2019.05.21【日記】
インペリアル 1989-2010 BBR ベリーズオウンセレクション #178 46%
インペリアル IMPERIAL 1989-2010 Berry Bros & Rudd Berrys' Own Selection #178 46%
香りは軽やかでフローラル。薄めた蜂蜜とオレンジ、奥から心地良いモルティと干したワラ。
飲むと優しい口当たり。淡いコクのある甘味、優しいモルトの旨味、癖がなく心地良い余韻で次の一杯が欲しくなる。
【Good/Very Good】
BBRが2010年にボトリングした、46%加水シングルカスクのインペリアル1989、およそ21年の熟成です。
加水の影響もあってか優しく軽やかでフローラルな香味で、モルティさとその旨味もほどよく主張してきました。
たまに出てくる1990や1995のような極端にフルーティに振れたタイプではなく、このインペリアルには特別な個性があるわけではありませんが、全体としてはとても心地良い香味でした。
こういうものは家で淡々と飲むもよしですが、バー飲みする時は序盤の1杯として良い仕事をしてくれると思います。
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2017.02.19【日記】
ニューリリース:インペリアル 1995-2016 21年 モルトマン #20155 48.9%
インペリアル IMPERIAL 1995-2016 21yo The maltman #20155 48.9%
one of 298 bottles, Bourbon cask
香りはオレンジマーマレード、アプリコットティー、バニラクリーム、ミント、オーク、こなれ始めた麦感。
飲むと滑らかな口当たりから広がる、アプリコットティー、コクのある蜂蜜の甘味、引き締めるオーク、長めの余韻。
【Good/Very Good】
メドウサイドブレンディング社のモルトマンからのニューリリース、インペリアル1995、21年熟成。
一時次々にボトリングされたインペリアルですが、そろそろ打ち止めの様であまり見なくなりました。
今までリリースされた1995のインペリアルは、私がたくさん飲んだウイスキーフープのものも含めて結構たくさんありましたが、その中でも最も熟成感と濃縮感があるように思いました。
特にアプリコットティーやジャム系のニュアンスが強く感じられ、コクのある甘味は蜂蜜様で、クリーミーでリッチなオーク感もありました。
熟成が長いとリフィルバーボンカスクでもシェリーみたいなジャム感を帯びてくることがあるのですが、このインペリアルはそこまで長熟でもないのにそういうニュアンスがあって、美味しかったです。
少し値段も高くなってきましたが、閉鎖蒸留所の美味しいボトルですから、買って損は無いと思います。
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2016.03.05【日記】
ニューリリース:インペリアル 1995-2015 19年 アンチルフィルタードコレクション #50213,50214
インペリアル IMPERIAL 1995-2015 19yo SIGNATORY The Un-Chillfiltered Colection #50213,50214 46%
Hogsheads
香りはオレンジと淡く桃や柿、バニラ、優しい麦感、少しクリーミー。
飲むと優しい口当たりで少しスパイシー、オレンジ、バニラ、優しい麦の旨味、コクもある薄めた蜂蜜の甘味、少し引き締めるオーク、甘やかでオイルを伴う余韻。
【Good/Very Good】
シグナトリーのアンチルフィルタードコレクションから、ニューリリースのインペリアル1995、19年熟成です。
姉妹樽のホグスヘッド2樽のヴァッティングで、このパターンはシグナトリーはたまにありますね。
このヴィンテージのインペリアルは結構いろんなところから出てきていますが、このアンチルフィルタードコレクションは、加水ということもあってか優等生的なタイプでした。
特別に突き抜けたところはありませんが、ほどよいバーボンカスクを感じる優しい香味で、この日の序盤に飲みましたがちょうど良いスターターでした。
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2016.02.25【日記】
