2019.12.14【日記】
ニューリリース:オスロスク 2005-2019 13年 ゴードン&マクファイル コニッサーズチョイス モルトヤマ バッチ19/087 57.6%
さすが、仕上がった樽を選びましたね。

オスロスク AUCHROISK 2005-2019 13yo GORDON & MACPHAIL CONNOISSEURS CHOICE for MALTOYAMA BATCH 19/087 57.6%
one of 322 bottles, REFILL AMERICAN HOGSHEAD
香りには良いバーボン感がしっかり、バニラエッセンスとココナッツ、オレンジオイル、しっかりと近年のリッチなオーク、奥からじわりとモルティさ。
飲むと荒さはそれほどないが強い味わい。オレンジオイルと蜂蜜のコクのある甘み、引き締めるオークのタンニン、それらにマスクされているせいか未熟感の少ない麦芽のニュアンス。
【Good/Very Good】
GMが富山の酒屋さんであるモルトヤマさんに向けてボトリングした、コニッサーズチョイスのオスロスク2005、13年熟成です。
香味は上記の通りバニラ、オレンジオイル、オーク感などが主張してくる近年のリッチなバーボン樽の典型的なもので、メリハリの効いた強い味で、わかりやすい美味しさです。
オーキーさも含めて樽の影響はしっかりあるのにエグ味などのネガティブな要素はでておらず、高級な良い樽でほどよい期間の熟成を経たのでしょう。
もともとそれほど個性が強い蒸留所ではないので、この輪郭のくっきりとしたメリハリのある樽由来の香味をたっぷりと楽しめるのが魅力ですね。
値段も抑えられており、個人的にはマニア向けというよりもウイスキーの美味しさに目覚め始めたドリンカーにお勧めしたい1本です。
コニッサーズチョイスは今年リニューアルされ、以前より価格帯も上がりましたがそれ以上に品質が上がったことで話題になっていましたが、今回のボトルもその評判通りの良い樽でした。
良い樽を選んだこともそうですが、良い樽を選ばせてもらえたこともすごいことだと思います。
オスロスク AUCHROISK 2005-2019 13yo GORDON & MACPHAIL CONNOISSEURS CHOICE for MALTOYAMA BATCH 19/087 57.6%
one of 322 bottles, REFILL AMERICAN HOGSHEAD
香りには良いバーボン感がしっかり、バニラエッセンスとココナッツ、オレンジオイル、しっかりと近年のリッチなオーク、奥からじわりとモルティさ。
飲むと荒さはそれほどないが強い味わい。オレンジオイルと蜂蜜のコクのある甘み、引き締めるオークのタンニン、それらにマスクされているせいか未熟感の少ない麦芽のニュアンス。
【Good/Very Good】
GMが富山の酒屋さんであるモルトヤマさんに向けてボトリングした、コニッサーズチョイスのオスロスク2005、13年熟成です。
香味は上記の通りバニラ、オレンジオイル、オーク感などが主張してくる近年のリッチなバーボン樽の典型的なもので、メリハリの効いた強い味で、わかりやすい美味しさです。
オーキーさも含めて樽の影響はしっかりあるのにエグ味などのネガティブな要素はでておらず、高級な良い樽でほどよい期間の熟成を経たのでしょう。
もともとそれほど個性が強い蒸留所ではないので、この輪郭のくっきりとしたメリハリのある樽由来の香味をたっぷりと楽しめるのが魅力ですね。
値段も抑えられており、個人的にはマニア向けというよりもウイスキーの美味しさに目覚め始めたドリンカーにお勧めしたい1本です。
コニッサーズチョイスは今年リニューアルされ、以前より価格帯も上がりましたがそれ以上に品質が上がったことで話題になっていましたが、今回のボトルもその評判通りの良い樽でした。
良い樽を選んだこともそうですが、良い樽を選ばせてもらえたこともすごいことだと思います。
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2019.08.26【日記】
ニューリリース:オスロスク 1994-2018 24年 エディションスピリッツ ファーストエディション ウイスキーフープ向け #HL15150 45.0%
クセが無くかなり近寄りやすいタイプでした。

