2012.10.28【日記】

自宅テイスティング:ダルモア1989-2000 11年 シングルカスクコレクション #7930

瓶熟の影響もあるのか、シェリーバットの短熟でも結構良い仕上がりと感じました。

 


ダルモア DALMORE 1989-2000 11yo #7930 60.5%
THE SINGLE CASK COLLECTION, COLLECTION 6, SERIES 18,
Matured in:SHERRY BUTT
Cask No.7930
one of 555 bottles



・香り:
ややもっさりしたシェリー感、チョコレート、オレンジ、黒糖、しっかり主張する若い麦感、強めのアルコール感、ちょっとブランデーのニュアンス、アプリコット、プラム、蜂蜜、バターで炒めたナッツ、結構オイリー、かすかにサルファリー


・味わい:
度数よりはアルコール感が最初強くなく徐々にじわじわと来る。もっさりしたシェリー、プラム、わりとミーティ。オイリーなナッツ、麦感は強い。甘味はまったりと濃い。シェリー感からくる甘味、麦や蜂蜜のような甘味、アルコールそのものの甘味、これらを併せて感じているよう。シェリー樽だが収斂性のある渋味はほとんどなく、深みを出す程度。ボディはミディアム~フル。


・余韻:
ミーティでオイリーでまったりした甘味が長い。


・加水:
ほぼ崩れない。多めの加水も問題ない。


・総評:
11年程度の熟成で、しかも熟成の遅いバットでの熟成にもかかわらず、良くできている。短熟が功を奏したようで麦感とシェリー感が特に甘味において無理なく融合している。甘くオイリーで飲み応えもあるダルモア。きっと瓶熟も仕上がりに寄与していると思われる。


【Good/Very Good】


60~70年代前半のモルトでシェリー樽のものの中には、短熟でも厚い麦感とボディに加えて非常にフルーティな熟成香が乗っているものがしばしばあります。
このボトルは、それと比べれば小さくまとまった感じではありますが、最近の蒸留でバット樽の短熟なのに荒々しさはそれほど感じず、麦感・ボディとシェリーのフルーティさが無理なくバランスして仕上がっていると思いました。

但し、同じボトルを5年以上前に飲んだ時には正直美味しいと思いませんでした。単に私の舌が寛容になった可能性も否めませんが、恐らくは、短熟シェリーが瓶熟によりマイルドになり丁度良くなった可能性が高いのではないかと思います。



 

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