自宅テイスティング:インペリアル 1995-2015 19年 シグナトリー ウイスキーフープ向け #50163


インペリアル IMPERIAL 1995-2015 19yo SIGNATORY VINTAGE for THE WHISKY HOOP #50163 53.0%
one of 257 bottles, Hogshead
・香り:
まったりと濃厚,アプリコットジャムや強くマーマレード,バニラクリーム,ココナッツ,しっかりヘーゼルナッツ,心地良いオーク,穏やかな麦感,奥からタールとスモークの強いピート、リッチ。
・味わい:
穏やかな口当たり,強い粘性あり,徐々にヒリヒリとスパイシーになりオーキーさが強めに出てくる,アプリコットジャムやパイナップル,ワックスとココナッツオイル,蜂蜜のコクのある甘味,引き締めるオークのタンニン,淡く生木っぽさ,意外なほどピーティでタールがしっかり。
・余韻:
まったりした濃厚フルーツとタール、オイリーさのある余韻は長め。
・加水:
やや平坦になるが概ねそのまま伸びる。
・総評:
まったりとした粘性がある濃厚なフルーツ感やオイリーさが魅力的。
バーボン系の樽感もしっかりとありオークのタンニンのニュアンスはやや強めたが味を深めている。
タールっぽいニュアンスがあったのも印象的だった。
【Good/Very Good】
THE WHISKY HOOPがボトリングした,シグナトリーのインペリアル1995,19年熟成です。
多くの1995年蒸留のインペリアルらしくまったりと濃厚で粘性もあるモルトで,オークも効いており飲み応えがあります。
そこまでは想定の範囲内だったのですが、タールっぽさの強いピーティなニュアンスがあったのが印象的でした。
それほど引っ掛かりは無いのですが濃厚で若干の生木っぽさも伴うタンニンがありやや飲み疲れする部分があり,パンチ力は同時リリースのバルミニックよりもあったのですが結果的にはあちらの方がじゃぶじゃぶ飲めてしまいました。
1杯の満足感で言えば完全にこちらで,余韻も長くリッチなモルトでした。
1995のインペリアルというとボトラーズで結構いろんなものがありましたが,その中でも個性的な1本だと思います。
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2015.07.15【日記】
ニューリリース:インペリアル 1995-2015 19年 シグナトリー ウイスキーフープ向け #50163


インペリアル IMPERIAL 1995-2015 19yo SIGNATORY VINTAGE for THE WHISKY HOOP #50163 53.0%
one of 257 bottles, Hogshead
香りは華やか、粘性を感じる柔らかなアプリコットジャム、オレンジ、ココナッツ、ヘーゼルナッツのリキュール、バニラ、蜂蜜、オーク、ほどよくこなれた麦感、クリーム系のオイル、淡くピート、リッチ、飲むと度数のわりに穏やかな口当たりから徐々にスパイシーになる、とろりとした粘性のあるテクスチャー、アプリコットジャム、パイナップル、ジャムと蜂蜜のコクのある甘味、心地良いオークと味を引き締める淡いタンニン、ややオイリーで奥からタール、心地良い余韻は長め。
【Good/Very Good】
私ともお付き合いの深い方々が設立した新しいボトラー,「THE WHISKY HOOP(ウイスキーフープ)」がボトリングした,シグナトリーのインペリアル1995,19年熟成です。
ウイスキーフープは会員制のボトラーで,樽選びは東西の素晴らしい見識を持ったバーテンダーさん達がされています。
恐らくはバーボンホグスと思われる華やかさを伴う香り立ちで,バニラやココナッツ,蜂蜜,そして適切なタイミングでボトリングされたことを感じるほど良い麦感とオークのニュアンスもありリッチな香りでした。
クリーミーさもあり香りの段階で粘性を感じるような雰囲気があり,ヘーゼルナッツのリキュールのような甘やかさも好印象でした。
飲んでみると予想したようなとろりとした粘性のあるテクスチャーがあり,アプリコットジャムや蜂蜜のようなコクのある甘味がとても良かったです。
オーキーさも味を深めておりリッチな味わいなのですが,後半に思いのほかタールっぽい主張があったのが興味深く印象的でした。