オスロスク AUSROISK 1994-2018 24yo EDITION SPIRITS "THE First Editions" for THE WHISKY HOOP #HL15150 45.0%
one of 211 bottles, REFILL HOGSHEAD
華やかで軽やか。近寄りやすい。りんごと淡く桃、白い花のフローラル、心地良いモルティ。
飲んでも優しい味わい。品のある柑橘やりんごの甘みと酸味、厚みはないが心地良いモルティ、余韻もすっきりしている。
【Good/Very Good】
エディションスピリッツのファーストエディションから、オスロスク1994、24年熟成です。
最近ウイスキーフープで頒布されました。
リフィルホグスヘッドで24年間の熟成を経ていますが、それにしても度数がかなり下がっています。
そのためか、もともとボディが厚いとは言い難いスタイルのオスロスクがさらに軽やかになっていました。
飲み応えがあるとは言い難いですが、非常に近寄りやすいタイプに仕上がっており、軽やかなフルーティとフローラル、そしてモルティさも感じられました。
リフィルカスクで色は薄く、樽の影響が強いタイプではないため熟成感がでづらく頑なな香味になるように思いますが、度数が下がっているぶんだけ上記のようなフレンドリーな香味になったと考えられました。
薄めた果汁の様でもあり、厚い時期にじゃぶじゃぶ飲めそうですね。
あまり私のなかではウイスキーフープっぽくない印象のボトリングですが、バーテンダーさんがメインの団体ですし、こういうフランクで飲みやすいタイプも時には必要だとも思います。


オスロスク AUSROISK 1994-2018 24yo EDITION SPIRITS "THE First Editions" for THE WHISKY HOOP #HL15150 45.0%
one of 211 bottles, REFILL HOGSHEAD
華やかで軽やか。近寄りやすい。りんごと淡く桃、白い花のフローラル、心地良いモルティ。
飲んでも優しい味わい。品のある柑橘やりんごの甘みと酸味、厚みはないが心地良いモルティ、余韻もすっきりしている。
【Good/Very Good】
エディションスピリッツのファーストエディションから、オスロスク1994、24年熟成です。
最近ウイスキーフープで頒布されました。
リフィルホグスヘッドで24年間の熟成を経ていますが、それにしても度数がかなり下がっています。
そのためか、もともとボディが厚いとは言い難いスタイルのオスロスクがさらに軽やかになっていました。
飲み応えがあるとは言い難いですが、非常に近寄りやすいタイプに仕上がっており、軽やかなフルーティとフローラル、そしてモルティさも感じられました。
リフィルカスクで色は薄く、樽の影響が強いタイプではないため熟成感がでづらく頑なな香味になるように思いますが、度数が下がっているぶんだけ上記のようなフレンドリーな香味になったと考えられました。
薄めた果汁の様でもあり、厚い時期にじゃぶじゃぶ飲めそうですね。
あまり私のなかではウイスキーフープっぽくない印象のボトリングですが、バーテンダーさんがメインの団体ですし、こういうフランクで飲みやすいタイプも時には必要だとも思います。
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2018.08.08【日記】
シングルトン オブ オスロスク 1975 オフィシャル 43%
濃縮感のある温かいオスロスクでした。

