが、このボトルも例外でなくフルーティで美味しいボトルでした。
クライヌリッシュらしくワクシーでオイリーなニュアンスも感じられ、加水のわりに味も濃いめで美味しかったです。

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2013.05.06【日記】

パンチのあるクライヌリッシュ1995-2008 サマローリ

樽も酒質も強い印象でした。

 

クライヌリッシュ CLYNELISH 1995-2008 SAMAROLI COILLTEAN #6083 57%
one of 590 bottles, sherry butt



わりと効いたシェリー、プラムや桃、麦と少し青菜の植物感、口に含むと結構スパイシー、蜂蜜の甘さ、力強く濃い、なかなかリッチ。

【Good/Very Good】


サマローリのクライヌリッシュ1995-2008。
ハイプルーフということもありますが濃厚な酒質も垣間見え、嫌味の無いシェリーも効いており結構強い味です。若いニュアンスも少しありますがシェリー感にマスクされているようであまり気になりません。
なかなか美味しいボトルでした。


このボトルは、三越前のIANさんでいただきました。

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2013.04.20【日記】

鉄板の旨さ クライヌリッシュ1971 35年 ダグラスレイン オールド&レア

やはりこのあたりのヴィンテージは鉄板ですね。

 

クライヌリッシュ CLYNELISH 1971-2006 35yo DOUGLAS LAING Old & Rare 46.5%
one of 246 bottles



アプリコットティー、蜜蝋ワックス、樹液、蜂蜜とオイル、ナッツ、粘性のある甘味、リッチで複雑、ボディも厚めで長く陶酔感のある余韻。

【Very Good】


ダグラスレイン、オールド&レア・プラチナムセレクションからクライヌリッシュ1971。35年熟成です。
私が大好きで良く書いている、ボトラーの1972にしばしば感じるクライヌリッシュの典型的な構成成分が、この1971にもしっかりと感じられました。プレストンフィールドの1973もそうでしたが、この1972周辺のヴィンテージのものには結構感じることがありますね。

テイスティングノートに関しては、この辺は私が主に感じる成分がほとんど同じなので酷似したものになってしまいますね。
その中では、やや無骨で重たいニュアンスを含んでいるような印象でした。


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2013.03.31【日記】

自宅テイスティング:クライヌリッシュ1972 38年 ウイスキーエクスチェンジ

やはり大好きクライヌリッシュ1972。

 

クライヌリッシュ CLYNELISH 1972-2011 38yo Speciality Drinks (The Whisky Exchange) #430341 42.1%
one of 439 bottles



・香り:
強く広がる陶酔感のある香り、まさにボトラーズの1972クライヌリッシュ。
アプリコットティー、蜜蝋ワックス、樹液、蜂蜜、洋ナシ、熟したオレンジ、ヴァニラ、少しバターのようにオイリー、香木のニュアンスを含むウッディネス。

・味わい:
ぬるっとした軟らかい口当たり、香り通りのフレーバー。アプリコットティー、洋ナシ、心地良いウッディネスと樹液、蜜蝋ワックス、オイリーでクリーミー、コクのある蜂蜜の濃い甘さ、かなりリッチでオイリーだが、ボディの厚みにはやや乏しい。
少し軽めのミディアムボディ。

・余韻:
熟したニュアンスの多彩なフルーティとオイルとワックス、非常に心地良いがオイリーなわりに余韻はそれほど長くはない。

・加水:
香りも味わいも驚くほど崩れない。

・総評:
典型的なボトラーズの1972クライヌリッシュ。陶酔感もあり非常に旨い。
もう少し早くボトリングされた度数の高めのものと比べるとややボディが弱っており、非常に柔らかだがパワーや迫力はなく、余韻にも陶酔感はあるものの不思議と長く残らない。
全然嫌味は出てきていないが、熟成が長くなって付加された要素は感じ取れず、そういう意味では過熟といえるのかもしれない。