インペリアル1995というと,自分は濃いめのアプリコット感やパイナップルなどのトロピカル系統のフルーツ感,そしてやや粘性のあるテクスチャーのモルトを予想してしまいますが,今回のフープのボトルはその予想通りの味わいをしっかり持ちつつ,タールやオークが味を深めて複雑にもしていました。
アプリコットジャムや強い粘性など,私が美味しいクライヌリッシュに感じるようなニュアンスもあり,個人的に好みの方向性でもありました。
これと後日ご紹介するバルミニック1988がTWHの最初のリリースとなりましたが,どちらも極端に突き抜けているとまでは言いませんが期待を上回る魅力を持ったボトルで,CPも良く,ボトラーとしての方向性を示してくれたように思います。
今後のリリースも楽しみにしています。
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2015.03.02【日記】
ニューリリース:インペリアル 1995 18年 シグナトリー アスタモリス向け #50147


インペリアル IMPERIAL 1995-2014 18yo SIGNATORY VINTAGE for ASTA MORRIS #50147 52.4%
one of 289 bottles, Hogshead
香りは重めのフルーティ、オレンジ、パイナップル、クリーム感のあるオイリー、オーク、飲むと滑らかな口当たり、芳醇に広がる、オレンジマーマレード、パイナップル、コクのある甘味、ややクリーミーで長めの余韻。
【Good/Very Good】
シグナトリーからアスタモリス向けにボトリングされた,ニューリリースのインペリアル1995,18年熟成。
インペリアルの1995というと,最近リリース何本かあったスコッチモルト販売さんからの多彩でバランスの良いタイプが印象的でした。
しかし思い出してみるとその前に,ユアンズチョイスなどのダンカンテイラーからのリリースや,信濃屋さんのナブリオーネなど,トロピカルフルーツが強いタイプもありました。
今回のボトルは,後者のトロピカルタイプでしたね。
非常にフルーティで,カスクストレングスですがクリーミーで滑らかな飲み心地があり,なかなか良かったです。
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2015.01.15【日記】
ニューリリース:インペリアル 1990 23年 ジャックウィバーズ オールドトレインライン #1360161


インペリアル IMPERIAL 1990-2014 23yo JWWW OLD TRAIN LINE #1360161 55.7%
one of 354 bottles, Bourbon Cask
香りはオレンジ、アプリコットジャム、バニラ、シナモン、濃いめの麦感、飲むと粘性のあるテクスチャー、アプリコットジャム、パイナップル、麦の旨味、コクのある甘味、長めの余韻。
【Good/Very Good】
ジャックウィバーズからニューリリースのインペリアル1990,23年熟成です。
香りは最近多いバーボン系の青リンゴっぽいフルーツ感ではなく,熟したオレンジやアプリコットジャムのような濃厚なフルーツを感じ,麦感もしっかりと感じられました。
実際に飲んでみると粘性を感じる濃いめのフルーツにはパイナップル系のトロピカル感も伴っており,麦の旨みも感じられ,甘味にはコクもあってかなり良いニューリリースでした。
1990のインペリアルというと,2009年に日本向けのウイスキーマガジンの創刊記念(だったかな?)にボトリングされた能面っぽいラベルのものが,同様にトロピカルで粘性を感じるものだったと記憶しています。
今回のボトルを飲んでそれを思い出しました。
最近ドイツ系のボトラーのリリースにあまり勢いを感じませんが,今回久しぶりにピンとくる良いニューリリースに出会えました。
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2014.04.06【日記】
ニューリリース:インペリアル 1995 18年 スコッチモルト販売 ザ・テイスター


インペリアル IMPERIAL 1995 18yo SCOTCH MALT SALES “The TASTER”#50349 56.2%
one of 242 bottles