シングルトン オブ オスロスク SINGLETON OF AUCHROISK 1977 OB 43%
香りは芳醇で暖かい。プラムジャム、チョコレートとレーズンバターサンド、少し香ばしいモルト。
飲むと香りから想像するように濃縮感あり、ジャム系のコクのある甘味と柔らかなタンニン、しっとりしたテクスチャーで麦芽の旨味あり、厚みもあり余韻は長め。
【Good/Very Good】
シングルトンの名前で流通していた、オスロスクのオフィシャルボトル、1975ヴィンテージです。
80年代後半くらいのボトリングだと思います。
全体に暖かみのあるモルトで、ほどよいシェリー感が全体を優しく包み込んでいるようでした。
濃縮感のあるジャム系の甘味と柔らかいタンニンのバランスも心地良く、モルティな旨味も感じられ、度数のわりに厚みもあり、完成度の高いモルトだと思います。
加水でシェリー感があるのに、ボトリング後30年程度経ってもヒネなどのオールドの劣化要素を感じなかったのも良かったです。
そんなにたくさん飲んでいるわけではないですが、思い出してみてもヒネたシングルトンって経験がないように思います。
このボトルは、相模大野のオードヴィーさんでいただきました。
シングルトン オブ オスロスク SINGLETON OF AUCHROISK 1977 OB 43%
香りは芳醇で暖かい。プラムジャム、チョコレートとレーズンバターサンド、少し香ばしいモルト。
飲むと香りから想像するように濃縮感あり、ジャム系のコクのある甘味と柔らかなタンニン、しっとりしたテクスチャーで麦芽の旨味あり、厚みもあり余韻は長め。
【Good/Very Good】
シングルトンの名前で流通していた、オスロスクのオフィシャルボトル、1975ヴィンテージです。
80年代後半くらいのボトリングだと思います。
全体に暖かみのあるモルトで、ほどよいシェリー感が全体を優しく包み込んでいるようでした。
濃縮感のあるジャム系の甘味と柔らかいタンニンのバランスも心地良く、モルティな旨味も感じられ、度数のわりに厚みもあり、完成度の高いモルトだと思います。
加水でシェリー感があるのに、ボトリング後30年程度経ってもヒネなどのオールドの劣化要素を感じなかったのも良かったです。
そんなにたくさん飲んでいるわけではないですが、思い出してみてもヒネたシングルトンって経験がないように思います。
このボトルは、相模大野のオードヴィーさんでいただきました。
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2017.09.22【日記】
オスロスク 1978-1991 13年 スコッチモルトウイスキーソサエティ 95.1 58.3%
プレーンでSMWSに散見される香味でした。

オスロスク AUSROISK 1978-1991 13yo THE SCOTCH MALT WHISKY SOCIETY 95.1 58.3%
香りはフレッシュシトラスと淡く青リンゴキャンディ、生姜、フレッシュさを残したモルティ、樽感は薄くプレーン。
飲んでもプレーン、ジワジワとスパイシー、シトラスと強いモルティ、クリアでクセのない味わい、度数のわりにライトボディ。
【Good/Very Good】
スコッチモルトウイスキーソサエティから95番=オスロスク1978、1991ボトリングの13年熟成です。
1番表記ですから、ソサエティの詰めた最初のオスロスクということです。
樽の影響が少ないプレーン系のモルトで、70年代後半蒸留の15年前後の熟成となると、ケイデンヘッドの緑瓶やこのSMWSを連想します。
このSMWSのオスロスクもその例に漏れない香味でした。
フレッシュな柑橘に生姜っぽさを伴う強いモルティがあり、スパイシーですがあまり引っ掛かりのないクセのない香味です。
ハイプルーフで熟成感もそれほどなく、そのぶんモルティさが前面にでているのにそれほど旨味が伴っておらず、度数のわりにボディが軽かったことなどは、蒸留所の個性なのかもしれません。
やや玄人向けとはいえもちろん美味しいのですが、複数本飲むときにどのタイミングで飲むべきなのか迷う酒ですね。
この1杯は、三越前のIANさんでいただきました。
オスロスク AUSROISK 1978-1991 13yo THE SCOTCH MALT WHISKY SOCIETY 95.1 58.3%
香りはフレッシュシトラスと淡く青リンゴキャンディ、生姜、フレッシュさを残したモルティ、樽感は薄くプレーン。
飲んでもプレーン、ジワジワとスパイシー、シトラスと強いモルティ、クリアでクセのない味わい、度数のわりにライトボディ。
【Good/Very Good】
スコッチモルトウイスキーソサエティから95番=オスロスク1978、1991ボトリングの13年熟成です。
1番表記ですから、ソサエティの詰めた最初のオスロスクということです。
樽の影響が少ないプレーン系のモルトで、70年代後半蒸留の15年前後の熟成となると、ケイデンヘッドの緑瓶やこのSMWSを連想します。
このSMWSのオスロスクもその例に漏れない香味でした。
フレッシュな柑橘に生姜っぽさを伴う強いモルティがあり、スパイシーですがあまり引っ掛かりのないクセのない香味です。
ハイプルーフで熟成感もそれほどなく、そのぶんモルティさが前面にでているのにそれほど旨味が伴っておらず、度数のわりにボディが軽かったことなどは、蒸留所の個性なのかもしれません。
やや玄人向けとはいえもちろん美味しいのですが、複数本飲むときにどのタイミングで飲むべきなのか迷う酒ですね。
この1杯は、三越前のIANさんでいただきました。
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2015.10.08【日記】
オスロスク 1990-2013 22年 ネクター&メゾンドウイスキー
なかなかハイレベルなスペイサイドモルトでした。