【Very Good】


エクスチェンジのクライヌリッシュ1972。
2011年詰めで、私の知る限り、1972のニューリリースとしては日本に入ってきた一番最後のボトリングだと思います。
同じエクスチェンジの他のボトルも含め、ボトラーズの1972共通の非常に好ましいニュアンスがこのボトルにも満ち溢れていますが、熟成が長く度数が落ちているためか、ボディと余韻の点でやや弱っているかなという印象を受けました。

何度か書いた気もしますが、クライヌリッシュには独特の熟成変化をするイメージを持っています。
このボトルに関しても、かなりの長熟ですがエステリーでフルーティな一般的な熟成香はあまり出ておらず、苦味、渋味、過剰なウッディネスなどいわゆる過熟によるオフフレーバーもなく、同じヴィンテージの熟成の短いものに比べてボディだけが少し弱っているような印象でした。

いろいろ考えさせられましたが、もちろん大好きな味ということもあり非常に美味しかったです。


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2013.01.29【日記】

第4回SBTボトルD:クライヌリッシュ 1974-1998 23年 UD レアモルト

第4回SBTボトルD、テイスティングした時には知りませんでしたが、出題者は大島さんでした。



クライヌリッシュ CLYNELISH 1974-1998 23yo UD RARE MALTS SELECTION 59.1%


(以下はブラインドでテイスティングした内容です。)

・香り
乾いた麦感、グレープフルーツのわた、青リンゴ、白ワイン、青草、若葉、薄い蜂蜜、バニラ。
 
・味わい
わりとスパイシーな口当たり、青リンゴ、白ブドウ、少しシトラスとグレープフルーツのわた、凝縮したフルーツ感、乾いた麦、少し草、若さを伴わないフレッシュな印象、少しクリアでキレあり、濃いシロップの甘味、少し塩気、ミディアムボディ。ほど良い熟成感。フルーティで心地良い余韻だが長くはない。
 
・総評
全体にプレーンでクリア。樽の影響の少ない印象だが、ほど良く心地よい熟成感がある。若い未熟感を伴わないフレッシュなフルーツ感や若葉の印象がかなり好印象。乾いた麦感と凝縮した柑橘のニュアンスも好み。
 
これらにややブリニーな印象を踏まえると、典型的なジャム感はあまり強くないがスプリングバンクが第一予想。
あとは昔のドロナックや最近飲んだTWAのロッシーにも同様のニュアンスを感じた。
カスクストレングスの白州なんかもこういう味になるかもしれない。
他にはラフロイグやボウモアの70年代中盤~後半のものなども考えたが、ピートが薄く除外した。
 
【Very Good】
 
予想蒸留所:①スプリングバンク、②グレンロッシー、③白州
蒸留年:1970年代
熟成年数:20~30年
度数:55%
点数:90
カスクタイプ:プレーンに近いリフィルバーボンホグスヘッド
妥当な価格:18000円

このボトルに対するSBTでの評価、正解発表はこちら
⇒  ボトルD評価  ボトルD正解発表



正解はUDレアモルトのクライヌリッシュ1974で、Cと同じ蒸留所でした。
※以下は、SBTでコメントしたものを編集・追記した内容です。

かなり好きな系統のモルトで、テイスティング内容にもそれなりに納得していますが、残念ながら蒸留所は浮かんできませんでした。
ボトルCが自分にとってど真ん中の典型的クライヌリッシュだったということが影響している部分はあると思いますが、それでもハウススタイルは感じられますし、まだまだ修行が足りませんね。(笑)

レアモルトはクライヌリッシュに限らずこれまでにたくさん飲みましたが、ハイプルーフでキレのあるものがほとんどで、ボトリング後時間がたってもほとんどヒネることもなくフレッシュ感とパワーを保っているボトルが多い印象です。
なので第一印象で若く感じがちですけど、同時に未熟感もなくて、じっくりと探ると奥のほうからいろいろ拾える、そんなレアモルトに多い熟成感が、ここ数年の私の好みにハマって最近のマイブームだったりします。