香りは華やかでフルーティ、オレンジなどの柑橘、桃や洋梨、爽やかなフローラルもある、バニラ、オーク、しっかりした麦、蜂蜜、淡くバターやナッツ、飲むと度数のわりに柔らかくそこから広がる、熟した柑橘、トーストを感じる麦とその旨味、蜂蜜の甘味、オークのタンニン系の渋味が味を引き締める、ボディは厚めでフルーツと麦と淡くオイルを感じる長めの余韻。
【Very Good】
スコッチモルト販売さんが久しぶりに出したザ・テイスターシリーズは,インペリアル1995,18年でした。
BARやイベントなどで私もしばしばご一緒させていただく素晴らしいテイスター,吉村宗之さんが選んだボトルです。
良いバーボンカスク熟成と思われる多彩なフルーティさやフローラルさが強く感じられ,またこのヴィンテージのインペリアルにしばしば感じられる桃や洋梨など熟した多彩なフルーツが徐々に広がってきました。
フルーツ感においては実際の熟成期間よりも長い印象なのですが,それでいてこの熟成期間ゆえの麦の主張が同時に感じられるのも好印象でした。
高度数ですが口当たりの刺激は強くなく,味わいにおいても香り同様にしっかりとフルーティが感じられ,また麦感とその旨みも堪能できます。
蜂蜜のようなコクのある甘味もとても良かったです。オークのタンニンっぽい渋味もありますが,味を深めているように思います。
総合的に見ても完成度の高いボトルです。
インペリアル1995は今までにも結構な種類を飲む機会があり,フルーティで美味しいものが多い印象ですが,このボトルは特にフルーティで熟成感があるように感じました。
オークのニュアンスやタンニンもイガイガして引っかかる手前に留まっており,長熟ではありませんが詰め時に詰められた欠点の見当たらないボトルだと思います。
同ヴィンテージの中でもアタマひとつ抜けた印象がありますね。
さすが宗さん,良いボトルを選ばれましたね。
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2013.12.14【日記】
ニューリリース:インペリアル1995 18年 スコッチモルト販売 チールナンノク


インペリアル IMPERIAL 1995-2013 18yo SCOTCH MALT SALES TIR NAN OG 53%
桃やパイナップル、オレンジ、時間とともにフルーティは強まる、バニラ、ショートブレットのような強めの麦、ココナッツやシナモン、飲んでも桃やパイナップル、コクのある蜂蜜の甘味、生木のニュアンス、麦の旨味、ボディは厚めでスパイシーな余韻。
【Good/Very Good】
スコッチモルト販売さんのチールナンノクシリーズからインペリアル1995、18年熟成。
記載はありませんが良いバーボンカスク由来と思われる成分が良く出ており、それに加えて桃やパイナップル系のフルーツ感が時間とともにじわじわと広がってくるように感じられました。若いモルトらしい強めの麦感や刺激もありますが、そのぶんボディもあり飲み応えも十分です。
フルーツ感と麦感がともにしっかりと感じられ、コクのある甘味もあり、未熟感はあまりなくなかなか仕上がったボトルだと思います。
素直に良いニューリリースだと思いました。
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2013.06.15【日記】
ニューリリース:インペリアル1996-2013 GM EXCLUSIVE #5604


インペリアル IMPERIAL 1996-2013 GM EXCLUSIVE #5604 59.3%
one of 220 bottles, Refill Sherry Hogshead
生姜っぽさを伴う強い麦感、蜂蜜、オレンジ、バニラ、オイル、コクのある蜂蜜の甘味、わりとボディあり、少しウッディネスのタンニンが味を引き締める。
【Good/Very Good】
ニューリリースのGM、EXCLUSIVEシリーズからインペリアル1996。
若さを伴う強めの麦感に、蜂蜜の様なコクのある甘味が楽しめました。
熟成が短いわりに樽のタンニンが効いているのも味に深みを出しているようで、若いのにわりとよく仕上がったモルトでした。
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2012.11.07【日記】
プチSBT 2012年10月 ボトルB正解