オスロスク AUCHROISK 1990-2013 22yo NECTER with La Maison du Whisky 52.9%
香りは熟したオレンジとリンゴ、バニラクリーム、ナッツ、良い麦感、淡くシナモン、リッチなオーク、飲むとジワジワとスパイシーに広がる、オレンジマーマレードのコクのある甘味、引き締めるオークとタンニン、麦の旨味もありバランスの良い味わい。
【Good/Very Good】
ベルギーのネクターがフランスのメゾンドウイスキーとジョイントで詰めたオスロスク1990,22年熟成です。
最近入荷したようですがボトリングは2013年と少し前です。
熟したオレンジやリンゴなどの濃いめのフルーツ感と旨味もあるほど良い麦感,そして味を深めるオーク感やタンニンも過剰になる手前までの主張に留まっており,リッチな仕上がりです。
ハイレベルでまとまったスペイサイドモルトらしい香味で,良い印象でした。

オスロスク AUCHROISK 1990-2013 22yo NECTER with La Maison du Whisky 52.9%
香りは熟したオレンジとリンゴ、バニラクリーム、ナッツ、良い麦感、淡くシナモン、リッチなオーク、飲むとジワジワとスパイシーに広がる、オレンジマーマレードのコクのある甘味、引き締めるオークとタンニン、麦の旨味もありバランスの良い味わい。
【Good/Very Good】
ベルギーのネクターがフランスのメゾンドウイスキーとジョイントで詰めたオスロスク1990,22年熟成です。
最近入荷したようですがボトリングは2013年と少し前です。
熟したオレンジやリンゴなどの濃いめのフルーツ感と旨味もあるほど良い麦感,そして味を深めるオーク感やタンニンも過剰になる手前までの主張に留まっており,リッチな仕上がりです。
ハイレベルでまとまったスペイサイドモルトらしい香味で,良い印象でした。
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2014.08.07【日記】
ニューリリース:オスロスク 1989 24年 ケイデンヘッド スモールバッチ
重さとミーティさを強く感じるリッチなオスロスクですが,賛否両論かもしれません。

オスロスク AUCHROISK 1989-2014 24yo CADENHEAD SMALL BATCH 57.5%
one of 1140 bottles, Butts
香りは重め、アプリコットジャム、プラムジャム、バタースコッチのようなオイルと強い穀物感、バニラ、暖かくリッチ、飲むと香りよりシェリー感が強め、プラムとオイル、ややサルファリーでミーティ、ナッツ、リッチ、濃厚な甘味でややベタっとしている、ボディもあり余韻は暖かく長い。
【Good】
ケイデンヘッドのスモールバッチから最近リリースされたオスロスク1989,24年熟成。
香りは最初から暖かく重たい印象で,濃縮したアプリコットやプラム,そしてバタースコッチを感じる穀物感とオイルが強く主張します。
飲んでみるとシェリー感が強く主張し,濃厚なフルーツとオイリーなニュアンスは香りのままに,ミーティでややサルファリーとも思える要素も強めに感じます。
そして濃いですがやや平坦でべたつきのある甘味に関しても好みは別れるところかもしれません。
とはいえリッチで厚みのあるモルトで,長い余韻がありました。
最近のケイデンスモールバッチの中では比較的問題作ともいえそうな,サルファリーさのある濃厚シェリーのボトルで,前述のとおり好みは別れると思います。
私の好みは別にして,今までの経験上,好きな人はかなり好きなボトルだと思います。