クライヌリッシュが出てこなかったのは残念でしたが、この第一印象が若そうなのに未熟感がないフレッシュな植物感や、奥から出てくる熟成感をとらえることができたのは良かったと思います。このボトルも、いわれてみればクライヌリッシュ70年代+レアモルトという感じで納得できます。

自分がクライヌリッシュに特に感じる個性として、ぬるっとした質感があって、恐らく無意識にそこで鑑別してるのだと思うのですが、このボトルはレアモルトらしいキレの良さがあったためか、それが強く感じられなかったのが候補に浮かばなかった理由だと思います。
今後は意識してハウススタイルの認識を広げないといけませんね。

なお、UDレアモルトは全体的に、開栓時はスパイシーで刺激が強くキレがあってドライですが、ゆっくり変化してやわらかくなり、奥にあったフルーティが前に出てくるような印象があります。
結果発表後、改めて飲んでみましたが、小瓶に少量だけ残しておいたためか2週間程度でフルーティさがだいぶ増した印象でした。


美味しいボトルをありがとうございました。

 
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2013.01.28【日記】

第4回SBTボトルC:クライヌリッシュ1972-2005 32年 エイコーン

whiskylinkで私が主催でやっているストイックブラインドテイスティング(SBT)の第4回の結果が、少し前から発表されています。

まだすべての発表は終わっておりませんが、その結果について、発表された順にこちらのブログでも私見を追記しつつ書かせていただきます。


第4回SBTボトルC、テイスティング時には知りませんでしたが、出題者は2chの人さんでした。



クライヌリッシュ CLYNELISH 1972-2005 32yo ACORN'S 53.5%


(以下はブラインドでテイスティングした内容です。)

・香り
アプリコット、甘い蜂蜜や樹液、蜜蝋、ワックス、オレンジ、バニラ、紅茶、少しオイル、クライヌリッシュの香り。 

・味わい
アプリコットティー、濃い蜂蜜の甘さ、樹液、ワックス、オイル、ぬるっとした独特の味わい、コクのあるねっとりした甘さ、少し甘酸っぱさ、厚めのボディ。余韻はねっとりした甘さが長く続く。
 
・総評
ぬるっとした口当たりと濃厚な甘さ、樹液やワックスのようなニュアンス。クライヌリッシュとしか思えない。非常に好きな味。旨い。

大好きなクライヌリッシュによく感じる味わいで、似た系統だと昔の蒸留のスプリングバンクや70年代のダラスデューに感じることがあるくらい。ボディが枯れる前にボトリングされたエクスチェンジ、キングスバリー、エイコーンなどのクライヌリッシュ1972と近いニュアンスだが、この力強さはBBRの1982にも感じたことがある。

【Very Good/Excellent】

予想蒸留所:①クライヌリッシュ、②なし、③スプリングバンク、ダラスデュー
蒸留年:1972年前後、もしくは1982
熟成年数:30~35年
度数:52%前後
点数:92
カスクタイプ:リフィルバーボンホグスヘッド
妥当な価格:25000円

このボトルに対するSBTでの評価、正解発表はこちら
⇒  ボトルC評価  ボトルC正解発表



正解はエイコーンのクライヌリッシュ1972で、ブラインドで予想したボトルでした。
まさかボトルまで当たるとは思ってませんでしたが、今回のSBTでは一番自信があった出題でした。

ただ、以前にこのブログにも書いたことがある私が大好きだったボトルで、発売された2005年頃に一人で2本は飲んでますから、全く見当違いの予想をしてたらちょっとガッカリするところでした。