プチSBTボトルBの正解は・・・、
インペリアル IMPERIAL 1995-2012 16yo DT Dimensions #50055 53.8%
でした。
情けない話ですが、このボトルに関しては正解を聞いても全くピンときませんでした・・・。
インペリアルは、1990のダンカンテイラー”ユアンズチョイス”やウイスキーマガジンジャパンのボトル、1995だと信濃屋さんのオリジナルやエージェンシーとスリーリバーズのコラボのアートワークのボトルなんかが記憶に残っていますが、どれも熟成年数の割にはフルーツ感があって好印象だったという記憶でした。
インペリアルでこのボトルのように強い麦感や太い酒質を感じさせるものには出会ったことがなかったように思います。
naoskprsさんの話では、最近インペリアル1995はちょっと流行っているらしいとのこと。
少なくともこのボトルに関しては、わりと私の好みではありますが、最近の流行の味ではないような気がします。
御馳走様でした。
次回のプチSBTも楽しみです。
そういえばこのダンカンテイラーの「Dimensions」ですが、いまだにピアレスコレクションとして売っている酒屋さんが結構ありますよね。ちょっと前まで売っていた「RARE AULD」まではほぼ同じラベルですしピアレスでも良い気がしてましたが、さすがにこっちは無理がある気がします。内容もピアレス(=比類ない)という感じからは遠ざかった若いものが多いですしね・・・。
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- SBT
2012.11.06【日記】
プチSBT 2012年10月 ボトルB評価・予想
引き続きプチSBTボトルBの評価・予想です。
プチSBT:B
香り:
ヴァニラ、オイル、蜂蜜、ライ麦パンのようなしっかりしたモルティ、青リンゴ、若いハイプルーフのアルコール感、近年詰めの良いバーボン樽の印象。
味わい:
オイリーなバタートーストに蜂蜜をかけたような味わい。やはりハイプルーフらしいスパイシー。フルボディでコクのある甘さは印象的。
余韻:
蜂蜜や麦の濃い甘さとスパイシーな余韻が長い。
総評:
良いバーボン感としっかりしたモルティ&オイリーな厚い酒質を感じる旨いモルト。最近飲んだ中ではプルトニーに多いニュアンスで、その他ではバルブレアやクライヌリッシュ、オフィシャルCSのダルウィニーにも感じた。太い酒質のモルトを良いバーボン樽で熟成させるとこんな感じになる印象。
【G/VG】
予想①プルトニー、②クライヌリッシュ、③バルブレア
1990~1995年の蒸留で15~20年の熟成。
60%前後の度数。
樽はバーボン樽。
それでは正解は次回。
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- SBT
2012.08.19【日記】
最新のアートワーク:インペリアル 1995-2012 16年 スリーリバーズ&ウイスキーエージェンシー アートワーク
例にもれずフルーティでした。
インペリアル IMPERIAL 1995-2012 16yo TR & TWA 52.1%
EX-BOURBON WOOD, one of 266 bottles
香りはわりと華やかでフルーティ、青リンゴ、ヴァニラ、桃、ほどほどに麦。
味わいは桃と柑橘などフルーツがしっかり。熟成年数のわりに若さはあまり感じない。ボディも含め全体にキレがあり軽やか。
【Good/Very Good】
スリーリバーズとエージェンシーのコラボ、「アートワーク」シリーズの第3弾。
このインペリアルはここ数年にいくつか出てきた1995ヴィンテージのものと同様、フルーティさが前面に出た、熟成が若くても完成度の高い仕上がりです。その中ではキレのあるシャープな印象でしょうか。
また、フルーツの中にバーボン樽の良い成分がしっかり感じられます。
ややボディが軽くそれほど深みは感じられませんが、非常にフルーティでコストパフォーマンスの高いモルトです。
ちなみに同時リリースのグレンマレイ1977は、熟した桃やトロピカル要素など濃厚なフルーツ感が強いですが、ややウッディネスを強く感じバランスを崩した印象で、評価はGoodとしました。
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