オスロスク AUCHROISK 1989-2014 24yo CADENHEAD SMALL BATCH 57.5%
one of 1140 bottles, Butts
香りは重め、アプリコットジャム、プラムジャム、バタースコッチのようなオイルと強い穀物感、バニラ、暖かくリッチ、飲むと香りよりシェリー感が強め、プラムとオイル、ややサルファリーでミーティ、ナッツ、リッチ、濃厚な甘味でややベタっとしている、ボディもあり余韻は暖かく長い。
【Good】
ケイデンヘッドのスモールバッチから最近リリースされたオスロスク1989,24年熟成。
香りは最初から暖かく重たい印象で,濃縮したアプリコットやプラム,そしてバタースコッチを感じる穀物感とオイルが強く主張します。
飲んでみるとシェリー感が強く主張し,濃厚なフルーツとオイリーなニュアンスは香りのままに,ミーティでややサルファリーとも思える要素も強めに感じます。
そして濃いですがやや平坦でべたつきのある甘味に関しても好みは別れるところかもしれません。
とはいえリッチで厚みのあるモルトで,長い余韻がありました。
最近のケイデンスモールバッチの中では比較的問題作ともいえそうな,サルファリーさのある濃厚シェリーのボトルで,前述のとおり好みは別れると思います。
私の好みは別にして,今までの経験上,好きな人はかなり好きなボトルだと思います。
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2014.02.06【日記】
シングルトン(オスロスク)1975 オフィシャル
ほんわかした中にも芯のある味わいでした。

シングルトン SINGLETON OF AUCHROISK 1975 OB 40%
香りは甘酸っぱそうなプラムジャム、穏やかなシェリー、ほどほどに主張するやわらかな麦と植物感、紅茶、飲むと濃くないジャムの甘味、わりとリッチで深みがある、余韻にも植物感。
【Good/Very Good】
オフィシャルからシングルトン表記で売られていたオスロスク1975、80年代流通だったように記憶しています。
麦感、シェリー感とそこからくるフルーツのニュアンス、植物感、緩めのジャムのような甘味、それらすべてが淡くほんわかしたニュアンスを伴うように感じたのですが、全体としてはわりとリッチで単調ではなく深みも感じられるボトルでした。
うまくヴァッティングされて完成度の高められた加水オフィシャルボトルだと感じました。


シングルトン SINGLETON OF AUCHROISK 1975 OB 40%
香りは甘酸っぱそうなプラムジャム、穏やかなシェリー、ほどほどに主張するやわらかな麦と植物感、紅茶、飲むと濃くないジャムの甘味、わりとリッチで深みがある、余韻にも植物感。
【Good/Very Good】
オフィシャルからシングルトン表記で売られていたオスロスク1975、80年代流通だったように記憶しています。
麦感、シェリー感とそこからくるフルーツのニュアンス、植物感、緩めのジャムのような甘味、それらすべてが淡くほんわかしたニュアンスを伴うように感じたのですが、全体としてはわりとリッチで単調ではなく深みも感じられるボトルでした。
うまくヴァッティングされて完成度の高められた加水オフィシャルボトルだと感じました。
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2013.06.12【日記】
オスロスク1999-2009 オフィシャル マネージャーズチョイス
有楽町マネチョロード、次は若いオスロスクです。