私が初めて単一ヴィンテージ(1972)を意識したボトルで、私が典型的と思う旨いクライヌリッシュの特徴がぎっしり詰まっているボトルです。・・・というより、これを飲んでこの味を旨いクライヌリッシュの典型的な味として認識したというほうが正しいかもしれません。
上手く表現できないのですが、特に好きなのが「陶酔感を伴うねっとりしたアプリコットティー」とでもいうようなニュアンスです。
特に前半の陶酔感の部分がうまく説明できないんですよね。。。
そしてこの特徴は、ボトラーの1972とたまにその周辺のヴィンテージ、そしてBBR、MoS、ネクターなどから出た1982のボトルにしか今のところ感じたことがありません。


また、大好物のクライヌリッシュ1972は、ボトル買いして自宅で飲んだものだけでも、エクスチェンジ2種類、キングスバリー、エイコーン、スリーリバーズ、レアモルト、GMケルティックがありますが、同じ1972でもGMケルティックやレアモルトのものにはこの私の好きなニュアンスが感じられませんでした。BARで何種類か飲みましたが印象は同様でした。
ハウススタイルとしてのクライヌリッシュらしさというのはオフィシャルスタンダード14年も含めて多くのボトルに感じられるのですが、私の好きなこのニュアンスはまた別のようです。


コメントで参加者の大島さんもおっしゃってましたが、一般的なモルトの熟成感は出にくい蒸留所だと私も思います。過熟と思えた一番最近のエクスチェンジ1972でも、ボトラーの1972そのままの印象でただボディだけがヘタレたような感じでしたし。

不思議にヴィンテージによってハウススタイル以外の味の偏りがあったり、ノンピートなのにピートを感じるものがあったり、かなり若いものでも普通に美味しかったり、変わった熟成をしたり、旨いですけどなんだか普通のモルトの感覚では納得できない部分が多い印象の不思議な蒸留所です。
でもすごく好きな蒸留所です。(笑)

 

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2013.01.11【日記】

鉄板:クライヌリッシュ 1972 32年 キングスバリー ファイネスト&レアレスト

クライヌリッシュの1972。自分が一番意識してしまうヴィンテージかもしれません。

 

クライヌリッシュ CLYNELISH 1972 32yo KINGSBURY Finest and Rarest 53.4%


香りは樹液、蜂蜜、蜜蝋、ワックス、アプリコットティー、かすかにピート。
飲むとヌルッとした口当たり、濃厚な樹液と蜂蜜のとろりとした甘味、ボディは厚めで余韻は心地良く長い。

【Very Good】


キングスバリーの当時の最高峰であった、ファイネスト&レアレストからのクライヌリッシュ1972。
大好きなクライヌリッシュ1972で、リリース当時に2本購入してすぐに飲みきってしまい、それ以降は飲めていませんでした。
やはりこのあたりのヴィンテージのクライヌリッシュには共通の独特の味わいがありますね。大満足です。
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2012.12.23【日記】

クライヌリッシュ 1989-2012 23年 ウイスキーエージェンシー 信濃屋向け

信濃屋向けって書いて無いけど、どういう経緯で信濃屋に・・・?



クライヌリッシュ CLYNELISH 1989-2012 23yo TWA for Shinanoya 51.8%
EX-BOURBON HOGSHEAD
one of 168 bottles


ヴァニラと蜂蜜、しっかりでんぷんと麦感、良いバーボン、青りんご、熟したオレンジやアプリコット、ワックス、オイル、ややねっとりした樹液のようなニュアンス。

【Good/Very Good】


ウイスキーエージェンシーが信濃屋向けに詰めたクライヌリッシュ1989。
ムーディライオンシリーズにはこれとは別のクライヌリッシュもあったと記憶していますが、ラベルは同じだったような気がします。ラベルを見ても信濃屋向けとは書いておらず、どういうスタンスでボトリングされたのかはよくわかりません。
なかなか良いバーボン感と、クライヌリッシュらしい樹液のようなとろりとしたニュアンスがあり、美味しいボトルでした。
エージェンシーのリリースにしては蒸留所の個性も出た正統派のボトルいう印象でした。まぁそれだけクライヌリッシュには個性があるということかもしれません。

 

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