オスロスク AUCHROISK 1999-2009 OB THE MANAGER'S CHOICE #11323 60.6%
しっかり若い麦、蜂蜜、バニラ、フレッシュな柑橘、鋭くくっきりした味わい、若々しい麦の旨味と蜂蜜の甘味。若さは強いがオフフレーバーはあまり感じない。
【Good/Very Good】
ベンリネスに続くオフィシャル・マネチョはオスロスクです。
1999蒸留で熟成は10年前後と、若いものの多いマネチョの中でも特に若いボトルでしたね。
さすがに麦感を中心に若々しさが強く感じられ、複雑さもさほどありませんでしたがニューポッティというわけではなく、くっきりとした強い味わいでキレもあり鋭い印象のボトルでした。
若いなりに各成分の主張の強い味わいで、なかなかあなどれない美味しさでした。


オスロスク AUCHROISK 1999-2009 OB THE MANAGER'S CHOICE #11323 60.6%
しっかり若い麦、蜂蜜、バニラ、フレッシュな柑橘、鋭くくっきりした味わい、若々しい麦の旨味と蜂蜜の甘味。若さは強いがオフフレーバーはあまり感じない。
【Good/Very Good】
ベンリネスに続くオフィシャル・マネチョはオスロスクです。
1999蒸留で熟成は10年前後と、若いものの多いマネチョの中でも特に若いボトルでしたね。
さすがに麦感を中心に若々しさが強く感じられ、複雑さもさほどありませんでしたがニューポッティというわけではなく、くっきりとした強い味わいでキレもあり鋭い印象のボトルでした。
若いなりに各成分の主張の強い味わいで、なかなかあなどれない美味しさでした。
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2013.06.07【日記】
良いシェリー感だったオスロスク30年 オフィシャルリミテッドエディション
ずいぶんまろやかな味わいで予想外でした。

オスロスク AUCHROISK 30yo OB LIMITED EDITION 54.7%
bottled in 2012, one of 2976 bottles, American & European Oak Casks
良いシェリー系フルーツ、プラム、皮つきのブドウ、ドライフルーツ、カラメルや黒糖、良いウッディネス、度数のわりに滑らかな口当たりから芳醇に広がる、シェリー系のフルーツにトロピカル感が見え隠れ、焦げ感、ジャムの甘味、心地良く引き締めるタンニンの渋味、オイリーで長い余韻。
【Very Good】
最近リリースされたオフィシャルリミテッドエディションのオスロスク、30年熟成です。
バーボンとシェリーのヴァッティングだと思われますが、色からも味からも、シェリーの比率が結構あるように思います。熟したフルーツ感が充実しており芳醇で、ウッディネスも強すぎず、やや粘性のある濃い甘味と渋味のバランスもとても良いです。ヴァッティングの妙でしょうか。
ディアジオのこの手のボトルは、樽の種類によらずリフィルのプレーンな印象の樽感でキレのあるのものが多い印象でしたが、これはなかなか良いシェリー感が全体を覆っている印象で、度数のわりにかなりまろやかで暖かい印象のボトルでした。


オスロスク AUCHROISK 30yo OB LIMITED EDITION 54.7%
bottled in 2012, one of 2976 bottles, American & European Oak Casks
良いシェリー系フルーツ、プラム、皮つきのブドウ、ドライフルーツ、カラメルや黒糖、良いウッディネス、度数のわりに滑らかな口当たりから芳醇に広がる、シェリー系のフルーツにトロピカル感が見え隠れ、焦げ感、ジャムの甘味、心地良く引き締めるタンニンの渋味、オイリーで長い余韻。
【Very Good】
最近リリースされたオフィシャルリミテッドエディションのオスロスク、30年熟成です。
バーボンとシェリーのヴァッティングだと思われますが、色からも味からも、シェリーの比率が結構あるように思います。熟したフルーツ感が充実しており芳醇で、ウッディネスも強すぎず、やや粘性のある濃い甘味と渋味のバランスもとても良いです。ヴァッティングの妙でしょうか。
ディアジオのこの手のボトルは、樽の種類によらずリフィルのプレーンな印象の樽感でキレのあるのものが多い印象でしたが、これはなかなか良いシェリー感が全体を覆っている印象で、度数のわりにかなりまろやかで暖かい印象のボトルでした。
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